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北九重山縦走
-黒岳、大船山、三俣山、平治岳-

upload 2002.10. 7

男池-黒岳-大船山-坊ヶつる(泊)-三俣山-平治岳-男池

 前週の傾-祖母縦走から一週間、別府で療養...じゃなくて社用を済ませ、ついでに由布岳にでも登って帰ろうと思ってましたが、土日天気が良さそうなのと、さすがは別府の湯治効果で体力も回復したので、九重の北の方の山を縦走してみることにしました。
 丁度この1年前に九重の南の方の山を縦走したのですが、南九重の山は、いかにも火山らしい、岩と土ばかりの、木のない世界でした。これに対し北の方の山は木々に覆われ、同じ”九重”と言っても全く別の山に思えます。しかし、北九重の山も、ちゃんと火口の跡を残していて、やっぱり火山であったことがわかりました。
 残念ながらこの時は、紅葉にはまだ少し早かったのですが、大船山の段原から頂上までは、綺麗に色付いていました。10月下旬には黒岳の方でも紅葉が楽しめるのではないでしょうか?
 九重というと、人も多くて、どこも道が明確なのかと思ってましたが、長者原、牧の戸からの道以外は、そうでもないようです。今回のコースの中では、黒岳風穴〜大船山段原、坊ヶつる〜大戸越〜ソババッケは、ミヤマキリシマの咲く時期以外は通る人も少ないようなので、ご注意下さい。



区間所要時間(分)
男池-(55)→ソババッケ-(100)→黒岳天狗岩-(25)→黒岳高塚-(115)→段原-(15)→大船山-(15)→北大船山-(50)→坊ヶつる(泊)
坊ヶつる-(50)→すがもり越-(45)→三俣山-(90)→坊ヶつる-(55)→大戸越-(35)→平治岳-(60)→ソババッケ-(30)→男池

2001.10.13(土) 曇りのち晴れ
  男池登山口
 別府から由布岳の前を通って、湯布院を過ぎ、やまなみハイウェーで南下。湯平温泉の案内を過ぎて、黒岳男池あるいは白水鉱泉の案内で左折する。長者原まで行ってしまったら行き過ぎ。あとは、男池の案内を頼りに進むが、道はかなり頼りない道になる。やまなみハイウェー沿いの長者原や牧の戸のイメージを持っていると、かなり心細い思いをすることになる。”これでいいの?”って感じの道を進んで行くと、突然、左手に土産物屋風の建物と駐車場、右手にはトイレが現れる。これが男池の登山口だ。最初の駐車場は、土産物屋の駐車場のようなので、次のトイレの向いにある、広いアスファルトの駐車場に車を入れる。私が一番乗りだ。夜になると、あと3台ほど車がやってきた。夜空は満天の星だったのに、動きの速い雲がどんどん星空を消して行ってしまう...。
6:20 男池登山口を出発
 雲は晴れないまま、真っ白の空のもと、土産物屋の向いの料金所みたいな所から男池へ向う遊歩道に入る。男池は少しコースから外れるようだが、水を補給しなければ...。5分程で男池に到着。柄杓が沢山ぶら下がっているので、これで水をすくって給水。ここでは手や顔を洗うのは御法度のようだ。
 男池をでると、まだ薄暗い林の中を行く。30分程歩くと、道が柵で行き止りに...と思ったら、放牧している牛(こんな所に牛がいるの?)のための柵で、人は通れる。柵を過ぎてすぐ左手に”かくし水”と呼ばれる水場が見つかる。
6:50 かくし水
 ここまでは散歩道という感じであったが、いよいよ山らしくなり、登りが始まる。林の中をひと尾根越えて下って行くと、ちょっとした広場にでる。ここが”ソババッケ”と呼ばれるところのようだ。
7:15 ソババッケ
 大きな倒木に腰掛けて小休止。右手に青空を背に朝日を浴びた平治岳が見える。思ったより天気が良さそうだ。
 ソババッケをでると、すぐに道は分岐しており、右手は大戸越へ向う道で、帰りはここから降りてくるはずだ。分岐を左へ風穴に向うと、苔蒸した巨岩を縫うように進む、深い緑の原生林を行く道となり、やがて黒岳と大船山の谷間を行く岩ゴロゴロの道となる。ソババッケでは青空が見えてたのに、いつのまにか空は暗い雲に覆われ、時雨れてきた。おまけに遠くから”ドーン”という重低音が響いてくる。雷にしてはちょっと変な音だと思ったら、どうやら自衛隊の演習場が近くにあるらしい...。せっかく、あまり人の手が入ってなさそうな、自然味溢れるコースなのに、砲弾の音が響く中を歩くとは、興醒めである。
 大した登りはないが、岩ゴロゴロの障害物走という感じの道をソババッケから約1時間で”風穴”に到着。
8:20 風穴
 文字通り大きな穴が空いていて、ロープが掛けてあるので降りられるが、出るとき苦労しそうなので、覗くだけにしておいた。中は、夏でも氷があるらしい...。
 風穴で休憩したら、いよいよ黒岳への急登に取り掛かる。あまりの急登のため、時々、紅葉し始めた向いの大船山の山腹を眺めて息つぎしながら登って行くと、高塚と天狗岩を分ける分岐点にでる。
8:55 天狗岩分岐
 まずは、右手天狗岩へ向う。薮っぽい、低木の林を抜けて行くと、岩ゴロゴロ地帯に入る。ペンキのマーカーを頼りに岩を乗り越えながら登って行くと、積み重なった岩のてっぺんに到着。
9:15 天狗岩(大休止)
 このコースでは初めて大きく展望が広がるが、ガスに覆われ、隣の大船山さえよく見えない状態だ。この天狗岩から、北側に広がる”みいくぼ”と呼ばれる樹林帯を見下ろすのが、紅葉時のベストスポットなのだそうで、赤、黄、オレンジの錦ヶ原となるそうだ。この時は、個々の木は色付いているものもあるものの、全体では、まだまだ赤味が足らず、錦ヶ原となるには、あと1,2週間必要なようだ。この”みいくぼ”は、今でこそ樹林帯となっているが、実は火口なのだそうだ。
9:55 休憩を終え出発
 次ぎは、向いのピーク、高塚に向う。岩場を慎重に下り、低木の林を下って行くと、なぜか、先の分岐点とは別の分岐にでる。ショートカットがあるようだ。案内を頼りに進むと登りに転じ、天狗から30分ほどで高塚に登り着く。
10:20 高塚(1587m)(大休止)
 ガスで相変わらず展望が得られない...。こちらは、ちゃんと地面のあるピークで安心だが、向いに見える天狗のピークは、本当に岩を積み上げただけのようで、”こんなとこ登って大丈夫なの?”という感じで、今にもガラガラと崩れそうに見える。
10:50 休憩を終え出発
 高塚-天狗岩間の低木の林の中は、迷路のようで方向感が掴みづらいが、案内を頼りに進むと行きの急登路に戻り、これを転がるように下って行くと高塚から30分で風穴に降りる。
11:20 風穴
 黒岳の次ぎは大船山に登るが、これがまた急登コース。大船山への登り口は、ソババッケからの道をさらに少し先へ進んだ所。右手に注意しながら、下り気味の道を数分歩くと、段原を経て大船山に向う道が見つかる。薄暗い林の中を、ひたすら登っていくと、次第に木の高さが低くなってきて、ついに、米窪と呼ばれる大船山のお釜のふちに登り着く。お釜のふちに沿って歩くと、時々お釜の底が見下ろせる場所にでる。
12:30 大船山米窪のふち(昼食)
 大船山頂は丁度お釜の反対側あたりで、まだまだ遠いので、お釜のふちで昼食。お釜のふちの斜面は、かなり色付いていて黒岳より紅葉が進んでいるお釜の底は、わずかに水が溜っているようにも見えるが、池という程のものは見られない。
13:15 昼食を終え出発
 北大船山を経由して段原へ行こうと、大戸越への分岐でお釜のふちから外れる。道は湿原のようなところを抜けて、溝の中のような所を下って行くが、北大船山への分岐がなかなか現れない...。このまま大戸越まで降りてしまっては困るので、途中で引き返して、再びお釜のふちに戻った。という訳で約30分タイムロス。北大船山は湿原からすぐ目の前に見えてるのに...。
 再びお釜のふちの道を行くことになったが、実はこの道は、背丈くらいの低木(←これがミヤマキリシマ?)の茂みを開いた、人一人通るのがやっとの非常に狭い道で、両側から張り出した木の枝がザックの横につけたロールマットに引っ掛っかって大変であった。横幅の広いザック(または横幅の広い体)をお持ちの方は、難儀すると思われる。また、横幅の狭い体の方も長袖、長ズボンが必要だ。私はいつも通り、半袖シャツ、短パンなので、手も足もキズだらけになった。迷路のようなミヤマキリシマの薮から開放されると、最後に少し登って見晴らしのよい段原に到着。(風穴から実質2時間くらい。)
14:10 段原
 西方が大きく開けて、三俣山や噴煙を上げる硫黄山、久住、中岳などお馴染みの山々が展望できる。しかし、雲が垂れ込め、白く霞んでいるのが残念。大船頂上からの斜面はオレンジ色に色付き、霧に霞みがちの山頂部には、沢山の人影が見える。
 ひと休みして、頂上に向う。またまた低木を縫う道となるが、今度は道が広くて安心。登るうちに急速に霧が晴れてきて、頂上からの斜面がオレンジ色が輝いて見えるようになってきた。頂上への急登も自然と急ぎ足になって、段原から15分で頂上に到着。
14:40 大船山頂上(1786m)(大休止)
 頂上部は木がなく岩場になっていて、360度大展望が広がる。私は頂上に池があるとは知らなかったので、深い緑色の御池まわりの木々の紅葉は予想外の光景で、ちょっと感激。\(^-^)/ しかし、ここでさらに池まで降りれば、池の水面に紅葉した木々が映り込むようになり、”九重写真家”の間では良く知られた撮影ポイントであったらしいが、池の存在すら知らない私がその話を聞いたのは、段原に降りてからであった...。ちゃんと予習して行かないと...。
 段原方向を振り返ると、湿原のふちに少し盛り上がった感じの北大船山、湿原のふちの向こうには平治岳が見える。残念ながら、紅葉しているのは、大船山頂上付近だけのようだ。そして、西方眼下には、坊ヶつるが広がり、その向こうには恰幅のよい三俣山がそびえ、その左手遠方に久住、中岳、稲星、白口と並んでいる。大船付近は綺麗に霧が晴れたのに、まだ西方が霞んでいるのが残念。
15:00 休憩を終え出発
 ミスコースして行きそびれた北大船山に向う。段原を通り越して5分も登るとすぐに到着。
15:15 北大船山頂上(1706m)
 段原から大船山頂にかけての紅葉が本当に綺麗に見える。しかし西方は相変わらず霞んでいる...。
 再び段原に降り、紅葉した大船頂上部を見納めすると、坊ヶつる目指し、右手(西)へ下って行く。最初のうちは見晴しのよい道で足取りも軽いが、しばらく下ると林の中に入り、道が複数に分れたりしてややこしくなる。さらに石ゴロゴロの道になって、延々続く下りにうんざりする頃、ようやく坊ヶつるにでて、大戸越からの道と合流、避難小屋の前を通ってキャンプ場に到着。
16:15 坊ヶつる
 何処にテントを張ったらいいのか迷ってしまう程、広々とした坊ヶつる。まだ紅葉の季節には少し早いので、それほどテントの数は多くなく、私が到着した時には10張もなかった。法華院温泉に行ってみたい気もするが、微妙に遠いのでやめといた。行きはともかく、帰りが...。夜は、輪になって歌を歌ってるグループがある。ここは、いつもこういう調子なんでしょうか?
2001.10.14(日) 晴れ
6:40 坊ヶつる発
 この日は朝から快晴。朝日を浴びたまわりの山々が、少し赤味を帯びて見える。まずは、三俣に登って、またこの辺りに降りてくるので、テントは張りっぱなしで出発。朝露に濡れたテントも帰ってくる頃には乾いているだろう...。
 坊ヶつるから三俣に直登するコースもあるようだが、それは下りに使うとして、登りはスタンダードに、すがもり越から。三俣の裾野をまわって法華院へは、平坦だが10分位掛る。やはり微妙に遠い...。法華院の小屋の裏から、右手に三俣のガレを見ながら30分くらい登り続けると北千里ヶ浜に登り着く。するとまた平坦になって、正面に水蒸気を吹き上げる硫黄山、右手に三俣を見上げながら歩いて行くと、右手前方にやたらペンキマーカーだらけのガレた道が見えてくる。これを登って行くと、石でできた避難小屋の前、すがもり越に到着。
7:30 すがもり越
 いよいよ三俣の登りに掛る。直登気味に登って行くと20分でまずは、西峰に登り着く。
8:00 三俣山西峰
 登ってきた南方を見降ろすと、硫黄山が吹き上げる水蒸気の向こうに星生山、北千里ヶ浜の向こうの久住山など、南九重の山々が、朝日を浴びて輝いていて、最高に展望が良い。
 しかし、ここはまだ頂上ではなく、まだ北側に”二俣”めが見えている。遠くからハッキリ”三俣”に見える(写真は久住分れから)だけあって、北側は谷になって大きく落ち込んでいて、道は見当たらない。北側の峰への道は、左手の尾根から大きく廻り込んでいるようだ。湧蓋山や西側に広がった平地を見晴しながら歩く非常に気持ちのいい尾根道だ。筋湯のあたりであろうか?湧蓋山近くで水蒸気を吹き上げているのが見える。
 気分爽快の尾根道はすぐに終わって、少し下ると”二俣”めへの登りとなる。溝なのか道なのかよく分からない所を登って行くと、道は左右2つの峰に向って別れる。とりあえず、頂上っぽい雰囲気の右手の峰へ向う。
8:20 三俣山第四峰
 しかし、ここには三角点はなかった。どう見ても頂上っぽい雰囲気なのだが...。頂上じゃなくても展望は抜群で、北東遠くには由布岳の特徴的な双耳峰、その隣は鶴見岳であろうか、雲の上に頂上を覗かせている。南東には、白口岳の肩遠くには先週登ってきた祖母山らしき山頂が見える。でも傾は雲の中のようだ。南には、南九重の山塊が見渡せるが、稲星山だけは、中岳の陰で見えない。久住、星生の間、遠くには、阿蘇の山も見える。ところで、中岳の手前(北)の山には、名前もルートもないのだろうか...?
 ここには三角点がないので、念のため西側の、のっぺりした草野原のような峰に行ってみる。
8:45 三俣山頂上(本峰)(1745m三角点)
 草野原の広場で三角点を発見。この峰が頂上らしい。しかし第四峰、南峰は人が多いが、この頂上にはだれもいない...。他の峰同様展望は良いのだが、頂上部が広すぎて、足元を見下ろす”高度感”が得られないのは、わざわざ登ってきた者にとっては少し物足りないところだ。
 頂上から東側へ、南峰に続く道を降りて行くと、途中、北側が大きく落ち込んでいる...と思ったら、大きなお釜が現れた。横にはエクボのような小さなお釜も...。お釜ではなく、”大鍋・小鍋”と呼ばれているそうだ。”お鍋”の内側は少し色付き始めていて、遠くには由布岳も見える。木も生えてなく、いかにも火山っぽい南九重も山々と違って、北九重の山は、木に覆われていて火山には見えないが、黒岳も大船山もこの三俣山も大きな火口跡を残した立派な火山であることが分かる。
9:10 三俣山南峰(昼食)
 三俣四峰めの一番東にある峰に到着。振り返ると、岩の多い第四峰と草野原の本峰が対照的に見える。かなり早いが、坊ヶつるで昼食を取るよりは、山の上で...、という訳で、南九重の山々を見渡しながら昼食。久住の右手遠くには、阿蘇の山(たぶん中岳)も見える。大船山は、ここから見ても段原から上が赤味を帯びて見え、紅葉しているのがわかる。
10:15 昼食を終え出発
 荷物を全部持っていれば、大鍋・小鍋を廻って雨ヶ池に降りるコースが面白そうであったが、テントを置いてきたので、坊ヶつるに戻らなければならない...。指導標みたいなのが全くないので、何処へ降りる道か分からないが、法華院の方角に向いている、第四峰と南峰の間から降りて行く道で降りてみた。最初は、大船山を展望し、坊ヶつる・法華院を見下ろしながらのコースであったが、途中で大きく右手へ廻り込んで、坊ヶつるから離れて行く...。どうやら、すがもり越へトラバースしていく道のようだ。すがもり越まで行ってしまっては遠回りなので、せめて北千里に降りようと、左手へそれて行く熊笹の中の薄い踏み跡にコース変更。しかし、薄い踏み跡は期待通り北千里へは向っているものの、とんでもないガレ場にでてしまった...。こんな所でも、たまに赤や黄色のテープを巻いた杭が打たれているのが不思議だ。浮き石だらけのガレ場を多量の落石とともに北千里に降り立つ。
10:55 北千里に降りる
 ”急がば廻れ”という通り、雨ヶ池から廻ってくれば良かった...と思いつつ、坊ヶつるに向う。平治岳、大船山を背景に広がる広大な坊ヶつるに自分のテントを探しながら(小さすぎて見えない...。)下って行くと、30分ほどで法華院を経て坊ヶつるに帰着。
11:35 坊ヶつる(テント撤収&大休止)
 当然テントはすっかり乾いている。念のためひっくり返して、ついでにシュラフも草の上に広げて大休止。隣のテントの人は、平治岳へ行ってきたようだ。坊ヶつるから三俣への直登ルートの事を聞いてみると、薮気味の溝のような所をホントに真直ぐ直登するというこという事なので、そんな所を下るよりは、あのガレ場の方がまだマシだったかもしれない...。平治岳への道の情報を仕入れて出発。
12:25 休憩を終え出発
 平治岳へは、坊ヶつるの避難小屋の前を通って、大船山への道と分れ、左手へ廻り込んで行く道をたどる。平坦な道をしばらく行くと林の中に入っていくが、林の中で方向感が掴めないのと、道がしばしば複数に別れたりするので、なんだか心細くなる。やがて道は、低木の中、黒土の溝のようになり、ますます心細くなるが、これを進んで行くと、すすき野原のような所にでる。
13:20 大戸越
 このすすき野原の真ん中に空いた広場が、平治岳、大船山の分岐となる大戸越のようだ。左手に平治への取り付きを探すと、ミヤマキリシマの間の狭い登り口が見つかる。ミヤマキリシマのシーズンは混雑するので、登りと下りの道が分けられているが、この時期登山者は見当たらない...。結構急な斜面を30分ほど登り続けるとようやく頂上に辿り着く...。
13:55 平治岳前峰
 と思ったら、下から見えてたのは前峰で、頂上はまだ後ろに...。気を取り直してさらに進むが、またまたミヤマキリシマの間の非常に狭い道で歩き辛い。手や足を引っ掻かれながら迷路状の道を進むと、ようやく本当の頂上に到着。
14:05 平治岳頂上(1643m)(大休止)
 午前は、あんなに天気が良かったのに、いつの間にかガスが湧いてきて、隣の大船山、黒岳も雲の中になってしまった。おまけに南九重は逆光で見辛い...。湧蓋山であろうか?三俣の右手に綺麗な山容の山が見える。
 それにしても、誰も登ってこない。ミヤマキリシマの時期しか、この山に登る人はいないのだろうか?
14:35 休憩を終え出発
 最後にもう一度隣の黒岳大船山、そして南九重の山々を見渡して、この山行最後のピークを出発。いつもながら、最後のピークを発つ時には、なんだか寂しいものだ...。
15:00 大戸越
 大戸越に降りると、次はソババッケに向うのだが、それらしき道が見当たらない...。ひょっとして...と思って、坊ヶつるからの道の延長線上のすすき野原に分け入ると、踏み跡を発見! またまた黒土の溝の中のような道をトレースしていくと、やがて林に入り、枯れ草に囲まれた閉塞感からは開放されるが、今度は沢の跡のような石ゴロゴロの道になる。荒れた道をどんどん下って行くと、大戸越から30分ほどで、黒岳からの道と合流してソババッケに到着。
15:35 ソババッケ
 ソババッケからは、往きと同じ道で不安なく歩ける。下り気味の道を快調に飛ばし、途中、かくし水で顔を洗ってさっぱりすると、ソババッケから30分ほどで男池登山口に帰着。
16:20 男池駐車場帰着
 男池は、やまなみハイウェイから外れていて少しヘンピな所だが、休日とあって、駐車場は結構車が詰まっていた。
 私の登山靴は、足首の締めが甘いのか、いつも靴の中が土だらけ落葉だらけになってしまう...。トイレ前の水道で足を洗らって、出発。
16:50 男池発
 帰りは、白水鉱泉、湯平温泉を抜けて湯布院に戻ると、県道を北上して宇佐へ。あとは、国道10号→2号で無事帰宅。やっぱり遠いな〜。九重がもう少し近ければいいのに...。
22:25 新南陽市着
 

今回の九州遠征の前編、”傾-祖母縦走”はこちらです。
久住山、中岳など、九重山南部の山の縦走記録はこちらです。
ミヤマキリシマ咲く、花の九重山縦走の記録はこちらです。




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