幕末維新人物名鑑
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    佐久間象山さくましょうざん

    1835〜1867

    佐久間啓之助国忠。啓。子迪。子明。修理。雅号多数あり。

    佐久間象山 文化8年2月、信濃国松代藩士・佐久間国善の子として松代城下に生まれる。
    父が卜伝流の達人で剣術道場を開いており、幼少から剣を習った。また儒学なども学んだ。

    天保4(1833)年、江戸に出て佐藤一斎に学び、一旦帰藩したあと23歳の頃に江戸遊学を許され、渡辺崋山、藤田東湖らと交友を深め、 29歳のときに神田お玉ヶ池に私塾「象山書院」を開き、多くの門人を集めた。

    天保13(1842)年、松代藩主・真田幸貫が海防掛老中に就任すると顧問となり、海防問題を研究し、「海防八策」などを提出した。
    また、江川英龍に西洋兵学を、黒川良安に蘭学を学び、ペリー来航の際には老中・阿部正弘に「急務十言」を進言し浦賀警護に当たった。

    嘉永3(1850)年には江戸木挽町も松代藩邸に私塾を私塾を開き砲術を教えた。その門下からは吉田松陰、勝海舟、河井継之助、坂本竜馬らが育っていった。
    ちなみに象山の妻は勝海舟の実妹である。

    安政元(1854)年には松陰の米国密航未遂に連座して松代に蟄居を命じられる。
    蟄居生活は9年間にもおよび、その間も西洋研究に没頭し、大砲製造、地震予知、電池の政策、電信実験などを成功させた。
    その間、高杉晋作、久坂玄瑞、中岡慎太郎らが象山をたずねている。

    文久2(1862)年に赦免され、元治元(1864)年3月、将軍・徳川家茂に招かれ京に上り、諸侯や公卿らに公武合体・開国遷都を説いて回った。
    そして、孝明天皇を防備の弱い京都から、彦根へと移す計画を立てた。
    しかし、その言動の激しさから尊攘派を刺激し標的となった。
    敵であるはずの桂小五郎ですら、人伝に注意を促したという。

    7月11日、昼間に供を一人だけ連れて馬で三条木屋町筋を通行中、河上彦斎らに暗殺された。



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