原文帳の作り方


 速記する時に使うノートのことを原文帳(げんぶんちょう)といいます。速記したものを漢字仮名交じり文に戻す前の原本、とでもいう意味かもしれません。「速記ノート」と言っても構いません。以前、早稲田の通教では通信販売していましたが、いまは自分で作るしかなさそうです。

 原文帳は、書道半紙で作るのが普通です。高校の速記部ではわら半紙で練習している学校もありますが、初歩のうちは、シャープが滑りすぎず引っ掛かりすぎず、程よく書けるのはやはり書道半紙だと思います。

 ここでは、私がいつも作っている方法をご紹介します。

1 準備するもの
 ○書道半紙1しめ(1000枚)…箱で売っているお店を探してください。紙は安くてもいいですが、私は裏表の差が少なくごわごわしないものを選びます。写真は私の好みの紙。池袋駅近くの紙屋さんで購入。2箱組でした。
 ○液体のり …スティックのりは不適です。
 ○カッター …大きい方が楽。普通のサイズだとかえって危険なようにも思います。
 ○定規 …長く厚いものが使いやすい。
 ○ペーパーナイフ …薄い定規で代替できればそれでも可。
 ○新聞紙など、テーブル保護用の敷き紙

 ※カッターやペーパーナイフを扱う際は危険ですから、自己責任で扱ってください。特に、小さいお子さんがいるお宅は注意しましょう
2 短辺にのり付け
 新聞紙を敷き、箱の角4カ所を切り開きます。次に、短い面にのりを塗ります。反対側も同様。
 乾いたらもう1、2度、上塗りします。私はテカリが出るくらいが好きです。まんべんなく塗って乾くまで待ちます。夏は早いのですが、冬は乾きにくい。うちわなどであおぐのもよし。ドライヤーなどはいけません。
3 中央からカット開始
 乾いたら、半分のところに線を引いて、カッターで切っていきます。同じところを繰り返し切り下げていきます。

 ※危険を伴います。手などを切らないよう、くれぐれも注意してください。けがを負っても責任は負いかねます。
4 1冊分ずつカットして外す
 20枚ごとに青いしおりが挟まっているのでこれを目安に、1冊分くらい切り進んだら中断し、好みの枚数のところにペーパーナイフを入れて外していきます。私はしおり5枚分、100枚ずつくらいが好みです。
 これを繰り返します。最後はテーブルを切らないよう、必ず新聞紙などを厚く敷いてから切ってください。

 最後に、青いしおりを取り除いていきます。以前、検定で速記していて、めくったらこれが残っていたので慌てました(^^;
5 完 成
 出来上がり! 1時間くらいはかかるが、心を込めて作ったものはいいもんです。

 途中からだんだん中心線を外れて、長短ができるのはご愛きょうということで…(^^ゞ
 手間はかかるが、2つ折りにする方法に比べ、開いてもとじしろのところが膨らまないので、速記していて気分良しなのです。

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