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由布岳

upload 2006. 6. 5

由布岳正面登山口-合野越-マタエ-由布岳西峰-由布岳東峰-由布岳東登山口-由布岳正面登山口

 前日に博多で職場の同僚の結婚式があり、せっかく九州まで行くのなら、と言うことで車で出掛けて翌日に由布岳に登ってきました。
 由布岳は正面登山道と東登山道の2つのルートがあります。正面登山道はジグザグに登っていくだけで道自体は単調ですが、林を抜けると展望抜群で九重の山群を展望しながら登っていくことができます。ただし、最後30分くらいは急登です。東登山道は、鎖が2本とロープが沢山あって、道自体は面白いのですが、木が茂り展望の方はイマイチです。空気の澄んだ朝のうちに展望の良い正面登山道から登り、下りは土が柔らかい東登山道から下るのが膝にも優しいのではないでしょうか? ただし、東登山道から下ると、正面登山口まで戻るのに30分ほど余計に歩くことになります。
 双耳峰の由布岳は、西峰、東峰の2つの頂上を持つのですが、西峰の方は鎖場が続き、障子戸と呼ばれる危険箇所もありますので、初心者の方にはお薦めできません。頂上部のお鉢巡りは、鎖、ロープはありませんが、岩越えが多いので危険があるのと、結構足に負担が掛かります。技術的にはマタエから西峰への岩場を、あまり鎖を使わずに登っていければ大丈夫です。岩越え箇所は下るより登る方が安全なので、西峰から東峰へ廻るのをお薦めします。


区間所要時間(分)
由布岳正面登山口-(35)→合野越-(60)→マタエ-(10)→由布岳西峰-(55)→由布岳東峰-(55)→由布岳東登山口-(40)→由布岳正面登山口


2005.10. 2(日) 晴れ時々曇り
   博多から国道を南下中、渋滞続きで途中で寝てしまいそうになりながらもようやく辿り着いた由布岳登山口だが、別府-湯布院間の道路沿いということもあって、車の通りが多くて中々寝られない。ここで車中泊をお考えの方は何処か静かな所で寝た方がいいと思います。
6:10 登山口を出発
 と言う訳で、いつも通りほとんど寝られないうちに出発の時間となってしまった。でっかい案内板の横から野原の中を進んでいく。左手にモッコリした飯盛ヶ城、右手に朝日を浴びて赤く見える由布岳を仰ぎ見ながら進んでいくと、山の入り口で牛止め?のゲートに突き当たる。これを過ぎると自然林の中に入っていく。登山口から30分ほど歩くと木が少し薄くなって、ちょっとした広場にでる。
6:45 合野越
 この広場が合野越と呼ばれる所らしい。まだまだ向かいの飯盛ヶ城の方が高い。秋らしい青空と白い筋雲、今日は非常に天気が良さそうだ。
 合野越から再び林の中を登っていくと20分程で林を抜けて一気に視界が開け、背後に九重の山々が見渡せるようになる一番左手が黒岳、その隣の高いのが大船山、一番右手は三俣山っぽく見えるのだが、大船と同じくらいの高さの中岳、久住山は一体何処に...? いつのまにか飯盛ヶ城もはるか眼下になっている。このあと道はジグザグに折り返しながら高度を上げていくが、登る程に斜度がきつくなってくる。林の中を黙々と登ることになると辛い状況だが、九重を見渡しながらの登りなので辛さもずいぶん楽になる。ちょっと登っては九重の写真を撮り、さらに登ると麓の湯布院も見下ろせるようになりまたまた撮影、一体何枚九重の写真を撮ったことか...。それでも最後は景色の良さではごまかせない程の大変な急登となって、合野越から約1時間登りっぱなしでマタエに到着。
8:00 マタエ
 由布岳東西の峰の分岐点となるマタエ。東峰へは右手のガラガラ道を西峰へは左手の鎖付きの岩場を登っていく。危険箇所は下るより登る方が安全なので、お鉢巡りを予定の方には西峰→東峰の順をお薦めします。また、岩場、鎖に慣れてない初心者の方には西峰、お鉢巡りはお薦めできません。
 さて、西峰への取り付く鎖付きの岩場を越えると、いよいよ障子戸と呼ばれる岩壁が見えてくる。写真左手下からアプローチして、中央上の大岩の下から左へ掛けられた鎖を頼りに岩壁の上に出る。すぐ先が西峰頂上でマタエから10分ほどで到着。
8:20 由布岳西峰(1584m)(大休止)
 またまた九重の山々を展望しながら大休止。九重の左手には祖母、傾の山々も見えている。東峰、鶴見岳の向こうの別府湾は逆光で良く見えない
8:40 休憩を終え出発:お鉢巡りへ
 今度は東峰へ向けてお鉢巡りへ出発。やや滑りやすい道を下っていくと、所々トリカブトの花が固まって咲いていた。20分ほど下ると登りに転じ、今度は岩の多い稜線をかなりの急登となる。岩を乗り越えながらと言う感じで大きな段差を登って行くので足がつりそうになる。槍の先のような三角形に尖った岩を縫って登っていくと東峰からの尾根にでて、西峰から約1時間で東峰に到着。
9:35 由布岳東峰(昼食?)
 東峰頂上には方位盤(方位石?)が置かれていた。しかし、空には雲が増えてきて九重の山々も見えなくなってしまっては方位盤も意味がない。鶴見岳やその向こうの別府湾を眺めながらかなり早いが昼食。そのうちに由布岳も雲の中に入ったのか、東峰に着いた時には綺麗に見えていた向いの西峰までが霞んで見えるようになってきた。
 帰路は、景色が見えないと、あの正面登山道の単調な下りは辛いので、自然林が楽しめそうな東登山道で下山する。ただし東登山道で下ると、違う登山口に降りてしまうので正面の登山口まで30分ほど余計に歩くことになる。
10:10 昼食?を終え出発:東登山口へ
 東登山道の降り口へは、お鉢巡りの稜線を10分ほど戻ることになる。
10:20 下山口分岐
 降り口すぐに鎖があったり、その後もロープが多数あったりするが、基本的には柔らかい黒土の道を下っていくので、下るには正面登山道を下るよりは膝に優しいように思われる。やや細い広葉樹林の中を、試験管ブラシのような細長い白い花や赤いトウモロコシのような実を付けた草を見ながら下っていくと、分岐から50分ほどで東登山口と日向岳観察道の分岐点にでる。
11:05 東登山口分岐
 高度的にはほとんど登山口近くまで下ってきた訳だが、車があるのは正面登山口なので、日向岳観察道なる道で正面登山口へ向かう。この道は単に林を抜ける平坦な散策路だろうと思っていたが大間違い。もう山から降りたという気になっていると、アップダウンも少しあって決して楽ではなかった。それでも、苔蒸した”もののけの森”風の箇所もあって、木々を楽しむにはなかなか面白いコースであった。深い森の雰囲気を楽しんでいると30分ほど(ただし日向岳はパス)で往きに通った合野越への分岐にでる。
11:45 合野越分岐
 あとは朝来た道を辿り、ゲートを過ぎると分岐から10分ほどで登山口に帰着。
11:55 駐車場帰着
 たっぷり展望を楽しんで降りてきたので普通に丸一日歩いたように感じるが、まだ午前のうちに車に戻ってくることができた。
12:20 由布岳登山口発
 明日は会社なので夕方の混む時間前に九州を脱出しようと、ちょっと早いが帰路につく。
16:55 周南市着
 




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