夏である。街を歩けば美しい木々が立ち並び、眩しい太陽が葉の影から光を照らしている。
東北六県将棋大会が開催される数日前、私は一人で行きつけのとんかつ屋にいた。とんかつにからしとソースをつけてそれをつまみにしながら酒を飲む。これがなかなか「オツ」である。
とんかつが揚がり、左手で箸を持つと突然私のスマートフォンが音を鳴らした。画面を見ると「遠藤正樹さん」と表示されている。これは出るしかない。私は「失礼」とマスターに断り立ち上がった。
「もしもし、遠藤です」何年経ってもこの電話の始まりは変わらない。そして心が震える。
この日はなぜか政治の話や日本将棋連盟の話をしたが、結論として「ま、我々がここで議論しても話は何も先に進まないんだけどね」ということになった。
遠藤さんは平成24年7月7日に朝日杯で藤森プロと対局するのだが「7月7日の対局で僕のプロとの勝敗も7勝7敗なんだ。七夕だしね。」と7にちなんでいることに喜んでいた。
「もちろん8勝にするんですよね」「そのつもりです」私の尊敬する先輩は何とも頼もしい。
40分程会話をした後、私はカウンターの席に戻った。マスターは
「橋本さん、冷めたんねが?」と心配したが、冷めても良い。
「大丈夫ですよ。うん、うまい」「んだが」私はカウンターに頬杖をついて「今ね、私の尊敬する大学の先輩から電話があったんですよ。すごい人なんです。今度プロと対局するんですよ。全国で何度も一位になったことがある人で、後輩思いで熱くて。結構叱られて。私はずっと感謝しているんです」とマスターに話をした。「じゃあいつか一緒に来てください」そう言われて私ははっとした。そういえば、遠藤さんと随分と酒席を共にしていない。アマ強豪と飲んだ時、二人だけでピッチャーを何杯も開けたことが懐かしい。「そうですね、そうなったらいいな。うんそれは良いかも。いつかね」
私は先輩を思いながらビールの入ったグラスを傾けた。

〜悪代官の誘い〜
東北六県大会開催前、花輪さんからメールが来た。「山形駅に7時15分です。電車賃と宿泊代はこちらです」有無を言わさず参加となっていた。さらに花輪さんは「大会棋士は島先生と環那ちゃんです」と続けた。強い人の将棋を観戦するのは勉強になる。花輪さんは「環那ちゃん、環那ちゃん」と言うが私は鈴木女流二段のおっかけをやっているわけではない。困ったものである。
しかし、この後私が間髪入れずに参加の意思を示したのは言うまでもない。


「英ちゃんが行く!東北六県将棋大会in秋田県」〜黒髪と詰将棋と川柳と〜

〜一日目〜
東北六県大会前日、私は山形市に戻り、翌朝は4時50分に起床した。犬を散歩させた後、準備をして山形駅へ車を走らせた。
山形駅で皆と合流し、仙山線に乗る。

新幹線「こまち」に乗車する前に、悪代官は私に「環那ちゃんこの電車に乗っているかもしれないから何号車に乗っているか聞いてよ」と言ってきた。「花輪さんが聞いてくださいよ」「私は嫌だよ」連絡してみると鈴木環那女流二段はどうやら秋田県に前日入りしたらしい。
「花輪さん、鈴木女流二段は秋田県に前日入りしたらしいですよ」「何で返事来るの?」「いや、連絡したから」「そうか。私も後で連絡してみよう」

こまちに乗り込むとつばさよりも座席が広く感じられた。結構リラックス出来る空間だが、アルコールを飲む人は誰もいない。
皆、小説、将棋世界、ヤングジャンプを読んでいる。田舎者なので初めて知ったが、こまちは一度岩手県盛岡駅に行き、その後大曲方面に停車、最後に秋田駅に行くらしい。
新幹線の中で私は遠藤正樹アマ七段と藤森哲也四段の対局をスマートフォンで観戦していた。
終盤に7五歩が入った時は遠藤さんのペースになったと思ったが、藤森四段が攻めつづけ、最後は139手で藤森四段の勝利となった。投了図の4四飛車を見た瞬間、残念ではあったが良い将棋を観戦できたなと思った。

秋田駅に到着し、我々はうどん屋に入ったのだが、そこには島九段と鈴木環那女流二段がいた。偶然である。
我々はすぐに席につき、稲庭うどんや比内地鶏を食した。

〜東北六県将棋大会〜

旅館に到着すると、楢澤さんと山口秀一さんを発見した。「山口さん、なんか眠そうなんですけど」「うん」
会場ではまたもや山口さんが「ちょっと一階で寝ていい?」と私に言ってきた。「いいんじゃないですか」「じゃあ寝る」山口さんは相変わらずマイペースである。

開会式では島八段や鈴木環那女流二段が挨拶をした。当然なのかもしれないが、話し方がうまい。私は花輪さんにカメラを渡されたので開会式の写真ばかり撮っていた。

〜一回戦〜

福島県1−2山形県
大将 辺見寿満五段●−○阿部慎太郎四段
副将 根来正浩五段○−●佐野尚史五段
先鋒 浅倉真吾四段●−○尾形裕斗三段

秋田県2−1岩手県
大将 鈴木 勝裕五段○−●中川滉生四段
副将 佐藤 弘康四段○−●小野内一八四段
先鋒 加賀屋浩美五段●−○及川直孝五段

宮城県3−0青森県
大将 船橋隆一四段○−●田村純也五段
副将 工藤 元四段○−●鈴木雄貴五段
先鋒 滝口勇作四段○−●成田豊文四段

宮城県勝点3 勝数1
山形県勝点2 勝数1
秋田県勝点2 勝数1
福島県勝点1 勝数0
岩手県勝点1 勝数0
青森県勝点0 勝数0

山口さんはさておき、私は鈴木環那女流二段に「山形のホームページになにかコメントを」と言ってみた。「そうですね。では。投稿者のところに六県大会のファンと」「投稿者のところにですか?」「はい。題名が鈴木環那で」「逆なんですけど」「それがいいんです」「コメント内容を」「みなさん、こんにちは。」「ここで音符はいりますか?」「いえいらないです」「はい」「今、六県大会の副審判長で秋田に来ています。」「ここで音符はいりますか?」「いえいらないです」「はい」「お昼は稲庭うどんと比内地鶏を食べました」「ここで音符はいりますか?」「ここでつけましょう」「ここでつける。はい」「秋田はおいしいものがいっぱいです。」「はい」「そして、一年で一番注目し楽しみにしていた六県大会を観戦しています。」「以上ですか?」「はい」「投稿します」
投稿画面を見た鈴木環那女流二段は「ほらー、こっちのほうが絶対いいって!」と相変わらず明るかった。

〜二回戦〜

青森県3−0秋田県
大将 田村純也五段○−●鈴木 勝裕五段
副将 鈴木雄貴五段○−●佐藤 弘康四段
先鋒 成田豊文四段○−●加賀屋浩美五段

山形県2−1宮城県
大将 阿部慎太郎四段○−●船橋隆一四段
副将 佐野 尚史五段●−○工藤 元四段
先鋒 尾形 裕斗三段○−●滝口勇作四段

岩手県3−0福島県
大将 中川 滉生四段○−●辺見寿満五段
副将 小野内一八四段○−●根来正浩五段
先鋒 及川 直孝五段○−●浅倉真吾四段

山形県 勝点4 勝数2
宮城県 勝点4 勝数1
岩手県 勝点4 勝数1
青森県 勝点3 勝数1
秋田県 勝点2 勝数1
福島県 勝点1 勝数0

鈴木環那女流二段は人間将棋の時と同様、詰将棋を出してきた。私も問題を提示し一緒に考えているがかなり難しい。二日目でやっと解くことが出来たが次回会う時まで何か難しい詰将棋を持っていこうかと思う。

さて、ここからが本題であるが一日目、山形県は二連勝である。
花輪さん、山口秀一さん、橋本の部屋が一緒だったので、私達は部屋に荷物を置き、すぐに夕食会場へと向かった。
懇親会では各県の選手が挨拶をしたが、秋田県の山崎さんが六段免状を授与されたのが個人的に印象深かった。何十年も将棋に関わって普及するというのは素晴らしいことだと思う。山崎さんの涙に感動したのは私だけでないだろう。

人気者の山口秀一さんの隣に福島県の辺見さんがやってきた。慶應ボーイの辺見さんは小池重明さんと指したことのある有名人である。私はあの棋譜を何度も並べている。どんな人なんだろうと、思い浮かべて棋譜を並べていたが、実は高校生の時に私は辺見さんと対局したことがある。今でも、辺見さんと会うと見たことがない小池さんのことを思い浮かべている。私にとって辺見さんは重要人物である。
正統派居飛者党が二日目にどんな将棋を指すのか実に楽しみだ。

一次会が終了し、二次会は旅館内で行われることとなった。会場に行くと島八段や鈴木女流二段がおり、皆と談笑していた。
私は焼酎ばかり飲んで、花輪さんや山口さんの様子を見て楽しんでいたのだが、辺見さんが「ここで俺に続いて歌うっていったんだ。ここで歌わないと男じゃない」と言ったので、私は福山雅治のHELLOを歌った。将棋と同じく修行不足なので鍛錬が必要と感じた。


三次会は、悪代官、綾小路さん、橋本の三人である。悪代官はいつものように膝をたたき「私は言う!」発言が飛び出し、「ちょっと英ちゃん!環那ちゃんに電話してよ、メールしてよ!」「いや、やめたほうがいいですよ」「何を言ってんの!?黒髪の!環那ちゃんを呼んでよ!」パワー全開である、無理である。ここで「ワイルドだろ〜」と流行に乗らなかっただけ、私は悪代官を多いに評価している。鈴木女流二段に連絡してみたが出ない。「あの、ちょっと今日はやめときましょう」と言ったが、悪代官は「私が電話をする」と言ってスマートフォンを持った。出るわけがない。「出なかった」「まあ、やめましょう。失礼だから」「なーんで出ないのよー!」お姉言葉で言われても無理なものは無理である。
それにしても可哀想なのは綾小路さんである。言葉で悪代官が右から左からと攻め続けるのに対し、強固な堅陣、例えば何も出来ずに穴熊囲いで対応しているような状態である。
私は面倒くさくなったので、翌日に悪代官と綾小路さん、仲の良いお二人が飲むであろうポカリスエットを購入し、部屋の冷蔵庫に入れてさっさと眠りについた。


〜二日目、三回戦〜

六県大会の朝は早い。八時から三回戦である。私と山口さんは7時過ぎに朝食会場に行き、長い列に並んだ。どうやらバイキングのようである。
「山口さんそばはないんですかね?」「ないみたいだ。そうめんならある」二人でゆらゆらと揺れながら皿に盛り付ける。いつも思うのだが、二人でさわやかに朝食を迎えたことがない。たまにはコーヒーカップを片手に「それにしても橋本くん、現在の社会情勢なんだけどね。おや、このコーヒーの豆はキリマンジャロだ、良い香りだね」とかやってみたいものである。
私たちはいつも通りため息を付きながら水を飲み、朝食会場を後にした。

宮城2−1福島
大将 船橋隆一四段○−●辺見寿満五段
副将 工藤 元四段○−●根来正浩五段
先鋒 滝口勇作四段●−○浅倉真吾四段

岩手1−2青森
大将 中川 滉生四段●−○田村純也五段
副将 小野内一八四段○−●鈴木雄貴五段
先鋒 及川 直孝五段●−○成田豊文四段


山形1−2秋田

大将 阿部慎太郎四段●−○鈴木 勝裕五段
副将 佐野 尚史五段●−○佐藤 弘康四段
先鋒 尾形 裕斗三段○−●加賀屋浩美五段

宮城県 勝点6 勝数2
山形県 勝点5 勝数2
青森県 勝点5 勝数2
秋田県 勝点4 勝数2
岩手県 勝点5 勝数1
福島県 勝点2 勝数0

いよいよ、東北六県大会も大詰めである。鈴木環那女流二段に私は二日目のコメントを依頼した。
「昨晩は大変失礼致しました。申し訳ございません。それでは朝のコメントをお願いします」「いえいえ。そうですね。みなさんおはようございます。」「はい、ここでビックリマークはいりますか?」「いえ、いりません」「はい」冷たさが実に良い。「今日は六県大会の最終日です。いかがお過ごしでしょうか?」「ここでビックリマークはいりますか?」「いえ、いりません。クエスチョンマークです」「はい」「私の注目の一局は田村純也五段と中川滉生四段戦!ここでビックリマークです」「はい」「今リアルタイムで見守っています。行ってきます。」「ええっと、題名が鈴木環那で投稿者が六県大会のファンで宜しいでしょうか?」「はい、送信しました」「ほらーやっぱりこっちのほうが絶対いいって!」鈴木環那女流二段は今日も元気である。その元気を私や山口秀一さんにもわけてほしい。


〜四回戦〜

山形県0−3岩手県
大将 阿部慎太郎四段●−○中川 滉生四段
副将 佐野 尚史五段●−○小野内一八四段
先鋒 尾形 裕斗三段●−○及川 直孝五段

青森県1−2福島県
大将 田村純也五段●−○辺見寿満五段
副将 鈴木雄貴五段○−●根来正浩五段
先鋒 成田豊文四段●−○浅倉真吾四段

秋田県2−1宮城県
大将 鈴木 勝裕五段○−●船橋隆一四段
副将 佐藤 弘康四段○−●工藤 元四段
先鋒 加賀屋浩美五段●−○滝口勇作四段

秋田県 勝点6 勝数3
岩手県 勝点8 勝数2
宮城県 勝点7 勝数2
青森県 勝点6 勝数2
山形県 勝点5 勝数2
福島県 勝点4 勝数1

今回、花輪さんは「環那ちゃんがね黒髪になったんだよ。将棋に集中するんだ」と黒髪にこだわっていた。「じゃあ一句お願いします」と私が言うと「黒髪の」とつけた後、様々な川柳を詠んでいた。福島の吉田さんからは「花輪さん、愛おしいとか恋しいとか直接的表現は駄目です」と手厳しく指摘される。「黒髪の君の瞳は100万ヘルツ」「意味がわからない」鈴木環那女流二段は「甘酸っぱい君と黒髪ストロベリー」「黒髪の君はやっぱりストロベリー」と胸を張って詠んでいる。「意味がわからないんですけど」「いや、絶対これですって!」よくわからないが、頑固である。
私も考えて紙に書いてみた。すると後ろで殺気を感じた。後ろを振り向かなくとも誰だかわかる。「なんか背後から殺気が」「それって」
ただでさえ少ない鈴木女流環那二段の私への信用というものが一気に崩れ去ったことを私は確かに感じていた。




〜最終局〜

岩手県1−2宮城県

大将 中川 滉生四段●−○船橋隆一四段
副将 小野内一八四段○−●工藤 元四段
先鋒 及川 直孝五段●−○滝口勇作四段


福島県0−3秋田県

大将 辺見寿満五段●−○鈴木 勝裕五段
副将 根来正浩五段●−○佐藤 弘康四段
先鋒 浅倉真吾四段●−○加賀屋浩美五段

青森県0−3山形県

大将 田村純也五段●−○阿部慎太郎四段
副将 鈴木雄貴五段●−○佐野 尚史五段
先鋒 成田豊文四段●−○尾形 裕斗三段


秋田県 勝点9 勝数4 優勝
宮城県 勝点9 勝数3 準優勝
山形県 勝点8 勝数3 三位
岩手県 勝点9 勝数2 四位
青森県 勝点6 勝数2 五位
福島県 勝点4 勝数1 六位

今回の六県大会は地元秋田県の優勝である。山形県は団体戦で三位、個人では尾形三段が先鋒戦で優勝した。花輪さんは「よし、今回は私も何か感想を書きたいと思う。でも英ちゃんが書いた後にね」と言う。「いや、お先にどうぞ」「だって私は補足をつけたいんだもん。長いのは駄目。やっぱり箇条書きじゃないと」「そうですか」

帰りの電車の中で、私が「電車に乗るのは疲れました。もう電車は飽きた」と言うと、悪代官はウイスキーの水割りを飲みながら「中々うまいこというね。もう電車は飽きただなんで」と不適な笑みを浮かべている。してやったりのつもりなのだろう。
「秋田だけにね」とは絶対に言いたくなかったので私は黙っていた。

仙台市駅から山形駅への道のりがこれまた長い。北山形駅で私以外いなくなったので、一人で山形駅の改札口を抜けた。大学時代から使っているリュックサックを背負って家路へと急ぐ。背中がやたらと重い。家に到着すると私はすぐに眠りについた。
翌朝、遠藤正樹さんの夢を見た。学生時代に合宿をした夢であったが、妙に心地の良い夢だった。冒頭でとんかつが冷めた云々、と書いたが私も夢から覚めて車を走らせてさっさと村山市へ向かおうかと思う。いつか遠藤さんと再会する日を夢見て。ただ、最後にこれだけは詠ませて頂きたい。
「忌わしい、黒髪話、花輪さん」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
むむ〜、追記失礼します。(英ちゃん了解ずみ、山形県監督・良い悪代官こと花輪正明)

今回の6県大会は実力伯仲。
一瞬のチャンスをものにした県が優勝する、この予感が働いた。

「チャンスの女神」は後ろ髪がない。
一瞬の躊躇が命取りになる。(通り過ぎた時はつかめない)
どこが勝負所か、全神経を研ぎ澄ませて見極めたい。

大会前、島先生とお会いした。その席で島先生が言っていた。
「環那さんが黒髪にしました。これから勝負にかける意気込みが感じられます。」
大会で環那嬢にお会いしたときに真意を聞いてみよう。

当日、会場に向かう車中、英ちゃんとその話しになった。
今回の6県大会テーマは、「チャンスの女神」と「黒髪」に決まった。
ただ、テーマをそのまま使うのでは芸がない。
和歌・短歌・俳句にまとめることになった。
しかし、文学的センスに難があることが判明。
季語がない、川柳におちついた。

一生懸命考えたが、今ひとつである。

「黒髪の チャンスの女神 里帰り」
「黒髪の チャンスの女神 逆上がり」
「黒髪を 肩までのばせば くろ〜い髪」
「黒髪の 真意を問えば  神の告げ」

先鋒尾形君には、軽蔑のまなざしを食らってしまった。

大会が始まった。
緊張感にあふれた真剣勝負である。・・・・

環那嬢にお会いした。そんなに黒髪の感じでない。
「ヘヤーサロンを出たときは、真っ黒ろ・くろすけ坊や、みたいでした。」環那嬢。
「信頼のおける方よりのアドバイスです。」これが真意であった。

「黒髪の 君を想えば 愛おしい」

これはきれいだ、と思ったが、吉田福島将棋連盟会長よりご意見が・・(英ちゃんの文章通り)

初日、県勢は2連勝と最近にないスタートが切れた。
一歩リードである。明日もこの調子で・・・

酔うにつれ、次々と川柳が浮かんでくる。
しかし、駄作だけである。
一句、みごとな句が出来たが、全員より却下されてしまった。(ここでは書くことができない)

朝一人で朝食中、見知らぬ方より名刺をいただいた。
「今日はよろしくお願いします。自殺者を防止するネットワークが必要と・・・・」
そういえば、別会場でお医者さんの会があった。
勘違いされたようだ。(これで何回目だろうか?)

2日目の対局が始まった。
熱戦が展開されている。

応援団・島先生・環那嬢は、詰め将棋で盛り上がっている。
難問である。(作者不明・図参照)
環那嬢20分で正解。他のメンバーはまだ解けない。
「3手目だけ教えてもらえませんか?」島先生が環那嬢にささやいている。

吉田会長(自称文学の天才)が渾身の句を持ってきた。

「あのころは 私もあった 黒髪よ」

さすが天才である。

環那嬢の句は、今ひとつか?(英ちゃんの文章中)
悪代官「・・・50点だね」
環那嬢、がっかりと崩れ落ちる・・・

悪代官と英ちゃんで修正させていただいた。

「黒髪の 君の果実は いちご味」

失礼はご容赦を・・・・後は知ら〜な〜い・・・・

佐野副将が申し訳なさそうにしている。
「ここは、私に運がないようです。前回岩手代表の時も5局後手番。今回も全部後手番でした。」
「○○○ののろいでしょうか・・・・」
悲しい過去があったのだろうか。

結局、地元秋田県の優勝で幕を閉じた。

山崎県連会長6段授与、感激のスピーチが心うった結果だろうか。
これが、一瞬のチャンス、だったのかも知れない。

秋田県の優勝に心から拍手を送りたい。

来年は山形開催である。
みなさん来年おまちしております。

「黒髪の チャンスの女神 また会う日まで♪」

さようなら〜