旅のひとこま(2007年夏・コスタリカ)

サーフィン、読書、釣り、ごろごろ、どんどこ。。。

猿、蛇、イグアナ、アルマジロ、鳥、ワニ、亀。。。

 

*HPに戻る:www.suzakijpn.has.it

 

 

2006年の日本ヘの旅が私と息子との最後の旅に成るかと思ったが、これも因縁であろうか、コスタリカへのサーフィンの旅を一緒にすることになった。今回も例によっての貧乏旅行みたいなもので、二人の航空料金、2週間のホテル、食事などすべてを合計、$2,600(米ドル)でまかなった。そう、いろいろと工夫していく所に、面白みがあるのだ。

 

ロスから直行便で降り立ったリベリアから目的地のノサラまでのバスは乗り継ぎも含めて5−6時間。料金は一人$3。バスのなかでは鶏などと一緒かと思ったが、あいにく?そういうシーンは見られなかった。以下の写真はバスの乗り継ぎをしたときの食事・休憩風景。この写真をとってくれたのは一人旅をしていたイギリス人。そこここで、いろいろなものを食べたが、無事おなかを壊さずに旅を終えることができた。

 

 

 

この国の道路の舗装はあまりよくない。ジャングルを通り抜け、でこぼこ道をおんぼろバスでいくとノサラというサーフィンで知られている町(村?)に着く。ここは自然を保ちながら、かつ未開の僻地を外国人―主にアメリカ人―が開拓したようなもので、小さいけれども、ホテル、レストランほかいろいろの施設が整っており、いろいろな人がここを南海のパラダイスというのも、あるいは、コスタリカを熱帯のスイスと名づけているのもわからないでもない。

 

 

バス停からとぼとぼ15分くらいでGilded Iguanaと言うホテルに着く。われわれの部屋は冷房はないが一泊$35と安い。扇風機で部屋は快適。体を伸ばしてチェスをやったりして、長旅の疲れをいやす。

 

  Bosque Verde Reserve

 

すぐそばの木の上からはHowler monkey という猿の、ゴーゴーという吼え声が聞こえてくる。(http://www.naturesongs.com/costa.html (Howler Monkey's bellowあるいは http://www.belizezoo.org/zoo/zoo/mammals/how/how5.html で録音された声が聞こえます。)

 

   

 

上左の写真は日向ぼっこをする緑のイグアナの子供。(かわいいね!)右は1,5メートルぐらいのイグアナ。走るのは早いし、木にもするすると登ります。オウムなどの鳥のほか、ときどきアルマジロもみかけます。いかにもジャングルの中の村という感じ。

 

 

これ↑は私の借りたサーフボード。10,5FTと長く、結構おもいが波に乗る(テイクオフ)のは楽。最初はこれ、波が7−9FT(頭より高い波)になってからはROBERT AUGUSTのエポキシの8,5FTの板にかえました。KENJIはFISHと言う6,5FTぐらいの板。ちなみにレンタル料金は一人、一週間で75ドル。板を持ってくるよりもやはりレンタルは便利。

 

 

これはホテルの北の丘から撮った海岸の風景。この5KMほどの海岸の真ん中あたりで、朝は5時ころからのサーフィンにいつも一番乗り、毎日5−6時間のサーフィンを2週間ほど続けたわけだ。それにしても思うのは、私は今、59歳というのに、このところ続けてやっているサーフィン、ヨガや柔軟体操のおかげだろう、体には何も問題なかった。ありがとう、ありがとう!である。

 

 

うえはホテルから海岸へ行く道。海までわずか300メートル。ホテルのそばには、セブンイレブンの大きさぐらいの店もあるし、ローカルの人の経営するレストランやフレンチ・ベーカリーもあるので、レンタカーなどする必要がない。

 

 

これは毎朝、海に行く時に出会った、ごそごそ音を立てて動き回る「かに」さん。連中、足が速いので、不精な私は他人のとった写真のコピーをここにのせてあります。(元はhttp://www.cflsurf.com/nosara3/nosara_may_2006.html です。ちなみに、このサイトにはアメリカ人のノサラへの旅行記にあわせて、いろいろな写真があります。特にサーフィンをする人には参考に成るかとおもいます。)

 

 

 

 

これ↑は私の安物のカメラでとった写真。最終日、雨上がりの朝の風景です。(私自身のサーフィンの写真はとってもらいませんでした。)

 

 

上の写真はエリックと言う人のサイトから借用したものです。(注:波だけでなくビキニのサーファーもノサラの風物です)

http://www.surfingnosara.com/index.php?option=com_content&task=view&id=109&Itemid=40

 

サーフィンの好きな人は彼のサイトにもいろいろな説明や写真が載ってますのでご参考ください:http://www.surfingnosara.com/index.php?option=com_frontpage&Itemid=1 

 

知り合いのMickがいうには、わたしのサーフィン・ボトムターンを見て、それはかなりのものでヴィデオに撮りたいぐらいだったというお世辞を言ってましたが、ひょっとしたら上のサイトにある写真で感じがつかめるかもしれません。

 

ところで、今回はわたしとして始めてのサーフィン海外遠征だったのですが、ひとつ思ったのは、ノサラのようなビーチブレイクはロングボードだと沖に出るのがきついと言うこと。ショートボードの人に比べて二倍も時間がかかることもあり、時によってはタートルダイブを二十回してやっと沖に出られたということもありました。

 

 

 

この写真は丘の北側の海岸の様子。岬の岩場、あるいはさらに右の岩場でサーフィンの合間をぬって魚釣りをしました。

 

(あ、そうそう、この岬のそばの海岸で蛇(ボア・コンストリクター)が1Mぐらいのイグアナを団子のように絞め殺しているのに出会いました。昔、サウスキャロナイナで蛇がリスを捕まえて、木の上から団子のようになって私の目の前に落ちてきたことがあります。そのときは思わず木の枝で、蛇をたたいてリスを逃がしてあげましたが、今回は、その団子を水際に転がしたら、海水を嫌って蛇は逃げ出したものの、イグアナは既に事切れていました。そこでイグアナを丘において、そこに釣りの帰りによってみたら、蛇は前のように団子を作っていたのです。合掌。)

 

    

 

 

うまくいった!

Pacific Dog Snapperという鯛の一種らしいです。チョッと見ると木の彫り物のような感じですが、本物の魚です。岩場で波にもまれながら20分ぐらい格闘のうえで釣り上げたもので5キロぐらいあるかもしれません。(ここで話しは飛びますが、右上の写真はネットにあった萬福寺の魚板です。Wikipediaによると、「木魚の原型は禅寺で使われていた「魚板」(魚鼓)である。魚板とはその名の通り魚の形をした板であり、たたき鳴らすことで人を集める合図とした。魚の形をしているのは、魚は日夜を問わず目を閉じないことから、修行に精進することの象徴であったためとされる。」とのことです。釣り上げた魚といかにも似ているので、ここに乗せておきます。)

 

 

うまい、うまい!!

知り合った仲間と一緒に鯛料理に舌鼓を打ちます!これはMickのアパート。Kenjiの右がMickとScott。二人ともアメリカ人ですがともに来年、ノサラに家を建てて、移住しようと考えています。ちなみにノサラでの家の値段ですが、一例では、海から徒歩で15分、2,5エーカーの家で270,000ドルぐらいです。過去4−5年で数倍の価格上昇があったようです。Mickの車で周りを見学しましたが、ジャングルのなかには主にアメリカ人所有の数百件の家が散らばって建てられていました。(ノサラ以外にもこういった傾向は進んでいるようです)

 

 

 

ぼんぼこ!ぼんぼこ!

食事の後、しばらくたってScottはもってきた太鼓でぼんぼこ!ぼんぼこ!はじめました。そこで私もスプーンとフォークでチンちゃらチンちゃら。するとMickはうなり声を上げてボブディランの歌の一部を即興で歌う。Kenjiはタッパウエアをポコポコ、ポコポコ。つぎに私はテーブルの上のグラスでチーンチーン、チーンチーン。それでも足らずに床のタイルでトントコトントコ。さらに冷蔵庫や家具をたたいてジーンチャッチャ、ジーンチャッチャ。ウオーンウオーン!と、うなり声。

 

気づけば、ぼんぼこ!ポコポコ、トントコ、ジーンチャッチャ。。。と、みんながリズムに乗る。ぼんぼこ!トントコ、ウオーン!ジーンチャッチャ、ハーレー!!!。。。と、共鳴の振動がみんなの心身を貫き、体が揺れて、空気が揺れて、家具が揺れて、部屋が揺れて、みんなが揺れて、宇宙がゆれる、体が歌う、宇宙が歌う、叫ぶ!!!アアーアアーアアー!!!

 

どれくらい時間がたっただろうか?みんなのエネルギーが溶けて、流れて、一緒になって、、、宇宙のこだまとなって、透明な空間に吸い取られて、消えていった。。。

 

それはそれは不思議な出来事と言うか、なんともいえない、言葉にならない「それ!」の現前だったのです。どんどこどん!

 

 

Ostional:オスティオナルの亀さん

 

ある日、Kenjiの知り会った友達二人とタクシーを相乗りしてノサラのとなりのオスティオナルに遠征することにしました。タクシーといっても、トラック。わたしとZackはサーフボードと一緒に荷台に乗り込みます。例のでこぼこ道を進み、橋のかかってない川を三つ横切って約一時間のドライブ。無論、雨がたくさん降ったら川越えは無理。(ちなみにタクシーの値段は午後のピックアップを含め合計40ドル)。上の写真は亀さんが産卵に来る時の様子を取ったもので、ネットで見つけたもののコピーです。私達が行った時はすでに浜にたくさんの卵の殻が散乱していて、産卵のときは亀だらけで足の踏み場もないぐらいだと聞きましたが、本当にそうなのですね!

 

オスティオナルにいったのはサーフィンが目的ですが、私はサーフィンの合間にラファエルというコスタリカ人と知り合い、彼の家に連れて行ってもらって奥さんに合ったり、周りを一緒に歩いたり、300種類以上もあるという果物のうち、いろいろなものを一緒にとってたべたり、楽しいときを過ごしました。幸い彼は英語ができるので、コスタリカの生活などいろいろと教えてもらいました。ノサラに比べると外国人も少なく、ゆったりしたこの村の感じはコスタリカ本来の姿を見せているようです。宿があったので調べたら、値段は一泊7ドル。

 

さて、ここでのサーフィンですが、波の面が急でストンと落ちるような波。そのせいか、Kenjiの板は折れ(バックル)、Zackの板も先端が折れ、Sonnyは足をフィンで怪我するなどみんな大変でした。ただどういうわけか私は無事でした。Kenjiの板は後でレンタルの所で話をして25ドルの追加料金ですみました。(ノサラには4箇所で板のレンタルができますが、われわれがかりた所のデポジットは50ドル。所によってはデポジット(保証金)は500ドルです。)

 

 

 

亀がでてきたり、波と戯れたり、ウラシマさんじゃあないけど、気づいたら日がたって、、

もう帰る日。そこで浜にでて明け方の海の写真をひとつ。これは西向きに撮った写真ですが、明け方の太陽の照り返しで雲が赤みを帯びています。

 

                 

 

             ボケー         にこっ     ウオーン@&%$!    やああー

 

過ぎてしまえばあっという間の出来事。そういえば、いろいろな表情・イクスプレッションがあった。。。

 

 

 

うん、海だっていろいろな表情がある。あれもこれも、、、みんな、みんな全機現。事々無礙、華厳の世界です。

 

 

というところで、、、

はい、さようなら!

 

(最後の日、Drewと言う男と話しをしたら、2年ほど前、彼がサーフィンをしていたら、16FT(5M)ぐらいのクロコダイル(ワニ)がそばに泳いでいたので、命からがら逃げたということです。ときどきワニは河口から海に出てきて魚を食べたり、時には水のそばに来た犬を待ち伏せして食べたり、サーファーにも食いつくこともあるという。そういえば、さそりや毒蛇がいたり、海にも毒蛇もいるし、鋭いとげを持ったエイもいる。なにはともかく無事でよかった。)

 

当初、ノサラは一週間。その次の一週間は北のタマリンドというところを回る予定だったが、移動には時間がかかる。そこで知り合いもできノサラが気に入ったので結局2週間すべてをノサラで過ごすことになった。ちなみにここは夏はローシーズン。冬(11−3月)のほうが波はいいらしいが、ホテルの値段は倍になるとのこと。ところで、夏は雨期という事だが、今回の滞在で雨(シャワー)はほとんどなかった。

 

われわれは帰りもニコヤという町でバスを乗り換え、リベリアで一泊。次の日早く直行便でロスへ。

 

 

Kenjiいわく:ノサラはパラダイスだというけれど、

ここもパラダイスだ!

 

 

彼はもっていった五冊の本を旅行中にすべて読みきってしまった。ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」をふくめ、合計約3,500ページ。一時間に100ページは読むというが、毎晩のようにパーティをしながらも、まあよくも読んだものだ。そういえば、彼が部屋にかえるのが朝の4時30分。その後すぐにサーフィンに行くのに私の目覚しが4時45分に鳴るといったこともあったっけ。ちなみにこの旅で彼が飲み代などに使った遊び資金は120ドル。今回の旅行、「大いに楽しかった」とのこと。

 

一方の私は大森曹玄の「剣と禅」と言う本(260ページ)を一冊、読んだだけ。(サーフィン道とのからみなど、別途、何らかの形でまとめる予定です。)将来のサーフィン旅行はどうなるかわかりませんが、、そう、なるようになるのでしょう!

 

鳥の声、波の音、

緑の木々とハーモニー。

どんどこどんどこ、

パラダイス。

 

(随所に主となれば立処皆真なり)

 

 

合掌。

 

感謝、祈り、感謝、祈り!

 

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