富山県の山逍遥
2006.09.より登山順

 [富山]  扇山(赤祖父山)  1033m (富山県南砺市)68 
第1回登山 2012.06.10. 赤祖父林道の新道登山道より、扇山、赤祖父山を往復。
第2回登山 2013.04.13. 赤祖父林道の福寿草探索コースより旧道登山道を登り、新道合流点より新道を下山。
第3回登山 2013.05.06 赤祖父林道の新道登山路より赤祖父展望峰。降りは中より旧道を降りる。.
第4回登山 2014.05.17 赤祖父林道の福寿草探索コースより旧道登山道を登り、大寺山の帰りに扇山まで立ち寄る。
   2012年06月10日(日)初登山

 昨日の猿倉山は小雨だった。今日はそれより少しましの予報だったが、なんと昨日から梅雨に突入の発表があり、昨日と同じく今日も梅雨らしい天気になった。今日は付き添いが居るので
「赤祖父山」に入る。以前登った事のある相棒K君の記録を読むと、彼は八乙女峠まで車で入り、八乙女-大寺山と道宗道を辿り、そのまま赤祖父山まで往復している。我々は案内本の通り赤祖父湖の上の林道から直接赤祖父山に登る予定。

 北陸高速から東海北陸道に乗り、福光インターを降り、トナミロイヤルゴルフゴルフ倶楽部を目指す。地図を見るとゴルフ場の中に赤祖父湖があり、その中に道路がある。「ゆーゆーランド・花椿」と云う温泉施設の前を通り、つきあたりの三叉路を右に入り、林道赤祖父線に入る。右に「丸山」と云う三角点のある小山がある。それを回り込んだ三叉路に、丸山に登る遊歩道がある。砺波平野の展望台があるようだ。三叉路を右に入ると、すぐ右に林道が分岐している。林道大野線の終点らしい。


 林道大野線の分岐を過ぎて、100mほどで右に道路の広くなった所がある。車を反転して置く。ここが登山者の駐車場になっているようだ。この林道を進むと、どこかに福寿草の自生地があると本に書いてある。一度お目に掛かりたいものだ。






 地理院地図に登山路が載っているので場所は間違いないのだが、登山口の標示が壊れていて良く判らない。赤祖父山と書いた板に、マジックで小さく登山口と書き込んである。登り口も草ぼうぼうで先が思いやられる。9.10分歩き出す。




 戻るように杉の林の中を2.3度切り返すと尾根に出る。後は尾根を一直線に登って行く。尾根に出たら道がしっかりとしてきた。昔からの道のようで、すり鉢のようになっている。「トリアシショウマ」かな。







 「ギンラン」を見付けた。天気が悪いのは残念。







 「ヒメシャガ」もいっぱい咲いている。雨に濡れて痛々しい。






 10.50分、荒れた林道に登り着く。地図を見ると大寺山の三角点そばの林道が、この先まで続いているようだ。林道横切る登山路が見当たらない。左の方へ30m程回り込んだら、登山路入口を見付けた。林道に「サンカヨウ」がいっぱいあるが。花は終わって実になりかけている。



 「ツクバネソウ」









 11.15分、尾根の上に登り着く。尾根の上を走る「道宗道」に合流。道宗道の標識がある。右に行けば赤祖父山で、左に行けば大寺山である。


 雨はひどくなったが、ここまで来たのだからと、右に赤祖父山の方へ進む。なだらかな登山路でブナの林になる。



 11.40分、標識「道宗道・扇山、1033m」の瘤の上に到着。林の中で展望無し。この「扇山」は赤祖父山に含まれるのだろうか。ここが一番標高が高い。三角点は無い。








 さらに進むと12.00時丁度に、「赤祖父山」に到着。標識は「道宗道・赤祖父山、←20.7km、→8.1km」と書いてある。



 道宗道とは、室町時代五箇山赤尾の行徳寺の道宗が、井波別院瑞泉寺の蓮如上人の元に、毎月通った30kmの尾根道だそうである。とすれば、20.7kmは、この先「大清水山」「高落場山」「小倉山」と登り、上平村の行徳寺までの距離。8.1kmは「大寺山」「八乙女山」と登り、井波の瑞泉寺までの距離らしい。

 赤祖父山は展望無し。標高は1030mくらいと思われる。道宗道は直進して段々と降って行くようだ。標識の前に左に切り開きがある。木に下がった赤祖父山の標識に、展望峰への書き込みがある。見晴らしの良いピークまで切り開かれたようだ。今日は行くのは止めておこう。雨の中座り込んで昼食。

 20分程居て下山開始。同じ道を降りる。尾根道はブナの林が素晴らしい。


 雨の中写真を撮っていたら、デジカメがびしょ濡れ、とうとう半分壊れてしまった。




 13.40分、大分降りてきたら霧が晴れてきて、今日初めて下界が見えた。トナミゴルフ場らしい。









 右手に大寺山と思われる山の麓が見えてきた。





 今年初見の「シライトソウ」









 「ササユリ」も開きそうだ。





 14.00時、車に到着。

 すぐ近くの、ゆーゆーランド花椿の温泉にゆっくりと入って帰る。







  2013年04月13日(土)2回目
 一週間前、爆弾低気圧来襲の中、八乙女山に登り、帰りに「赤祖父山」の旧道登山口の「福寿草」を探しに行った。登山口地点はすぐ見付かったが、良く調べて行かなかったので、取っ付きの登山道が判らなかった。目の前の細い谷を詰めていったが、残雪が多くなり、中か空洞のスノーブリッジになり、谷が深くて横の崖が登れなかった。おまけに突然風が強くなり、雨もパラパラと来た。慌てて逃げて帰った。

 今日はそのリベンジである。相棒K君とS女史を乗せて、東海北陸道の福光ICで降り、トナミロイヤルGCの赤祖父池より、立ち寄り湯「花椿」の前から赤祖父林道に入り「丸山展望台」の下を周り、赤祖父登山口の先200m位で、白い看板の前に車を止める。



 車を置いた地点は、西側が開けていて、下にゴルフ場が見え、向こうに「医王山」が聳えている。富山県側より眺める医王山もなかなか良い。9.30分。




 東側、山に向かって細い谷が登っており、上の方は雪に埋もれている。下が空洞になっているのが見える。一週間前はこの谷を遡ってみて、残雪が多くなりやめて戻った。







 家へ帰って調べたら、谷の左側の杉林、白い看板の横が登山路だった。しかし、どう見ても登山路が始まっているとは思えない。杉林の中を歩き出したら、どうやら登山路かな?と思う。谷の反対側に斜めに登って行くが、やがて折り返して谷の方へ進む。



 なんと登山道は、谷に埋もれた残雪の上を横断して通り、谷の右側に進んでいる。雪の上に足跡が付いている。下が空洞になっていて踏み抜かないかと、恐る恐る渡る。その地点は一週間前、谷を登って来た地点のほんの少し上だった。







 急な斜面に付いた捲き道を少し進んだら、福寿草の自生地に着いた。もっと遠いのかと思ったが15分くらいで到達。花はいっぱい見えるが、全部閉じている。





 福寿草は天気が良くないと開かぬようだ。昨夜は大荒れで寒かった。ここら辺りは少し雪が降ったらしい。今日は天気が良いから、だんだん開いて来るのかな?。






 今日は夜に、明日の舞台のリハーサルがあるので早く帰りたい。最初から福寿草が目当てで、頂上は登らぬ予定。旧道と新道が合流する地点まで登り、新道を下山する予定。自生地を横切るとすぐ旧道に合流する。今年初見の「トクワカソウ」別名イワウチワ。




 旧道は、地図では下の林道から真っ直ぐと登って来ているが、福寿草の道を通る人が多いので、林道からの道は消滅しているかも知れない。しかし登りの道は急な斜面を真っ直ぐと登っている。7.8人のパーティが追い付いてきた。 






 10本ほど杉の木が、固まって生えているそばを通る。







 10.50分、去年登った「新道」登山路に合流。合流地点にテープがいっぱい下がっているが、新道から旧道には分岐らしく見えなくて、入りにくいようだ。合流点まで登ると勾配は緩やかになるが、登山路に残雪が多くなった。ここから上はほとんど残雪歩きとなるようだ。



 少し新道を登って、頭の上に杉林が無い地点で抹茶タイム。杉林の中だと、昨日の夜の雪が解けてパラパラと落ちてくる。一休みして新道を下山開始。溝状の登山路は所々残雪で埋まっている。








 大分降りたらキクザキイチゲ







 林道まで降りたら車が10台ほど留めてある。福寿草を見なくて直接赤祖父山を目指す人が多いようだ。







 12.00時、車まで戻って林道で昼食。ここの車も5.6台に増えている。子ども連れと、夫婦らしい二組が降りてきた。福寿草だけを見に来る人も多いようだ。





 降りて来た人に、花は開いていた?と聞いたら、まだ少しだけと云った。2時が3時頃でないとダメかなと云った。そんな悠長なことは言っていられない。荷物無しでまた福寿草自生地へ登る。二人は近道をしようと谷沿いの杉林をよじ登って行った。




 朝とは少しマシで、開きかけた花が多い。登山路から外れなくて、写真を撮るのは中々難しい。



 下の斜面に多く見える。




 小さい「エンレイソウ」が咲いている。










 
 「コバイモ」を見かけるのは久しぶり。




 自生地斜面から砺波の平野が見える。右のピークは「丸山」で展望台があり、これから登りに行く予定。









 駐車場に車を止め、階段を登って行く。「フキノトウ」がまだいっぱい残っている。頂上に登ると大きな二階建ての展望台があった。


 三角点は山側のピークの上に在った。道が無いので藪を30m程漕ぐ。
 三角点情報「丸山」
 三角点名・丸山
等級・4等三角点
標高・496.84m
 



 地図に山名が載っていて三角点もある、れっきとした山である。ピークハンター相棒は、登山峰が一つ増えて大満足。展望台に登る。左の反射板が八乙女山で右のピークが大寺山だろう。大寺山はまだ残雪でいっぱいだ。


 砺波平野。向こうに微かに二上山。


 地図は動かせます。参考までに。



               **次回登山は、4/15「揚原山」へ**


      以下に「福寿草」の写真をまとめてみた。

  
2013年04月17日(水)勝山北谷の福寿草

 四日前に相棒と「赤祖父山」麓の福寿草を撮ってきた。昨日また相棒と山に登りに行ったが、彼は待ち合わせの場所にくる車の中で、福井にも福寿草の自生地があり、今が見頃、地元の小学生が管理している。白峰から谷峠を越えて、赤兎山へ入る小原町の近くらしい、と云った。聞いたらすぐ探しに行くのが主義。好奇心の塊みたいな私は今日さっそく出かけた。夕方より福井能楽堂で、数少ないお弟子の稽古日だ。いつもより1時間半ほど早く家を出て、白峰より谷峠越えで福井に行く事にした。




 谷トンネルを抜け勝山市に入り、護摩堂山の登山口を過ぎ、取立山の登山路を過ぎ、どんどんと降って行くと、国道わきに看板を見付けた。「ミチノクフクジュソウを増やそうと」書いてある。







 通り過ぎて100mほど先に車を置ける所があった。小原町に入るV字カーブの、500か600mほど手前だ。






 斜面に黄色い花が咲いている。上は棚田の跡のようだ。







 それにしても車がガンガン通る国道脇とは、ちょっと不思議だ。





 「ミチノク福寿草」と書いてあるので、赤祖父山の福寿草とは少し違う感じだ。








 「勝山の天然記念物ミチノクフクジュソウを残そう」と云う標語もある。





 「とらないでください」と書いてある。一応ロープが張ってあるが、誰でも近ずけるので心配だ。









 小学生の皆様。福寿草保護に頑張って下さい。




  2015.04.18日バンビラインの帰途寄る。バンビラインに載せた。


白馬山麓親海湿原の福寿草

 ついでに、2011年04月27日に白馬山麓をドライブしていて見付けた福寿草の写真を載せておく。
 「姫川源流・親海湿原・自然探勝園」











 群生する花だとは知らなかった。























 なかなか見事でしたよ。









 2015.04.21.元取山の帰途福寿草を見に行く。元取山に載せた。


  2013年05月06日(祝)3回目 
 今年に入って2度赤祖父山登山口に来ている。福寿草の探索下調べと福寿草探索だった。今回は「雪割草」の探索である。この赤祖父山は昔から雪割草が自生しているらしい。福光ICで降り、トナミゴルフ場近くの、温泉花椿の前から林道に入る。8.20分に登山口前の広場に車を置く。他に車は無し。


 新道登山口をより歩き出す。登山口には標識無し。

 「キケマン」









 「スミレ」





 ユキワリソウの頃に登った事が無い。「雪割草」を見に行こう、と声をかけたのに、もし花が無かったらどうしよう、と思っていたのに、花が現われ始めて一安心。






 旧道との合流地点が近ずくと、赤、白、ピンクと色々ある。花びらの数も色々だ。







 6枚7枚8枚と色々だ。







 この花びらの多いのは「キクザキイチゲ」だった。







 
「コバイモ」もある。







 地味な花だが、なんとなく好き。







 「エンレイソウ」














 9.20分に旧道との合流点通過。




























 9.40分に抹茶休憩。

 「ショウジョウバカマ」
 「イワウチワ」。登山路に残雪が増える。林道横断。

 10.25分に尾根の上に到着。



 
尾根の上は雪の上を歩く事が多くなる。何処でも歩けるので用心しないと道を外れる。


 尾根を歩き出してしばらくで、道が急に左に曲がる。直進する尾根があるので入り込みに掛かる。


 ブナの林はまだ芽吹かない。所々登山路が顔を出している。南砺の平野が透けて見える。



 10.45分に「扇山」頂上に到着。標識前に雪が無かった。










 尾根上の登山路の雪の無い所に、いっぱい白い花が咲いていた。ユキワリソウの種類かと思ったが、調べたら「バイカオウレン」だった。先日福井の大谷山でも同じ花を見掛けた。その記事に雪割草である、と書いたので慌てて訂正した。

 下に「庄川」が見える。国道156号線が走っている




 
赤祖父山の頂上は標識は雪の下で、確かとは判らないが赤いテープがいっぱい付い居ているピークだろう。尾根が左右に分かれている。右は道宗道の縦走路。左は展望峰の尾根らしい。11.15分。








 先の二人は展望峰へもう行ったらしい。11.20分過ぎに「展望峰」へ到着。小さなピークには、ここを赤祖父山頂上とした標識もある。小さい鯉のぼりが提げてある。鍋が被せてあるものは、三角点かも知れないと相棒がまくってみたら、竪穴に太いビニールパイプが入っていて空っぽ。


 東側が開けている。南側の山は道宗道の「高清水山」らしい。その向こうに雪山が見える。右の方が石川県境の山。左の方が「人形山」の方面らしい。霞んでいて良く判らない。

 昼食。





 歩いて登ってきた方面。「牛嶽」が見える。





 今日は、相棒とN氏の男性ばかりの3人パーティ。12.05分に下山開始。









 降りは分岐でN氏と旧道を降りた。福寿草はどうなっているだろうかと気になったのだ。




 旧道は、前回登った時よりまだひと月も経っていないのに、だいぶ藪になって来ている。赤いテープが頼りである。「ヘビイチゴ」「イカリソウ」








 福寿草の咲いていた地点は、全然咲いていないし、葉っぱも全然無いようだ。代わりに「サンカヨウ」





 今年初見かな。「サンカヨウ」がいっぱいある。こんなに大きな群落を見たのは初めてだ。


 福寿草にサンカヨウが取って代わっていた。








 谷を横断する道は、前回は雪渓があり渡れたが、今回は、谷へ滑り降りたが横断する登山路への壁が登れずに、荒れた谷をゆっくりと降りた。「カタバミ」








 林道を歩く。「ニリンソウ」がいっぱい。





 「ヤマブキ」









 白い「スミレ」




 「タンポポ」。14.30分に新道登山口の車に到着。相棒が一番先を降りて行ったので、旧道を降りたのかと思ったのに、新道を降りたらしい。だいぶ早く着いて待たせたようだ。いつも足が遅くてすまん。




 色々と花が咲いていて、雪割草もあったし、楽しい山行だった。女性軍が居なかったのがチト寂しいが。これでゴールデンウイークも終わりか。


                **次回登山は、5/13「大山」へ**



  2014年05月17日(土)4回目

 福寿草コースを登り「大寺山」に行き、帰りに「扇山」に立ち寄った。
「大寺山」に載せた。

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