花の御池岳、藤原岳鈴鹿の山々main menu
 

藤原岳

upload 97. 6.29

聖宝寺道-藤原岳-天狗岩-藤原岳-大貝戸道

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 鈴鹿登山第3弾は藤原岳。いつもの”鈴鹿スペシャリスト”氏の案内で登ってきた。今回も天候も良く、絶好のハイキング日和であった。
 当日は”清掃ハイクの日”ということで、大変な人出であった。後日新聞には、この清掃ハイクに藤原、御在所あわせて1300人もの人が参加したとの記事が載っていた。この2つの山だけで、はたして1300人もの人が、登れるのかどうかどうかわからないが、藤原の頂上周辺に100人以上の人がいたことは確かだった。我々も参加者名簿に記帳してきた。麓に駐車されていた車のナンバーから判断して、三重県よりも、むしろ名古屋方面から来られた方が多かったようだ。参加された皆様、ご苦労さまでした。でも、”清掃ハイクの日”なんて必要なくなるように、ゴミは必ず持って帰りましょう。


  97. 6. 1 晴れ

7:10 四日市発
8:30 西藤原着。
 登山口が住宅地に近いため、駐車場所を探すのに苦労するかもしれない。聖宝寺付近に観光客用の駐車場があるのだが狭くて駐車しにくい。我々は、休日で休業中のJAの駐車場に置かせてもらったが、ここもすでにほぼ満車状態であった。パートナー氏は、「こんなに混んでいるのは初めてだ。」と驚いていたが、この混雑の理由は頂上まで登って分かることになる。
8:40 登山靴に履き替えて出発
 登山者の様子を見ていると、藤原へは「表道」すなわち大貝戸道から登る人が圧倒的に多いようだ。我々は「裏道」の聖宝寺道へ向かう。
 聖宝寺の右手から回り込むと登山口にたどり着く。少し歩くと「1合目」と書かれた大きな標識とともに水場を発見する。このコースは水場がほとんどないので、ここで補給したいところだが、ここは少し我慢するとすぐ先に”長命水”なる水場があるので、こちらで補給した方がよい。”長命”の効果は定かでないが、少し上流である分、おなかには良いだろう。このあとには水場はない。
 登山道は、このあと頂上まで左右に折れながらジグザグに登っていく。このコースは1合毎に標識が立っているので、休憩のタイミングも計算しやすい。我々は6合目で休憩し、頂上を目指す。8合目で”表道”大貝戸道と合流すると、登山者が少し増えたように思える。途中展望地はあまりないが、時折麓を見下ろすことができ、何合目という数字だけでなく、登ってきたことを実感できる。
 ずっと木陰を歩くのだが、6月にもなると暑い。風が吹けば涼しいのだが、風が止むと汗が噴き出してくる。私は汗がたまるのが嫌いで、半袖、半ズボンで山に出かけるのだが、それでもdaypackを背負った背中は汗が引かず不快である。”籐の枕”の様なものを背中とdaypackの間に挟むと涼しいのではないか?などと考えながら、daypackを片側だけの”一本背負い”状態で歩いた。
10:30 藤原山荘着
 ”山荘”と言っても無人のプレハブで、宿泊施設があるわけではない。”清掃ハイク”の世話役の人達が机を運び出して集会の準備を始めていた。我々も参加者名簿に(ひょっとしたら1番最初に)記帳してきた。
 少し休んでから、頂上の展望丘を目指す。展望丘は、竜ヶ岳のようになだらかで笹に覆われている。藤原山荘から展望丘までは、ずっと背丈ほどの笹の中を歩くことになるので藤原山荘で長袖に着替えてから展望丘に向かった方がよさそうだ。笹を手で掻き分けながら歩くが、場所によっては少し身をかがめて笹のトンネルの中を潜行した方が楽な所もある。女性は顔をタオルで覆う等の防備をした方がよいかもしれない。”面の皮の厚さには自信がある。”という方も、眼鏡を掛けていない人は目を保護するためにサングラスをした方が良いと思う。私は目に笹が入り痛い思いをした。
10:50 展望丘 1140m
 10分程で笹のトンネルを抜け、頂上にでる。頂上はあまり広くなく10人位で一杯になってしまう。このコースで初めて展望が開け、右手には鈴北岳、御池岳、左手には静ヶ岳や竜ヶ岳が見晴らせる。
 パートナー氏は、ろくに景色も見ずに日陰で早くも昼食の準備に取りかかっていた。
11:30 昼食を終え出発
 また、笹を掻き分けて藤原山荘へ戻る。前がよく見えないので山荘から来た人と出会い頭にぶつかりそうになることもあった。
 山荘の前には、すでに40人程の人が集まっていた。このあとまだまだ人が増えていく。
 山荘前から展望丘とは反対方向に向かっているのが天狗岩や、白船峠を経て御池岳へ向かう道だ。いきなり、また背丈ほどの薮の中に入る。「天狗岩までこの状態ではかなわない」と不安がよぎるが、すぐに薮は終り、赤や黄色の花が咲く、ちょとした”高原のお花畑”にでる。(と言っても、赤いツツジのような花と、黄色い小さな花の2種しか咲いていなかった。)心地よい風に吹かれながら高原の散歩を楽しむ。しかし、道脇の低い木にトラ縞模様の毛虫がびっしり憑いていたのは興ざめであった。
 高原の小道はその後木陰に入っていき、小さなアップダウンの後、白船峠へ向かう道と別れ、真直ぐ行くと展望の開けた広場にたどり着く。鈴北、御池岳の展望が良い。案内板に従い林の中に入って行くと、尾根から突き出した”天狗岩”にでる。
12:00 天狗岩
 ここからは、鈴北岳、御池岳から静ヶ岳や竜ヶ岳、そして、お昼を食べた展望丘まで展望が開ける。藤原山荘からはなだらかな丘と思えた展望丘が、意外に”とんがっている”のに驚いた。
 天狗岩を先へ少し降りると、瑞々しい新緑の木々に覆われた谷が眼下に広がる。山並みの展望も登山の楽しみだが、静かな新緑の谷も新鮮な緑の風を心に届けてくれ、不思議な魅力を感じた。(写真では伝わらないのが残念です。)
 天狗岩は、藤原山荘から少し離れているせいか、人も少なく静かで落ち着けた。山荘から20分程度なので展望丘だけで帰らず是非ここまで足を延ばしてみてほしい。ただ、非常に狭いので、他のグループが来るとたちまち静寂が破られてしまう。また足場が悪いので転落しないよう注意が必要だ。
12:30 雑木林の中を引き返して、展望のよい広場でしばし休憩後、また藤原山荘に向け出発。
 来た道を逆にたどり藤原山荘に戻ると、付近は人で一杯になっていた。山荘付近だけで100人以上が集まり、さながらメーデーの決起集会のような状態になっていた。展望丘はどうなっていたのだろうか? このあとも、まだまだ登ってくる沢山の人とすれちがった。
 さて、我々は帰路は大貝戸道から下山した。杉林の木陰を快調に下る。このコースは途中水場がなく、リフレッシュする機会がなかったが、大貝戸道では、1.5合目あたりに小さな小川があり、最後に顔を洗ってさっぱりして下山することができた。
14:00 駐車場に帰着
15:30 四日市帰着


 先日、”清掃ハイク”(正式には、”第25回鈴鹿山系清掃登山”だそうです。)の結果報告を頂いたので、紹介しておきます。
 参加者数は、御在所岳1049名、藤原岳260名、計1309名。
 回収したゴミの量、御在所岳133kg、藤原岳62kg、計195kg。
とのことでした。ゴミの量は、95年(403kg)から毎年約100kgずつ減っているので、この調子で99年にはゴミがなくなるよう願いたいものです。
 主催された、三重県および愛知県勤労者山岳連盟の皆様、お世話になりました。




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