自然の中は、様々なデザインにあふれています。
川の流れと枝のつき方、そして私たちの血管の流れは本当によく似ていますね。
こうした自然のデザインに隠された共通点を見出すことで、
それを自然生活のデザインに活かしていけるのではないかと考えているわけです。
梅たろうの季節写真館では、「自然のデザインワーク」をテーマに
自然から切り取った旬の写真をお届けします!
冬は、樹木が幹から先端に向かって、枝分かれしている様子がよくわかります。
身のまわりを見渡してみると、意外と枝状のデザインがたくさんありました。
枝先についたエノキの葉っぱをみると、葉脈が枝状に分かれています。
なんだか、枝が伸びて葉っぱの中に入り込んでいるように見えます。
僕たちの血管も同じように枝分かれしていますが、末端まで養分や水分を
運ぶのに適したデザインなのでしょう。
クリの葉脈も枝分かれしています。なんだか魚の骨によく似ていると思いませんか?
魚の骨もやっぱり枝状です。
また、ニワトリをよく見ると、尾羽の模様が枝状。そして、シカの角も
枝分かれしています。
木の枝、鳥の羽、魚の骨、そしてシカの角。全然用途が違うのに
同じデザインなんて、不思議ですね。
あなたのまわりには、枝状のデザインありますか?
キハダ:空に向かって、枝が分かれて広がります。
エノキ葉っぱ:枝先に残った葉っぱの葉脈も、枝状に分かれて広がっています。
クリの葉っぱ:クリの葉脈も枝状に分かれています。なんだか魚の骨みたいですね。
シカの角:誰かが拾ってきたシカの角も枝分かれしています。
ニワトリ:ニワトリにも枝状のデザインがありました。
ニワトリ尾羽アップ:羽をよく見ると枝分かれしています。
(梅たろう)
富士山も雪化粧して、草や木の葉もすっかり枯れています。
そんな中に秋の名残りを見つけました。
見つけたのはチヂミザサ。ネバネバしたタネを秋につけて、
動物たちに運ばれます。写真を見ると、毛にネバネバが水玉状になって
ついているのがわかります。
他にもネバネバしているものがないかなー、
と考えて思いついたのがクモの巣。
クモの巣のネバネバは、どんな風についているんだろう?と見てみたら・・・。
なんと、やっぱりネバネバは水玉状!
ネバネバを水玉状にすると、
少ない粘着液で効率的にくっつくことができるのを、
チヂミザサもクモも知っているのでしょう。
少ない資源を「うすく広く」ではなくて「集中」させるのが、彼らの戦略です。
あなたの暮らしは、どちらの戦略?
1−1.チヂミザサのネバネバ:タネは、ネバネバで動物の身体にくっついて運ばれます。
1−2.チヂミザサのネバネバ:ネバネバは、ツブ状になっています。
2.クモの巣のネバネバ:クモの糸についたネバネバは、やっぱりツブ状。

3.クモの巣:よーく見ると、横糸にネバネバがついているのがわかります。
4.ジョロウグモ(メス):彼女がこの巣の製作者です。
(梅たろう)
暦の上ではもう冬。草たちの種子散布もそろそろ大詰めを
迎えています。今回は、タネの収納法です。
わが家の庭に生えるタカサゴユリの果実の中には、
何百ものタネが納まっているのですが、
その様子は事務所のキャビネットに整然と収められた書類のようです。
同じユリ科でもオニドコロの場合、1つの果実にタネは3〜6つ位です。
下向きについた果実が熟すとともに上を向いて開くのは、
タネを飛ばすための工夫です。
タカサゴユリは大量のタネをうまく扱い、オニドコロは少数精鋭で
子孫を残す。同じユリ科でも戦略はいろいろ。
この二つを比較すると、上手に整理をしてたくさんのものを持つか、
必要最小限のものを持ちシンプルに行くか、というライフスタイルの違い
のようにも見えてきます。
たくさんのものを持ち、上手に整理できない自分はどちらにもなれないなぁ。
あなたはいかが?
(梅たろう)
1:タカサゴユリの裂けた果実
熟して乾燥すると、果実が裂けて開きます
2:タカサゴユリの裂けた果実アップ
たくさんのタネを整然と収めている様子は、書類の入ったキャビネットのよう
3:タカサゴユリのタネ
タネには薄い膜がついて、風に乗って運ばれます
4:オニドコロの果実
果実の先端は熟すとともに上を向きます

5:オニドコロのタネ
タカサゴユリ同様、タネには薄い膜がついています
6:オニドコロの葉

7:オニドコロの裂けた果実
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秋が本格化するこの季節、植物たちはタネをつけ、より遠くへ運ぶために
様々な工夫をしています。
そのうちの一つが、人間の衣服や動物の体毛にくっついてタネを運んでもらう
ヒッチハイクです。ヒッチハイク型植物の多くは、「釣り針型」のカギ爪を持って
います。例えば、子どもたちが服にくっつけて遊ぶオオオナモミの種には、
たくさんのカギ爪がついていますね。
一方、うちの庭に生えているアレチヌスビトハギのように、豆の形をしていて
カギ爪が見当たらないのに服にくっついてくるのもいます。
そこで、顕微鏡でのぞいてみました。すると、鞘の表面には毛状のカギ爪が
たくさん生えていて、納得です。
釣り針型は、暮らしの中でもマジックテープとして日常的に使われています。
あなたの持ち物についているマジックテープ、まじまじと観察したことありますか?
(梅たろう)
1:オオオナモミの実
トゲの先がフックのように曲がっています
2:アレチヌスビトハギの実
鞘に入った豆がなります
3:ジーンズにくっついたアレチヌスビトハギの実
草むらを歩いたら、いつの間にかたくさんくっつきました
4:アレチヌスビトハギの実アップ
表面に細かな白いカギ爪がたくさん生えています
5:キンミズヒキの花
夏から初秋にかけて黄色い花を咲かせます
6:キンミズヒキの実
秋に円錐形の実をつけます
7:キンミズヒキの実アップ
実にはたくさんのカギ爪があり、衣服にくっつきます
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今日、外を歩いていたら雨が降ってきました。雨粒が水たまりの
水面にぶつかると、雨粒の落下エネルギーは同心円状に波紋を描きます。
同心円も自然のデザインだなぁ、と気づいてさっそく同心円探しを始めました。
するとあちこちに同心円が見つかります。
道端で黄色い花を咲かせていたアラゲハンゴンソウ。
中心部には茶色いたくさんの小さな花が集まり、外側から内側にかけて順番に、
同心円状に咲いていきます。
そういえば、先日間伐したヒノキの切り株も年輪が同心円でした。
他にも同心円がないかなぁ、と思ってふと気がつきました。
鏡をのぞくと、瞳もやっぱり同心円。
同心円というデザインが持ついいところ、どんなことだと思いますか?
(梅たろう)

1:雨粒の同心円
雨粒が水たまりに受け止められて、落下エネルギーが波紋になって広がります。

2:アラゲハンゴンソウの同心円
中心の茶色い部分には、小さな筒状の花が集まっています。
外側から内側へ向けて順番に同心円状に、ごく小さな花を咲かせていきます。

3:ヒノキの同心円
年輪というのは、毎年の成長が同心円状に蓄積されたものだといえます。

4:ゲンノショウコの同心円
一重だから同心円とはいわないけど、おしべがきれいな円を描いています。
5:キノコの同心円
カサを広げたとき、同心円状に模様がついたんですね。
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1:ナスのしずく
2:ヨツミゾガキのしずく
3:ミニトマトのしずく
4:雨のしずく
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雨上がりに家のまわりを歩いていたら、
いたる所に雨のしずくが垂れていました。
よーく見ると、畑のナスもしずく型をしています。
他にもないかと探して見ると、意外といろいろ見つかります。
ミニトマト、カキの実等々・・・。
こうして見ると、実はまるで植物たちのエキスが詰まったしずくのようです。
そういえば、水分を含んだ木の実には、しずくがぶら下がったような形が多
いですね。
この共通点は、水の入った袋がぶら下がった形だということ。
だから、しずくは水と重力が作り出したデザインだと言えそうです。
私たちの身体も70%以上が水であることを考えると、水の入った皮袋のよ
うなものです。元関取のKONISHIKIの体型がしずく型!?なのもわかる気が
しませんか?
(梅たろう)
1:ミニトマトの花:ナス科には星型の花をつけるものが多いようです。
2:ミニトマトの実:トマトはガクの形も星型をしています。
3:コバギボウシの花:ギボウシ類はウルイの名で知られる春の山菜です。
4:ハナバチがやってきた:ハナバチは、体中に花粉をつけながら花から花へと飛び回っ
ていました。
5:ゲンノショウコの種:星型のガクのすぐ上に種がついています。熟すとはじけて飛ん
でいきます。
6:スターフルーツ:その名のとおり、スライスするときれいな星型。
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8月7日は旧暦の七夕。
この季節、星は天空だけでなく地上でも見つかります。
畑で見つけた星は、ミニトマトについていました。
ミニトマトは、花の形も実のガクも星型をしています。
朝の散歩で見つけた星は、コバギボウシとゲンノショウコにありました。
コバギボウシは、花の形が星型です。
ゲンノショウコは、タネをつけたガクの形が星型でした。
天空の星は、光を発して星型に見えますね。
だから、星型はエネルギーを発散するデザインだといえます。
一方、花を咲かせて実をつけるのは、エネルギーを凝集させる作用だから、
星型はエネルギーを集めるデザインでもあるといえるでしょう。
集めたり拡げたりするのに向いているこのデザイン、
僕たちの暮らしにうまく活かせると、なんだかよさそう。
誰か、いいアイデアありませんか?
(梅たろう)
1:ミカン
2:タカサゴユリ
3:ユウガギク
4:ユウガギクでまちぶせ
5:ジョロウグモ
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1中心から放射状に房がついています。
2:効率よく光をとらえるデザイン。中央には小さなつぼみがついているの、見えますか?
3:花びらが放射状に広がることで虫たちにアピール。
4:やってくる虫をねらって、体長3mmくらいの小さなクモがまちぶせしていました。
5:足を広げて巣につかまり、獲物がやってくるのをじっと待っています。
先日、東京駅のレストランで昼食を注文したら、
半切りのミカンがついてきました。
ミカンの房は、中心から放射状に並んでいます。
これってやっぱり、自然のデザインワークですね。
家に帰って周りを歩いてみると、放射状に広がっているものが
結構いろいろ見つかりました。
ユリは、葉っぱを放射状に広げることで、光を立体的にとらえています。
また、キクの花は、花びらを放射状に広げることで、
「ここに蜜があるよ!」と虫たちにアピールしています。
クモは、足を放射状に広げることで細い糸でできた巣の上で体を
安定させて待機しています。
放射状の形って、意外といいみたい。
あなたの家にある道具で、放射状の形のもの、何がありますか?
(梅たろう)
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1葉っぱで作られた養分は網目状に張り巡らされた葉脈を通り、側脈から主脈へと集められます。
2:アップで見るとまるで飛行機から見下ろした地形のように見えます。
3:乾いた田んぼに水を入れたら、割れ目を通って全体に拡がって行きました。
やっぱり意味があったんだ!とちょっとびっくり。
夏になり、草たちの成長が早いこと。
草刈りをしながら見つけたのが、網目(あみめ)です。
草には、いろいろな形の葉っぱがありますが、よく見ると
どの葉っぱにも網目があります。
葉っぱの網目は葉脈といいます。中心に通っている太いのが
主脈。主脈から枝分かれしているのが側脈です。
葉っぱで作られた養分は側脈から主脈へ集まり、茎や根に
蓄えられます。葉脈の網目は、養分を集めるのに効率の良い
デザインだといえます。
葉脈のアップをみると、飛行機からみる地形のようにも見えます。
葉脈の形は、支流から本流に集まる川の流れによく似ています。
葉っぱのほかには、ひび割れた休耕田にも網目を見つけました。
そして、あなたの手の甲にも網目があるでしょ?
ほかには、どんな網目がありますか?
(梅たろう)
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1:巣を張るクモ。今の時期、うちの畑で良く見ます。
2:徘徊性のクモ。歩き回って獲物を捕ります。これも畑にいました。
今回登場するのは、クモです。
クモが獲物を捕るための方法には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは、巣を張って待受ける方法。種類によって巣の形が決まっています。
もう1つは、歩きまわって獲物を捕る方法。
今の季節よく見ると、きっとあなたの近くにもクモがいます。どんな方法で
獲物を捕まえるクモですか?
(梅たろう)
1:タチツボスミレ閉鎖花
2:タチツボスミレ種子と閉鎖花
3:タチツボスミレ種子 弾けかけ
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1:虫を呼ぶわけではないので、すごくシンプルなつくりの閉鎖花。
2:種子の入っている鞘が乾燥すると、種は弾けて飛びます。
3:種の入っている鞘が乾燥して、弾けてとんだ例
今は、春草から夏草へとバトンタッチして行く季節です。
だから、春の草たちはタネをつけるのに大忙し。
その中で、スミレは春と初夏で花のタイプをかえることにより、タネをたく
さんつける工夫をしています。
つまり、春には蜜を用意して虫を呼ぶ『開放花(よく見るスミレの花)』で
他家受粉を、初夏には少ないコストで子孫を残せる『閉鎖花』で自家受粉を
しているのです。
今でも閉鎖花をつけて、せっせとタネを結んでいます。
かわいい花を咲かせるだけでなく、なかなか手堅い戦略家なんですね。
(梅たろう)
1:ヨツミゾガキ 雌花のつき方
2:ヨツミゾガキ 雄花のつき方
3:ヨツミゾガキ 雌花
4:アリがやってきた
5:ヨツミゾガキ 雌花つぼみ
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1:枝から分かれた花茎の先に一つずつ花をつけます。
2:枝から分かれた花茎の先に複数の花を一緒につけます。
3:下向きに花を咲かせます。写真は、下から上を仰ぎ見て撮影しています。
4:咲いたばかりの花に、さっそくアリがやってきます。
でも、ここでのアリは受粉に貢献せずに、蜜だけもらうちゃっかり者。
5:この花の形、ちょっとヤマボウシに似てません?
もっとも、ヤマボウシは上向き、カキは下向き。
この写真のグリーティングカードが送れます。
小満になり、様々なものが実りの秋に向けて育っています。
わが家では、ちょうど柿の花が咲いているのを見つけました。
柿の花って見たことありますか?下向きに、目立たない花をつけるので、
なかなか気がつかないかもしれません。多くの場合、柿は両性花ではなく
雄花と雌花をつけます。
大きな萼(がく)を持つ雌花は花茎に一つずつ、萼が小さい雄花は複数の
花が一緒につきます。
ひっそりと咲き始めた柿の花にも、さっそくアリたちがやってきていました。
どんなに目立たない仕事でも、見ている人は見てるんですね。
(梅たろう)
1:イネ科の葉についた水滴
2:アケビについた水滴
3:カラスノエンドウの巻きひげについた水滴
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立夏のころから、夏を思わせる空気を感じる日が多くなります。
そんな時に降る雨は、やはりちょっと夏っぽい。
今回のテーマは、水滴です。
雨が降ると、いろいろなところに水滴がつきます。
もちろん植物にもつきます。ところが、植物につく水滴は
雨粒だけではありません。
植物の体の中にある過剰な水分を外へ出したときにも、
葉っぱの縁に水玉がつきます。いわば植物のオシッコですね。
カラスノエンドウのツルやアケビの葉の付け根についている
きれいな水滴は、ことによるとこのオシッコかもしれません。
あなたの身のまわりでも、探せばきっと見つかりますよ!
(梅たろう)
1:アケビの花
2:センニンソウの新芽
3:カキノキの新芽
4:イチジクの新芽
5:ハハコグサ
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春には、植物たちのやわらかそうなうぶ毛が、光に当たり銀色に輝きます。
ということで、今回は植物のうぶ毛です。
毛の長さは、ごく短いもの、比較的長くてやわらかいものと様々です。
ただし、毛がいつまで残るかは種類によって異なります。
柿のように、葉が大きくなると長毛が抜けてすべすべになるもの、
イチジクのように、短いけどザラザラの毛が残るもの、といろいろあります。
毛の有無が種類を決めるポイントにもなるんですよ。
えっ、年をとると毛が抜けていくのは、人とよく似ている?きっと自然のデザインには、
一見違うように見えるものでも、同じ経過をたどることがよくあるんです。
(梅たろう)
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1:ハカマとハカマの間があっという間に伸びて大きくなります。
この写真のグリーティングカードが送れます。
2:大きくなる葉は、しわくちゃに収納されています。
3:蛇の様な模様のサヤに、花と葉を収納しています。
4: 茎を伸ばす成長点は、新芽につつまれて大切に守られています。
暖かくなり、あちこちで草が伸び始めました。ということで、今回のテーマ
は、『伸びる』。
身近で見つけたいろんな『伸びる』を紹介しましょう。まず、ツクシ。収納
式の指示棒のように、茎を伸ばします。ジャムの原料にもなるルバーブ(タ
デ科)の新芽は、しわくちゃに折りたたまれてまるで脳ミソのよう。マムシ
グサは筒状のサヤの中から、葉と花が伸び出てきます。
同じ『伸びる』なのに、やり方は千差万別。虫も草も動き出す春。あなたは
どんな風に自分を伸ばしてみたい?
(梅たろう)
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1:天井からのびたツララが床面にくっつくと氷柱と名前が変ります。
2:少しずつ大きくなってできる氷のタケノコ、氷旬。
一つひとつが個性的な形をしています。
3:右下の面にたくさん付いている突起が雪粒のツララ。
もちろん、ツララのあるほうが下面です。
実体顕微鏡(20倍)をデジカメでのぞいて撮りました。
この写真のグリーティングカードが送れます。
今回は、冬の名残りの中に見つけた自然のデザインです。
富士山の火山洞窟。そこには、まだ氷の世界が広がっています。天井からポ
タリポタリと落ちる雫が天井ではツララを育て、氷の床ではタケノコのよう
な氷旬(ひょうじゅん)を育みます。
一方、積もった雪は、春先に融けたり凍ったりを繰り返しながら、大きさ数
ミリの氷の粒に成長します。顕微鏡でのぞいてみると、なんとここにもツラ
ラがある!僕が驚いたのは、スケールは違っても、デザインが同じこと。
春の中にもデザインが同じもの、きっとあります。春を知らせる垂れている
もの。見つけたら教えてくださいね!
(梅たろう)
ふきのとう
はくさい
ついに春がやってきました。僕の畑に行くと、白菜が青々とした葉をつけて
います。冬の寒さから大切な芽を守るために、何重もの葉で中心部がつつま
れています。
敷地にある小さな栗林に行くと、そこではフキノトウたちが顔を出し始めま
した。白菜とフキノトウ、なんだか似ている・・・。冬の寒さから身を守る
ため、何重にもつつまれているところがおんなじだ!
フキノトウの花芽をよくみると、花のひとつひとつがさらにつつまれていま
す。大切な花芽は、ていねいに、ていねいに、ラッピングされているのです。
(梅たろう)