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日本・豪州治安情報


そびえたつビル群

写真:都市シドニーの全景


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シドニーの現地時間・天候・日の出日の入り


世界の部屋〜世界の気候・時間〜(オーストラリア全土の天候・現地時間はここをクリック!!!)







↑シドニー観光ビデオ公開中!再生ボタンをクリック!




どうも、こちら主水です。現在、オーストラリアはここシドニーは春に入っていますが、天候の方もままならず、暑くなったり、寒くなったりしています。天候の定まらないのが、シドニー特有の気候なんですが。
話題は変わって、この治安情報の欄では、これから出来る限り、シドニーの治安情報、又、NSW州、豪州の治安情報を提供していきたいと思います。 また、それと同時に日本での治安情報なども交えて、自分なりに進めていこうと思ってますので、これからもどうかよろしくお願い致します。
また、豪州全土及びシドニーでの詳細な治安情報(例:***に住む予定だが治安はいいのか?,豪州を訪れる予定だが治安状況を知りたい、など)を望む方は下記の"モンド・コンタクトフォーム"からアンケートを記入しコンタクト、もしくはsuishin_ryu@yahoo.co.jpまで直接コンタクトお願いします(出来るだけ早く対応させて頂きますが質問殺到の為、数日間かかる場合があります)。

無断転載は絶対禁止です。もし他のサイト・メルマガ・雑誌・新聞等で見かけられた方がございましたら、お手数ですがご連絡下さい。

2003年10月2日吉日 主水



モンド・コンタクトフォーム(詳細を希望の方は主水まで!)



↓メールはこちらまで!↓

suishin_ryu@yahoo.co.jp



日豪治安情報〜2004年8月6日以降、第二部はここからお入りください!


日豪治安情報〜最新情報、第三部はここからお入りください!


シドニー治安情報(現地の治安「生」情報をお送りします)
シドニー治安情報
シドニー治安情報


シドニー治安調査(シドニーについて詳しく知りたい場合はここをクリック!)



クライムファイルズ〜豪州凶悪犯罪事件簿〜(豪州で発生した凶悪犯罪とは?)



主水による豪・米公式統計比較(ここをクリックして豪州と米国の犯罪統計比較をチェックしよう)



日本主要都市とシドニーとの犯罪統計比較(ここをクリックしてシドニーと日本主要都市の犯罪統計比較をチェック!)



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<日豪治安情報第一部メニュー>

〜下記から選択してクリックして下さい〜



第1話「 監視されている!?シドニーで起こった怪しい出来事 」


第2話「 日豪犯罪発生状況とその統計 」


第3話「 ドライブ・バイ・シューティングで100発の弾丸!!! 」

第4話「 日本で発生する異常犯罪 」


第5話「 ギャング抗争とアサルトライフル(軍用銃) 」


第6話「 立て続けに発生する学校侵入事件 」


第7話「 日本で発生する児童連れ去り事件 とシドニーで銃撃戦!」


第8話「 シドニーで最近発生した銃撃事件。シドニーはギャング抗争の真っ只中にいる 」


第9話「 日本は自殺大国!?シドニーのビリヤード場でまたもや銃撃事件。少女一人が銃殺 」

第10話「 シドニーで手製爆弾が吹っ飛ぶ。周りの民家は凄まじい衝撃波で地震と勘違い!? 」


第11話「 近隣の男、少女を誘拐・殺害容疑で逮捕(日本)。レッドファーン地区にて大暴動発生!!!警官ら負傷す(シドニー) 」


第12話「 シドニーに蔓延する麻薬とバイキーギャング 」


第13話「 日本でファッション化する児童虐待。これで本当にいいのか? 」


第14話「 バイキーギャング事件の続報と日本で発生した小学校同級生殺人事件 」

第15話「 近年、日本で発生した凶悪犯罪を検証する」


第16話「 護身スペシャル!世界各国、ここが警戒区域だ!&オーストラリアで邦人女性強姦される 」


 第17話「 最近のシドニー 」


第18話「 日本の危機管理を考える 」


第19話「 シドニー西方でレイプ事件発生 」


 第20話「 オーストラリアの行方不明事件 」


再始動!A.C.I.〜オーストラリア治安調査〜



日豪治安情報をキーワードで検索出来ます。 


≪シドニー・マップサーチ≫

ここをクリックしてシドニー詳細図をチェック!

↑地図をクリックしてシドニーの詳細な地理情報を見てみよう。
使用方法:地図をクリックの後、 現れた地図のシドニー部分を再度クリック。
又、町名から検索も出来ます(TOWN SEARCHをクリックし、町名を入力)。
そして、ストリートを調べる場合は同様にSTREET SEARCHからストリート名を入力する。
〜提供:www.willmap.com.au〜







2003/10/2

第1話「 監視されている!?シドニーで起こった怪しい出来事 」


 今月始めに、ちょっとした事件が起こった。その日、私は事務員とシドニー宅でホームページ作成を行っていたのだが、少し、外の様子が気になりブラインドを少し開けて外を見た。

 すると、自宅丁度斜め前の路上脇に一台の赤い車が停まっているのが見えた。中には一人の男が運転席に座り、窓を開け、腕をその上に置き、サングラスをかけてじっとこちらの方を見ていたのだった。当初、少し怪しいとは思ったが、恐らく、友人でも待っているんだろうと思い、そのままにしておいた。

 ホームページ作成もうまく進み、私は、コーヒーを飲みながら一息つこうと、外を再度見ると、なんと未だにその男は、じっと座ってこちらを伺ってるではないか。時間にして1時間だろうか。友人を待っているにしては長すぎる。

 不審に思った私は、事務員にその旨を話すと、双眼鏡で相手の顔を確認。事務員にも確認させた。その後、車体ナンバーを確認。ビデオで相手の顔、車、車体ナンバーを記録した。そのまま、今度は、隣人にも電話をかけ、相手の顔などの特徴を確認。隣人によると、その車はここ3日、立て続けに同位置に停車しているという。

 実は、自宅周辺で、最近”誘拐未遂事件”が連続して起こっており、未だに捕まっていなかったため、”なにかあるかもしれない”そう思った私は、事務員との相談の上、地元警察に電話をかけた。警察に、相手の特徴、車の種類、ナンバー等を告げた後、”誘拐未遂事件”の事を警察に話すと”そうですね。分かりました。早速私服を送って調べてみます”そういって電話を切った。

 30分くらいすぎたろうか。その不審車近くに一台の車が止まると、中から三人の男が出てきて、その不審者に手帳のようなものを見せると、相手と話しはじめた。相手の男はしきりに首を横にふっているようだったが、そのまま、ウィンドウを上げてしまった。
 その後、三人の私服警官らしき男はしきりに携帯電話で話すと、15分後なんとレッカー車が現場に到着。なんと男を乗せたままレッカーで移動していってしまった。そうしている間にも男は車のウィンドウを開けると”降ろしやがれ!馬鹿野郎!”と叫んでいたが、笑いながら私服警官たちは車に乗り込むと、レッカー車の後を追った。

 これには事後談があり、どうもその男は、自宅周辺当たりに出没していた”空き巣強盗”だったという事だった。
 皆さんも、自宅周辺で不審者や不審車を見かけたら、迷わず相手の特徴や、車体ナンバー、車の種類などを記録し、警察に通報しましょう。主水



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2003/10/10

第2話「 日豪犯罪発生状況とその統計 」


今日は、日本の都市犯罪状況と豪州はシドニーの犯罪状況を比較してみます。
 数字がずらっと並ぶので、少し見にくいかもしれませんがご了承下さい。豪州の都市シドニーと東京、大阪の犯罪被害率、発生率を比較調査してみました。

 では始めに、東京とシドニーの比較です。東京の人口は99年時点で1206万人程度で、シドニーは2000年時点で約404万1381人となっています。99年時点で、東京の殺人件数は年間約151件、強盗984件、強姦260件、侵入盗39502件、放火215件となっています(窃盗は各国が違った定義で統計を作成しているので省きます)。

 そして犯罪発生率(被害者率)は殺人、強盗、強姦、侵入盗、放火の順に10万人当たり1.3、8.2、2.2、327、1.8人となっています。ではシドニーはどうでしょうか?

 シドニーの犯罪は年間、殺人53件、強盗9952件、強姦4637件、侵入盗82642件、放火4366件です。犯罪被害者率は10万人当たり、殺人1.3人、強盗246人、強姦115人、侵入盗2045人、放火108人となっています。
 これを見てわかるように、シドニーと東京の殺人発生率は互角であるものの、シドニーの強盗発生率は東京の30倍、強姦は52倍、侵入盗は6.3倍、放火60倍とシドニーの犯罪発生率がとてつもなく高い事が分かります。

 では大阪との比較はどうでしょうか?大阪の人口は99年時点で約881万人となっています。では犯罪件数(検挙)と発生率を見てみましょう。年間殺人が130件(1.5人)、強盗680件(7.7人)、強姦267件(3人)、侵入盗22800件(259人)、放火267件(3人)です。

シドニーの犯罪被害者率は殺人を省き、大阪の実に、強盗32倍、強姦38倍、侵入盗7.9倍、放火36倍となっており、東京と同じくシドニーの犯罪率の高さがうかがえます。また、窃盗の統計の方も、とてつもなく高い数値を示しているのですが、”分類”という面で複雑になりがちなので、ここでは省きました。

 又、強姦にいたっては、日本は強姦、強制わいせつと分類されており、また豪州では同じく、レイプ、わいせつ行為、セクシャルハラスメントとわけられているので、”強姦”に対する意味に関しても同類とみなすことができるでしょう。
 犯罪統計中の分類に関しては諸外国と日本国の違いは多少あるものの、今回のシドニーとの統計比較のように目にみえて差が歴然としている場合があります。しかしながら、日本国の犯罪状況を見据えてみると、一概に”諸外国は良くない、日本は安全だ”などと決め付けるのは早計といえます。

 日本では昨今、ストーカー殺人やメル友殺人、家族内での殺人に代表される”異常殺人”が頻発し、蛇頭等に代表される国際犯罪組織もすでに上陸していますし、薬物犯罪も増加しています。バスジャック殺人事件のように、突然、精神異常者が何かをしでかすということも頻繁に起こっています。

 よって、もう”平和と水はタダ”という風潮は無くすべきでしょう。警察組織に責任をすべて持っていくのではなく、まず、”自分に何ができるのか?”ということを考えてはいかがでしょうか?主水



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2003/10/15

第3話「 ドライブ・バイ・シューティングで100発の弾丸!!! 」


 今日、とてもショッキングなニュースが入ってきた。ニュースによると、昨夜、西方シドニーのグリーンエイカーでドライブ・バイ・シューティング(車内から外へ向けて発砲する事。無差別に発砲することもある)が発生し、男女二人のうち男性は射殺、女性は重傷を負ったとのことだった。
 入ってきた情報によると、発射された弾丸の数は100発。使用された拳銃(現在では拳銃なのか、サブマシンガンなのかは警察も特定していないとのこと)は45口径、と9ミリの銃。

 情報では、同地在住の男女宅の前に乗り付けてきた車からいきなり男たち3人が降りると、家に向けて銃を発砲したという。警察によると、事件はつい最近起きた、”モスク寺院前駐車場で男が射殺された事件”とつながりがあるらしい、とのことだ。

 しかしながら、ニュースを聞いた私は”またか”という感じで驚くことはなかったが。特に事件の起こった地域一帯は西方シドニーでも犯罪ホットスポットとされ、以前も銃撃事件は絶えなかった。しかし、最近はシティーのど真ん中で発砲する事件も急増しており、西方シドニーが特に危ないとはいえなくなったが。

 この事件を聞いて思い出したことがある。以前、北方シドニーで空手・護身術を教えていたときである。
 当時、すでに犯罪調査を開始していた私は、”拳銃を使用した事件はシドニーではかなり高い確率で起こりえる”と確信していた。

 当時(現在もだが)水心流護身術では”即座に伏せる練習”と題して、モデルガンを発砲したとたんに伏せる、という練習をしていた。又、拳銃で武装した強盗に対しての”心理的駆け引き”や、”どのように財布を渡すか”という細かい部分においてまで指導をしていた。
 しかし、生徒の中には「ばかばかしい。こんなのは起こりえない」「誰も拳銃なんかで襲ってこない」というものが何人もいた。私は調査資料などを運んで見せたものもやはり理解してもらえない。

 そこで、困っていたところ、なんとその1ヶ月後、なんとその指導をしていたセンターから徒歩で2分もかからないところで、高校生が強盗に射殺されたのだった。その後、生徒が私のいうことを聞くようになったのはいうまでもない。主水



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2003/12/18

第4話「 日本で発生する異常犯罪 」


さて、入ってきている情報によると、シドニーでの凶悪事件は減るどころか、現在は増加する一方だが(情報によると、ここ一ヶ月間でも路上での銃撃事件は頻発している)、最近は日本でも物騒な事件が多くなってきているように思える。
 現時点での日本での犯罪統計によると、凶悪犯罪他窃盗などの犯罪も増加傾向にあるが、残念な事に犯罪者の検挙件数は減っているようである。

 最近、岐阜県警が大型車のRVTを購入したらしいが、警察側は購入目的について、「犯罪者を威嚇することもでき、又、機動力も得られた」としながらも、「それだけ犯罪が増えたってことですね」と苦笑していた。犯罪というものは、目に見えないだけに誰しもおざなりにしがちであるが、実際は多くの人が感じているよりも発生しているのだ。

 さて今回は日本での最近起こった事件を見てみよう。日本の犯罪は諸外国と同じく増加の一歩を辿っているが、実際起こっている事件を見てみると、平均して異常な犯罪が多いように感じる。

 今月15日、茨城県で14歳の少年が実の妹(12)の頭を鉄の棒で殴り頭蓋骨骨折の重傷を負わせた事件があったが、事件後の供述で少年は「インターネットで殺人サイトを見ていて人を殺したくなった」と言っている。
 そして、他の事件では岐阜県の根尾山中で3人の男女が心中した事件が起こった。排気ガスによる自殺だったらしいが、この事件もインターネット絡みであった。後に、被害者は皆「自殺サイト」なるもので知り合った仲であることが判明している。
 これなどは犯罪とはいえない事件であるが、他県の人間同士がネット上で知り合って一緒に自殺するのは異常と言わざるを得ない。

 また、通り魔が児童を切りつける事件も多数発生している。上記の「殺人サイト」事件が起こった同日15日、富山市の公園で友人と遊んでいた女児(8)が、いきなり近づいてきた男に刃物で切りつけられる事件が起こった。
 女児は幸い耳を切りつけられたのみの軽傷だったが、後に逮捕された無職の男(37)の供述によると「殺す相手なら女の子なら誰でも良かった。女の子(切りつけられた被害者)は切りつけたときに死んだと思ったから現場から逃げた」と言っており、ただ漠然と殺害する児童を探し、無造作に切りつけた事が分かった。
 しかし、幸運なのは切りつけられた女児の方で、もし動脈を切られていたら殺人事件に発展しているところであった。

 こういった事件はまさに氷山の一角で、他にも親が子を殺害したり、子が親を殺害したりという、「家庭内殺人」も多く発生している。
こういった異常犯罪が豪州よりも多く感じられるのは、やはり生活環境の違いからか。豪州(特にシドニー)では「理由あっての犯罪」で金銭目的の強盗事件やギャング間の抗争事件(利権争い)が多発しているが、日本では「理由なき犯罪」が増加しているように思える。

 現在の日本では犯罪に対する「護身術としての空手」のみならず、「精神面鍛錬・教育としての空手」も必要になってきているのだと感じる今日この頃である。  主水



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2003/12/20

第5話「 ギャング抗争とアサルトライフル(軍用銃) 」


 今日、岐阜市(東海全域?)は大雪に見舞われ、外は一面雪景色、それと同時に急激な寒さに見舞われ豪州の暖かさが懐かしいくらいだが、どうも現在豪州は35度以上の高温になるときもあるそうだから、それはそれで大変な事だろうと思う。

 さて、豪州はシドニーの犯罪発生状況だが、前回、100発以上の銃弾が民家に撃ち込まれ、2人が死傷した事件を紹介したが、それに絡んでNSW州警察は今年11月28日午前6時、200人の警官を動員し、西方シドニーに位置する11件の住宅を家宅捜索し、6人の男が逮捕され、拳銃3丁が押収された。

 警察によると逮捕された男たちは、数々の路上での銃撃事件に関与しているそうだが、実際の探し物はある銃器である事が分かった。

 ある銃器とは、「SKK アサルト・ライフル」だ。SKKはロシアや中国等で製造されているAK−47突撃銃と同様の7.62ミリの39口径弾丸を使用する「軍用銃」である。NSW州警察は、一連の殺人事件(100発撃ち込まれた事件)で、この軍用銃が使用された可能性があるため今回の家宅捜索を決行した、との事だ。
 一連の事件には拳銃のみが使用されていたと思われていたが、今回の情報で軍用銃までが使用された可能性が出てきた。

 しかし、この一連の事件でふと思い出したことがある。それは豪州はタスマニア観光地での大量銃殺事件である。
 私は、メルボルンに在住の頃、その大量銃殺事件「ポートアーサー事件」が発生した直後に当地を知人と訪れているが(詳細は主水のシドニー治安調査にて写真つきで紹介)、被害にあったブロードアロー・カフェは見るも無残な残骸と化していた。

 犯人の男ブライアントは当時、同カフェにいたが、いきなりスポーツバッグからAR-15セミオートライフル(軍用銃のAR-15を民間向けに単発発射のみに改造してあるもの)を取り出して周りにいた観光客を射殺、外に出ると外からも連続発射した。
 これにより20人が死亡、12人が負傷した。又、カフェから離れるも主に観光客を銃撃し、合計すると死者35人、負傷者15人となった。その際にFN.308ライフルも使用した。

 使用された銃器はどちらも軍用アサルトライフルだが、今回の警察の家宅捜索ではこの「軍用銃」を探しており、実際に使用された疑いがあることから「この銃器に関する情報はどんなものでもいいので、なにか知っていることがあったら、こちらまで連絡を下さい。そして、この銃器は非常に危険な軍用銃です。この銃器を野放しにしていてはいけません」と警察は市民に向かって呼びかけている。

 しかし、このようなシドニーでの銃器を使用した、凶悪犯罪は増加する一方であるが、こうした事件の背後にはギャングや麻薬の利権がからんでいるのは言うまでもない。   主水 



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2003/12/22

第6話「 立て続けに発生する学校侵入事件 」


 前回、日本の異常犯罪の話をしたが、今月18日には、京都府宇治市の小学校で男子児童二人が侵入してきた男に刃物で切りつけられる事件が起こった。

 そして、それに追い討ちをかけるように、19日兵庫県伊丹市の小学校で女子児童が侵入してきた男に棒のようなもので殴られる事件が発生した。京都府の事件の犯人は以前、精神科に22回入院していた事が警察の調べで分かっているが、犯人の男は「火星から来た」「2007年生まれ」など供述していた。
 又、兵庫県伊丹市では今年小学生の女児が車に誘い込まれそうになった等、子供に関する相談が約20件伊丹署にあったようだ。また事件のあった小学校の児童が下校途中に不審者に押し倒され、顔を踏まれる被害に遭っていた。

 これら事件は、大阪府池田市の小学校で起こった児童5人殺傷事件を彷彿とさせるが、恐らく「コピーキャット(模倣犯)」の可能性が高い。これは犯人たちが精神異常だと言われていながら、こういった事件を模倣するしたたかさを合わせ持っているという事だ。
 これらの事件は小学校を中心に発生しているが、これからもこういった事件が発生する可能性は否定できないだろう。

 そして、現在、日本全国の小学校はこういった事件に対し警戒態勢を実施しているようだが(防犯カメラの設置やさす又等の護身具、ガイドラインの配布など)、どれも効力は発揮できていないのが現状である。

 実際、大阪府の事件でも犯人を校内で見かけた教諭が保護者と勘違い、会釈しているし、兵庫県伊丹市の事件の犯人は授業参観で当時、同小学校を訪れていた保護者に紛れて侵入、そして京都府宇治市の事件では、校門の防犯カメラが犯人の侵入時には作動していなかった事が分かっている(同小学校の警備カメラは12秒に1度静止画を撮影していた)。

 では、どうすればこういった犯罪を未然に防ぐことができるのか、という事になる。防犯カメラは”防犯”であるから犯罪を防いでくれるか、というとそうではない。1日中警備員がモニターして”待機”しているなら話は別であるが、実際はそうでもない。全ては事後策でしかない。カメラを見て犯罪者がおじけずけば良いが、上記のような事件の犯人は普通ではないゆえ、堂々と入ってきてしまう。
 かといって、学校の周りに5メートルの高さのフェンスをはって、校門に厳重な武装警備員を立ててしまっては正に”刑務所”である。

 では、やはりこういった犯罪を防ぐことはできないのか?100%防ぐことは不可能に近いが、ある程度ならば可能であろう。
 それは、警備人員の配置(表門、裏門に詰め所を配置する)、教員(男女)の護身術習得(ある程度の運動能力が求められる)、護身道具の活用、校内でのID所持、確認の徹底(すでに開始しているところもあるが、徹底されてはいない)、教員の通信機器(トランシーバー等の)所持、そして児童への防犯教育である。

 これらを実施すれば、ある程度の効果は期待できるだろう。しかし、こういった事件を観てみて「いつの世にも被害に遭うのは女性やお年寄り、そして児童などの弱者なのだな」と考えてしまうのは私だけだろうか?   主水 



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2003/12/27

第7話「 日本で発生する児童連れ去り事件  とシドニーで銃撃戦!」


 さて、前回児童が、通り魔に襲われた事件を紹介したが、犯罪統計によると「児童連れ去り事件」も多いとの事だ。

 統計によると、今年10月までに全国で発生した連れ去り事件は126件で、実に3日に一人の割合で児童が被害に遭っていることがわかった。
 又、連れ去り事件が発生した時間帯は午後3時〜6時が全体の事件の約54%を占めていることも分かった。
これはちょうど児童の帰宅時間に重なってきているというころだが、事件のほとんどが車を使用しての連れ去り(誘拐)であることから、一度誘拐されると見つかる可能性がかなり少なくなってしまう。

 事件の中には、犯罪者に誘拐され、車の中に閉じ込められた児童が、犯人がインターネットカフェで夢中になっているところを抜け出し、泣きながら助けを求めたという事件もあったが、それは非常に幸運な例といえる。

 現在市販されているランドセルはそのいくつかが「防犯ベル」付きとなっているそうだが、こういった「連れ去り」等の犯罪が増加してきた現われなのだろう。子供を持っている保護者の方はこういった事柄を認識し、対処していって頂きたい。

 それでは、多数の凶悪犯罪が発生しているシドニーであるが、またもや銃撃事件があったのでここにお伝えしたい。

 昨日豪州時間(NSW)の午後5時15分頃、南西シドニーに位置するパンチボウルの路上で銃撃事件が発生した。
 NSW州警察によると、ある住宅前に一台の自動車が止まっており、その中に乗っていた数人とその家の住民が口論になり、やがて路上で銃撃が始まった。
 銃からは5発発射され、自動車に乗っていた数人はそのまま逃走、その後、住民も車に乗って彼らの跡を追った。

 警察によると、通報を受けその事件のあった住宅を訪れたが住民は不在だった。現時点ではどんな銃器が使用されたか、誰かが負傷しているかなどは一切不明。現在、警察は特別捜査班「ゲイン」を編成して事件の全容を追っている。

 次回は、今年8日に、西方シドニーのハーストビル駐車場で発生した、ギャング間の銃撃戦事件を中心に今年シドニーで発生した主な銃撃事件を追っていきたい。 主水  



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2004/1/5

第8話「 シドニーで最近発生した銃撃事件。シドニーはギャング抗争の真っ只中にいる 」


 さて、今回は前回に述べた通り、シドニー内で発生している銃撃事件に迫っていきたいと思う。
昨年の7月30日を始めに昨年12月末までに起こった銃撃事件をリストアップして行く。

7月30日の午後8時頃、シドニーはバンクスタウンの精肉店で友人に会いに来ていた25歳の男性が入ってきた男に4発撃たれた。男性は一命を取り留めた。

8月27日、コンデル・パークのヤンデラ・ストリート上の住宅に50発の弾丸が撃ち込まれた。

8月29日、ラケンバのパリー・パーク近くの路上に車を駐車していた男性が、車に乗った状態で10発銃弾を撃ちこまれ射殺された。

8月30日、シドニー近郊、リバプールのバウンダリー・ロード上の邸宅とラーニエのダーリングアベニュー上の邸宅に数発銃弾が撃ち込まれた。住民はとっさに伏せて無事であった。

9月22日、グリーンフィールド・パークの住宅に銃弾がばら撒かれた。

10月15日、グリーンエイカーの邸宅に100発の銃弾が撃ち込まれ二人の住民が死亡。

10月30日、パンチボウルのダッドリー・ストリートのガソリンスタンドで自家用車にガソリンを入れていた25歳の男性が賊に襲撃され30発の銃弾を浴びて死亡した。

11月17日、バズビーのナランギ・ストリート上の邸宅に銃弾が撃ち込まれた。

12月7日、メリーランズのブリストル・ストリート上の邸宅前で59歳の男性が賊に射殺された。

12月19日、チッピングノートンのニューブリッジロード上の住宅に8発の銃弾が撃ち込まれた。

12月22日、ホーンズビーのハンターストリート上のANZ銀行内にて集金に来ていた警備員らがショットガンと拳銃で武装した数人の強盗に襲われた際、強盗は持っていた拳銃を発砲、発射された銃弾は、現場近くに立っていた17歳の少女の肩に当たり貫通した。強盗らは警備員の持っていた拳銃を奪い逃走した。

 これらは5ヶ月間に起こった”主な”銃撃事件であるが、もちろん紙面上に出てきていない銃撃事件があることも考慮して頂きたい。
こういった銃撃事件はそのほとんどが、ギャングがらみであるが、そのほとんどが麻薬の利権争いであることは前回にもすでに述べた。シドニー(豪州全体)での要注意犯罪のひとつに麻薬売買があるが、豪州にいたっては実に深刻な問題である。

昨年の12月中旬、ロンドン〜メルボルン〜シドニーと経由してきた貨物船内に積み込まれていた冷蔵庫6個の中から、麻薬エクスタシー(MDMA)錠剤16万4462錠、約32キロが見つかった。これにともなって警察はこれに関わったシドニー在住の男たちを逮捕している。
これらの事件は豪州全体で毎年行われる若年層の新年パーティーとつながっていることは言うまでもない。豪州の麻薬使用者数比率の多さは統計を見てもあきらかであるが、大麻にいたっては若年層に染み渡っているのが現状である。

結局は麻薬を売るほうだけではなくて買うほうにも大いに問題があるということである。一般人が麻薬を買うことにより、ギャング達は資金力を持ち、武装をする。そして、こういった銃撃事件へと発展していくのである。
豪州に渡航し、長期滞在を望む方は決して麻薬には手を出さぬようここで注意喚起をしたい。

さて、ここで日本国内の治安状況はどうだろうか。昨年、児童を狙った連れ去りや、学校内侵入・傷害、通り魔事件などを紹介したが、年を越した今日現在、またまた通り魔事件が発生した。

1月4日、大阪府高槻市の団地内公園で、遊んでいた7歳の女児が、近づいてきた男に千枚通しのようなもので左肩を刺され軽傷を負った。
こういった児童を狙った劣悪な事件は最近多いが、保護者の方々も子供達から目を離さぬようお願いして、ここに締めとしたい。主水



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2004/1/12

第9話「 日本は自殺大国!?シドニーのビリヤード場でまたもや銃撃事件。少女一人が銃殺 」


 前回、大阪府高槻市での児童傷害事件をお知らせしたが、その後も紙面やTVでご存知の通り、またもや通り魔による児童傷害事件が同地で発生した。

 今月6日、高槻市の公園で遊んでいた女児2人が近づいてきた30代くらいの男に頭を殴られ、ひざを踏まれた事件が起きた。
こういった事件は、最近特に多くなってきているように思えるが、事件の被害者に児童が多い風潮があることが分かる。

 以前も述べたとおり、日本には、ただ漠然とした理由なき犯罪(事件)が多いように思われる。日本は極度な貧困国でもなく、失業とはいえど、完全に職が無いわけではない。また環境も劣悪とはいいがたい。社会体制もひどくはない。

しかしながら、日本は世界でも冠たる自殺大国となってしまっている。
 昨年の日本国年間自殺者数が3万2143人で前年よりも増加、5年連続で3万人超である。10万人あたりの統計で世界の国々と比べてみても、1位ハンガリーについで2位日本と、その自殺者数の多さには圧巻である。
 こういった膨大な自殺者数を生む、日本の社会風潮が即、通り魔事件や他の異常犯罪に結びつくとは言わないが、日本社会に発生しやすい、ある種の"ストレス"が関与しているのではないか、と思う。

 それでは、シドニーで最近発生した事件を見てみよう。
前回シドニーで発生した主な銃撃事件を紹介したばかりだったが、1週間ほど前、拳銃を使用した殺人事件が起こった。
シドニーはカブラマッタのビリヤード・ホールで18歳の少女が射殺されたのである。

 その18歳のベトナム系オーストラリア人の少女リンダは、事件当時、付き合っていた19歳の男性と、同ビリヤード場にいた。
事件当時同地で誕生日パーティーを行っており、場は盛り上がっていたが、いきなり入ってきた数人の男たちによりそれも悲劇へと変わる。
 入ってきた男たちはいきなり場内で銃を乱射。机の下に隠れたリンダを見つけると胸に向けて数発発射、負傷させるとリンダの彼氏に向けて引き金を引いた。
 男たちはその後逃亡、リンダはその後病院に運ばれたがまもなく死亡した。また、もう一方の男性は、鼻と肘に銃弾を受けたが一命を取り留めた。

 事件後、警察は主要犯人を逮捕、犯人宅を家宅捜索し250グラムのコカインや1キロのアンフェタミンなどの麻薬、また9MMの弾丸数発とナイフを押収した。現時点では殺害理由が怨恨か麻薬絡みであるかは不明であるが、来月NSW州警察は7500丁もの銃を押収、回収したとされており、こういった銃による犯罪は深刻度を増す一方である。

 それでは次回は、シドニーで数日前発生した、自家製爆弾による自家用車爆発事件に迫ってみたい。 主水



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2003/1/26

第10話「 シドニーで手製爆弾が吹っ飛ぶ。周りの民家は凄まじい衝撃波で地震と勘違い!? 」


 先月10日、シドニー西方に位置するドゥーンサイドにて、駐車していた車が大爆発を起こした。警察が通報によって駆けつけると、爆発した車は跡形も無く、大きな穴だけが現場にできていた。

 爆発した場所は豪州大手の電話会社TELSTRA所有の土地であった。出来たクレーターは4メートルの幅で、2メートルの深さだった。そして爆弾によって吹き飛んだ車の破片は、1キロメートル先でも見つかっている。
 事件当時の地元民によると、「地震かと思った」と言っているそうだから、とてつもなく大きな爆発だったのだろう。爆発発生当時、同所有地に勤務していた警備員が、不審な男を目撃していたため、直後に警察に通報している。
 通報で駆けつけた警察は、あたり一帯の地元民に聞き込みを開始。やがて、とんでもない情報が出てきた。

 それによると、複数の地元民は夜毎聞こえた爆発音と地震のような振動を経験しており、その上、その容疑者宅を知っていると言うのだ。
 警察はその情報をもとに容疑者宅を見つけ家宅捜索した。家宅捜索によって、燃料、ニトログリセリンと硝酸アンモニウムが見つかり、その他に爆弾5個が見つかったため、警察によってなんの被害も無く、その場で爆発させられた。

 警察の取調べによると、容疑者の男は、3週間前に自宅の庭に設置したゴミ箱の中に爆弾を入れ、爆発させている。
 その時の衝撃波が近隣に住んでいた地元民の家を揺らしていたのだ。
 車爆弾は、100KGサイズのドラム缶に起爆燃料を入れ爆発させたという。容疑者の男はインターネットで爆弾の作り方を学び、爆発させた理由として、「ただ、満足感を得たかったから」と言っている。警察は容疑者がなんらかのテロを計画していたのではないかと推測している、とのことだ。

 今回の事件で興味深いことは、この事件で逮捕された男は、よく報道でいわれている「テロに関与する人間は中東系」いわゆる非白人ではなく白人であったことである。
 また現在、世界中でテロに対する注意喚起があがっているが、実際はこういった「身近」でなんの変哲も無い人間が事件を起こしたりするのである。
 しかし、この男が実際にコンサート会場でも吹き飛ばしていないだけ、幸運だったといえよう。  主水



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2004/3/15

第11話「 近隣の男、少女を誘拐・殺害容疑で逮捕(日本)。
            レッドファーン地区にて大暴動発生!!!警官ら負傷す(シドニー) 」


 現在執筆に指導にと多忙の毎日であるため、なかなか書き込みができずじまいでしたが、なんとか時間も出来これを機会に挽回できそうなので、これからも宜しくお願いします。

 それでは、今回は日本の事件、豪州の事件から少しずつ見ていくとしよう。前回、児童連れ去り事件、通り魔事件を扱ったが、またもやそれに付随する凶悪な事件が起こってしまった。

 群馬県高崎市の県営住宅で今月十一日、女児(7)が行方不明となり、その後の警察の捜査で同じ県営住宅に住む男(26)を女児の殺人容疑で逮捕したのだ。また女児の遺体は男の自室で見つかっている。

 この男の供述によると、「会社から帰宅した際女児を見かけたため、体を触れたところ騒がれたため、怖くなって自室に引き込み首を絞めて殺害した」との事。
 女児が行方不明になった当日、女児の母親が帰宅した際女児の姿が見えなかったため、警察に通報、警察の聞き込みにより同容疑者が浮上、逮捕に至った。

 この事件は正にショッキングな事件で、実は犯人が隣人だったという結末を迎えた。しかし、こういった事件は稀に思われるかもしれないが、実際は「人間関係が希薄」になりつつある現代において「いつ起こってもおかしくない事件」だったといえる。

 しかし、こういった事件が起こっている中で一体どれだけの人が危機感を持っているのか?殆どの人が危機感を持っていないのではないか?
シドニーでは、子供達の登校、下校の際には大抵が車での「送り迎え」か、又そうでない子供は「集団」で登校、下校するような「習慣」がある。
 日本も凶悪犯罪の増加に伴って、集団登校や下校、親による送り迎えを習慣付ける必要があるのではないだろうか。

 さて、シドニーで発生している犯罪であるが、事件数が多すぎるため、ピックアップして紹介していきたいと思う。

 先月発生した事件で興味深いのはレッドファーン地区におけるアボリジニ大暴動である。
 TVでも幾度も放送されたため、見た人も多いとは思う。この暴動のそもそもの発端は17歳のアボリジニ少年トーマスが、警察から逃走中事故に会い死亡した事件だった。
 同暴動はレッドファーン駅前で行われ、これには警官隊が出動、暴動者約100人を鎮圧した。しかし、この際、警官隊約50名が負傷、現場は正に修羅場の様相を呈した。暴動中、警官隊は石やブロック、ロケット花火や火炎瓶などの応酬を受けた。

 しかし、こういった暴動事件はレッドファーン地区の専売特許で以前にも大きな暴動を起こしており、その際には地域住民に対する注意勧告が出たほどだった。道路は暴動者によってせき止められ、車で乗り入れるものには全て石の応酬にあう。あるタクシー運転手などは、サイドウィンドウを突き破った大岩で顔面を負傷している。

 この暴動のあったレッドファーン駅前は通称「ブロック」と呼ばれるアボリジニ自治区だが、同一帯は犯罪の温床でもある。
私は何度も調査の為に同地区に入っているが、正に「スラム街」の様相を呈しており、昼間でも非常に危ない地区だと感じた。後に知人にこの話をすると「お前は死にたいのか?」と言われたが。

 さて、同暴動事件記事(英語)・映像は有名地元記事サイト<シドニー・モーニングヘラルド> へどうぞ(事件映像は同サイト画像下のビデオカメラマーク横、Redfern riotsをクリックして下さい)。


レッドファーン暴動映像はこちら


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2004/5/27

第12話「 シドニーに蔓延する麻薬とバイキーギャング 」


 さて前回、レッドファーン暴動の模様を伝えたが、今日入った最新情報によると、同暴動事件に際し、某レッドファーン地区団体が政府に対して要求を出しているという。
その要求というのは法外なもので、「ヘロインを合法化させる」というものだそうだ。同団体がいうのは、「ヘロインを合法化すれば、レッドファーン地区に多いアボリジニの犯罪が減る」からだそうだ。

 なんという極論だろうか、と思ったのは私だけではないだろう。麻薬を合法化することによって犯罪が減るなどというのは「幻想」で、オランダの例をとるまでもなく分かりそうなものだが(事実、オランダは麻薬の合法化によって世界中からギャングの侵入を受けている。又、実際、豪州にくる麻薬はオランダからのものも多い)。

 しかし、あるレッドファーンの人権団体などは、警察の「麻薬探知犬の路上及び電車内でのランダム麻薬検査」に反発し、「携帯電話を使った麻薬犬現在位置情報」を漏洩したことでも有名であるが、何かと犯罪を助長する傾向にあるのだ。
 では豪州で発生した他の最新情報を見てみるとしよう。

 今日入った情報によるとNSW州警察は、18ヶ月の長期オペレーションの末、少なくとも4団体のバイキーギャングが関わった麻薬密売組織を潰すことに成功した。
 それらバイキーギャングの中にはアメリカに拠点を持つバイキーギャング「ヘルズエンジェルズ」、また「ノーマッズ」などが関わっていた。警察の麻薬密売組織壊滅の舞台はNSW州の町「ダボー」であった。

 情報によると、警察は3州に渡っておおがかりな捜査をし、20人の主要ギャングメンバーを逮捕することができた。
 これら麻薬組織は一つの「運送会社」でつながっており、全州にまたがってトラックを使い麻薬を輸送していた疑いがある。
 しかし、この一連の事件で驚くべきことは以前バイキーギャング同士の抗争が絶えなかったのが、現在は犯罪組織がお互い手を結びつつあるという事実なのだ。

 さて、組織犯罪以外には何があったのだろうか。今年4月28日、シドニー市街中心部のヘイマーケットはカニンハムストリートにおいて30歳の女性の死体が見つかった。女性の胸部には銃弾の跡があった。警察の捜査により男がすぐに逮捕された。原因は人間関係によるもつれであったのだ。 主水



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2004/5/31

第13話「 日本でファッション化する児童虐待。これで本当にいいのか? 」

前回は麻薬密売組織、女性銃殺事件を追ってみたが、今回は日本で発生する犯罪と人格障害の関係を見ていくことにする。

 さて、昨今、異常犯罪が頻発している日本であるが、特に目立って多いのが児童虐待事件であろう。
最近発生した事件では、大阪府豊中市で女児(6歳)が母親(31歳)に殺害された事件があった。

 情報筋によると、昨年夏頃から母親の女児に対する虐待は悪化し、女児はストレスから食べ物を口にすることができなくなっていた。ある時などは、女児に母親が「おしっこがしたい時はいいなさい」と言っていたが、いつも女児が漏らしていたため、その度につねったり、叩いたりしたという。
 又、過度の暴行により骨折、肺炎を併発していた為、女児に反抗する力は全くなかった。殺害当時、母親が女児に菓子パンを与えようとしたが、それを口にしてから吐き出したため、母親は女児の額を押して突き倒した。
 そのはずみで女児はベビーベッドの端で頭を強打。数時間後に死亡した。又、同女児の弟は脳性まひで障害一級の認定を受けていた。警察は同母親を傷害致死容疑で逮捕し、事情聴収したが、母親はこう語っている。

「私は他の児童虐待の親とは違う。私も父親に叩かれて育っている」

と自分の否を認めていなかった。

 又今月30日、兵庫県洲本市の飲食店員の母親(32歳)が「子どもがけいれんを起こした」と10カ月の男児を市内の県立淡路病院に運んできた。男児は31日未明、硬膜下出血で死亡。
「あやしても泣きやまないので頭を突いたら転倒し、床に後頭部を打ち付けた」と母親が暴行を認める供述をしたため、洲本署は虐待があったとみて殺人容疑で逮捕状を請求、司法解剖をして詳しい死因を調べた。

 警察の調べでは、母親は来院時「布団に寝かしつけようとしたらけいれんを始めた」と話していた。男児の意識が遠のき、緊急手術を受けたが約4時間後の31日未明に死亡。外傷性の出血がみられたため、病院が同署に通報することとなった。

 兵庫県中央こどもセンターによると、母親は男児と2人暮らし、離婚後の生活が苦しいため同センターに相談。昨年8月から男児を明石市にある乳児院に入所させていた。
 今年4月上旬、就職口がみつかったとして男児を引き取り、洲本市の母子生活支援施設で暮らしていたという。

 さて、こういった虐待事件は今日本で最も注目度の高い犯罪だといえる。仙台市の青葉区保健福祉センターが、区内の子どもを持つ母親を対象に子育てに関するアンケートを行っている。
 アンケートは昨年9月、青葉区に住む満9歳以下の子どもを持つ母親2000人に質問票を郵送して実施、885人から回答を得た。

 結果、虐待予備軍が少なくないことが分かった。アンケートに寄せられた回答として、「子どもへ八つ当たりした」61%、「子どもが傷つくことを繰り返し言った」39%など深刻なケースも目立った。また、忙しさや生活苦が虐待傾向を強める傾向もあった。

 そして「子どもに食事を与えない」「子どもにあざができるくらいたたいたことがある」など20項目から「まったくない」「ときどきある」「しばしばある」で回答を求め、さらに子育てに関する不安や悩みについて自由に書き込んでもらった。

 結果を見ると、「あざができるくらいたたく」34人、「食事を与えない」18人など、虐待につながりかねない行為についても「ある」の回答が目立った。また「かみつくことがある」は5人、「眠らせないことがある」も4人いた(YAHOO東北ニュースより)。

 アンケートを見ると虐待の実態がよく分かるが、「かみつくことがある」というのには驚きを通り越して呆れてしまう。2002年度、仙台市児童相談所に寄せられた虐待に関する相談は284件で、3年前に比べ53%増加しているというから、やはり児童虐待は増加傾向にあるようだ。

犯罪全般、またこういった児童虐待に関して、「人格障害」が関わっていることは周知の事実である。
「人格障害者」は「精神障害者」とは違い、通常過度の犯罪性を持っている。人格障害者の判断として、精神病(精神分裂病、うつ病、神経症)や脳器質性病態(てんかん、痴呆)などとは違うが、「健常者」とは異なる精神状況を持つ人間だと言える。
人格障害には多々あり、「妄想性人格障害」「分裂病質人格障害」「分裂病型人格障害」「反社会性人格障害」「境界性人格障害」「演技性人格障害」「自己愛性人格障害」「回避性人格障害」「依存性人格障害」「強迫性人格障害」などがある。
こういった人格障害の詳細については専門書を見ていただくことをお勧めする。

こういった人格障害の中でも高い危険性を有しているのが「反社会性人格障害」と「境界性人格障害」である。
反社会性人格障害とは、俗に言う「サイコパス」で「犯罪者に多い人格」である。
傾向として、「何度も逮捕されるような事を犯す」「自己利益の為に人を犠牲にすることに良心の呵責は全くない 」「衝動性がある」「向こう見ずで自分や他人の安全などは全く考えない」 などがあるが、ようは犯罪を繰り返す性格である。

犯罪を犯す際に「無計画」で行うことが多いのも同人格障害の特徴である。シドニーで闊歩しているギャング達で抗争事件を繰り広げているものは、同人格障害ではないか。なんのためらいもなく引き金を引く。こういった人間は「証拠隠滅」作業に疎いから、かくも簡単に逮捕される。
しかし、彼等にとって逮捕されようが刑務所に送られようがそんなのものは一向に構わない、というのだ。実際は刑務所に少なくとも十数年は入り、自分の人生の殆どが台無しになるというのに全く「構わない」のが同人格障害なのだ。

さて、もう一つは「境界性人格障害」、俗に言う「ボーダーライン症候群」である。または「ボーダー」とも言われる。
この「境界性人格障害」は実にやっかいな障害である。この人格障害にあてはまる言葉があるとしたら、それは「自己破滅」であろう。同障害の傾向として、「非常に衝動的で感情の起伏が激しい」「対人関係が不安定」「感情をコントロールできない」「暴力的、自殺、自傷行為を行う」「見捨てられる事に異常な不安を持つ」「抑うつと怒りの混在」などがある。

同障害の原因として、両親の不仲、離婚、祖父母への教育への干渉、幼児期の心的外傷いわゆる「トラウマ」などが挙げられる。
また、同障害の女性の約半数に児童虐待や近親姦の経験がある。よって先述した大阪府の児童虐待致死事件などは、容疑者が「ボーダー」であった可能性が高い。結局は「虐待をされれば、その子供にも同様に虐待をする」ということだ。

また、近年日本で増加する「自殺」にもボーダーは深く関わっている。十代、二十代の女性に流行っている「リストカット」などはボーダー特有の症状である。
ボーダーは自己破滅に向かうと同時に、その感情の起伏から周りの家族や知人にも被害を拡大させることから注意が必要である。そのまま家庭崩壊につながる事も大いにあり得る。

私はこういった虐待事件を見ていて、被害者に同情の念を持ちながらも、教育の難しさ、大切さを大いに感じた。
しかし、児童への教育に対し、最も大切な事は「寛大さ」であり、親として「義務的に」行うのではなく、「大人」として子供と接することではないのだろうか。

子供は親の行動を逐一見ている。それは良いことも悪いことも、という意味である。自分自身に責任を持つことが出来れば、子供も自然とそういった事を見て学ぶのではないか。
子供には「愛情」を十分に注ぎ、「責任感」を持って子供の持つ疑問には一つ一つ丁寧に教えてあげる。そして、子供が「いけない事」をした時は意味もなく叩いたり、叱り飛ばすのではなくて、「どうしていけないのか」という事を「目と目を見て」教える。

そういった上で、私は「空手」のような「武道」が子供達を良い方向へ導く指針になるのではないか、と感じるのだ。 主水



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2004/6/8

第14話「 バイキーギャング事件の続報と日本で発生した小学校同級生殺人事件 」


前回、シドニーで発生したバイキーギャングによる麻薬密売組織壊滅の情報を紹介したが、より詳細な情報が入ってきたのでここで紹介したいと思う。

 麻薬組織に関わったバイキー組織は「リーベルズ」「ヘルズ・エンジェルズ」「ジプシージョーカーズ」「ノーマッズ」「フィンクス」の五団体。麻薬「スピード」の製造・密売を行い、過去に2200万ドル(Aドル)相当のスピードを生産していた。

 18ヶ月間にも及ぶ警察の捜査が実った今回の組織壊滅だが、同事件に関与した地区はブリスベン(QLD州)、アデレード(SA州)、ダボーを中心としたNSW州全域であるが、主な密売ルートはブリスベンとアデレードを結ぶ「スチュワート・ハイウェイ」であった。

 情報によると、同ハイウェイを使って繰り広げられていた麻薬密売情報をいち早く見抜き、暴いていたのが某新聞社で、同新聞社の情報が豪州警察を動かした可能性が高い。
 しかし、今回の事件で豪州の麻薬組織が完全になくなった訳ではなく、ただ単にいくつかの内の一つの密売ルートが絶たれただけであるから、これからも警察の益々の捜査が必要となってくるだろう。

 さて、日本国内の治安状況を見てみよう。現在、世間を騒がせているのが、小学生女子による同級生殺人事件だろう。
 加害者少女は、ちょっとした口論から(インターネット掲示板やチャットでのいざこざがあったという)、同級生の友人と対立、被害者を教室に呼び出すと椅子に座らせ、後方から目隠しするも数回頚動脈部分をカッターナイフで切りつけ殺害した。
 殺害方法は当初絞殺と計画されていたが、某TVドラマを見て計画を変更、急遽カッターナイフでの殺害を思いついたという。

 とうとうここまで来たかというような犯罪であるが、同事件は異常犯罪といえるのだろうか?加害者少女はただ「漠然」と友人を殺害し、警察での供述でもはっきりとした「明確な動機」は得られていないのが実情だ。
 この「漠然」というのが重要で部分で、現在日本で発生している殺人事件の中にも多く見られるのが、こういった漠然と行われた殺人事件だろう。

 特に少年や少女に多いこういった犯罪だが、こういったものの原因にまず挙げられるのが、「現実」というものを知らなさ過ぎる、いわゆる「経験不足」ということが言えるのではないか。
 人(動物全般)を刃物で切りつけたらどうなるか?人や動物が死ぬということはどういうことなのか?そういう基本的なことを理解できない人間が増えてきているのではないか。

 現代は昔と違い「刃物」というものをむやみに危険物扱いし、少年や少女は触ることすらしない。刃物で自身が傷ついた経験もない。また核家族化が進み、祖父や祖母の死に目にも遭遇しない。葬式にもいったことがない。ペットの遺骸を埋めたことがない等、生命というものの重さ、というもの、本当に大切な事は何かということを、子供達は完全に忘れ去っているのかもしれない。そして、その原因はこの現代社会の中にあるのかもしれない。

 だからといって「子供に刃物で怪我をさせなさい」「祖父母の死に目に合わせなさい」ということではなくて、子供の内側に溜め込んだストレスをうまく発散させることが有効なのではないか。
 よって、普段から家族で話をし、困ったことがあればお互いに解決方法を出し合う、というようなことをしていれば、子供達の心の中のわだかまりを取り出すことができるだろう。 主水



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2004/7/1

第15話「 近年、日本で発生した凶悪犯罪を検証する」


 つい最近まで台風の直撃をもろに受けた日本列島ですが、今は何事もなかったかのように、日本全国蒸し暑い日々が続いています。
 今回の台風の際には暴風雨が吹き荒れ、屋根が飛んでしまった地域もあったようですが、私自身「日本は天災の多い国」ということを考えさせられました。台風、地震、火山の噴火等々....。
 豪州は天災とはほとんど無縁の場所で、これといった地震もなく、普段生活している分には何の問題もありません。強いて言えば時々発生する森林火災ぐらいでしょうか。

 シドニーでは過去に何度も巨大な雹が降ったことがありましたが、それにしても非常にまれなことです。よって、こういった天災の多い日本において、天災から身を守る術というのも犯罪同様必須だといえるでしょう。「天災護身術」というべきものでしょうか。
 しかし、こういったものには個々人の「危機管理」が非常に重要なウエイトを占めているのは言うまでもありません。

 さて、今回は「護身」というものをテーマに、日本で最近発生した事件を追ってみましょう。

 最近発生した事件は主に以下の三つ。茨城の女子高生殺人事件、渋谷駅発砲事件、田園調布駅強盗事件及び同住宅地域強盗侵入事件。

 では一つずつ追ってみるとしよう。

 茨城の女子高生殺人事件について。事件は6月20日に発生、被害者は茨城の地元高校に通う女子高生(16歳)で、岩井市の市道草むらにて窒息状態の被害者が発見された。被害者は即座に病院に搬送されたがまもなく死亡した。

事件経過:6月20日 午前1時30分頃 友人の女性とファミレスに来ていた被害者は同地を出た。
 午前2時頃友人と別れ、午前4時にファミレス向かいのコンビニに入る。被害者はここで工具を買うと、雑誌を読んでいた。午前5時にコンビニを出て自転車にて走り去った。午前5時45分、被害者の携帯から警察に「財布をすられた」と通報があった。
 その数分後、再度警察に被害者から電話があり、警察署の電話番号を尋ねている。
 午前6時52分頃、岩井市市道草むらにて被害者が見つかるも午後2時17分病院にて死亡。警察の調査は現時点で継続中。

 護身について:私は同事件を知ったとき、なぜあんな時間に少女が出歩いていたのか?という疑問を持ったとともに、被害者の生活環境は一体どうなっていたのかと不思議に思った。
 事件の被害者には非常に申し訳ないが、深夜に出歩いていた被害者にも問題があったのは否めない。恐らく「私は大丈夫だ」と考えて行動していたのではないか。

「自分の身を犯罪から守る」という事柄において、こういった考え方をする人がいる。「今まで一度も危険な目にあったことがないから、これからも大丈夫」「人生はハッピーに生きたい。犯罪に遭遇するなんて考えていたくない」等々。
「今まで一度も犯罪に逢ったことがない」・・・・犯罪に遭遇している被害者は誰でもそう思っていたはず。例を挙げれば、60歳の男性が、「私は今まで60年間生きてきて一度も危険な目に遭っていないから、これからも大丈夫」と言っていて61歳になって 押し込み強盗にあったとしたら?

「人生はハッピーでいたい」・・・・犯罪の被害者になったとしたら、人生はハッピーには暮らせない。肉体的に被害に遭うか、精神的にトラウマ(心的外傷)を背負うかどちらかである。
 人生をハッピーに暮らしたいからこそ「自分の身は自分で守る」のである。犯罪に遭遇することを「事前警戒」することは、ネガティブ思考では決してなく、ポジティブ思考である、ということを覚えておいて頂きたい。

また、同事件と同様の事件で、岡崎の女子大生通り魔事件があるが、同事件も若い女性を狙ったものであった。
被害者の女性は自転車で帰宅途中に男に襲われ刺殺されたが、情報によると被害者の交友関係には問題がなく、警察は現在も「通り魔事件」として捜査中である。

次に渋谷駅発砲事件について。事件経過:東京メトロ渋谷駅において、駅員が何者かに銃撃され重傷を負った。
警察の捜査によると、駅員は事務室に向かう途中、男に接近され、持っていた紙袋を「よこせよこせ」と言いながらひったくろうとした為、 抵抗。男は持っていた拳銃で駅員を撃ち、弾丸は駅員の腹部右側辺りに当たり貫通した。
駅員はその後病院に搬送され、一命は取り留めた。その後、事件は急展開、犯人と思われる男が警察署に自首。
事件に使用したと思われる38口径拳銃も警察に差し出した。犯人の供述では事件との一致点があり、また目撃情報の一部一致、 弾丸に残された拳銃の線状痕も一致したため再逮捕の方針をとった(現時点)。

護身について:同事件では、被害者の行動にも問題があったのではないか。被害者は当時、紙袋の中に下着と洗面用具を入れていたが 、それを「売上金の護送」と勘違いした犯人が紙袋を奪おうとしている。そこで、被害者は犯人に渡してしまえば良かったのであるが、 犯人ともみ合いになってしまった。

こういった強盗に対処する場合、護身の項目でも先述したが、「相手に要求されたものを渡してしまえば良い」のである。実際、同事件の犯人は「よこせ」と言っているのだから、渡してしまえばよい。絶対にしてはならないのが、相手が「何を」持っているのか分からないのに掴み掛かることである。
そのためにまず大切なことが「冷静になる」ことであり、「ゆっくりと」行動することである。相手が拳銃を持っている場合もあるから、こういったことは身を守る上において必須と言えるだろう。

最後に田園調布で起きた事件について。

事件経過:田園調布駅改札口近くにて、80歳の老婦人が、4人ほどのアジア系外国人に囲まれ、金銭を要求されていた為、現場付近にいた、男性と駅員が男たちに近づいた。
そこで、いきなり男たちは持っていた催涙ガスと刃物を使用し男性と駅員を撃退するも逃亡した。
男性は手を刃物で切りつけられ軽傷、駅員は催涙ガスを吹きかけられた。

犯人逃亡後、現場近くの目撃者が犯人の一人を追った。犯人の男は田園調布の住宅街に逃げ込み、通報で駆けつけた警察官に追い込まれ、抵抗した際に警官が3発発砲。弾丸は腹と足部分に当たり身動きができなくなった所を逮捕された。
現在、警察は逃げた犯人らを追っている。

護身について:事件は都市部駅において発生している「アジア系外国人武装スリ団」によるものだった。今回逮捕された男は韓国籍で、不法入国者だったという。
スリ団とは言っても実際は「強盗団」であるから注意が必要である。今回起こった事件のように刃物や催涙ガスは絶対に携帯しているものと見られ、使用する際にも躊躇はしていない。

また、こういった事件は過去にも起こっている。以前も都市部電車内において、スリを行っていた武装団が、注意された所逆上し催涙ガスを電車内に充満させた事件があった。
よって、こういったスリをする者でも集団で行動し、武装している場合があるので要注意である。不審者を見かけたら近づかない、それが最良の方法である。

また、先述した老婦人を救出しようとした男性たちは「勇敢」であるといえるが、それが裏返って「無謀」にもなりかねないのも事実である。 実際に武器による反撃にあっているのだ。よって、被害に遭っている人を見かけたら、警察に通報するも犯人らに安易に近づいてはならない。
様子を見ることにするが、最悪の場合は、素手ではなく棒状のもの等を持って相手を牽制するほうが良い。しかし、「そういった行動をとる」場合、ある程度の身体能力が要求されるのは言うまでもないが。 主水



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2004/7/5

第16話「 護身スペシャル!世界各国、ここが警戒区域だ!
&オーストラリアで邦人女性強姦される 」



 さて、前回は主に日本で発生した事件を紹介したが、今回は世界中の治安情報と照らし合わせつつ、豪州で発生した事件を紹介したいと思う。

 まずはじめに、「邦人の海外旅行及び海外滞在」と「護身」の関係を述べてみたい。

 豪州が先進諸国に於いて、極めて高い犯罪被害者率を有することは前回述べたが、では後進諸国についてはどうだろうか?現在、世界中で紛争や対立が発生している。特にイラクなどは連日メディアが伝えるように 危険度が桁外れに高い。最近外交官やジャーナリストが殺害されたが、これは決して予期できない事ではなかった。
 某ジャーナリストは某テレビ番組に於いて、「防弾チョッキの着用は絶対不可欠である。自分の身は自分で守らなければならない」といったような事を述べていたが、「護身」という事を考慮に入れてみると、それは半分当たっていて、半分はずれている。

 紛争地帯はアメリカのブルックリンなどの犯罪地帯ではない。「戦争」である。使用されている銃も当然違う。
 反政府グループは弱小拳銃などは持っていない(装備はしているがメインではない)。最低でもAK-47などのアサルト・ライフルや手榴弾、バズーカ砲などで武装している。そして軍用ライフル弾は防弾チョッキなどを簡単に貫通してしまう(実際は車体なども簡単に貫通する)。それも大抵は体のみが防護されているだけである。戦場は弾丸が無数に飛び交っている。もし頭部や他の部分に当たればそれで終わってしまうのだ。

 報道をすることは素晴らしいことだと思うが、命を失ってまで、というのは納得がいかない。やはり、「護身」という事を考えた時、紛争地帯に無防備で入るのは無謀と言わざるを得ない。だが、外交官やジャーナリストは仕事であるがゆえに「あえて」そういった所に行かなければならない時がある。
 では、一般人の場合はどうであろうか?私は一般人の入国は控えるべきだと思っている。
 では、紛争地帯やそういった危険がある所はどこなのだろうか?簡単である。インターネットや諸機関に問い合わせればすぐに分かる。ある国は一見安全であるが為(私は豪州がそこに入ると思っているが)、大題的には報じていない。しかし、先述したように紛争地帯・政情不安の国は皆こぞって取り上げるため情報が拾いやすいのだ。
 では例を挙げてみるとしよう。国が多すぎるため、ここでは大まかに述べてみる。


1.南米(ブラジル・コロンビア・エクアドル・ペルー等)
2.中南米(メキシコ・キューバ・パナマ等)
3. 東南アジア(ミャンマー・カンボジア・インドネシア・フィリピン・タイ等)
4.朝鮮・中国・台湾国境付近
5.中央アジア一帯(チェチェン・ウズベキスタン・キルギスタン・アフガニスタン等)
6.アフリカ大陸(ソマリア・スーダン・ルワンダ・ブルンジ・コンゴ・アンゴラ・リベリア等)
7.インド亜大陸(カシミール・パキスタン・インド・スリランカ等)
8.中東(アルジェリア・エジプト・イスラエル・レバノン・クルディスタン・イラン・イラク等)
9.バルカン半島
10.一部ヨーロッパ(北アイルランド・スペイン・ボスニア等)
11.旧ソ連一帯・ロシア(一帯)


 以上に列記した場所は国内政治闘争・反政府ゲリラ出没・民族独立運動・領有権争い・宗教抗争などが発生しやすい場所である。

 以上の国で、詳細に説明してみると、1は南米で言うまでもなく多数のゲリラ及び麻薬カルテルの本拠地である。

 2の中南米は同様に麻薬の問題と同時に国交上問題がある国である。3も言うまでもない、多数の反政府ゲリラと同時にゴールデン・トライアングル(麻薬黄金三角地帯)がある。
 また、タイについてはタイの知人から直接ゲリラ出没の話を聞いた。それにより同地では多数の警察官が犠牲になったという。

 4は現在メディアが述べているとおりである。5はゲリラと反政府運動が多く、現在も地雷が埋まっている場所が多い。
 6はツチ族とフツ族などの部族間抗争が絶え間なく続き、部族ゲリラ、反政府ゲリラがひしめきあっている。

 7はヒンズー教徒とイスラム教徒間の紛争に続き、インドとパキスタン両国間の緊張状態が続いている。8は周知の通りである。またイラク紛争のみならず、エジプトのルクソールでは以前観光客が大量虐殺された。

 9は米国を交えた紛争が起こったことで大々的に報道された。10は未だにIRAとイギリス治安当局が鎬を削っている。そして、スペインでは最近テロリストによる爆発事件が発生した。11はソ連邦崩壊により、強力なロシア・マフィアが闊歩しており、それは国家の中枢を蝕んでいるとされる。

 さて、以上訪問する際に注意するべき地帯を取り上げたが、実際見てみると結構あることに気づく。だが、先述したようにこれら挙げた国々の警戒情報は手に入りやすいので、当ホームページTOPのリンク「外務省海外安全情報」を参考にされたし。

 では豪州の犯罪状況を見てみよう。以下外務省の発表した事件である。


オーストラリア:日本人女性強姦被害事件の発生

1.事件の概要

 2004年6月某日の午後、クイーンズランド州ギンピー(Gympie)東方の海岸、レインボービーチ(Rainbow Beach)で、日本人女性が、刃物を所持した白人男性に強姦される事件が発生しました。
 事件発生現場近くでは、多くの行楽客が海水浴や釣りをしていましたが、砂丘や灌木などが視界を遮っていたため、事件発生に気が付いた人はいなかったようです。
 その後、本件被疑者として地元に居住する18歳の男性が逮捕されました。

2.注意事項

 本件犯人は被害者と面識があったとは考えられず、チャンスがあれば犯行に及ぼうと被害者の隙を狙っている者による犯行であった可能性があります。
 この事件でも犯人は、ターゲットの女性が犯行に好都合な場所に移動するのを狙っていたと考えられます。
 ゴールドコーストやケアンズなどでも、若い女性が被害者になる暴行や傷害、強姦事件などの発生が増加傾向にあります。同様の被害事件の再発を防ぐためにも次の点に注意して下さい。

(1)外出中は時間帯に関係なく周囲の不審人物に注意を払う(行動に不自然、不審な点があるので、注意深く観察すれば識別できる場合がある)。
(2)地理不案内な場所では、単独行動を避ける。
(3)過度に肌を露出した服装を避ける。


ブリスベン(オーストラリア):深夜のタクシー乗車に伴うご注意

1.事件の概要

 2004年5月下旬午前2時過ぎに、日本人女性(20歳代の学生)が、ブリスベンでタクシーに乗車した際に、走行中の車内で卑猥な言葉を掛けられ、さらにタクシーを降りた直後には自宅に通じるドアの前で後ろから抱きつかれ、身体に触れられる等のわいせつ行為を受けました。
 被害者は抵抗し、かろうじて更なる被害を避けることができましたが、深夜過ぎの人通りの途絶えた場所で発生したこともあり、深刻な被害を受ける可能性もありました。

2.注意事項

(1)上記事件の犯人であるタクシー運転手は、まだ逮捕されていません。犯人の特徴は次の通りです。
  ○中東、南西アジア系の年齢30歳代後半から40歳代前半の男
  ○体格は中肉または小太り(身長170cm〜175cm位)で肌が浅黒く髪の色は黒色
  ○なまりがある英語を話す

(2)このような事件の被害を防止するために次の点に注意して下さい。

 (イ)可能であれば家族や友人に迎えに来てもらう等安全な交通手段確保に心掛ける。
 (ロ)帰宅時間に注意し、女性が単独でタクシーに乗ることを避ける。
 (ハ)タクシーを予め予約し、運転手の氏名、車のナンバーを確認する。
 (ニ)タクシー乗車中は助手席に座ることを避ける。
 (ホ)肌を露出した服装は避ける。
 (ヘ)必要以外の会話を避け、非常識な質問を受けたら相手にしない。
 (ト)危険を感じたら自宅に向かうことを避け、交通量の多い場所に向かうよう要求する。


 最初のケースは私も訪れた事のあるギンピーであった。海岸で邦人女性がレイプされたのだが、犯人は逮捕されている。
 2件目はブリスベンでのタクシー運転手によるわいせつ行為だ。こういったタクシー関連の事件は最近シドニーでもあった(詳細はシドニー総領事館安全情報:在シドニー日本国総領事館治安セクションをチェックしてみて下さい)。

 QLD州の犯罪はシドニーやメルボルンの都市に比べてあまり注目されないことが多いのだが、実際邦人の被害にあっている、という面では同地も負けていない。
 それは過去にケアンズやアデレードで殺害された邦人(女性)を見れば一目瞭然である。また、犯罪率も人口比率で考えてみるとレイプ事件などは比率がNSW州やVIC州よりも高いことがある。
 また護身に関しては言うまでもない。外務省や総領事館の言っている様に「事前察知」「事前防御」「君子危うきに近寄らず」である。やはり双方事件にいえる事は「単独行動は絶対にしない」ということだろう。そういった事を心がけていれば豪州生活もより良いものになっていくだろう。

 では、最後に先日シドニーで発生した事件について述べたい。
 この事件の犯人はどうも私の知人の良く知っている人物だそうで、私も聞いたときには正直驚いた。知人の話によると、ある23歳の男(知人の親友)が拳銃を手に、恋人の家に行くとそこで立てこもった。
 その後警察とのやりとりがあったのだろうが、最終的に男は恋人を射殺すると自分自身の命を絶ったという。
 どこから拳銃を手に入れたのか、また事件の経緯はまだはっきりとはつかめていないが、近いうちにここに掲載したいと思う。主水



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2004/7/19

第17話「 最近のシドニー 」


 前回紹介した知人関連の事件であるが、実際のところは、犯人の男(知人の友人)がガールフレンド宅を訪れ、彼女を射殺。そして、自宅(知人宅近隣)に戻ると立てこもった。警察は犯人のガールフレンド宅を通報で訪れ遺体を確認。犯人宅を包囲した。
 最後は先日言ったとおりである。最終的に犯人の男は自分の命を絶つことに決めたのだ。動機として怨恨が挙げられているが、殺されたほうは浮かばれないことだろう。

 さて、NSW州全域は先日まで嵐が続き、寒い時で7度近くまで気温が下がる程の天候だが、現在日本とは正反対の冬が訪れている豪州だから、それはそれで仕方ないことなのだろう。
 では今回はNSW州全域で発生したここ1週間の主な事件を紹介していきたいと思う。発生した事件は時系列に追っていく(ここに紹介する事件はメディアが取り上げた「主な」事件であって、全てでは無いことを考慮して下さい。これら事件は全体の5%にも満たないものです)。

7月11日午後12時50分、グラフトンはガイダイル・ストリートにて50歳の男(ゴールドコースト出身)が以前、女性を殺害し車内に放置した罪で逮捕された。

7月11日午後9時40分、シドニーはカブラマッタにて傷害事件発生。同所はジョン・ストリート上のレストランにて、何者かと口論になった30歳の男性が犯人に体をナイフで数回刺され重傷を負った。

7月11日午前3時、シドニーはラケンバにて殺人事件発生、28歳の男性が何者かに胸を数回刺され死亡した。被害者は同所ハルドン・ストリート上のホテル(バー・ナイトクラブのようなもの)で何者かと口論になっていた。

7月12日午前12時30分、セントラルコーストはタークレーにて暴行傷害事件発生。同所路上にて48歳の女性が36歳の男にはさみで首を刺された。

7月12日午後7時30分、シドニーはローズベイにて暴行傷害事件発生。同所はオールド・サウスヘッド・ロード上ユニットにて、67歳の男性が何者かに鉄パイプで殴られ続けた。男は逃走した。

7月12日午後12時30分、NSW州警察は強盗容疑で21歳の女をボンダイジャンクションにて逮捕した。女は昨年、インターネット上で出会った男性(29)を男性宅で縛り上げると、家を出て再度覆面姿の男(不明)と来宅。貴重品を奪って逃走していた。

7月12日午後2時、シドニーはカラマーにて警察は、抜き打ち車内捜索をした39歳の男の車から大量の麻薬と現金を押収、逮捕した。

7月14日付。警察は「オペレーション・ズル」にて33歳の連続強盗犯人を逮捕した。

7月14日午後1時、120人体制の警官によって「オペレーション・ゲイン」再開。シドニーはパンチボウル、ヤグーナ、グリーンナックル、バンクスタウンが家宅捜索の対象になり、麻薬所持で3人が逮捕された。3人は主要な麻薬の売人であった。

7月17日午後5時、シドニーはライカートにて銀行強盗事件発生。同所ノートン・ストリート上の銀行に覆面をし、大型ハンマー等で武装した数人の強盗が入り、店員を脅すとATM等から金銭を奪って逃走した。

7月17日午後11時、シドニーはフェアフィールドにて銃撃事件発生。同所はブルズ・ロードにて23歳の男性が何者かに腹部を銃撃された。

7月18日午前6時、シドニーはバンクスタウンにてレイプ事件発生。同所はアントワープ・ストリート上を歩いていた39歳の女性が、後方から近づいてきた男に頭を殴られ、昏倒しているところレイプされた。

7月19日午前1時40分、シドニーはウェントワースビルにて、カージャック発生。同所レーンストリート駐車場にて友人を待っていた男性(38)の車に男が近づき、男性を無理やり外に出すと車を奪って逃走した。

7月19日午後7時発生。シドニーはバイロング駅プラットフォームにて、電車を待っていた64歳の男性が2人組の男に迫られ、殴る蹴るの暴行を受けた挙句財布を強奪された。

7月19日午後7時、シドニーはダプトにて大掛かりな侵入窃盗事件発生。ブランド品が根こそぎ持っていかれた。

7月19日午後10時50分、ポートケンブラはチャーチ・ストリート上にあるガソリンスタンドに拳銃を持った強盗が入り、店員を脅すとタバコや金銭を持って逃走した。

 以上がNSW州、主にシドニーで発生した「目立った」事件です。豪州に住んでいる人は注意して日々過ごしましょう。主水



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2004/7/20

第18話「 日本の危機管理を考える 」


 今日、池田市セーフティーネットワークから情報のメールを頂きました。全国どこでも受けられる画期的なネットワークにぜひ参加してみてください。きっと今後の治安・護身に役立つはずです。

 情報メールの内容(ここでは題名のみにとどめておきます)は「昨日、不審な中年男性が声をかける、体に触れる事案が連続発生」。実際は詳細な情報が盛り込まれています(時間・場所・不審者の特徴・事件の概要)。
 情報は池田地域中心ですが、これからは情報化の時代です。全国に同じようなシステムが稼動するのは時間の問題でしょう。今のうちに練習しておくのもいいかもしれません。また、犯罪の手口などが分かりやすいので、実際にあった「生」の情報に触れておくことは、これからの凶悪犯罪増加の防止に役立つことでしょう。

 では今回は、日本で発生している事件と、知人から聞いた学校の治安対策を述べてみたい。

 最近日本で発生している事件は、連れ去り事件を中心に、通り魔事件も増えてきている。
 最近発生した通り魔事件では、男児二人が公園で遊んでいたところ、いきなり近づいてきた男に棒で頭をなぐられたものや、自宅の庭で遊んでいた児童が何者かに刃物のようなもので切りつけられる事件、帰宅途中の女子高生が、草むらで不振な女に頭を切りつけられた、通りがかりの男にスタンガン(電気銃)で襲われた事件などがあった。
 しかし、事実不審者による犯罪は極端に多い。メディアの情報しかり、事実私自身が聞いている範疇でもかなりあるような気がする。

 全国どこの学校でも、不審者徘徊の話は必ずと言っていいほどある。私が最近聞いた話では、学校の周りを裸でウロウロしているもの、帰宅途中の児童の横を通るときに、蹴りやパンチなどの「牽制」をするものや通学路途中の高架トンネルに必ず出没し、発狂する女の話などを聞いた。
 これらの話は、信用できる方からの情報であるから、良く巷で流行っている情報ではなく、児童を持つ保護者の方々に現実の問題として直面しているのである。

 さて、学校での治安対策についてである。現在各学校では、池田市で発生した事件を元に治安対策を講じている。
 入ってきた情報では、児童達は、「オハシ」などと学校で教えられているようである。「オハシ」とは、不審者が学校に侵入したときに、生徒が守るべき事項で、各学校によって多少の違いがある。
「オハシ」とは「オサナイ」「ハシラナイ」「シズカニ」の三原則である。不審者が学校に侵入した際に、生徒間で「押さずに」、「走らず(落ち着いて行動)」、「静かに(しゃべらない)」行動するということである。
 学校と言う所は集団行動の場であるため、不審者侵入の際に生徒が集団移動・避難をすれば当然、パニック状態から押し合い、事故に遭いやすい。そういう意味で最初の押さない・走らない、となっている。
 そして、最後の「静かに」は、当然不審者侵入の際に、児童がしゃべってしまっては、不審者に真っ先に気づかれ、ターゲットになりやすい為だ。

 上記の他に学校が取り組んでいるのが、「さすまた」による侵入者妨害である。私が聞いたところによると、不審者侵入模擬訓練の際、入り込んだ不審者(模擬)が真っ先に教室に向かい、そこで待っていた教員が置いてあった「さすまた」で防護するというのが通常らしい。抵抗する教員は男性教員が殆どで、不審者は通常「下駄箱置き場」から侵入する、というのがお決まりのパターンだそうだ。
 少々違ったものでは、「さすまた」ではなく、机や椅子の足部分を使って防護した教員もいるとのことだ。
防護している間、生徒達は上履きのまま校庭へ出る。模擬訓練の日付は初めから決まっていて、一学期間に1〜2回というのが相場だと言う。

 これらの状況を見ている限り、以前より一層の危機意識が出てきたのではないかと思う。それは非常に良いことだと思う。
 ただ、私が思うに、もう少し模擬訓練の量を増やしたほうが良いのではないか。また、訓練の日付は「生徒には伝えずに」、ランダムに実行したほうが、より一層の効果が狙えるものと思う。

 例え児童であろうとも、自分の身は自分で守らなければならない時代がきているのだ。主水



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2004/7/29

第19話「 シドニー西方でレイプ事件発生 」


 今年17日午後1時、16歳の少女がシドニーはセント・マリーにてレイプされた。警察は目撃情報から男のモンタージュ写真を公開した。モンタージュ写真は→ここをクリックして下さい。

 犯人の男は年齢20歳くらい、身長185センチ程で、黒いコートをはおり、マスカラをつけ全身黒ずくめ、いかにもゴシック風だった。手にはナイフを持っていたとのこと。
 事件現場であったセント・マリーは、シドニー西方で、私がもともと働いていた場所だった(ここでは仕事の内容は省く〜現在執筆中)。治安は相当ひどく、私が働いていた某所内でも深夜、銃声が聞こえたこともあったほどである。
 また、なんと言っても深夜帰宅する際にバスをキャッチしなければならず、私自身、危険な目に遭遇したことは度々ある。そして、セント・マリーでは強盗事件頻発により、店舗者が皆にげていってしまった逸話がある。

 さて、レイプ事件であるが、シドニーにおいて(特に西方)の女性の一人歩きは昼でも注意が必要だ。はっきり言えば「注意喚起」を出してもいいくらいである。一連の連続集団レイプ事件はシドニー西方を騒がせたが、こういった凶悪なレイプ事件は、私の犯罪調査過程でも多々見られた。
 警告として、女性の方の一人歩きは非常に危険であることをここに告げたいと思う。

 話は変わるが、オーストラリア留学に関して、「治安」の記述が「雑誌」や「サイト」で見られる。それらは往々にして「オーストラリアの治安は非常に良い」ということである。
 私はこういった記述を見ると決まって「あなた達は実際に調査したことがあるのか?」「そういった無責任な発言をして、留学者や旅行者が真に受けたらどうするつもりだろうか?」と言いたくなってしまう。
 ここに例を挙げると、

「オーストラリアは安全! オーストラリアは世界でも2番目に治安がよい国です」

「98年以降、オーストラリアの治安は、ほとんど日本国内並みです。同伴者も安心して楽しめるでしょう」などなど。

 どちらも98年もしくはそれ以降の記述だが、留学を取り扱っているのならば、現地情報にも敏感になるべきである。そう、必要ならば現地調査もするべきだろう。
 しかし、現地調査といっても3日で終わるいいかげんな現地調査ではない。現地人も交え、統計資料も交え、現場で昼、深夜を問わず、あらゆるエリアで体感した犯罪調査である。

 あるオーストラリア留学斡旋会社などは、顧客から「少女がホームステイ先で不当な扱いをされた(父親に乱暴された)」として訴えられたが、これなども現地調査に手抜きがあった良い例だろう。
もちろん全ての留学関連の会社が悪いとは言わないが、これからの被害者を減らすためにも、現実を直視してもらいたいと思う。

 ちなみに豪州の犯罪は93年以降97年まで一気に上りつめ、以降多少減ったものの、上の記述にあるような「ほとんど日本国並み」では決してない。
 また、「世界で2番目に治安がいい国です」というのも無責任な話で、「先進国において、世界で2番目に犯罪率が高い国です」というのがあっているのだ。

 これらは「主水のシドニー治安調査」を見て頂ければ一目瞭然である。とにかく、日本でも危険になっている昨今、本当に注意して生活してもらいたい次第である。主水



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2004/7/30

第20話「 オーストラリアの行方不明事件 」


 今回は豪州における行方不明事件を挙げたいと思う。

 ちなみに豪州全土における2000年度の行方不明者は28000人で、NSW州のみでは約8000人の人間が行方不明となっている。
 そして、NSW州警察のデータベースにあるのが158人である。行方不明者の約60%が18歳以下の少年・少女である。こういった数字を見ている限り、豪州人口における行方不明率は多いと言える。
 こういった行方不明者はあらゆる理由があって「行方不明」となっている。例えば、両親の離婚後に、どちらかの親に違法に連れ去られた場合、家出のケース、そして犯罪に巻き込まれた場合である。
 実際、殆どのケースが先述した始めと2番目のケースである場合が多い。そう、豪州における少年・少女の「家出」は社会問題として長く豪州社会に根付いているのだ。

 では、最後の「犯罪」のケースはどうだろうか?とてつもなく広大な土地を持つ豪州にとって、被害者を誘拐、殺害した後、アウトバックのど真ん中に埋めてしまえば一生分からない。
 事実、クライム・ファイルズで挙げたように、犯人のアイバン・ミラットが森林地帯でヒッチハイカーを連続殺害したときも、遺体捜索・犯人検挙に時間がかかった。それもこれも豪州の広大な土地のせいである。
 現在、シドニーで行方不明になっている邦人男性にシライシさんがいる。シライシさんは95年時点でシドニーでシェフとして働いていたが、突然職場にこなくなり、同僚に通報されている。
 シライシさんは最後にダーリンハーストで目撃されているが、場所が歓楽街キングスクロス近郊であることから、犯罪に巻き込まれている可能性は否定できないだろう。

 以前、シドニー近郊のブッシュにおいて、次々と人間の骨ばかりが見つかった事件があった。警察の調べで、骨格の特徴などからアジア系の女性達の骨だとは判明したが、数が膨大な事から今現在も捜査は難航しているようである。
 また、それについて警察関係者は、アジア系の密航者の疑いが強いとしていた。死亡原因は不明。

 夢の国オーストラリアも、犯罪者にとっては楽園に見えるのかもしれない。 主水



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日豪治安情報〜2004年8月6日以降、第二部はここからお入りください!


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