夢のような楽園、オーストラリア。年々豪州での観光客は増加し、それにともない、邦人の豪州訪問者数も軒なみに上がっているのが現状です。また、ウォーター・スポーツにツーリングなど娯楽満載の国、それがオーストラリアです。
家族連れで訪れる方もいれば、新婚旅行で訪れる方、またワーキングホリデーで同地を訪れる方もいます。そして、同地で勉学に励む方もいれば、企業に勤める方もいるでしょう。
はじめに、私、主水は「親豪家」です。私にとってオーストラリアとはなぜか不思議な縁に支えられているように、"なぜか"私の半生(まだまだ半生とは言えないですが)幼少時から豪州と深いかかわりをもってきました。
私は他の豪州を訪れる方と同様、豪州のエンターテイメント的な面も大好きです。コアラにカンガルー、ウォンバットなどそういった愛らしい動物と触れ合うのも一つの喜びでもあります。
しかしながら、「どこの国でも」あることですが、オーストラリアもポジティブな部分だけではありません。犯罪のような「ネガティブ」な部分も当然あります。私はこういったネガティブな部分を調査するにあたって「真のオーストラリア」というべきものがわかったような気がします。私はオーストラリアが誰よりも「好きだからこそ」、あえて犯罪調査に取り組んでいるという事です。
豪州での犯罪を生んでいる原因はいくつかあるように思います。それは高い失業率、ボアダム(倦怠感)、多国籍化の三つです。私が現地の方からいつも指摘されることが以上の三つでもあります。
ただ犯罪率が高い!と指摘するのではなく実際はこういった背景があるのです。
私が豪州での犯罪調査を本格化させるきっかけとなったのが96年に発生したポートアーサー事件です。それまではメルボルンでの事件を自分なりに把握していたのですが、同事件が発生したことにより、本格的に調査してみようという気になりました。
また、メルボルンに居住していた際、私は空手指導を現地の小学校体育館でしていたのですが、同体育館周辺はヘロイン常習者が夜になると徘徊し、危険きわまりない場所でした。そういった事も私にショックを与え、「豪州は安全な場所だ」、というこれまでの概念が吹き飛んだはじまりでもありました。
さて、アメリカの治安は良くない、という事は誰でも知っていることですが(実際は97年からの犯罪率の急激な低下により、国際犯罪調査でも現在米国は下位にきている)、オーストラリアの治安に関しては「大丈夫だろう」と思っている方が多いのではないでしょうか?
2002年に豪州はアデレードにて、現地学校に通っていためぐみさん(18歳)が37歳の男に殺害された事件は記憶に新しい。以前にもケアンズで殺害された邦人女性がいたが、やはり発生した原因は、「豪州は安全である」という観念があったからではないでしょうか。
ここに紹介する犯罪事件が、少しでも豪州を訪問される方々の一助でもなれば幸いです。そして、豪州生活を存分に楽しまれる事を節に願います。また、オーストラリア全土及びシドニーに関して詳細な治安情報を望む方は下記にメールして下さい。出来るだけ早く対応させて頂きます。 主水