ミニチュア姫路城



所 在 地 三重県伊勢市円座町
  (上の地名をクリックして下さい。地図が表示されます)

築  城 国宝で世界遺産にもなっている姫路城のミニチュアが19年の歳月、材料費1,800万円を掛けて平成19年4月完成しました。ミニチュアといわずに写真を見せられたら姫路城そのものと思うでしょう。

 高さ2.5メートルの天守(左の写真)を中心にコンクリートで土台を築いた165平方メートルの敷地いっぱいに23分の1の城郭が広がっています。写真をごらん頂けばお分かりのように本物そっくり、すべて手作りです。

 伊勢市円座町の井村裕保さん(69歳)は少年時代に雑誌の写真を見て姫路城の魅力にとりつかれました。中年になってから妻の郁子さん(66歳)から姫路城の写真集を贈られたのを機会に製作を決意したとのことです。

 まず築城場所の選定から始まりました。背景にコンクリートの建物、人家などがなく山、森などがあること、送電線などもないなどいう凝りようで今の場所を選び購入、築城を始めました。

 自宅の庭に築城といわれますが、自宅は城が半ば出来てから建てて転居したとのことです。


全体を俯瞰してみると 城の脇に物置小屋があり、はしごまで備わっていて登ってご覧くださいというわけです。右の写真のように城の全体像が俯瞰できます。

 写真には全部が納まりませんでした。左右にまだずっと広がっています。こういう角度から見るとその大きさ・・といいますか広い敷地いっぱいに出来ていることが分かります。


これも手作りの案内図

















 物置小屋に並んで2−3坪の築城用の作業場がありますが、ここに左の写真のような手作りの案内図か掲げられていました。上の写真は案内図とほぼ同じ角度から見たことになります。

 現存するもの、かつてはあったものが色分けされています。それを見ると今の姫路城はほんの一部でしかないことがよく分かります。


現在の入城者が最初に通る・菱の門


 左の写真の中央にあるのが菱の門てす。現在の姫路城に大手門から入っていくと最初に通る門です。このあと真っ直ぐにいの門、ろの門などと通って連立天守に行きます。

 通路に点々と立っている小さい黒いものは登城する武士たちです。陶器で出来ています。

















千姫御殿  右の写真の中央、白砂の敷き詰められた庭にある建物は千姫御殿です。現在の姫路城にはなく、広場になっています。






石垣は自然石を一枚一枚張り付けて 石垣は自然石の平板を小さく切ったものを張り付けており、右の写真を見ると本物そっくりにという井村さんの製作意欲がうかがわれます。

 作業小屋をのぞかせて頂くと色の違う切断前の石板が幾つかあり、小さく切断し張り付けるばかりになっている小さいものがたくさん準備されていました。

 石垣の高さ、カーブなども正確に縮尺を守って作られているとのことです。何度も姫路城に通い、石垣の高さを実測、石段の数まで数えたとのことです。

 屋根、壁はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製です。

















陶器製、手作りの武士、馬 上の写真はちょっと小さくて見にくいのですが、陶器製、手作りの武士、馬などです。

 築城者井村さんの奥さんが陶芸教室に通って勉強し、焼き上げたものです。



奥さんは気さくに見学者に応対 右の写真は井村さんの住居前から城を見る見学者です。画面右端、白いセーターに黒いエプロン姿の女性が奥さんです。

 私たち夫婦が訪ねたときはあいにく井村さんは不在でしたが、奥さんが見学者たちの質問に答えたり案内をしたり気さくに応対されていました。



自宅から眺められる白鷺城
 現地の状況がよく分かるように、全体的な写真を掲載します。
 写真の左端が築造者・井村さんの住居です。2階から眺める手作りれの白鷺城もまた格別でしょう。住居の右に作業小屋があり、さらにその右に大人の背丈よりちょっと高い程度の高さの物置があり、屋上に登れるようにはしごまであります。
 玄関前が少し広くなっており(もう1つ上の写真では右端)ここから城が一望できます。マイカーで訪れた人のため? 5−6台分の駐車場までありました。

 なお本物の姫路城については、この「日本の城郭」の「関西・兵庫県」の項目の中にある 「姫路城」 で多数の写真とともに詳細な説明を掲載しています。

写真は2007年11月8日撮影。
2007年11月12日記す。   
2008年2月3日追加更新。