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駿河の国とその周辺

富士登山・須走口重点解説


富士山の登山口は数カ所あり、須走口(静岡県小山町)、御殿場口(静岡県御殿場市)、富士宮口(静岡県富士宮市)、精進湖口(山梨県富士河口湖町)、河口湖口(富士スバルライン)、富士吉田口(山梨県富士吉田市)、村山口(静岡県富士宮市)、須山口(静岡県裾野市)などが知られています。

また、近年は須走口、御殿場口、富士宮口、精進湖口、富士吉田口を富士登山五口として全国にPRしています。  (ここでは「須走口」に重点を置いて解説しています。)

昨年まで須走口にはマイカー規制がありませんでしたが、2007年からは
「規制される期間」があります。(11/末〜4/末の積雪時も規制されます)



知りたかったことあるかな?→→能書はとばして【主な項目】へ進む?

※11月中旬。工事中だった登山道も予定通り完成しました。
(これは無雪季の五合目での撮影です。冬季「ふじあざみライン」は馬返しの手前から閉鎖されています。) 完成した登山道入口

※10月も中旬〜下旬。秋というより晩秋〜初冬と言った感じの最近です。
不法バイクの乗入れ 晩秋の装い 今年の紅葉はちょっと薄めだが・・ 植物も越冬の準備に
※もう10月です。鳥居も新しくなり、古御岳神社までの登山道ももうすぐ完成。
古御岳神社までの工事は今年中に終了予定。 日中でも「暗〜い」仮設の登山道

※9月後半。きのこ採り以外の人はあまり見られなくなりました。路上駐車も100m程度です。(駐車場が満車だからではなく、途中への駐車が便利だからなのです。)それにしてもきのこ狩りの人数は凄い!

古御岳神社までの工事は今年中に終了予定。 コケモモも色付き始めました。

※9月に入ると瀬戸館、見晴館が営業を終了。続いて3日には砂走り下山道の吉野屋を始め、八合目以上の殆どの小屋が本年度の営業を終了しました。
 長田山荘は10月初旬まで、大陽館は10月中旬。東富士山荘は11月下旬までの営業です。

※8月20日、須走口登山道の周辺で一斉清掃(もちろん私も参加しました)が行われました。500人以上が汗を流しました。(当日、御殿場口では1500人以上が参加したそうです。)

※8月12日、富士山周辺は激しい気候の変化に見舞われました。山頂から八合目付近までは“初冠雪”?うっすらと雪化粧です。因みに“初冠雪”とは「一日の平均気温がその年で最も高い日以降、初めて麓(測候所)から降雪を観測出来た」場合を言うのだそうですから、今年の最高気温がこの日以降に観測された場合は“初冠雪”ではなくなります。

※8月11日20時過ぎ。御殿場口から登山し、須走口に下山中の2名が疲労のため途中で動けなくなり、東富士山荘に救援を要請。六合目の長田山荘と東富士山荘から数名が付近を検索。数十分後に無事発見救助されました。登山中はどんなことがあるか分りません。照明器具は必須アイテムです。

※7月22日朝から夜の23時頃までの予定で、ボランティア活動が見られました。このグループは最近よくお見かけします。

(8月20日は「富士山一斉清掃」が実施されます。)


※昨年までは砂払五合目以下の下山道は登山道と兼用でしたが、溶岩の階段を疲れた足を引きずって降りるのは危険だと不評だったこともあり、下山道が安全なルートに「一部変更」されました。実際に下ってみましたが凄く楽に降りられます。但し、この付近は樹林帯で植物が地表に根を張っているため、今度は「木の根」に乗って滑らないように注意が必要です。
 豆知識:この付近一帯(五合目付近を含む)を「木の根坂」と言います。



※6月中旬。七合目以下の登山道では、一部の日陰を除いて殆ど雪が消えました。


※6月になってやっと高山植物も花を付け始めました。

※5月初旬。五合目以上はまだ冬です。

今年(2006)も5月中旬になって、幻の滝が見られるようになりました。でも6月中頃には消滅します。

この時期(6月中旬頃まで)の登山は、その年の状況(積雪など)により、それなりの
知識・経験と技術が要求されます。(注意点としては9月以降の登山と似た所があります)。


詳しくは TOPページの「どちらへおでかけ?」からもどうぞ。(この下にも項目があります)


通行止

例年『ふじあざみライン』は冬季11月下旬〜4月下旬まで通行止めとなります。
2006年は「4月28日まで通行止」となっています。
(4月28日の午後から通行可能になりました。)

この間旧馬返し(一合目)付近から先は車輌の通行が出来ません。
(手前に、重機でないと動かせないようなバリケードがあります。)
例年「5月の連休」前には除雪が完了し、連休初日から一般車両の通行が許可されます。
(2005年は少し早く、4月21日から11月25日まで解放。)

「富士山・山小屋情報」はこちらから。

 山上は下界と気象が異なることが多いので気象庁で気圧の変化を確認されてからどうぞ。
機器は自動で運用されているため、(特に冬は)当日のデータが送信されない場合、エラーでデータが
表示されないこともあります。こちらからも気象データの検索が出来ます。
 (山頂付近の気圧変化:一般的には、気圧が上がって行く時は天気がよくなります。)

 登山者とのお話の中で「富士山の天気」は何処に聞けばいいの?と言う質問がありました。山の天気は刻々と変わりますので正確な予報は出来ないのでしょうが、山麓(〒410-1431静岡県小山町須走)の天気情報でしたら
「Cyber Weather World」の天気情報小山町須走の天気情報 からもどうぞ。  アメダス気温


 警報の発令が予想される時や、すでに発令されている時は、特に厳重な警戒が必要です。但し「雷」に関する場合は注意報でも警戒しましょう。雷は注意報しかなく、雷警報というのはありませんから。

(財)日本気象協会注意報・警報“静岡県富士山南東”または“静岡県東部”を見る)はこちらから。

「WNI」の台風情報はこちらから。


富士山
姿は優しいが厳しさも・・・・
(4月撮影)
初冠雪。もうすぐ冬が・・・・
(9月撮影)

 

大雪。2日前に・・・・
地元消防本部の発表では積雪49cm。のびかかった水かけ菜(地元では薹菜"とうな"と言う:薹[とう]=花軸がおいしい)も雪の下に・・・・(1.29 撮影)

今朝(2001.3.31)また積雪(5cm)がありました。もう春なのに・・・・

実はこの翌日(4月1日)また積雪があったのはご存じの通りです。





知りたかったこと 【主な項目】にありました?

もし無かったら こちら から質問もどうぞ。
(ただし、富士登山道須走口周辺に関するものしか判りません)

TOPページの「どちらへおでかけ?」からも探せます。


【主な項目】
 富士登山に挑戦する人は殆どが“初心者”ですが、心配はいりません。じっくりと検討しましょう。でもそこはそれ、日本中のどの山よりも高い山です。山登りの経験が少ない方が、いきなり挑戦するには「予備知識」は重要です。

  それでも心配な方はこちらに相談するのも一つの選択肢です。

 富士山てどうやって行くの?  天気は何処で調べるの?  6月や9月に登山できるの?  登山の準備は?  開山?閉山?  駐車場が満車!  帰り道を間違えた!?  最初の一歩  砂走りって何?  しゃくなげが見られるの?  流れ星を見る!  防水スプレーも!  頂上が(瀬戸館)  現金を持参  閉鎖中も  緊急避難  それから(熊よけの鈴?)  携帯ラジオはスゴイ!(雷の話)  高山病対策は?  金剛杖は何故八角?  お土産?  あっ!落とし物!  靴の底が抜けた!  登山計画書?下山届け?  台風襲来!  7月に桜?  予約なしでも参加できるツアーってあるの?  小富士ってな〜に?  合目ってな〜に?(豆知識)  「ふじさん」?「ふじやま」??(豆知識)  山小屋はいつ営業しているの?  富士山にもきのこがあるの?  富士山検定?



[一般的な準備は自分で!]ページのトップに戻る
 一般的な注意事項や準備から説明し始めますと、一冊の本になってしまうかも知れません。その辺はご自分でインターネットや雑誌等で調べて下さい。それも重要なことです。こちらを参考にされるとか、こちらから参考になるページを探してみてはいかがでしょうか?(他のページも十分に見て下さい。)
(でも、何処の情報にも間違えがある場合がありますから注意が必要です。例えば須走口に関して:路上駐車は禁止されていません。2011/10/01現在)

まず覚えておくこと! → 山登り中のことは全て自己責任で処理するのが基本です。



[開山?閉山?][9月に登山?][主な項目]に戻る
 富士山は自然の山です。そしてご存じのように「日本最高峰」でもあります。天候は変化しやすく、冬は早く訪れるのに春の訪れは遅いので、いつ登山したらよいのかは、昔から判断が難しかったのです。

 そこで、初心者でも比較的安心して登山できる季節はないかということで、天候や気温などが一年中で一番安定しているこの季節(須走口の例:開山:7月1日〜閉山:8月31日)に「白羽の矢」が立ったというわけです。
 つまり、単に「この季節がお勧めですよ!」と言うだけのことなのです。でも観光客が集中するこの季節(開山中)に「山小屋の営業」も集中するわけで、客の少ない時期(閉山中)に営業している山小屋が少ないのも事実です。

 ですから、多少時期はずれでも天候等が良ければ安全な登山が可能です。と同時に、シーズンオフの行動については全て「自分で対処」しなければなりません。何しろ(須走口では)本七合目以上の山小屋が営業していない(もちろんトイレも利用できません)のですから!(山小屋情報)

 山小屋の営業状況はその年によって変化しますから、利用する時点で確認された方が良いです。山小屋が営業していて天候が良ければ、9月の方が涼しくて登りやすいこともありますが、時として山の天候が変化するのはいつも同じです。例年、初雪や初冠雪が報じられるのもこの時期(9月中旬から下旬)です。(開山前6月までの登山はこの逆で、残雪があったり山小屋が営業前だったりします。)

 本七合目以上の山小屋が営業していない時期に、初心者が単独で登るのは「危険」です(事故やアクシデントが起こっても助けてくれる山小屋がない上、登山者さえ極端に少ないのです)から、やめた方が良いと思います。どうしても登りたい方は、一緒に登ってくれる経験者を捜されることを強くお勧めします。(七合目以下の山小屋に相談するのも賢い方法です。)

 そして、須走口の場合「ふじあざみライン」が積雪による通行止め期間中は「冬山登山経験者」以外の登山は無理です。全ての山小屋は営業していませんし、ふじあざみラインも1m以上の積雪で、馬返し付近(2005〜2006年以降はこれよりさらに2Km手前)にはバリケードがあり、車輌の進入も出来ません。山小屋の見まわりもこの手前から徒歩で行くのです。

この期間利用可能な施設は、須走口では唯一
「避難小屋」(管理:小山秀峰山岳会:おやましゅうほうさんがくかい)があります。でもトイレはありません。
「参考図」(管理人が作った、このサイトだけで見られる須走口の詳細図)

8月も月末になると、山小屋もそろそろ「閉館」の準備に入ります。
ブルドーザーも荷物満載で、荷下ろしに忙しい時期です。
事故防止のため「ブル専用道路」は歩行しない方が良いです。




[駐車場が満車!][主な項目]に戻る
 夏休み期間は多くの登山者が押し寄せますから,この時期の休日前日は、常設の駐車場は一日中ほとんど満車状態です。その場合、係員の指示に従って駐車して下さい。五合目近くは片側交互通行になります。係員の指示を無視して強引に入って行っても行き止りですから前には進めません。待機している警察官のご厄介になることになります。(観光案内所は5月連休〜11月下旬位まで開設しています)。夏休み中の天気の良い週末などは、五合目まで2Km以上の駐車になることもあります。歩くことが苦手(でも富士山に行きたい)な方は公共の交通機関を(下の図をクリック!)利用されることをお勧め致します。(登山バスなどは混雑の状況により、増発される場合もありますし、優先的に通行できます)。

 
ふじあざみラインの上り(登山側)車線は「全線駐車禁止」です。特に、カーブの付近は下り(下山側)車線であっても絶対に駐車してはいけません。「駐車禁止」の表示がされています(バリケードが置かれています)。特に混雑時はレッカー車が待機していることもあります。「レッカー代」は高いでしょうね?!

 その代わり、下り車線の直線部分駐車が許可されています。「路上駐車禁止」などと書かれたサイトがありますが間違えです。バスの通行に影響の無いよう「上手に」駐車しましょう。(係員の指示に従って駐車して下さい。)
 混雑がひどくて下の方に駐車せざるを得ない場合、舗装道路を登るよりも頂上に向かって舗装道路の右側を登って行く「旧登山道」を登るのも「つう」です。でも初めての人は素直にふじあざみラインを登った方が無難です。

※繰り返しになりますが、ここ須走口はマイカー規制がない(通行料・駐車料が全て無料)ため、8月末までの金・土・日曜、休日およびその前日は通常の駐車場(200台)は満車が普通です。(2004年毎週2〜3回徘徊している私の観察では、7月中の平日:月曜日〜木曜日の駐車場は平均して50%〜60%の駐車率でしたが、8月に入ってからは90%〜95%、9月は40%〜90%、また休前日は95%〜満車です。) 2005年、2006年も同様、平日以外は満車状態です。

 また、「車上ねらい」「当て逃げ」などの事件・事故もあるようです。夏山期間中、新五合目には警察官が常駐し、付近の巡回もしていますが、それでも注意が必要です。


 富士登山情報
 登山バス時刻表やタクシー情報。須走口周辺の見どころなど・・・・

詳細は画像をクリック




[まずは帰り道?あっ!道を間違えた!?][主な項目]に戻る
 富士山の頂上は円錐状ですから,
帰りの道(下山口)は登山前に確認が必要です。登るときは上に向かってさえいれば何とか頂上にたどり着きますが,
 下山の場合,自分がどこに下山するか判ってないと,とんでもない方向に下りてしまうことも少なくありません(毎年発生しています。今年も多い時には数件/1日ありました。須走口駐車場→スバルライン吉田口駐車場へのTAXI料金は2万円前後(+有料道路料金)らしいです。)。どうかお気をつけ下さい(須走口五合目「東富士山荘」では「クレジットカード」の使えるタクシーを用意しています)。それでも、万が一の場合に備えて緊急避難  の方法を見ておいて下さい。

 一番間違えやすいのが「下りの八合目」の分かれ道(須走口と富士吉田口との分岐点)で、“SUBASHIRI”と“SUBARULINE”は日本人でも外国人でも間違えやすいのです。ましてや疲労が重なり、注意力が散漫ときていればよほど注意しなければいけません。くれぐれも注意しましょう。(くどいようですが、間違えるのは下山時です!)

 下山口の名前が判っていれば,たとえ迷っても(早めに聞くと良い)登山者や山小屋で援助してもらえるでしょう。楽しい登山でいやな思いをしないため,ぜひ覚えておきましょう。(富士登山五口の呼び方:すばしりぐち,よしだぐち,ごてんばぐち,かわぐちこぐち,ふじのみやぐち など)。但し、山小屋閉鎖中は誰も助けてくれないかもしれません。全て「自己責任」です。



[辛いのは最初の一歩?][主な項目]に戻る
 実は、富士登山・須走口でつらいのは、五合目の「東富士山荘」から六合目の「長田山荘」あたりまでです。と言うのも標高差が400m以上あり、須走口登山道の中では他の山小屋間と比較して、圧倒的に長い区間だからなのです。(通常、一合は277.6m)

 “* 合目”の豆知識・・・昔の人は富士山の標高1,000mをスタート地点とし、残りの2,776mを10で割って合目を表したのだそうです。ですから本来五合目とは1,000m+277.6mx5となり、標高2,388mの地点を指すのだそうです。須走口の新六合目が旧来“本五合目”と言われていたのはそういう意味があったのです。現在では、富士宮口の五合目が標高2,400mで本来の“五合目”に最も近い位置にあります。(“合目”については他にも諸説があります)

 “やま?さん??”の豆知識・・・「山」を“さん”と読むか“やま”と読むかは信仰と関係があるのだそうで、自然信仰の対象である場合“さん”または“ざん”と言います。富士山は古来信仰の山ですから「ふじさん」であり、「ふじやま」ではないのだそうです。

このサイトだけで見られる須走口の参考図

 時間に余裕を持って、みんなの2倍の時間で登るつもりで、ゆっくり高度に順応しましょう。1時間以下で登る人もいれば、2時間かけてゆっくり登る人もいます。
 私もこの辺は、毎週2〜3回徘徊していますが、初めての人で、ここまで登って来て「もう“まいった”」と言う人がいます。でも、言ってあげるのです。ここまで来られれば「もう“登れる”」と。

 ここ須走口は、前述のように六合目までの距離・標高差が大きいのと、七合目からの下山道「砂走り」があること。そして、長い六合目までの登山道沿いには色々な植物が見られ、さらに、山小屋は全てが東側に面していて、どの山小屋からもご来光が見られる。など色々な特徴があります。

 ガイドブックなどに「初心者向きでない」などと掲載されている事がありますが、私は適切な表現だとは思いません。「失敗」の多くは「あせり」だと思います。時間に余裕を持って、焦らずゆっくり登るのであれば「普通」の体力で十分です。ただし「高山病にならず」「山小屋が営業している」という前提条件の基でです。
 もちろんサンダル履きで日傘を差して登れる山ではありません。「日本最高峰」です! そういう意味での「初心者」であればここからの「登山」は無理です。このページで言う「初心者」とは、基本的に他人に迷惑をかけない「マナー」を持った登山者で、経験の浅い(または無い)人を言います。

 初心者の方で「頂上までは行けるかどうか心配だが『ご来光』を見たい。」とか「砂走りってどんなものか一度経験したい。」あるいは「富士山で数時間程度のハイキングをしたい。」等々、山小屋に相談すれば、個人・団体を問わずアドバイスして貰えます。条件によってはガイド付き(予約が必要)の案内にも応じて貰えます。初心者からベテランまで、各層それぞれに楽しめる登山口です。[エコツアーガイド]




 --- ちょっと休憩。帰りの話 ---

[砂走り?][主な項目]に戻る

2006年8月末「幻の焼印」復活?

 須走口七合目から豪快に下り降りる「砂走り」(昔はどこの下山道にもあったらしいが、現在は御殿場口の『大砂走り』と須走口の『砂走り』が残っている。)の終点にあるのが

      「砂払い・吉野屋」です。

 そうです。「すばしり」ではありません「すなばしり」です。でも、この「すなばしり」が「すばしり」の地名の由来だという事です。(ちなみに、吉野屋は“砂払い”です。砂走りでかぶった砂や埃を払い落とす。つまり、砂走りの終点と言う意味です。)

 2006年8月末。数十年間のブランクを経て、須走口最終の休憩所「吉野屋」の
      焼印が復活しました。
今年は9月3日で営業を終了するため、文字通り「幻の焼印」です。(左の写真)

 吉野屋の若主人の話では「まだ2〜30人しか押していない」そうです。今年この焼印を押した貴方・貴女!日本つまり世界中で数十人しかいない貴重な方だったのです。ご存じでしたか?

★(焼印の情報はこのサイトだけの「特ダネ」です。ごく限られた関係者しか知りません。)★ 2005年秋。トイレの完成した「吉野屋」
 [砂走り]の本来の目的は下山時の「落石防止」と言われています。そこで、落石があっても比較的吸収(停止)しやすい砂地のルートが選択されたようです。ですから、走らなければいけないと言うことではありません。強いて言うなら、走るように速く進めますよと言ったところでしょうか。
 一歩進むたびに10〜20cm位は砂に埋まりますから、靴の中に砂が入らない工夫が必要です。市販の「スパッツ」と言う砂よけカバーが手頃で便利です。また靴は底の堅いものが歩きやすく、底の柔らかいスニーカーなどは砂の表面を滑ってしまい、非常に歩きにくい様です。(下る時には杖が役に立ちます)
 特に、ここまで下山してくるのに相当な体力を使っていますから、膝への負担は想像以上になることでしょう。「富士登山」のこつは、下山時迄体力を温存しておくことです!

 市販の登山靴・トレッキングシューズ等でしたら最適です。登山靴になれていない場合、薄い靴下の上に厚い靴下を重ねて履き、靴ひもをしっかり締めると靴下同士が擦れてくれて、「靴擦れ」もなく楽に歩けます。私はずいぶん長い間「厚い靴下は足が落ち着かず歩きにくいのでは?」と思っていました。でも「薄い靴下と併用」するようになってからは「こんなに楽だったのか」と必ず実行しています。参考にして下さい。

 「砂走り」と言っても砂だけではありません。シーズン前には山小屋の関係者が整備(と言っても自然の景観を損ねるようなことは法的に出来ませんので、危険を排除する程度です)してはいるものの、自然の山ですから小石もいっぱいありますし、豪雨の後は表面の砂が洗い流されてしまうため、大きめの石がごろごろしています。スニーカーでは滑って足を痛めることもあります。夜間下山中の事故の多くはこれが原因ですからヘッドライトは必需品です。昼間の登山でも、下山中に天候やアクシデントで暗くなることがあります。ヘッドライトは常に準備しておきたい備品の一つです。
 快適な登山は自分で十分な準備をすることが結果を左右します。靴に入った小石一粒で歩けなくなることさえあります。一分ごとに靴の中の石を取り除くことを想像してみて下さい。「もう二度と行きたくない。」では悲しいですね!

 砂走りも終わり近くになると「ブルドーザー道」に合流します。一見すると平らで歩きやすそうですが、表面は堅く小石もあり滑りやすいので石に乗らないように注意が必要です。ここを歩く時には「露出した溶岩・岩盤」の上を避け、柔らかい砂の上を歩くのが「コツ」です。
 金剛杖(長さは使う人の顔の範囲に先端が来るようにすると良い)などをうまく使って足下を確認しながら下りましょう。実はこの金剛杖、下りに威力を発揮するのです。
「富士山・山小屋情報」


通行止め?

 下山道を横切るブルドーザー道に「通行禁止」の標識が設置されています。(2004.8.10 撮影)
 でもこの先左下の「下山道」は、疲れて帰ってきた人や子供にとって「危険」さえ感じます。

 写真正面のブル道を下る場合は、柔らかい所を選んで歩かないと滑って危険です。
 また、ブルが来たら速やかに道をあけましょう。





[しゃくなげ山荘][主な項目]に戻る

 「新六合目:長田山荘」は6月中旬〜10月初旬頃までの営業です。(2006年は6月15日営業開始)

 どの山小屋も事情により営業状況が変化します。利用の予定がある場合は、必ず事前に直接確認をとって下さい。参考情報として 最新の情報は[山小屋情報]にもあります。



新六合目:長田山荘    珍しい“不二山”の焼印



 体調が悪くなければ、短い休憩の後、上を目指して出発です。でも、こちら「長田山荘」(別名:しゃくなげ山荘)で宿泊するのなら、比較的空いている事が多い(八合目以上は他の登山口が合流するので、時期によってはすごい混雑が予想されます。)ので穴場的存在です。
 つまり、ご主人とゆっくり山や雑学?の話が出来、下界を見下ろしながら夜景もゆったりと楽しめます。到着時間が早く、開花時期なら自慢の「シャクナゲの森」を案内して貰えるかもしれません(満開時のそれは圧巻です)。
 もちろん翌日の「ご来光」や出発時刻の相談まで、何でも教えてくれますし、室内は常時焚かれているストーブで夜中でも寒さを感じません。五合目から日帰り登頂する人に比べたら、ここでの一泊はまさに天国です。2005年にはバイオ水洗トイレも設置されました。(有料)

富士山に自生するハクサンシャクナゲ 長田山荘
携帯版・長田山荘 ススキも穂を出し身の引き締まる寒さの中のご来光(秒単位で変化します)

 お〜っと! 忘れるところでした。ここ「長田山荘」のご主人は「東富士山荘」のご主人と同様「きのこ博士」なのです。と言うことはシーズン(8月下旬頃から)になると宿泊客には地物「きのこ料理」が振る舞われます。きのこはちょっとダメ・・と言う人は別のメニューも用意されています。予約の時に申し出ておくと良いでしょう。 ここのきのこ料理は正に「絶品」です!きのこ狩り

 この山荘での宿泊を勧める訳はまだあります。七合目以上の山小屋に宿泊された経験があればご存じかと思いますが、畳2畳に3人とかは「普通」ですね。でもこちらではベッドで布団をを独り占めです。状況は電話で確認できます。随時更新中の「富士山・山小屋情報」はこちらから。



 ここまで来ると「梅雨がない」ので〜す!(でも夏に暑いのは北海道と同じ?)

「長田山荘」の鯉のぼりが「もう一息だ!がんばれ!」と励ましてくれています。
(帰りの砂走りからも見えます。)
このサイトだけで見られる須走口参考図

オンタデやムラサキモメンズルの咲く登山道から長田山荘の鯉のぼりを望む 長田山荘の鯉のぼりから砂走り下山道を望む
 外国の人達にも好評だった日本古来の鯉のぼりですが、最近では「富士山の景観にそぐわない」とかで、安全旗に替っています。ちょっと残念です。(おぉっと〜!2007年「鯉のぼりが復活」です)



[流れ星を見る][主な項目]に戻る
 またここ新六合目以上では7月末から8月の中旬にかけて、条件が良ければ、☆みずがめ座δ(デルタ)(やぎ座の東、魚座の西で、黄道上の第12星座)・☆やぎ座α(アルファ)(みずがめ座の西、射手座の東で、黄道上の第11星座)・☆ペルセウス座(アンドロメダ座の東で、北天の星座)の3つの流星群が見られます。

 流星は肉眼で十分に楽しめます。ここは下界と違って、空気が澄んでいるのです。もし持って行くなら倍率の低い双眼鏡が良いようです。空いている山荘で流星を見るカップルは何とロマンチックでしょう(~O~)/

[参考情報](出典:“AstroArts”)
「2004年は8月1日に満月となる大きな月が出ているため、宵のうちは好条件とは言えない。しかし、月没後は好条件で見られるため、月が沈む頃から観測するとよさそうだ。
 また、この頃にはペルセウス座流星群をはじめ、みずがめ座に放射点を持つ複数の流星群たちも活動をはじめるので、しばらく夜空は流星でにぎやかになる。」
「2004年8月12日 ペルセウス座流星群が極大
 毎年活発な出現で多くの天文ファンが楽しみにしているペルセウス座流星群が、12日に極大を迎える。12日は、夜明け近くに新月前の細い月が出てくるものの、実際の観測にはほとんど影響なく好条件で見られるので、ぜひ見ておきたい。
 また、明るい流星の中には煙のように見える痕を残すものも多く、このあたりも見どころの1つだ。少なくとも1時間は観測を続けたいので、家族やグループで観測するといいだろう。」


※黄道十二星座:全天で88個ある星座のうち、太陽の通り道である黄道(こうどうorおうどう)上にある十二個の星座のこと。人が生まれたときに太陽がどの星座にいるかで占う星占いのため、星座の中でも知名度が高い。また、88星座の中でも歴史はもっとも古く、人類の文化発祥と共に記録されている。 1月から順に、水瓶座・魚座・牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座があります。 星占いでは、この12星座に蛇遣座を加えた「13星座」が使われることもあります。
天空図(星図) 天空図(横浜こども科学館HPより)

長田山荘




フジアザミ

 台風の直撃は何とか避けそう・・・・(2004.7.30 撮影)
 でも真横から吹き付ける冷たい雨に手の感覚が薄れて行く。富士山の雨は下から降ることもありますから、ポンチョは役に立ちません。ズボンのある雨合羽が必要です。(できれば靴に防水スプレーを!)でも布製の靴では中まで雨が浸透します!(ゴアテックスなどが良いようです)



[もう頂上が見える!][主な項目]に戻る
 本六合目「瀬戸館」の上あたりから、樹木がほとんど無くなります(*)。その代わり、山上を見上げれば山小屋が点々と見られます。これから上は「山小屋」が目標物になります。足下に注意しながら、2歩で歩けるところを3歩で歩くつもりで歩き、後ろから早い人が来たら、道をあけるふりをして「休憩」する。この辺は明るい時に通過できると良いですね。気象条件によっては18時〜19時頃を過ぎると暗くなります。

ゆっくりなら歩ける!無理をしたら歩けなくなる!!


(*)「フジイタドリ」は〜2,600m位まで。 2,000m〜3,200m位には先駆植物の「オンタデ」が見られます。
 ・「フジイタドリ」=(別名:オノエイタドリ 紅い花のものをメイゲツソウとも言う)
 ・「オンタデ」=(別名:イワタデ、ミヤマイタドリ)名前の由来は御嶽山にある蓼という意味ですが、富士山で見られるものは、神の山にある蓼ということで名前に「御・おん」を付け、オンタデと言うのだという説もあります。

瀬戸館



湿度100%

 台風ってどんな感じなの?・・・・実際に体験してみました。まねしないで下さい。(2004.7.30 撮影)
 イワツメクサも水滴がびっしり。私の手の産毛、眉毛、睫毛など全てが水滴でまっ白。冷たい大粒の雨は「痛い」!眼鏡はまっ白で先が見えない!体重60数kgの私も吹き上げる風にたじたじでした。

 ※須走口では「台風が日本海側を通る時巻き込む風で、天候が大きく崩れる」ようです。台風から離れていても特に注意が必要です。お忘れ無く!!
WNI 台風情報 はこちらから。


まだまだ開店準備に忙しい七合目「大陽館」にて..2006/6/3

 次は七合目。ここ「大陽館」も高山病への対処と、すばらしい食事で「知る人ぞ知る」穴場です。(富士山の山小屋では随一といわれる夕食。ハンバーグにキャベツ、サンマの蒲焼き、昆布の佃煮・・、有り難いことに暖かい豚汁とご飯、お茶などはおかわり自由。ちなみにほとんどの山小屋では小さな発泡スチロール皿に入ったカレーライスが定番。精一杯のもてなしに「感激」して下さい。1泊2食\7,500)

 私は「須走口にとりつかれて間もない頃」、開店直後の6月に大陽館の横を通ったことがあります。そんな時にも作業の手を止め気軽に声をかけて頂き感激したものです。この辺まで来ると植物が少ないため、私が訪れることはあまりありません(2ヶ月に1度位)。でも「大陽館」の軽トラやブルドーザーにはよくお会いします。「赤帽の軽トラ」のサイドガラスに張ってある富士山の説明文を、コンビニの駐車場で真剣に読んだものです。

 こちらの山小屋も須走口だけのお客さんですから、お勧めの山荘です。ちなみに「太陽館」ではなくて「大陽館」なのだそうです。「てんでだめだ」とは言わせないぞ!だそうです。

※大陽館では「焼き印」のサービスがありません。代わりに「シール」のサービス(有料)をしています。(2005年9月現在)

大陽館
×「太陽館」 ◎「大陽館」
トイレはバイオ水洗化完了。
台風接近!外には人影もない。
休憩:1時間¥1,000/人

子供だったら風で飛ばされるかも知れないし、突然の濃霧は2m先が見えないほど。
「山小屋の警告」を無視して登る場合は「自己責任」で!!




[必ず現金の携行を!][主な項目]に戻る
 余談になりますが、山小屋の住人の生活は全てが「汗と我慢」のたまものです。ですから「焼き印」一つにしても有料(\200〜\300位。但し夜間等で山荘が閉じている(予約がない限り山小屋も閉まります)時は押印不能。帰りに押すしかない。杖は\1,100前後)です。特に建物の維持は経費もかかり、室内に入れて貰うだけでも休憩料金(\500〜\1,000)が必要です。必ず現金の携帯を忘れないようにしましょう。

 特に、軒先でうるさくすると「宿泊客の仮眠の迷惑」になるため、雨が降っていても「出て行くように」言われることがあります。もちろん予約客が全員到着すれば扉に鍵をかけることもあります。お金を持っていても交渉することさえ出来ません。ですから「事前予約」をしつこくにお勧めするのです
 (老婆心ながら、宿泊する場合、汗で湿った服装では布団に入れないので着替えも必需品です。着替えはしっかりと防水(ビニール袋に入れて密封する等)をしておかないと使う時に役に立ちません。)
 おいしい料理を提供して頂くにも、それなりの料金が必要です。宿泊料金の目安としては:素泊まり\5,000〜,1食付\6,500〜,2食付\7,500〜, 金・土曜と休日前日\1,000アップが普通ですが、各施設の内容により若干変動することがあるので事前に確認された方が良いでしょう。

  ※但し、緊急避難の場合は別です!



[閉鎖している山小屋もある!][主な項目]に戻る
 しつこいようですが、山小屋は開設するだけでも大変な労力と費用が必要です。小屋の住人の事情によっては「一時休業」もあり得ますし、シーズンオフには多くの山荘が閉鎖しています。もちろんトイレも使えません。

 逆に、繁忙期(夏休みや2004年の場合7月10日〜8月29日等。麓の駐車場も大混雑が予想されます。)は予約がないとたとえ暴風雨でも小屋の中にさえ入れて貰えないこともあります。当然ですが、予約客が最優先です。体力に絶対的な自信がない限り、保険のつもりで事前の予約をお勧めします。
 また、自分だけの思いこみで行動せずに、必ず出発前に営業状況を確認しましょう。
「富士山・山小屋情報」


廃屋

 管理されなくなって・・・・。






[山小屋は避難施設][主な項目]に戻る
 山小屋は「避難施設」としての役割も持っています。小屋の住人はその山のベテランがほとんどで、いざというとき(緊急避難時)にはあらゆる面で力になって頂けます。山岳救助隊でさえ、この方達の協力が不可欠です。

 基本的には全て自己責任で処理するのですが、本当に困った時は「遠慮無く」。また、混んでいる時は「大きな声で」助けを求めましょう。出来るだけ早い相談が問題解決の近道です。もちろん、下山道に迷ったことに気が付いた時も同じです。遅くなるほど復旧するのに時間、体力、費用などが比例して多く必要になると思われます。このページを熟読されるような方であれば、事前にチェックポイントを調べてあるでしょうから心配ありませんよね。

[さあ!頂上目指して出発!]
 ここまでくれば、あとは一歩一歩進むだけです。
辛いことが多いほど、永く記憶に残ります。後日、良い思い出として「この一歩」を語れるようにしっかりと登りましょう。

 これより上は「管理人」の手に負えません。別のサイトへバトンタッチです。何しろ頂上付近は色々な登山口が合流しますから、情報もそれなりに多く、このサイトだけの特別なものがありません。ごめんなさい。

 須走口の「良さ」がほんの少しでもお分かり頂けたら嬉しいです。感想などございましたらTOPページの「BBS」に書き込んで頂けると更に嬉しいです。m(_ _)m



[それから・・・・](熊よけの鈴?)[主な項目]に戻る
 「熊よけの鈴」。登山には必需品?かも知れませんね。でも富士登山須走口の五合目以上では必要がないようです。かえって、夜間登山で山小屋の付近を通るときに、うるさくて仮眠をとっている方達に迷惑をかけたり、山小屋の中では先に休んでいる方達にやはり迷惑になる場合もあります。
 ここ須走口登山道の2,000m以上では「熊を見た」「蛇を見た」という話を聞いたことがありません。私も毎週2〜3回(2004年)の徘徊中に1回も遭遇していませんし、足跡さえも見たことがありません。出会う動物と言えばシカ、リス等あとは虫や小鳥たちです。あ〜っ! 忘れていました「人間」もいましたっけ(でもこれが一番怖かったりして・・)。林の中でじっと音も出さずに「野鳥の観察」をしていたりします。

ただし、「ふじあざみライン」でもずっと下の方ではが出ることもあるようです。

 ・・・・須走口(五合目以上)は蛇さえも出ない安全な登山道です。(最近別の登山口では「鈴」の呼び名を替えて売っている業者もあります)。登山の途中や帰り道で「捨てない・置いてこない」そして「他人に迷惑をかけない」自信がある場合は購入しても良いでしょう。
 但し、登山道を外れて深く山中にはいると、そこは自然界。深夜に年老いたイノシシが、最後の場所を求めて頂上に向かってひたすら登り続ける姿を見たと言うベテランもいます。富士山の麓(五合目以下)では秋口にツキノワグマの目撃情報もあるようですので参考まで。



[携帯ラジオ]はスゴイ!(雷の話)[主な項目]に戻る
 山の天気は変わりやすく、時々刻々と変化するので正確な予報は困難ですし、ましてや登山者が常に移動するとなればとらえようがありません。

 さて本題ですが、富士山で「怖い」と言えばその一つに「カミナリ・雷」があります。
 六合目以上の「木のない登山道」では身を隠す場所がないので、ひたすら素早い避難が肝心です。でも「カミナリ」が鳴り出してからではどうしようもないこともあります。例えば、一番近くの山小屋まで30分もかかる場合などです。
 そこで威力を発揮するのが「携帯ラジオ」です。でも「携帯ラジオ」で「カミナリ」を防止できるわけではありません。ポイントは「カミナリ」の発生を早く感知することです。

 通常の放送(例えば:NHK, TBS, ニッポン放送等)はAM波(中波帯の振幅変調)ですので、雷雲の放電があると「ザザッ」という雑音(空電ノイズと言われる)が聞こえます。この「ザザッ」が聞こえたら即座に避難態勢(出来るだけ早く一番近い山小屋に辿り着くようにする)をとるのです。その際下山した方が山小屋に近い場合は「躊躇することなく・迷わず」下の山小屋まで下山しましょう。考えている時間さえ危険が増します。「山小屋の位置」は登山前に自分自身で確認しておくのです[山小屋リスト]
 富士山の「カミナリ」は雷雲の高さによっては、水平に落ちることもあります。その場合、逃げ場がありません。

 六合目以下で4m〜5m以上の比較的大きな「木」があれば、根元から2m〜3m位離れて退避しましょう。そしてその後の行動について「冷静に」判断しましょう。ほとんどの「カミナリ」は数時間で消滅することが多いのですが、豪雨を伴います。

 周りに「山小屋」がない!「大きな木」もない!「カミナリ」が鳴り始めた! さあ、どうしよう?
 「岩場や稜線から離れ、斜面や窪地で姿勢を低くする」が基本です。「カミナリ」は 「金属に落ちるのではなく高い所に落ちる」のらしいです。そしてその電流は物の表面を流れる性質があるため、大きな岩からも離れましょう。(豪雨の中、数十分は動けませんから「雨具の装着」も必要です)。周辺で一番低い所を見つけて「うずくまって」ひたすら消滅するのを待ちましょう。
[参考事項]NPO法人 東京少年少女センターHPより)
1) 大粒の雨やヒョウ・アラレは、落雷寸前の兆候と言える。
2) カミナリの電流は物の表面を伝わるので、大きな岩、崖の近くは危険。
3) 大勢でひとつの場所にかたまらず、できるだけ散らばる。
4) 山頂・尾根・岩場・平坦地は特に危険。すぐに移動する。
5) 落雷を受けて気絶している人がいたら、直ちに応急処置(人工呼吸、心臓マッサージ)を!

 家にいる時「カミナリ」が鳴ったら「携帯ラジオ」を点けてみて下さい。そして「ザザッ」という音を確認しておくと良いでしょう。
 「携帯ラジオ」はその他に、天気情報とか、帰りの渋滞情報等も入手できます。万が一遭難した時も、貴重な情報源です。周囲が混雑している時はイヤホーンの使用がお勧めです。


[高山病対策]
 高山病の対策についてはこちらから色々調べてみて下さい。真剣に、自分で調査しておくことが必要です。
外務省海外安全ホームページ(高山病対策)も参考にどうぞ。



「金剛杖」は何故八角形?[主な項目]に戻る
 山頂には剣ヶ峰、三島岳、駒ヶ岳、成就ヶ岳、伊豆ヶ岳、大日岳、久須志岳、白山岳がある。・・・・全部でいくつ?
 もうお分かりでしょうが、解答はこちらから。


「長田山荘」考案の「ミニ金剛杖」。ちゃんと焼き印も押せるよ!お土産、記念品に最適!
 下の写真中のサンプルは中(\300)と小(\200) もちろん六合目の焼き印は込みの値段(焼き印だけでも\200必要)なので断然お得! 六合目から頂上まで8〜10カ所押印できるタイプの「大サイズ」(\500)もあります。

現在は、ここ須走口五合目「長田山荘」だけで取り扱っている限定品です。・・でした。
(最近では別のところでも販売し始めました。“意匠登録”していませんでした。残念!

(ミニ金剛杖:持ち帰りにも便利で部屋のアクセサリー、登山記念としても最適!)

ミニ金剛杖:持ち帰りにも便利で部屋のアクセサリーとしても最適!

 最近の情報で「金剛杖がなくなった」という話を聞きました。これでしたらザックの中に収納できますから「大切なもの」を間違えて持ち去られる心配もありません。

(お嬢様、撮影にご協力有り難うございました。)

長田(おさだ)山荘



靴の底が抜けた![主な項目]に戻る
 山では本当に色々なことが起こります。
 「靴の底が抜ける」事もあります。先日は買ったばかりのイタリー製の登山靴で、靴底が両足とも剥がれてしまい、苦労して山小屋に辿り着いた方がいました。でもその方はビニール袋をひも状にして、靴底を縛って来ました。機転の利かれる方です。
 貴方だったらどうします?貴方が登山に履いて行かれようとしている靴。大丈夫ですか?

 山小屋にはそんな時のために「代わりの靴」を用意してくれている所もあります。とにかく困ったら「山小屋に相談」してみることです。



「落とし物」?[主な項目]に戻る

 しまった!携帯電話,車のキー・・・を落とした〜!
 さあ、どうしましょう?
 せっかく持ってきた携帯電話。でも仕方ありません。我慢しましょう。どうしようもありません。それとも登山をあきらめて探しますか?それもいいでしょうが見つかる保証もありません。
 落とさないことが一番良いのですが、落としてしまったら「キッパリとあきらめましょう!」(他人事?)。
  まぁまぁ そう怒らずに話は最後まで・・・・

 富士登山道は富士宮口を除くと、登山道と下山道が別のルートになっている所が多いぃんです。次々と登ってくる方達の好意を期待しましょう。
 「拾得物」はきっと山小屋に届けてくれます。もし貴方が登山中に拾ったら、次の山小屋に届けて下さい。駐車場に近い山小屋に届けておいて貰えます。(私のように徘徊している人達とも懇意ですから、その日の内に下に届きます)。

 須走口でしたら、落とされた方は「東富士山荘」にお尋ね下さい。
 下山中に拾った方はお手数ですが、落として困っておられる方のために、こちらにお届け下さい。こちらでは「交番」が17時で閉じた後でも営業していますし、アルバイトのお兄さん方にも周知徹底されていますので、落とされた方も気軽にお尋ね下さい。(お店が深夜で仮眠中の場合でも、店の軒先に吊されているのですぐに判りますよ!)。

 須走口五合目には「交番」も開設(7月〜8月)しますが、17時で閉鎖します。併設されている観光協会事務所も同様ですので、お疲れの所大変でしょうが「落とし物で困っている人のために」ぜひ「東富士山荘」にお届け下さい。「東富士山荘」は「ふじあざみライン」開通期間(5月〜11月)中はずっと営業しています。お隣に「菊屋」さんもありますが一カ所に絞った方が良いかと思います。

東富士山荘




「5月に桜」?[主な項目]に戻る

 5月に桜? ええ。
「ふじあざみライン」で見られるのです。
入り口から2Km位までは花の大きな桜が道の両脇に咲き乱れます。そして、それから10Km位までの間、花の小さなフジザクラが可憐な花を見せてくれます。5月の連休過ぎでも標高の高い所では花が残っています。(7月まで見られる年もあります。)




登山計画書」?「下山届け」?[主な項目]に戻る

 えっ!「登山計画書」って何?
 どうやって書くの?と思った方はいませんか?私も最初はそう思いました。
 基本的に「登山計画書」(登山届けとも言う)は、事故があった場合の救助活動に威力を発揮します。従って内容は出来るだけ正確に詳しく記載する必要があります。いくつかの可能性があればそれも記載すべきでしょう。また「登山届け」に対して「下山届け」もあります。こちらは口頭やメール等で済ませても問題ありません。多くの人は「下山届け」をしていないようです。

 静岡県警察では登山者に対して次の事項を呼びかけています。

   登山時の注意事項
  1) 単独登山はやめ、グループで登山しましょう。
  2) 経験豊富なリーダーの下、気象判断を的確に行い、
     先を見越したアタックチャンスや撤退時期・場所を失しないようにしましょう。
  3) アマチュア無線機や携帯電話等を携行しましょう。
     (※ アマチュア無線機を使用するためには、免許が必要です。)
  4) 登山計画は、静岡県警察本部地域課又は、地元の市町村観光課、
     観光協会等へ山岳情報を問い合わせのうえ、
     体力・技術・経験にあったものを立てましょう。
  5) 登山計画書は必ず提出して下さい。

※問合せ及び提出先
     〒420-8610 静岡市追手町9番6号 静岡県警察本部 地域課内
           「静岡県警察山岳遭難救助隊」  担当  眞田(サナダ)さん
             п@054-271-0110 (内線 3573  FAX 3569)
               (土・日曜日、祝日を除く8時30分〜17時15分の間)


   「登山計画書」は当日、山小屋に提出しても構いません。(殆どの山小屋は遭難救助に協力しています)

 「登山計画書」については静岡県警察から提供されているものがありますので、参考にして下さい。(表と裏の2ページが有る場合は書き忘れの無いように注意が必要です。)
[静岡県警察]の最新「登山情報」は
こちらからジャンプできます。

[山梨県警察]への提出は
こちらから。(登山情報も満載です。)

 静岡県警察の「登山情報」。必要に応じて富士山。南アルプス。愛鷹山系。安部山系。天城山系。北遠山系等の情報の他、日本百名山登山情報もあり。








 富士山は色々なことが起こります。例えば、下界では100時間以上も持つはずの携帯電話の電池が、数時間で無くなってしまい、そのまま下界に戻ると復帰していたとか・・・・。その理由はいろいろですが、「圏外」(−最近では通信可能範囲が拡大してきた。→須走口はだんぜん“au”がお勧め−。但し、頂上に臨時中継所が開設されている期間は頂上付近では何処のメーカーでも使用可能という情報もありますが私は確認していません。)のため常に電波を探し続けることにより電池を消耗したり、須走口五合目でも標高2,000mということもあり、気圧が低いため電池の性能を充分発揮できないことがあるようです。あまり詳しいことは判りませんが・・。

 重要なのは、非常用として「携帯電話」を持って行くのなら、使う時まで電源を切っておく事です。いざというときに使えない可能性があります。例えば、常に電源を入れておかずに、時刻を決めて連絡を取り合う等の工夫が必要です。

※重要? 但し、電源を切っておいて落とし物となった場合、コール出来ませんからよく考えて対処して下さい。何事も「自己責任」でね!




 富士山情報はもちろん,周辺の様子や,金太郎に関するものまで,地元ならではのきめ細かな情報を満載。

(小山町観光協会)

静岡県小山町  小山町周辺のハイキングコースを紹介。
 動画も取り入れた「実践版」富士登山ガイド。
 夏場(7〜8月)の富士山についての情報あり。
 富士山のことならこちらのサイトもおすすめです。
 地元に設置された「富士山ライブカメラ」の映像が見られる。

(御殿場市・富士宮市・静岡市清水)

 


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