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Canada & USA

upload 97. 3.15

Naiagara Falls - Canadian Rockies - Las Vegas - Los Angeles



 ネタが古くて恐縮ですが、私の唯一の海外旅行を紹介させてください。
 「体が動くうちに外国へ行っておきたい。」などと言って、突然海外旅行憑いた両親に、”通訳”として同伴してもらった時の記録です。なお、添乗員付のツアーだったので、誠に残念ながら”通訳”はその能力を発揮する機会もなく、安心して観光を楽しみました。



95.9.11 Naiagara
 関西国際空港発、Detroitを経て空路Buffaloへ。BuffaloからバスでNaiagaraに着いた時には既に夜も更けていた。ホテルに荷物を置くと早速滝へ。さすが観光地、夜9時を過ぎても人通りが多い。滝は夜間ライトアップされ、 見ていると色が赤、青、黄色と変化している。(しかし、実際には写真ほどきれいに色付いては見えません。)
 このあと、夜の街を少しうろついてみた。外国の観光地ではなぜか、蝋人形館やお化け屋敷が多い。日本では遊園地ぐらいでしか見かけないのだが、海外ではポピュラーな娯楽施設なのだろうか。別に、”ドラキュラやフランケンシュタイン縁りの地”ではないにもかかわらず、日本の”ゲーセン”並みに蝋人形館やお化け屋敷が幾つも軒を連ねているのは不思議な光景である。

95.9.12 Naiagara
 午前は遊覧船で滝に接近。二階建ての船は配布された青のビニールのカッパを着た観光客でいっぱいで、さながら囚人船の様だ。船は"許してくれ〜"と言いたくなるほど滝に近づくので、良く見える様にと水際に陣取ったりすると、ずぶ濡れになる。少なくとも2列め以降で人影に隠れて見るのが賢明だ。カメラを守るため、透明のビニール袋を忘れないように。(写真で滝壺の真ん中に見えるのが遊覧船です。)
 遊覧船のあとは、Skylon Towerの展望レストランで昼食。テーブル席が約40分で一周する”回転レストラン”からは滝の全貌が一望できる。
 午後からはCalgaryへの移動のみ。旅行会社の都合からか、わざわざAmericaまわりでBuffalo , Detroit , Minneapoliceを経て、ようやくCalgaryに着いたときにはすでに夜10時になっていた。

95.9.13 Banff , Canadian Rockies
 早朝まだ暗いうちからバスでBanffへ向かう。Calgaryの町を包む朝焼けが美しい。2時間近くかかってようやくLake Luiseに到着。Banff周辺では定番中の定番であるこの湖も、まだ朝早いせいか、さほど観光客は多くない。束の間の朝の散歩の後は、Crow Foot Ice Field , Bow Lake , Peyto Lakeを駆け足で回る。団体ツアーは、みやげもの店では平気で1時間近くの時間を割くのに、肝心の観光スポットではわずか数分、Lake Luiseでさえたった20分しか時間がないのが納得できない。できればBanff , Jasper国立公園だけで2日以上かけてゆっくりレンタカーで大自然を満喫したいものだ。私はその時に備えて、350ページに及ぶ分厚いガイドブックをおみやげに購入してきたのだ。(しかし当然ながら全ページ英文のため全く読んでいない。やはり素直に写真集を買うべきであったか?)私の写真では、色がいまいち奇麗でなく、針葉樹林の美しさや、湖の青さが伝わらないのが残念だ。(特に深い青緑色のPeyto Lakeは印象的であった。)
 午後は、巨大な雪上車に乗って大氷原Columbia Ice Fieldへ。日本でもスキー場へ行けば銀世界を堪能できるのだが、とは言え、青空と白く輝く氷河のコントラストが美しかった。(今度は写真も奇麗に写っていた。どうも午前は朝日の反射が強くて奇麗に色がでなかったようだ。)現在も、年20m程度”流れている”氷河も、先端部は昨今の温暖化により年々後退している。(先端の位置が毎年記録されているので後退の様子を実感させられる。)
  夜は、Banffの町へ散歩にでかけた。目指すは化石屋さん。化石に興味がある私は、この地方がアンモライト(アンモナイトの表面が玉虫色に輝き宝石のようになったもの。ただの切れ端だけでもかなり高価である。姿形がわかるようであれば大変な値段になる。)の産地で有名であるので、きっと化石屋さんが沢山あるに違いないと思ったからだ。しかし、確かに化石・鉱物屋さんがいくつかあったのだが、観光地の目抜き通りにあるせいか、売られているのは、やたらに磨き上げられた置物用ばかりであったので買わなかった。店内で日本人客が大きなアンモナイトを懸命に値切っていたのだが、天下の大阪弁もカナダでは全く通用せず、しぶしぶ値札通りの$200で購入していた。それでもこれは、20cmを超える大物で、変に磨かれていない文字通りの”堀だし物”であった。私は化石の代りにPyriteという鉱物を買ってきた。Pyriteはサイコロ状になった鉄の結晶で、わずかに黄金色を帯びた美しい銀色で、人が切り出したかのように奇麗な直方体である。この銀色のサイコロが、とって付けたように石にくっついているのが、また奇妙である。とは言っても鉄の塊なので錆びてしまわないかと心配したが、今でも曇りすらせずに銀色に輝いている。5-N(99.999%)以上の鉄は錆びないと言うが、このPyriteもさすが天然の結晶だけあって純度が高いのだろうか?

95.9.14 Las Vegas
 この日は移動日で、BanffからバスでCalgaryへ、そしてMinneapoliceを経て空路Las Vegasに到着したのは既に夜9時頃だった。
 しかし、Las Vegasは24時間営業の街。早速散歩に出掛けてみた。さすがに夜でも人通りが多い。Las Vegasはマフィアが開いたギャンブルの街であるが比較的治安が良いという。それは、治安が悪いと客が集まらないからだ。安心して夜中まで遊んでもらえるように当局も治安の維持に力を入れているらしい。Las Vegasは、大自然のCanadaとは正反対で、金さえあればここまでできるとばかりに、どの建物も趣向を凝らし、金ピカ、ピカピカである。これだけ建物自体に資金がつぎ込まれている地域は世界中他に例を見ないのではないだろうか?(某国の首都庁舎付近も結構、金をつぎ込んでいるらしい。)”生産”がなくとも、お金さえ循環すればこんな街ができるのかと妙に感心してしまった。
 とにかく、全てが常識を外れている。世界で4番目に大きいピラミッド、Hotel Luxorは、スフィンクスをも携えており、中に入るとロビーの背面には大きなレリーフが配置されている。ピラミッドの内部は、カジノと遊園地となっておりメキシコ風ピラミッドまである。地下部には川が流れ、船で周遊できるようになっている(ナイル川ツアー。)客室はピラミッドの4つの外面に面した部分にあるようで、夜中までさぞ喧しいものと思われる。私の泊った客室数世界1のホテルMGMも遊園地を有していたようだが、客室は静かであった。 (ホテルが広すぎて遊園地がどこにあるのかわからなかった。)
 金ピカといえば最も目につくのが、Forum Shops。ローマ宮殿風の美しい建物に魅せられて入ってしまうと、?、帰り道が見当たらない。一方通行、出口なし。ゴキブリホイホイ状態で、ホテルのカジノを通らないと外には出られない仕組みだ。しかし、カジノに直結しているわけではなく、まずはショッピングモールになっていて、お土産屋から、アンティーク、ブティックまで色々な店が軒を連ねる。しかし最も私の興味をひいたのは”天井”だ。アーケード状の天井には、青空が描かれているのだが、気のせいか雲が流れていくように見え、妙にrealityがあり、不思議な感覚になった。アーケードの”交差点”には、童話?の一場面を再現したロボット劇場があり、人気を集めていた。
 カジノの集客戦術は、このような建物の外観だけではなく、さらに積極的に街頭でアトラクションをおこなうところもある。Hotel Mirageでは火山の噴火showを、Treasure Islandでは海賊船showを、通りから見えるところで30分おきくらいの間隔で”公演”している。特に海賊船showは人気が高く、開始10分前から既に人集りができ歩道が通行不能になるほどだ。Hotelの外堀に大がかりなセットを組み、海賊船と政府軍?が交戦、海賊船は被弾しながらも最後に一打逆転、政府軍の船を沈めてしまうというわかりやすいstoryで面白い。頭上を砲弾が飛び交い、着弾すると水飛沫が上がるは、火が出るは、倉庫が爆発して人が飛び出すはと、タダとは思えない大迫力。少し離れた所で見ていても顔が熱くなるほどの気前のよい火薬の使いっプリで、最前列で見ている人は髪が焦げたのではないかと心配するくらいであった。このような大がかりなshowを広告費で毎日何度もおこなう気前のよさ、スケールの大きさは、さすがamericaであった。

95.9.15 Grand Canyon
 今日は、Grand Canyonへの遊覧飛行だ。十数人乗りのセスナのような小さな飛行機で空港近くのGrand Canyon行専用の飛行場から次々と離陸。私の乗った飛行機は機長の指導の元、女性のco-pilotが操縦した。機長がかなり細かく指示を出していたので不安であったが、無事に飛び立つことができた。しばらく飛び、山を越えるといよいよ峡谷だ。見渡す限り赤い岩肌に水平な地層が広がる。時々峡谷を刻む赤茶色の川が伺える。スケールの大きさは満喫できたが、峡谷の間を飛ぶようなスリリングな低空飛行はなく残念であった。Grand Canyon到着後バスで何箇所かの展望spotを廻るが、はっきり言ってどこから見ても同じで、果てしなく赤い地層が広がっている。過去、西部開拓者はどのような思いでこの峡谷を渡ったのであろうか?

95.9.16 Los Angeles , Desney Land
 本来ならば、この日でLos Angelsを経て帰国するはずであったが、飛行機のdouble bookingで帰国できる便がなくなってしまったようだ。代償として旅行会社は1万円の返金とL.A.での追加泊を用意してくれた。それもDesney Landのすぐ近くのホテルだ。いい歳をしてわざわざ一人でDesney Landへ行く気はなかったのだが、これだけ近くに泊りながら行かない手はないと思い、行ってきた。
 夜の7時半頃に入園したのだが、”ナイター券”のようなものはなく、何時に入園しても1日券を買わなければならないようであった。ちなみに1日券は$33で東京ほど高価ではない。この日は土曜日だったせいか、閉園は12時でまだまだ時間はある。まず、8時過ぎに始まる"parade"を見ようとcentral plaza付近に陣取ったのだが、待てど暮らせどやってこないし、それらしき音楽すら始まらない。どうやらcancelされたらしい。そこで、新しくできたばかりの"Indiana Jones"は押えておかなければ、と思ったが待ち時間は1:30。長蛇の列はどこへ続くともわからない状態になっていた。閉園近くなれば待ち時間が短くなるかどうか聞いてみたが、閉園2時間前にはcloseするので今並ばなければ今日は乗れないとのことで、止むを得ず並ぶことにした。幸い1時間程度で順番は回ってきたのだが、ロデオ状態の横G縦Gに耐えるのは大変であった。これに乗ってムチ打ち症になった人は多いのではないだろうか? 大きな1眼レフカメラを持っていた私は、カメラを押え込むのが一苦労であった。皆さん、首からカメラを下げて遊園地に行くのはやめましょう。
 次に"Space Mountain"へ向かったのだが、この日は整備のためcloseであった。稼ぎ時の土曜日なのに、平気で人気attractionを閉鎖してしまうところがまたamericaらしい。Star Wars好きの私は"Star Tours"に感激し、2回も乗ってしまった。外観からは前後左右にそれほどstrokeがとれそうには思えないのに、乗ってみるとscreenの視覚効果のせいか、かなりの横G縦Gを感じる。前後左右を巧みに組合せながらベクトル和を0にしているはずだ、などと思いながら2度目にtryしたが、体感加速度の和は大きく後ろに偏っているように感じられた。皆さん、頭は空っぽにして遊園地に行きましょう。(余計なGを受けます。)

95.9.17 帰国
 いよいよ帰国の日となった。しかし、帰りの便にまた不安が発生した。朝のニュースで、日本を台風が通過し、東京でも道路が冠水している様子が写されていた。東京から来るはずの帰国の便は、はたして予定通り到着するのであろうか?この日のNW機はアジア便に限らずなぜか軒並み大きく混乱していた。ほとんどの便の発着時間が変更され、発着gateまで変更されている便もあった。しかし幸いにして帰国の便は3時間程度の遅れで到着。無事関西空港へ帰還することができた。
 それにしても、十数時間の長旅はなんとかならないものだろうか?あのお尻の大きなアメリカ人が設計したとはとても思えない窮屈な座席に十数時間縛りつけられるのは苦痛以外の何物でもない。いっそ、economyクラスは畳の間にすればいいのに...。





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