江戸カルタ研究室

〜江戸時代の賭博系カルタの歴史、技法に関する研究室です〜

初期国産カルタ

江戸カルタ研究室にようこそ!

さて、唐突な質問で恐縮ですが、あなたは「カルタ」の事はご存知ですか?

失礼しました。もちろんご存知ですよね!
ただし、今あなたが思い浮かばれたのは「百人一首」か「いろはカルタ」のどちらかではないですか?

        ・・・やはりそうでしたか・・・

実は、当研究室で取り扱っている「カルタ」はそれらとは全く別種の物なのです。解り易く言うと「トランプ」の親戚、「花札」の先祖にあたるもので、天文年間(1532-1555)以降に日本を訪れたポルトガル船によって伝えられ、程なく国産化が始まったと考えられています。写真は兵庫県芦屋の滴翠美術館に保管されている、我国に唯一現存している初期の国産カルタで、「ハウのキリ(トランプのクラブのキングに当たる)」と呼ばれる札です。ちなみに、「カルタ」という言葉はポルトガル語で「トランプ」を意味する「carta」から来ている外来語です。

おっと!話が長くなってしまいそうですね。
もし興味がお有りでしたら、研究室内でごゆっくりいかがですか?

研究室内は江戸カルタ全般に関する問題について研究する「メイン研究室」と「よみ」「めくり」「かう」「きんご」等の技法別の分室(現在「よみ」「めくり」の分室が開設済み)、「うんすんかるた」について専門的に研究する「うんすんかるた分室」、カルタに関する基礎的な文献や、絵草子等の挿絵に描かれたカルタ遊戯図などの絵画資料を展示している「資料展示室」、江戸時代のカルタに関する文献資料を公開している「江戸カルタアーカイブ」に分かれています。お好きな部屋へお入り下さい。

尚、当研究室では専用の掲示板を設けておりますので、ご意見、ご感想、ご質問などご自由にお書き下さい。

それでは、こちらが入り口になりますのでどうぞ・・・研究室入り口


開設日:旧暦平成十九年元日(西暦2007年2月18日)
前回の更新:2017年11月19日 メイン研究室に: 新発見資料か?『祢覚譚』について 前編をアップしました。
次回の更新予定 :後編は年明けかなあ?
研究室長:三好裕治sudare103443@yahoo.co.jp