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名峰:日本三名山

白 山
(標高2702m)

upload 97. 9. 7

別当谷出合-観光新道-室堂-御前峰-大汝峰-室堂-砂防新道-別当谷出合
map

 電話があったのは、もう夜の9時を過ぎたころだった。
 「明日、白山に行こうか。12時頃出れば朝には着くよ。」
 「・・・
 彼の言う”明日行く”とは、どうやら”今すぐ出発する。”という意味のようだった。昼寝もしていないのに徹夜明けに山に登れというのか?
 という訳で、いつものパートナー氏と”白山”に日帰りで行くことになった。お盆休みなので山も道も混みそうだし、台風も来ていて天候も良くなさそうなので気が進まなかったのだが、「明日は絶対晴れる。北陸道は混まないよ。」という言葉に騙され、山では”白山”の文字通り、景色は真っ白、帰り道は大渋滞に巻き込まれて悲惨な目に遭った。



  97. 8.16 曇り 時々 晴れ

8/15
23:00
四日市発
 桑名のパートナー氏を拾って国道365号を北上。関ヶ原より名神高速に入り、米原JCTで北陸自動車道へ。
1:50 福井北ICで高速を降り、国道416号で九頭竜川沿いに勝山方向へ向かう。勝山付近で国道157号に乗り換えるのだが、ここで注意が必要。416と157は交差していないのだ。我々は交差していると思い、416をトレースしていくと山の中に入ってしまった。416で勝山市街への標識を通過した後、直進の方が道幅が広いのに、416号の案内標識に従って左に曲がってしまったら、間違いである。直進して157号の案内標識で左折しよう。157号で山に入り長いトンネルを抜けてしばらくの白峰村で、”白山、市の瀬”の案内に従って国道から離れ、狭い山道を10km位行くと市の瀬にたどり着く。
3:05 市の瀬着
 休日だけなのか、それとも夏休み中ずっとなのか、わからないが、市の瀬で道は閉鎖され、登山口の別当出合まではマイカーでは入れない。市の瀬の駐車場は結構車でいっぱいであった。誘導員として夜勤のアルバイトまで雇っているにもかかわらず、駐車料金を取らないのは良心的だ。市の瀬から別当出合まではバス(有料)がピストンしているが、始発は5時ということで、しばらく仮眠した。と言っても私は全く寝られない。横にいる人は寝ているようだ。
5:05
5:20
朝2番目のバスに乗り、市の瀬発
別当谷出合着
 別当谷出合にもトイレや洗面所があるので、とりあえず早くバスに乗って、こちらで朝食を食べるのもいいかもしれない。
5:25 出発
 お天気はやや雲が多いが徐々に晴れそうに思えたのだが...。
 登山者は、別当出合のバスターミナルで早くも究極の選択を迫られる。尾根沿いに歩く”観光新道”で行くか、谷沿いに歩く”砂防新道”で行くか。登山口が”砂防新道”の方が良く整備され、”観光新道”の方はやや荒れた”裏道”といった印象があるためか、”砂防新道”を行く人の方が多い。コースタイムも”砂防新道”の方が若干短いようだ。しかし、お勧めは”観光新道”である。尾根に上がるため、いきなり急登となるが、谷底を歩くのと、尾根を歩くのとで、どちらが景色が良くて気分爽快であるかは考えるまでもない。(ただし、晴れていればのことだが。)なお、”観光新道”は室堂まで水場がないので別当出合のバスターミナルが最後の水場となるので水の補給を忘れずに。
 さて、別当出合のバスターミナルの奥からすぐに左手の山へ入る”観光新道”は、いきなりの急登が続くが、1時間位で尾根まで出てしまうと、”砂防新道”が通る別当谷を隔てた向かいの別山はもちろん、反対側の白山釈迦岳の姿も楽しめる。朝日に輝く白樺?の林や、白、黄、ピンク、紫など、10種近くの高山植物の咲き乱れる尾根道を行くのは非常に気持ちが良い。(逆光と霧で真白だが、写真やや右手の尾根を登っていく。)高山植物の種類も量も”砂防新道”より”観光新道”の方が多かったと思う。花の時期は丁度満開(やや後期?)であった。
7:15 殿ヶ池ヒュッテ(休憩)
 無人の避難小屋”殿ヶ池ヒュッテ”まで来た頃には雲の中に入ったのか、あたりは真白になってしまった。
8:05 黒ボコ岩(休憩)
 ここで、別当谷から登ってくる”砂防新道”と合流、一気に人が増えた。この時間、登る人より下る人の方が多い。室堂で泊って御来光を拝んで降りてきた人達だ。朝は非常に天気が良かったそうである。
 黒ボコ岩を過ぎると室堂はすぐそこ。少し登ると、別世界のような緑の平原”弥陀ヶ原”に出る。左手奥には雪渓も見られる。しかし頂上の御前峰は、霧の中で弥陀ヶ原からは見えなかった。ハイマツに覆われた丘を登った所が”室堂”だ。途中振り返ると弥陀ヶ原の緑が一面に広がっている。
8:30 室堂(大休憩)
 ここでようやく、御前峰頂上を見上げることができた。緑のハイマツで覆われている御前峰だが、頂上部は、御嶽山同様火山らしく、赤っぽい岩や石ころだらけに見える。
 大きな宿泊所がいくつか集まっている室堂だが、それでも夏期は泊るには予約が必要であるようだ。室堂センターには、山頂池めぐりのパンフがあるのでゲットしよう。また、室堂センターの裏には水場やトイレもあり、一般客でも使用させてもらえるようなので用のある人は済ますべし。
8:55 休憩を終え出発
 白山神社の横を通って、いよいよ御前峰頂上を目指す。下から見るとなだらかに見えたが、登り始めると結構きつい。それでも30分ほどで頂上に到着。
9:25 御前峰(2702m)頂上(大休憩)
 頂上にも社があり、帰りの無事と霧が晴れるのを祈ったが、速効性はなく、まわりは真っ白で、楽しみにしていた北アルプスの展望は得られなかった。それどころかすぐ前の”紺屋ヶ池&大汝峰”も霧の中に垣間見るくらいになってしまった。大汝峰はのっぺりしているが、そのすぐ横の剣ヶ峰はガレ石の固まりのようで、登るのは大変そうだ。
 室堂の方を見下ろして見ると、一面緑の室堂平、弥陀ヶ原が広がっている。
 御前峰の頂上部は比較的広いが、”岩ゴロゴロ”という感じで平らな所がない。方位盤が設置してあるので、晴れていれば、見える山の名前を確認してほしい。
10:00 休憩を終え出発
 御前峰から火口に降り、紺屋ヶ池を過ぎると御前峰からは見えなかった、大きな”翠ヶ池”が見えてくる。名前の通り緑色の水を湛えた丸い池は、水蒸気爆発で岩石が吹っ飛んだ跡の凹地であるらしい。
 翠ヶ池から、大汝峰への道は遠回りになっており、わかりにくい。山とは反対方向の”血の池”あたりまで一度戻らないと大汝峰への道が見つからない。御前峰頂上から見ると、大汝峰の左手尾根に道がついているのが見えるので、あらかじめ山のどのあたりを登っていくのかを把握しておくとよい。
10:45 大汝峰(2684m)頂上(昼食)
 御前峰と違って頂上部は広く平らで、石垣で囲まれた社があり、同じく石垣に囲まれた避難小屋もあった。やはり、あたりは真っ白ですぐ前の剣ヶ峰、御前峰は全く見えない。昼食を食べながら、霧が晴れるのを待ち、晴れると走ってって写真を撮り、ようやく、”翠ヶ池&剣ヶ峰、御前峰”というお約束の構図をカメラに収めた。
11:50 昼食を終え出発
 頂上巡りの帰路は、御前峰を左手に見ながら、雪渓に覆われた千蛇ヶ池を通り、室堂へ戻った。
12:30 室堂
 あとはひたすら下るだけ。黒ボコ岩から砂防新道を通って下山。こちらは谷コースなのでいくつか水場があった。高山植物のお花畑を縫いながら谷沿いに下っていく。途中、工事車両用の車道を横切り、さらにしばらく下ると吊り橋が見えてくる。これを渡れば別当出合のバスターミナルだ。
14:45 別当出合帰着
15:00 別当出合バス発
 我々が着くと同時にバスがやってきたので、市の瀬までゆっくり座ることができた。
15:20 市の瀬着
15:30 市の瀬発
16:50 福井北ICから北陸道へ入る
 高速に乗るやいなや”渋滞14km”の道路情報。恐れていた通りの事態である。しばらく走ると本当に止まってしまった。幸い渋滞は2km位で再び流れだしたが、少し進むとまた渋滞。断続的に渋滞が繰り返され一向に距離が伸びない。とうとう木之本で高速を降りて国道365号で帰ることに。一気に桑名まで帰ってしまえばよかったのだが、さすがに渋滞で疲れたので途中夕食を食べたのがさらに悲惨な結果を生むことになった。関ヶ原を目前にして車はピタリと止まってしまった。このあと関ヶ原を過ぎるまでlow gearだけで走らなければならなかった。
22:20 四日市帰着

 
¥¥¥御参考まで¥¥¥(97.Aug.)
関ヶ原-福井北(片道) 名神-北陸道 \3,100
市ノ瀬-別当出合(片道)15分 北陸鉄道バス

\390

走行距離 往復 470km


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