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小笠原旅行記 1日目2007.12.31-2008.1.6

小笠原諸島

いつかは行きたいと思っていた、日本で最も遠い場所。
それが「小笠原」

2011年に世界遺産に登録されたことで記憶に新しい小笠原諸島。
東京都に属しながら、その東京から1000kmも離れた、太平洋のど真ん中に浮かぶ絶海の孤島。
交通手段は月に5〜6便のフェリーのみ。しかも25時間も要する。
飛行機も飛ばず、旅をするなら1週間は要するこの島は、まるで人間が訪れることを拒み続けているようだ。
そのため、この小笠原は「東洋のガラパゴス」と称されるほど、貴重で独特な自然が多く残る。

美しい真っ青な海にはクジラが悠々と泳ぎ、イルカが遊びに来る。
深い深いジャングルには不思議な生き物と、人間の犯した戦争という過ちの記憶が生々しく残る島。
そんな島での滞在はまさに、この世の楽園と呼んでも差し障りないほど、美しいものだった。

小笠原へのアクセス

竹芝桟橋のおがさわら丸
小笠原に向かう定期便は、「おがさわら丸」という船のみ。
東京の竹芝桟橋と、小笠原の2つしかない有人島のひとつ、父島を結ぶ。
定期便とはいえ、就航する船はこのおがさわら丸一隻のみ。
そのため、出港日は毎日ではなく、月に5,6便という形になる。

このおがさわら丸が島へ人と生活物資のほとんどを運んでいる。
いわば、小笠原諸島と本土のはいぷラインこの船である。
高層ビルが立ち並ぶ大都会と、ジャングルに覆われた山が立ち並ぶ小笠原諸島が船で結ばれているというのも、なんだか変わった気がする。
ここから25時間半に渡る大航海が始まる。

◆おがさわら丸乗船の詳細記事◆

おがさわら丸乗船手続き
おがさわら丸の出港は午前10時だったが、午前8時には行列が出来ていた。
これは、整理券をゲットするための列。
乗船券は予約されていれば問題ないのだが、乗船の順番を決める為に整理券を別に手に入れなければならない。
早く並ぶのは、二等室で一番良いとされるCデッキの部屋を確保するため。
定員約200人の部屋だが、船の入口と同じフロアにあるので、大きな荷物を持っての船内移動が少なく、レストランも同じフロアにあるので便利。
それに、唯一窓がついている部屋で、水面より上にあるので船酔いも気持ちマシな部屋である。
長時間の乗船を少しでも快適にしたいなら、100番以内の整理券は手に入れたい。

東京タワーを背に、レインボーブリッジをくぐり、おがさわら丸は、父島を目指して出発する。

◆おがさわら丸の東京湾内の航行◆

おがさわら丸二等船室

ここがCデッキ二等客室。
この日は天気は良いが、風はきつく海は大荒れになる予想。
すでに大島などに向かう小型客船は天候不良のために欠航が発生している。
そのため、海面にほど近い窓には鉄製のガードが既に下ろされていて、かなり閉塞感を感じる。
しかも、正月で乗客が多く、人口密度も高そうだ。
それに、ところどころに置かれた金だらいが、これからの航海の過酷さを物語っている。
しかし航海が始まれば後悔しても遅い。
船が動き出したら、どんなに気持ち悪くても小笠原に着くまでは、この船と運命を共にしなくてはならない。

おがさわら丸レストラン
ただでさえ北風の影響を強く受ける冬の航海。
この日はとても風が強く、さらにその影響は色濃くなる。
何かにつかまらないと歩けない激しい揺れに人や荷物が転がる。
そして、廊下にはこの揺れに激しい船酔いを訴えて助ける求める人。
船内では自由にお湯を使い、インスタントラーメンを食べられるが、お湯を取りに行けるような状態ではない。
仕方なくパンやお菓子などで簡単な食事を済ませる人も多かった。
ただ、大みそかの夜にパンではどうも味気ない。
はいつくばるようになんとかレストランにたどり着き、おいしい夕食を頂いた。
レストランのテーブルとイスはしっかり固定され、食事も滑らないトレーに入れられているのでこぼれることはなかった。
乗員さんは手慣れたもので、この激しい揺れの中でも平然と料理を運んできてくれた。

おがさわら丸の島塩ステーキ定食
2007年最後の晩餐となった「島塩ステーキ定食」
小笠原特産の美味しい塩で頂く。
激しい船の揺れにも関わらず、皿の中でゆらゆらしているのは肉汁だけだ。
これで1300円はとても良心的。しかもおいしい♪
ビールやワインが欲しくなるが、この揺れなのでアルコールは自主規制した。

この後揺れは収まらず、レストランとシャワーの営業時間が短縮される。
長いこと生きてきたが、これだけハードな年越しをするのは初めてだ。
やることはもうない、カウントダウンなどもってのほか。
とにかく、海の魔物に体力を削られないように、無理やりにでも眠る。

◆おがさわら丸での食事の記事◆

→2日目(父島到着)へと進む
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週末の旅人

管理人 KUMA.
普段は平凡な会社員
アウトドアと旅行が趣味
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国内旅行業務取扱管理者
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