【筋の収縮様式】
ア イソメトリック
等尺性収縮
アイソトニック
等張性収縮
コンセン トリック
短縮性収 縮
エキセン トリック
伸張性収 縮
ア イソキネティック
等速性収縮

ア イソメトリック
等尺性収 縮(アイソメトリックコントラクション)とは筋が運動を伴わ ず、筋の長さが変わらない収縮の事を指します。
例)
・巨大な壁を押す
・腕相撲で両者の力が拮抗しているように、
筋の長さが一定の状態に保たれたまま力が発揮される状態の事です。握力や背筋力の測定のように筋が収縮する方向に 力を発揮したり、倒れかかってきた思い壁を支え、外力に抗している状態を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。両手の手の平を合わせ、思いっきり双方から 押し合うような事もアイソメトリックの中に含まれます。
アイソト ニック
等張性収 縮(アイソトニック・コントラクション)とは筋の動的な活動に よって、筋の長さが変わる収縮の事です。原理的には筋肉が一定の力(張力)を発揮し負荷とつり合いながら短縮したり伸張したりする収縮です が、トレーニングの場合には、便宜的に「一定過重のもとに収縮する事」を指します。わかりやすく言いますと、腕なら腕、脚なら脚などその部位の筋肉が動きながら力を発揮している状態です。日常の一般的な 動作やスポーツ動作はほとんど動きを伴っていますので、便宜的なアイソトニック動作の連続という事が出来ます。
コンセント リック
エキセントリック
この等張 性収縮は、負荷(動作)に対してどのような筋収縮を示すかによって
・短縮性筋活動(コンセントリック・コントラクション)
・伸張性菌活動(エキセントリック・コントラクション)の二つに分けられます。
筋が短くなる収縮を示すものを短縮性(コンセント リック)収縮といい、筋が強制的に伸ばされる収縮 を示すものを伸張性(エキセントリック)収縮といいます。
例えば水の入ったやかんとバケツを持ち上げる場合を説明すると、グッと持ち上げる時は外力(水の入ったやかん)より力が強いので、腕はコンセントリック収 縮をして負荷を克服しています。対して、水の入ったバケツを持ち上げようと思ったら、途中まで持ち上げられたのに重くて下に降ろしてしまったようなとき、 腕は負荷(水の入ったバケツ)に耐えられずバケツを下ろしてしまいますが、耐えながらも力を発揮しています。これがエキセントリックです。
このような筋活動様式によって行われる筋肉トレーニングを、それぞれコンセントリックトレーニング、エキセントリックトレーニングといいます。
アイソト ニックと
アイソキネティック
コンセン トリックとエキセントリックについては、
・ダンベルやバーベルを用いる時のように、負荷が一定であればア イソトニック(等張力性)
筋肉の収縮速度が一定であればアイソキネティック(等速性)と 呼ばれています。
筋肉トレーニングを行う時には、これらのトレーニングの特徴を理解し、目的にあった様式を選ぶ事が大切です。

参考文献
石井直方著「みんなのレジスタンストレーニング」2000 山海堂