自然生活カタログ

jicata=自カタ:自然生活カタログ


旬菜酒房「つるりん亭」

04.08.23 処暑

〜冷やし冬瓜〜

らっしゃい! もう夏の名残りを惜しむ季節ですね。
今宵はこの一品で、シンプルな日本の粋をお楽しみ下さい。


〜つるりん'sレシピ〜

1 冬瓜を3センチ角に切り、15分ほど下ゆでします(残り湯は使いません)。
2 たっぷりめのかつお節で出汁(だし)を取り、薄口しょうゆとミリン少々。
3 別鍋で1と2を合わせ、ひたひた(材料が隠れる程度)で静かに15分煮る。
4 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし、枝豆や三ツ葉など飾って完成です。

(2が分からない場合、市販の白だし/そばつゆなどを水で割っても作れます。
 冷たい物は、甘味も塩味も薄く感じるので、吸い物より濃いめに調整を)

淡白な味わいの冬瓜。その風味や盛り付けには、季節のうつろいや色調があり、
日本人特有の美意識を感ぜずにはいられません。
ウマイ酒と一緒に、「大人の夏休み」をじっくりご堪能下さい。

今晩オススメの酒  真澄「七號」

(つるりん)

04.08.07 立秋

〜鰻の冷やし茶漬け/九州スタイルで〜

らっしゃい!

「夏・ナツ・なつ」の日々ですが、暦ではもう立秋。
元気に秋を迎えるために、今宵はこの一品をご堪能下さい。

〜つるりん'sレシピ〜

すり鉢でゴマと味噌をよく擦り、
鉢を逆さまにしてガスレンジで焦げ目付けます。

もう一度ほぐしたら、よお〜く冷やした出汁でさらに伸ばします。

好みで練りゴマや味醂など加えても濃厚でGood!
濃いめの味付けがコツです。

鉢の中にミョウガと大葉の千切り、鰻の短冊切り、ぶっかき氷を加えて完成。
アツアツの麦飯に冷た〜い汁をかけて食べれば…、言葉もアリマセン。

学生時代、宮崎県出身の先輩から教わったのをベースにしました。
その名も「冷や汁」という郷土料理。
本場では焼きカマスやイリコなどを使います。

「野中センパイ〜、陶芸の窯を開いたそうですが、ケッパレ(頑張れ)よォ!」

今晩オススメの酒 「心水(もとみ)」←今回は個人的にイチオシの一品!

(つるりん)

04.07.07 小暑

〜和風チリビーンズ〜

らっしゃい!

もう夏本番、何かと気だるい毎日がやって来ましたね。
流されずに、自分をカッチリ握ってますか?

〜つるりん'sレシピ〜

猛暑の中、フラフラと食品庫を開ければ、余った材料があるはず。
余り野菜と昆布に干し椎茸、トマト缶にスパイス。
今宵はモノとココロの在庫整理と参りましょう。

ニンニク生姜を玉ねぎと一緒にソテーして、トマト缶投入。
干し椎茸を戻し汁と共に、水だしした昆布&大豆を加えて煮る。

しばらくしたらケチャップ、ソース、チリパウダーその他(好みのもの)
を加えて、水気を飛ばしたら完成。具材として揚げ茄子など入るとなおGood!

知り合いの坊さんが言ってました。「食事の準備は、仏の道」
良く分からんけど、そんな気がします。
今宵みなさんは、あの人にどんな献立をお出しするのですか?

今晩オススメの酒 「ビスコ/ソルディガ」

(つるりん)

04.06.05 芒種

〜カボチャのお焼き〜

らっしゃい!ウチの周りでセミが鳴き始めましたけど、お宅はどうです?
たった2週間でも、どんどん季節は巡っているんですねぇ。夏間近です。

〜つるりん'sレシピ〜

カボチャをワタごと荒みじんにしてレンジでチン。
そばつゆを少し加減した出汁で練り上げ、ローストした胡桃と玉ねぎソテー
を加えます。

小麦粉の皮で平らに包み、蒸して、焼き上げれば完成。(焼き餃子と一緒)

そばつゆがわりにコンソメ&クリーム、カリカリベーコンを加えても洋風で
Good!

みなさん種はどうしてますか?絶対捨てちゃダメですよ!

特に新婚さんは・実はカボチャの種、漢方で「南瓜仁」(なんかにん)とい
う薬になってます。精力減退・乳の出にイイそうです。

皮をむいて揚げて、塩ふったらビールにぴったし。
今宵2人きりのビアパーティってのもオツじゃござんせんか?

今晩オススメの酒 「よなよなエール」
http://www.rakuten.co.jp/yonayona/111011/101859/#101859

(つるりん)

04.05.21 小満

らっしゃい!あちこちの田んぼでは、毎晩カエルの大合唱。もうすぐ夏ですね。
今晩は、見た目も味も爽やかな、この一品をご紹介致します。

〜つるりん'sレシピ〜
そら豆は軽く塩ゆでして薄皮をむいておき、人参の千切りは調味した出汁で
下味をつけます。

豆腐の裏ごしを塩と砂糖で味つけしますが、好みで白味噌や練り胡麻を混ぜてもOKです。全てをざっと和え、器に盛って完成です。

今回の仕込み中、ある事にふと気付きました。

「そら豆ってカエルに似てる…。」

旬の短いこの食材と、今を謳歌するカエルの姿が重なって、少し感動しました。この小さな愛しき生命、彼等の歌を心に奏でながら、今宵この一杯をどうぞ。

今晩オススメの酒 「鳳凰美田」
鳳凰美田 亀ノ尾純米吟醸無濾過 生酒 1800ml

04.05.05 立夏

〜新ジャガの茹でただけ〜
らっしゃい!今回は悩みましたよ〜。だって選んだ食材がジャガイモ。
理由は後に述べますが、味には自身アリ!どうぞゆっくりとご堪能下さい。

〜つるりん'sレシピ〜
新ジャガを皮のまま、ひたひたの水から茹でます。スッと串が通るくらいに
なったらお湯を切り、皮がパリッとするまで蓋をして再加熱します。
「松田のマヨネーズ」と荒挽き胡椒をディップにしてお召し上がり下さい。

新ジャガって産地や品種で変わるの知ってました?

この時期は九州産が多く、北海道産はもう少し後。加えて「貯蔵した方がウ
マイ」「新物が最高」など、評価も人それぞれ。

旬とは何ぞや?まったく料理人泣かせの食材です…。
でもこれって、南北に伸びた日本のお百姓さんの努力の賜物なのでしょうね。

今晩オススメの酒 「杜氏の詩」 杜氏の詩 特別純米酒1、8L
つるりんオススメの食材 「松田のマヨネーズ」 松田のマヨネーズタイプ 甘口

04.04.20 穀雨

〜駿河の春茶寿司〜
らっしゃい!そろそろ茶摘みの時期ですが、今晩はこれにちなんで駿河の国
(静岡)から旬の一品をお出ししましょう。

〜つるりん'sレシピ〜
お茶ガラは水気を取って細く刻み、煎り胡麻と一緒に寿司飯に混ぜます。
それを小さく丸めて短冊の海苔を巻いて、半分にした大葉と桜えび
(生、釜上げどちらでも)、レモン小片を飾って完成。

お百姓さんにとって八十八夜は特別な日。「米」の字そのものですからね。
八ヶ岳の水で育った米と酒、その水が注ぎ込む駿河湾の海の幸。
人と水と麹の共同作業を想像しながら飲む酒もイイもんですよ。

「春鶯囀(しゅんのうてん)」 春鶯囀 春の宵 720ml

04.04.04 清明

〜タラの芽を和風ソースで〜

らっしゃい!木の芽吹き出づる春、気持ちもなんだかムズムズしますね。
今晩は「山里の春」を、今風な料理でご紹介致しましょう。

〜つるりん'sレシピ〜

タラの芽は袴を取って塩ゆでし、冷水にとったあと丁寧に水気を拭き取りま
す。マヨネーズ、味噌、山椒の若葉(粉でも可)をすり鉢でブレンドして
ソースに。もしあれば、生ハムをタラの芽に巻くと見た目もかわいいですよ。

厳しい冬を乗り越え、やっと春が来たときの喜びはひとしおです。この小さ
な芽にたっぷりつまった栄養は、山に住む人々への大きな贈り物なのでしょ
うね。山に花が訪れるように、このお酒であなたの心の芽も慈しみませんか?

「真澄 山花」 宮坂醸造 純米大吟醸 真澄 山花(さんか) 1800ml

04.03.20 春分

〜蛤と菜の花の房州和え〜

らっしゃい!もうポカポカといい陽気ですねえ。
今晩は私の故郷から、春の味をお届け致しましょうか。

〜つるりん'sレシピ〜
酒蒸しにした蛤(ハマグリ)と、さっと塩ゆでした菜の花の和え物です。
蒸し汁をこして、薄口醤油と辛子をよく溶き、全体に和えて完成。

桃の節句は禊(みそぎ)の祭りだそうですが、潮が良く引くこの季節の蛤も旬。
沐浴がわりに潮干狩りを楽しみ、道すがら摘んだ菜の花。
うららかな千葉の風景が見えてくるような料理です。

今夜はこのお酒で、あなたも故郷の春を思い出してはいかがですか…。
「深山春霞」 ■!季節・取扱店限定商品!春霞 純米吟醸 深山春霞無濾過生酒 720ml[秋田県]