KS_Labo


台詞にせよ、身振り・仕草の身体表現にせよ、演技には『いくつかの要素とそれらを正しく働かせる技術』が必要であり、またそこにはあらゆる表現形式や表現様式に共通する法則があります。
一方では『人前で何かを創造しなければならず、その結果が評価の対象になる』という日常生活とは異なる特殊な環境のために、人間の自然な状態を歪曲させ、萎縮させる法則も潜んでいます。

従って演技者は、後者の法則から解放されると共に前者の法則を獲得するすべを、そしてその創造的自然の状態が働き始めたなら、その邪魔をしない習慣を身につけなければなりません。
K.Sはそれを『演技者の文法』と呼んでいましたが、このような自分自身の準備が出来てはじめて、役を演ずる事のスタートラインに立てる訳です。

我々の流派では、演技者のすべての準備過程と創造過程を、『自分自身のための仕事』『役の創造のための仕事』『創造した役の、表現のための仕事』と、大きく三つに分けています。
これらは細部の研究と実践のためにさらに小項目の要素(エレメント)に分けられますが、しかし最終的な表現のためには一つの全体に綜合されねばならぬ一貫した一つのシステム、体系化された有機的自然の本性の法則です。


「習うより慣れろ」という言葉がありますが、演技に関してはこの言葉は当てはまりません。
なぜなら習慣とは諸刃の剣で、良い習慣と共に悪い習慣も存在し、実際には悪い習慣の方が身に付きやすいからです。
しかもそれがひとたび身に付くと、払い落とすのは大変やっかいなものなのです。
つまり演技を学ぶ場合には、正しく演じる方法を習いながら、それに慣れてゆく事が重要になるのです。

ワークショップ K.S Labo は、このシステム(スタニスラフスキィ・システム)と呼ばれる『演技者の創造過程における、有機的自然の本性の法則』を、実地のレッスンを通して修得するために生まれました。
『正しく演じる』ための基礎を確立し、創造的で自在な表現力を獲得してもらえれば、と思います。

ワークショップ K.S Labo
時間:4回/月  1回2〜3時間
場所: 都内
※ 現在、K.S Laboでは新規参加者の募集は行っておりません。
プロダクション・養成所等の演技指導(クラス単位及び個人レッスン)、ならびに各種演出につきましては、内容・スケジュール等を考慮・調整のうえご返事させて頂いております。
メールにて下記連絡先までお問い合わせください。
   ワークショップ指導:宮田州

主な芸歴
<舞台>三銃士、調理場、女の平和、殺戮ゲーム、他  <映画>教育は死なず、ビッグマグナム黒岩先生、他  <TV>本郷 菊坂 赤門道り、木曜座・家族の神話、スクールウォーズ、ポニーテールは振り向かない、他  <演出>慟哭は巌に消えて、にび色の砦、逢魔が時物語シリーズ(怪談CD)他
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