■はじめに ■取材ノート ■管理人名鑑
 HOME近畿 > ほっともっとフィールド神戸 (神戸総合運動公園野球場)




(神戸総合運動公園野球場)

 正式名称は神戸総合運動公園野球場といい、1988年にグリーンスタジアム神戸の愛称で開業した。

 阪急時代にも公式戦を開催。89年に買収されオリックス・ブレーブスになると準本拠地となり、91年に球団名をブルーウェーブへ改称すると同時に、本拠地を西宮から移転する事になった。

 以来、阪神大震災後に優勝した94・95年の優勝とイチローの活躍で大いに盛り上がる事となる。

 球場としては2003年に国内で初めてネーミングライツ(施設命名権)を導入。ソフトバンク社と契約し、商品名のヤフーBBを取り入れ、球場名をヤフーBBスタジアムと改めた。

所在地 兵庫県神戸市須磨区緑台
アクセス 神戸市営地下鉄
「総合運動公園」駅下車 徒歩1分
グラウンド 両翼99.1m 中堅122m
収容人数 35,000人
駐車場 あり (\500/日)
 その後、2005年〜2010年は航空会社のスカイマークエアラインズと契約しスカイマークスタジアム、2011年から現在までは弁当店「ほっともっと」を展開するプレナス社が契約しほっともっとフィールド神戸と改称している。


ヤフーBBスタジアム時代('03〜'04)

スカイマークスタジアム時代('05〜'10)

 2005年に当時本拠地にしていたオリックスが近鉄と合併することになり、合併球団として誕生したオリックスバファローズは当球場を準本拠地として扱うこととなり、プロ野球の開催数が一気に激減。現在ではオリックスの主催試合を年間20試合程度開催するに留まっている。

 何と言ってもそのグラウンドの美しさは国内No.1と断言しても良いほど立派なボールパークである。本拠地として使用されていないのが大変勿体無い。命名権やボールパーク構想など国内でも先駆けとなった球場だけに今後も多くの試合開催が望まれる。


【鉄道】
 最寄駅は神戸市営地下鉄の総合運動公園駅で、駅からは徒歩1分のアクセスの良さ。神戸の中心・三宮からも乗り換え無く1本で行ける(約20分 \330)。また、山陽新幹線の新神戸駅にも接続しているので、県外からのアクセスも良好だ。

 また、兵庫県西部の姫路や明石、加古川方面からは、山陽電鉄の板宿駅が地下鉄と接続している。
地下鉄 総合運動公園駅
中心部の三宮、新幹線接続の新神戸から1本で行けるアクセスは良いものの、運賃が高い。

駅構内にもオリックスに関する広告が多く掲示されている。特に"ボールパーク"という言葉を多用して誘客しているのが目立つ。
【自動車・マイカー】
 本州から淡路島へ向かう神戸淡路鳴門自動車道の布施畑インターを降りてすぐの場所にあり、高速道路からのアクセスが非常に良い。
 また、駐車場は総合運動公園の駐車場が大量に用意されているので、利用する者も多い。特に外野裏の駐車場は24時間オープンしており、また料金も\500/日と割安感もある。

駅の改札を出ると、正面に3塁側内野スタンドが聳える。
ここにチケット売場や内野入場ゲート(↓)があり、球場の玄関的役割になっている。
広大な公園の中に存在し、球場の周りは自然も多く、緑の中で観戦できる。
球場周辺には駅前にローソンが一軒あるのみ。改札を出て球場とは反対側へ出て、デッキを降りてすぐ。

球場全景。最上階に見える窓はスカイレストラン。

  
住 : 神戸市中央区三宮町1-10-1神戸交通センタービル 1F
п@: (078)391-0016
営 : 11:00〜19:00

 ブルーウェーブ時代からあるオリックスバファローズのグッズを扱う直営店。神戸の中心地・三宮駅に位置し、バファローズだけでなく、マリナーズのイチローグッズなども扱っている。


【外野スタンド】
外野の入口へと続いている通路。木々に囲まれており遊歩道のように整備されている。周囲の景色と調和しているのも良い。
外野ゲート(↑)はスタンド最上段に当たるので、入場後はスタンドに下っていく格好になる。

(↓)ゲート横にある外野席のチケット売場。先述の内野のチケット売場では外野席は購入できないので注意。


外野スタンドのシート
 外野スタンドのシートはロングシートタイプ。カップホルダーはなし。座席の下には結構なゆとりがあるので荷物も置ける。
外野席は傾斜も緩やかで、遮るものは何もなく非常に見やすい。座席はすべて長椅子型の座席で、前後も余裕があるのでゆとりのある観戦ができる。

 収容人数も十分な確保があり、グラウンドだけではなく観客席も一級品である。

 神戸とはいえど、市街地に所在する訳ではないので、周辺はとても静かで自然の空気も味わえるのがまた良い。
 外野席とはいえど見難いことは全くなく、またコンコースの幅や売店なども立派に整備されている。筆者がこの球場の外野席で窮屈な思いをしたことは無い。全てにゆとりを持って設計されていることに感心する。
(↑)外野の喫煙所は公園のように木のテーブルと椅子が設けられ、憩いの場になっている。

(→)外野コンコースと売店。レンガ風の壁が異国情緒あふれる神戸の雰囲気とイメージが一致する。

【内野スタンド】

一階席からでも二階席が邪魔にならない
フィールドは内外野ともに天然芝。ボールパークを意識した際に内野にも天然芝が採用された。

 シートはバックネット裏が跳ね上げ式のセパレートタイプ。その他は固定式の背もたれ付きシート。外野席もそうだが球場全体のシートが濃いグリーンで統一されているので、周囲の自然と溶け込んでおり非常に美しい。
【上段席スタンド】
二階席は一部に屋根がついている。一階席ほどではないが、見やすく設計されている。
【フィールドシート】
 ここ最近の野球場に増設されてきたフィールド・シート。国内でどこよりも早く最初に導入したのはここの野球場であった。

 03年から導入されたもので、メジャーの野球場のようにグラウンドレベルに座席を設けたものである。選手のプレーを間近で見れるのはもちろん、運がよければ選手からサインももらえる好ポジションなのである。

 いくらグラウンドレベルとは言っても、万が一の危険を回避するためのプラスチック製のプレートが各席に用意されているので、安心して観戦できるようになっている。

【スコアボード】

スコアボードの下はトイレ
スコアボードは打順を表記する左側と主に画像を映し出す2つのスクリーンからなる。また、特徴的なのは、その時点での投手の球数やストライクやボールの数が表記されること。通な見方ができる球場だ。

【スカイレストラン・メンバーズサロン】
 内野席の最上階にはスカイレストランがあり、試合を見ながら食事が出来る。入口横には1995、96のチャンピオンフラッグと、イチローのユニフォームの展示などがある。

 また、その反対側にはメンバーズサロンという施設があり、シーズンシートの購入者用のスペースがある。

 シーズンシートのチケットに付属してここに入室できるチケットが付いており、少々リッチな気分で観戦が出来る。また別料金で食事も出来る。

 球場の賑やかな雰囲気とは反対に、落ち着いた雰囲気が漂う。

ホテルのような落ち着いた雰囲気。チャンピオンフラッグやイチローのユニフォームとスパイクなどが展示されている。

【コンコース】
内野はオープンコンコースになっており、スタンド最上部に売店が並ぶ。これだけでは少々狭いが、外周コンコースもあるので不便はしない。
 コンコースの所々にバスケットに入った使い捨ておしぼりが用意されている。座席が汚れている場合に使ってよいとのことで、この行き届いたサービスに感心する。

 また、このようにバスケットに入れておくなど、なかなか洒落た演出であるのも見逃せない。
'03年にリニューアルした際にできた、ボールパークを意識した売店のひとつ。

広々とした外周コンコース

 ボールパークを意識した球場づくりは他の日本の球場にはないアイディア性やエンターテイメント性で溢れている。コンコースにもボールパークの写真が張られていたり、通る人を飽きさせないデザインとなっている。

 アメリカ版おにぎりを販売したりナンとカレーを販売したりしつつも、ラーメンやコロッケなどしっかりと地元の味を出しているあたりも、違和感なく非常に粋である。




 野球場でナンとカレーが食べられるのは恐らくここの球場だけ。\550でポテトも付いてくる。簡易トレイにおしぼりと一緒に出てくる。


 アメリカ版おにぎり。写真右がモンスターボール(\350)で、左側はスパム(\250)。内野席「RICEBALL」で販売。


 神戸といえばコロッケ。ジャガイモがほくほくしていて美味い。


 角煮が非常に柔らかく煮込まれており、何とも言えない美味さを引き出している。南京街にちなんだ神戸らしい一品。\700


 注文後に湯がいた麺にちょっと辛目の味噌をかけた商品。味は美味いが、麺が少々生っぽい。外野売店\500