MonsterTV HDUS(F)が売れている本当の理由とは?




(注:当サイトではMonsterTV HDUS(F)をTS抜き目的に使用することを推奨しているのではなく、あくまでも実情を理解する為に
   概略を解説をしているものであり、TS抜きの詳細に関する質問等には一切お答えする事はできません。)


<Photo :とんかつサンド>   (2011年1月25日内容更新)



【どうしてMonsterTV HDUS(F)がどこも品薄状態なのか?】
さて、SKnetから発売されているMonsterTV HDUSであるが、どうしてどこも品薄状態なのだろうか?
それは恐らく、本パーツが俗に言う"TS抜き"を行える可能性がある機器だからではないだろうか?


【TS抜きとは?】
地上デジタル放送の電波の中には、映像や音声などのデータの他に様々な情報の信号が含まれている。その中には著作権
保護に関するコピー制御信号も含まれており、その信号によって録画した番組データをPC上で自由に編集や複製が出来ない
ようになっている。
そこでそれらの放送信号の中から映像や音声、あるいは番組情報や文字情報などを抜き出し、コピー制御信号を無効化して
しまうことにより、地デジの動画データを自由に再生、複製、編集などを行う事が可能となるのである。
(TMPGEnc 4.0 XPressでも読み込み可能となる。)

また、本来パソコン上で地デジチューナーを使用するためには、著作権保護規格であるHDCPに対応したモニターやグラフィッ
クカードが必要になるのに対し、TS抜きが行える環境ではこれらの制限も無関係になる。
つまりHDCPに非対応のPCでも、PCの基本的性能(パソコンがハイビジョン動画をスムーズに表示できる処理能力)さえクリ
アしていれば地デジの取り扱いが可能となる。

他では、本来ならば録画されたデータを再生させる時にもB-CASカードが必要になるのに対し、TS抜きされた動画データを再
生させる際にはB-CASカードは不要になる。

これらを実現させる代表的なPC用の地デジチューナーとしては、2007年10月に3万円で発売され、あまりの人気ぶりにしばらく
品切れ状態が続いたことでも話題になった「フリーオ(Friio)」が有名である。

ちなみにTSとは、MPEG-2トランスポートストリーム(MPEG-2 TS)の略であり、デジタルデータなので基本的にコピーによる劣
化がほとんど生じない。
アナログ放送をビデオテープに録画していた頃、できる限り高画質に録画するためには高価なビデオデッキにハイグレードなビ
デオテープを使い、さらに大きなアンテナを立てて極力良い条件で放送波を受信しようと努力していた。
ところが何の努力もせずに普通に記録されたTSデータは、テレビ局が流した最も高画質な画像をそのまま無劣化記録する
ことに等しい。

【MonsterTV HDUSの対策版と未対策版】
このMonsterTV HDUSは2008年5月に発売されたものであるが、発売開始早々、本体に簡単な改造を施す事によりTS抜きが
可能となる事が発覚した。しかし、その改造とは本体の基盤にハンダによる追加工が必要だったのだが、その後すぐに本体に
はいっさい手を加えず、ドライバーにパッチを当てるだけでTS抜きが可能となった。
このため、メーカーも7月末の時点で一旦出荷を停止し、9月にはTS抜きの対策版を再出荷した。これによって、それまで使用
されていたパッチが使えなくなった。これ以降、MonsterTV HDUSは未対策版と対策版というかたちで区別され、未対策版は
オークション等で高値で取引される事にもなったが、その後、対策版の本体でもTS抜きが可能となる。
2009年3月8日現在において、この両者は未対策版(HDUS)と対策版(HDUSF)という型名で区別されている。

どちらでもTS抜きが可能となっている今でも、希少性という理由から未対策版には高値がつけられているが、実用上は現行版
である対策版の本体でもTS抜きはできる。
尚、現在(2009年3月8日)でも、ごく稀に未対策版が処分価格で売られている場合もある。


【TS抜きを実現させる方法とは?】
さて、実際にTS抜きを実現させるためにはまず何が必要なのだろうか?
このあたりに関しては新旧の様々な情報が氾濫しており、現状に合った情報をまとめるのに少々の時間が掛かった。

以前は本体セットの他にICカードリーダーが別途必要だったのだが、2009年3月8日現在においては基本的に必要は無い。
つまり現時点においては本体セットさえあれば、後は動作に必要なパッチやソフト、プラグイン等を各所からダウンロードすればOK。
チューナー本体をPCに認識させるための導入方法に関しては対策版と未対策版とでは少々異なる点もあるが、番組を視聴、録画、
再生させるためのソフトの導入方法に関してはどちらも共通である。

ちなみに視聴、録画、再生には「TVtest」というフリーソフトを使用する。以前はTVtestでは再生に対応していなかったが、現在では
プラグインを導入することにより、TVtestのみで全てが可能となっている。(予約録画に関しては、TVrockというソフトが必要。)
また、TSファイルの再生に関しては、VLCプレイヤーやメディアプレイヤークラシック等でも再生は可能である。(別途にコーデックは
必要)

また、純正ソフトを使用して録画した動画データはあくまでも純正ソフトでしか再生することはできず、ドライバ類をTS抜き仕様にした
後では一切の再生ができなくなる。(但し、ドライバ&ソフト類を純正に戻せば再生は可能となる)

以上、これまでの情報をまとめると下記のとおりになる。

・本体には未対策版と対策版(現行品)があるが、どちらもTS抜きが可能

・本体への改造は不要で、ドライバソフトにパッチを当てることでTS抜きに対応する

・導入に関しては、本体セット以外の追加パーツ(ICカードリーダーなど)は基本的に不要

・地デジ放送の視聴、録画、再生にはTVtestのフリーソフトを使用する

・録画したTSファイルは自由に編集、加工、複製、再生が可能であり、録画データの再生に関してはチューナー本体やB-CASは不要

・録画したTSファイルはTMPGEnc 4.0 XPressで読み込み可能(自由に編集、加工、エンコードが可能)

・コーデックさえ入れてあれば、様々なプレイヤーで再生可能

以上となっている。

さて、問題の具体的な導入方法に関しては、諸先輩方のブログやサイト上で詳しく解説されているので興味がある方はググってみ
て欲しい。いとも簡単に多数のサイトが見つかるはずである。
(記:2009年3月8日)




【↓2009年5月9日追加情報↓】
ちなみに同社から発売されているダブルチューナータイプのMonsterTV HDU2 SK-MTVHDU2や、Vista64bit対応版のMonsterTV HD
UC SK-MTVHDUCをはじめとして、ロジテックのDialive LDT-FS100U、クイックサンのQRS-UT100BもHDUシリーズのOEM品であり、
全製品においてTS抜きが可能となっている。
しかし、これだけ同社の製品においてTS抜きが行われているにも拘らず、本体には一切対策を施す様子が無いところをみると、もはや
意図的としか思えなくなってきた(苦笑)


【↓2009年5月14日追加情報↓】
Vista64bit対応版のMonsterTV HDUC SK-MTVHDUCに関して、ちょっと気になる情報が舞い込んできた。
5月上旬以降に購入したユーザー達から、TS抜きをしようとしてもエラーが出てしまい、もしかしたら本体に何らかの対策が施された可能
性があるかもしれないというもの。
該当品の特徴としては、シリアル途中のアルファベットが「D」となっているものらしい。
この件に関してはまだ詳細が掴みきれていないので、判り次第追って報告をしたい。


【↓2009年5月15日追加情報↓】
DシリアルのHDUC本体におけるTS抜き対策問題について、基盤とチップがCシリアル以前のものから大きく変更されている事が判明した。
それに伴い何らかの対策が施されている可能性が濃厚となった。


【↓2009年10月27日追加情報↓】(11月8日一部内容更新)
上記にもあるとおり、TS抜きの対策版がリリースされ、エスケーネットの現行リリース版に関しては全てが対策版になってしまった。
一部の方々によって解析作業は進められているようだが、今のところはまだ解決していない。

しかし、今でも未対策版であるHDUSF等が1万円程度で突然店頭に並ぶことも珍しくない。実際、僕もつい先日にペンギンのキャラで有名
な某総合ディスカウントストアや、某大型家電店に大量に陳列されていたのを見たばかりである。(いずれも12,000円程度)
(2009年11月8日現在、僕の家の近所にある某ショップにおいてHDUSFとOEM品の在庫を確認した。)

また、既に未対策版を持ってはいるが、導入方法が判らなかったり、必要なプラグインやドライバー、ソフト類の入手方法、入手先が不明な
どの理由で依然、TS抜きが出来ていない人も多いと思う。しかし、そんな人達のために凄いフリーソフトが存在している。
これはインストールのプログラムを実行させ、ウィザードに従って進めていくだけで面倒なファイル集めや設定を全て各種OSやチューナー
モデルに合せて自動的に行ってくれるというもの。
(但し、ドライバーをインストールする際のフォルダ指定や録画再生ソフトであるTVTestの初期設定等は自分で設定する必要あり。)

試しに僕のパソコン内のHDUSに関するファイルやドライバ類を全削除し、上記のフリーソフトを実行させてみたところ10分も掛からずに
全ての設定が終わってしまった。(以前、自分の手で全ての作業を行った際に、2時間は掛かっていたような覚えがある。)

このソフトの配布先をここに直リンさせることは出来ないが、ヒントとして「TVTest 快適生活」というキーワードで検索してみると何か手掛か
りが掴めるかもしれない。


【↓2011年1月5日追加情報↓】
前回の内容更新時から随分と状況が変化しており、上記で紹介されているサイトも今では閉鎖されているようだ。
実は年明け早々にWindows 7を導入し、この新たなシステムにHDUSFを導入設定してみた。

今回は自分で各種必要なファイル&ドライバ類やソフトなどを掻き集め、手動にて設定をした。
ところが、すっかり方法を忘れてしまった事と、導入方法が以前とは若干異なっていることもあって少々手間取ってしまった。
そして何とか、視聴・録画・再生を行うTVTestと、予約録画を行う為のTVRockの設定を終えることが出来た。

巷ではUSB1.1病といって、HDUSシリーズ(OEM含む)がまともに動作しなくなる症状が頻発しているらしい。
僕のHDUSFも購入から1年と10ヶ月の間、ほぼ毎日使い続けているが、今のところ特に異常は感じられない。
しかし、かなりの高確率で発症しているようで、僕のHDUSFも今日明日に発症しても不思議ではない。
現状、手軽に買えて、TS抜きができるチューナーは実質的にKEIAN製のものしかない。(他にも数種のチューナーはあるが、価格的に手が出
しにくい)
買えるうちに買っておこうか迷うところだ(苦笑)


【↓2011年1月25日追加情報↓】
今回、新たにアースソフトのPT2を導入した。
アースソフトPT2については→こちら

MonsterTV HDUSの概要については→こちら

パソコン関係のメニュートップは→こちら

ホームページのトップは→こちら



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