■■ GO! GREYHOUND!全米長距離バスの旅 ■■  

 VOL.3 ワシントンDC+フェラデルフィア編 






連邦政府国会議事堂。 想像していたより遥かにデカイね。
当時撮影のプリントを 今回スキャンしたので褪色等ご容赦ください。車種で年代が解ります(^^;)


■ チャタヌガを午後に立ったグレイハウンドは 深夜のインターステーツを爆走し、


 首都ワシントンに向かうルート81は日中夜間とも交通量も多く、その分路面も良く整備されていた。 アパラチア山脈を抜けるとはいえ、日本の高速道路の山道とは違い 車に負担が掛かるアップダウンはほとんど無い。 
 車内では知り合った地元の大学生と馬鹿話。 三沢基地の軍属の子供もいて、やれ日本の免許証を見せろだの 俺の名前を漢字で書けだの ウマウマと連中の暇つぶしのネタにされてしまった。 無論その手のコミュニケートはこちらも望む所なのだけどね。(^^;)
 早速「魔威毛留」だの「慕微意・案差亜」だの連中にウケそうな暴走族風の名前を書いてやったら喜んでくれた。 後で日本人に見せて意味を知ったら怒ったかもしれないがネ(^^;) 
 その後 漢字の原点は中国の象形文字(例のウ冠の下に人々で家だとか 木が3本で森になるとかの話)の話から それではローマ字の起源はピラミッドか?に移り、比較文化論からお得意の人類の起源、ピテカントロプス エレクトスの生活まで はるか悠久の古代世界史にいたる話は尽きないのであった。 そのお礼は連中が隠し持ったる○○○o○の雌○で・・・、 うむーこれ以上はヤバすぎて書けませんね。 いくら時効でもね(^^;)ヾ ハハハ。  
 
 てな訳で翌朝ついにバスは東海岸に出た。LAを出発後実に15日後だった。 ワシントンには午後一時着。 丸々24時間乗りっ放しで腰は痛むのだが バスディボ到着後、すぐ市内観光に飛び出す事にした。 





こちらがワシントンメモリアルへの入り口。エレベーターがあるが狭いので1時間待ち。
それでも アメリカ人なら一度は上ってみたい記念塔らしい。人気あり。




■ 好奇心旺盛の当方には 狂喜乱舞のスミソニアン博物館
 

 
 今回の様に時間に余裕のある旅では じっくり見たい所がありますね。それがワシントンのスミソニアン博物館。  やはり本物を見る事はとても意義があると思うのです
  皆様ご承知の通り 一口にスミソニアンと言っても沢山の博物館の集合体でして、自分が興味の有るのはその中でも航空宇宙博物館や自然史博物館、歴史博物館、産業技術館などですね。    



■ ますは航空宇宙博物館へ。 
 


   もう飛行機好きには聖地のような場所です。 あまりにも有名な世界最初の動力航空機「ライト兄弟のフライヤー号」、 「翼よあれがパリの灯だ」のリンドバーグのスピリッツオブセントルイス号。 初の音速機X-1号.はては人類初の月着陸船アポロ11号の指令船等々、 全-部本物です。 私は一機ずつ拝んで回りました(^^;)

 フライヤー号は相当補修が入っており どこまで当時のパーツが残ってるかは???との話も聞きますが、いくら手が入っていても、スミソノニアンのが世界に1機しかない「正真正銘の本物」ですから、俗に言うレプリカとはまったく違います。
 さらにはリンドバーグの機体も本物との説明ですが、いずれも天井から惜しげもなく吊るされていますね。 落ちたらどうするのかと余計な心配もしますけど、 翔ぶ事で命を与えられた機体たちですから、今でもああやって飛び続けている事が彼ら(彼女ら)には幸せなのでしょう。
              
 事実上世界最初の実用ジェット機Me262      英国の誇りスピットファイアー      今も飛び続けるリンドバーグ

   その他 第二次世界大戦の戦闘機なども、有名な所はほとんど揃えられています。 私は初めて実機を見るものばかりです。 メッサーシュミットMe262 P-51、F6F、零式艦上戦闘機、スピットファイヤー等々。 まあこれはほ沢山集めましたね。
第一世代のジェット機も良く整備されていて P80。F84、ミーティアもありました。
ここらの話は飛行機に興味のない人には 何の理解もいただけないでしょうけれど。 



■ そして 中身の濃い自然史博物館と産業技術館
 


   こちらも良くできていましたねえ。 充実した恐竜の骨格展示、大きなダイヤモンドから、剥製、植物標本、人類の歴史、発掘された宝物、骨董美術絵画まで。 あるわあるは もうお宝ザクザクですね(^^;)ヾ
 でも本当に驚いたのはダイヤモンドではなくて、世界各地の自然環境を実物大のジオラマで再現しているコーナーでした。 日本のは広葉樹林の様子が再現されていました。 まあこれが当方の田舎の山の中とまったく同じ。(^^;)ヾ 
植物の生え方や落ち葉の様子、雑草に至るまで、本当によく再現されていました。 この分なら同じ様にジオラマが作られていた世界の自然環境(南米のジャングとか、中東の砂漠とか)も絶対完璧に再現されているでしょう。 底知れぬ、アメリカの力ですね。
 さらには別棟の産業科学技術館も産業革命以後、蒸気機関や紡績機、農機具の歴史から始まって、工業製品、コンピューター、自動車家電などなど はては銃砲火気類の展示にいたるまで 本当にアメリカは展示するのが上手いし、コレクションへのこだりはさすがスミソニアンですね。 なにしろ未整理の資料がまだまだ倉庫に眠っているとの事ですし。 


       
 自然史博物館の恐竜のコーナー 写真で1/3程度か       世界最初の「コンピューター」リレーの塊。
 「電機」「電気」計算機の元祖と称するのが正確か。




■ ケネディ大統領の墓参りと ホワイトハウスに国会議事堂見物。
 


  
 ケネディ大統領の記念碑には小さな火が灯っておりました。 トーチハズパスツーザヤングアメリカですから。 この後1990年ぐらいにケネディ大統領がリバイバルしたときTV画像に写された小さな火は 5倍ぐらいに大きくなっていましたね(^^;)。

 その後はホワイトハウスの見学です。全部歩いていける距離にあります。 もちろんそれぞれツアーがありますが室内は撮影禁止だったので詳細をお伝えできません。 もちろん調度品、室内装飾も立派なものでした、(今はセキュりティの問題で見学は中止されているやに聞きましたが・・・。

** 後日記。 昔の事とて現在の記憶は途切れていますが、ホワイトハウスの見学ツアーは当時から人数限定で、本人が当日の朝早朝から並ばないと整理券が手に入らなかったと思います。 つまりはわざわざ翌日一番に動いたのでしょうね。 

       
 こちらがケネディの自由の松明(トーチ)       記念公園の良い場所にありますが、炎が小さい(^^;)ヾ





■ フーバービルはFBIの本拠地で
 


 こちらのビルにも見学ツアーが出ていまして、科学鑑識の仕組み、犯罪捜査の歴史、押収銃火器の展示、等々 外国人にも判りやすく説明されています。 
 しかし、何といってもこのツアーの売りは最後に行われる銃器の展示試射です。 観衆は射手の後方防弾ガラス越しからの見物ですけれども迫力ありました。 FBIの係官が撃って見せるのですが、さすがプロ、撃つ時の腰の構えが違う(^^;)ヾ。 後日日本でも有名になった両手撃ちのFBI式射撃スタイル(銃把の下を支える)ですね。
 試射は拳銃だけですが、22口径リムから始まって、38口径、9ミリパラ、45口径ガバも一発(^^;)ヾ。
  そして最後は大サービスで ギャング映画で有名なトンプソンガンも一連射かましました。 バリバリバリバリっと。(^^;)ヾ これには実弾になれているアメリカ人も興奮していました。




こちらがフーバービルの玄関。 
911直後は要塞のような警備体制だったと聞くが 自分が行った時は美人の受付嬢が一人(^^;)




 FBIにとって マフィアとの対決の歴史は 自らの存在価値を広報するには 一番の方法なのでしょう。 日本人にとっては警察は江戸時代からの流れで「お上」的な存在なのに対し、アメリカ人にとっては 治安維持とは開拓時代からの延長線上にある地元自警団の延長線たる「保安官」の意識ですから  個人の権利保護より合衆国政府の権益を守ろうとするFBIに批判的な意見も耳にしますね。 したがってFBIも納税者からの批判、意見等は謙虚に耳を貸すし、一般広報にも努めているのでしょう。 日本の警察庁に観光ツアーなんてありますか??

     



■ こんな調子で、 

   首都ワシントンは見物終了となったのですが、実は博物館めぐりだけの為に3泊(^^;)もしたのです。朝一番に入って見始めて、お昼は館内のカフェテリアでサンドイッチ食って、夕方5時まで粘るのです。 じっくり見たらそれでも足らず、自然史博物館のアフリカとアジアは端折りました。中東の展示物も充分には見られませんでした。 もうキリが無いです。 
 その他にも 世界最初のコンピューターとか(砲弾の弾道計算用。真空管と言うより、リレーの集合体)ガンマニアには垂涎のコレクションとか。(西部劇のコルトからAK47、M16,M700まで・・。)  日本ではオタク系の人しか興味を抱かない物までが 一般の展示物として平然と並べられています。 。好奇心の旺盛な当方には堪らない博物館めぐりだったのですね。 

 最終日は近所のスーパーで調達した食材を元に、ユースの部屋で盛り上がりました。 基本的には禁酒です。あそこは。 
 その際ドイツ系スイス人のペアに当方が習った大学の第二外国語たるドイツ語の成果を試しましたが 一言も通じませんでした。 ウギー 俺の青春を返せー_| ̄|○。


 で、翌朝一番のグレイハウンドで北上しました。次の目的地はすぐそこでした。



■ 伝統のフィラデルフィア

   
 当方の学生以来更新のない知識(^^;)ヾでは この町はジェファーソンの独立宣言で有名です。 一番の売りものはやはり独立宣言の町でして、東海岸パブリシティの勇として歴史のある町です。


街の中央が独立記念公園になっていまして、お札で有名な建物と自由の鐘が一番のお宝です。 さすがにアメリカの国宝?ですから鐘は特別ホール中央に鎮座ましましておりました。 有名なヒビも堂々と入っていると言うか、話の通りというか、自由主義の象徴である分、市民の財産として貴重な物でもきちんと公開する姿勢は評価したいです。 もちろんすぐ横にはナショナルガードの職員も警備していましたが見物人は当方一人。 妙にサービスが良くて 記念写真まで撮ってもらいました。 
 まあ今ではそんな 安直な警備では無いと思われますけどもね。 アジアから来た観光客にアメリカの自由と民主主義をアピールしている事はよくわかりました。


こいつが有名なリバティベル。想像していたよりはデカイとの実感ですね。
し仔細に見ると、ちゃんと中央部にクラックも入っている。




■ 追加記載 その他の状況

** どこに泊まっていたか?。 ワシントンではユースにしました。8人ドミトリーで一泊10ドルと記憶しています
** 設備はどうか? シーツ必要なら+2ドルだった記憶があります。 正直言って学生でないと利用は難しいでしょう。
外国の青年との出会いも多くその意味では面白いのですが。
  日本のユースとは相当感覚が違いますね。食堂もないし、ホールも無いですね。 これはワシントンだけかもしれませんね。
** メシは何を食っていたか?  ユースの人があそこが良いだろうと教えてくれた近所のカフェテリア24h OPENで8ドルで満腹なり。
** ただし予算的に厳しい時はスーパーで売っている食パンとコンビーフ缶(ブラジル産05ポンド缶が1ドル@@!)ですね。
 いずれも日本の5倍の量があって同じ金額でした





 
といった訳でワシントン+フェラデルフェア編でした。 

次は 世界の都 紐育編ですお楽しみに。 
現在までの走行距離5500マイルです











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