'09年11月度:愛甲郡 愛川→道志村→富士吉田



文・写真/ホロッホー


今回は久しぶり参加がおふたり。

XRとDR-Z400S。共にオフ車での登場。オンロード車参加が多い中、オフ車って時点で車種ジャンルが広がるから嬉しいことだ。

屋外のテーブル席に集まって行き先を話し合う。プリントアウトされた資料が俎上に上がっていた。

ヨシムラでコーヒーブレイク・イベント?」

そう言えばヨシムラは行ったことが全く無い。

中途合流を兼ねた休憩場所を申し合わせて出発。まずR246を西へ。日差しが暖かい。

相模川西岸の工場が立ち並ぶ一角にバイク界の大メジャー「ヨシムラ」はあった。

作業棟の壁にヨシムラのロゴやバイクの写真が大きくペイントされている・・・なんてことは一切無く、極普通な工場の建物だった。その敷地内駐車場に今回のコーヒーブレイク・イベントを飾るテントとノボリが設営され、1台だけ置かれた液晶モニターでレースVTRが流されている。

慎ましく謙虚な空間に感じた。ドクタースダ(東京町田市)が派手に思えた・・・が、現在のドクスダへと新設される前は「街道のバイク店」って雰囲気だったんだよな。


工場の片隅に設けられたスペースでは市販用や試作段階のカムシャフトの紹介が行なわれて開発の裏話も披露された。残念なのは、ノーマル部品の調達ですら青息吐息な俺には到底買えやしない高嶺の花だと言うこと。

そんな俺でも、ヨシムラが日本スーパーバイクから飛び出して世界スーパーバイクに挑戦することには ささやかながら胸に熱いものが点る。

イベント参加客の一人が「マン島挑戦しないんですか」と聞いていた。チーム監督は
「ライダーが死んでしまうかもしれない競技にライダーを送り出すことは(心情的に)難しい。」
との回答。

穏やかな青空の下、会場内では珈琲とカップヌードルが無料でふるまわれた。

場内露店にはキーホルダーやTシャツと一緒にキャブやサスまで並んでいる。次回開催された時はマフラー音量測定をやってもらおうかな。ロゴ入りTシャツとステッカーを購入した。

SGT@ST2はここヨシムラ工場で離脱し帰路へ。残る面々は道志に向かうため北上。
(注記:車検だったのです・・)

道志みちまで後少しって辺りでオフ車XRにマシン・トラブル発生。ヘッドライト切れ。暗くなる前に帰着した方がいいとの判断で同行のDR-Z400Sを随伴として一緒に離脱。バックミラーの中で手を振る姿へ手を振り返し、残る3台のGS1200ss・RF・FX400Rで再出発。

道の駅は今日もバイクが混み合っていた。

売店の奥隣に見慣れぬ店が。お土産に大豆ドーナツを購入しベンチで珈琲タイム。まだ3時だが山間のせいか影が広がってもう肌寒い。

道の駅 富士吉田に富士山頂の気象レーダードームが移築されてるそうですよ。

行っとこう、行っとこう。

山中湖の北岸を通る。冠雪した富士山が金色に光る雲をたなびかせて美しい姿を見せていた。路上電光掲示板には「気温7度」の表示。さすがに風が冷たいなぁ。

道の駅”富士吉田”。
レーダードームは気象観測の任を気象衛星に譲って引退したそうだ。そのドームそのものが移築されここで記念博物館の一部になっている。館内は残念ながら撮影禁止
入場するとレーダードーム建設のドキュメント作品が上映開始されたところだった。せっかくなんで鑑賞。

「富士山頂の冬季環境は南極より厳しい」とナレーションは語る。

体験コーナーもいくつか。
富士山頂の冬季環境を体験してみましょうと言うものがあった。何でも、気温マイナス5度で風速13mと言う状態を再現してあるそうな。さっきのナレーションを聞いてるから期待が膨らむ。(笑)

肉屋のみたいなウォークイン保冷庫へ入るとドアが閉められた。肌に触れる空気はさすがマイナス気温。冷てぇーー!!風を起こすファンが回り始めると体感温度がグンと下がった。段々風速が増して行く。うひゃー!!

1〜2分ほどでシミュレーションは終了した。

感想。バイクの冬用ウエアってすげぇ。寒さをシャットアウトしていた。冬山の恐ろしさはその向こうにあるんだろう。

博物館から出るとすっかり夜の帳が下りていた。気温も更に下がっている。写真を撮って今日は解散だ。

GS1200ssとRFがそれぞれのルートへ走り去るのを見送って ひと呼吸。時折、水を汲み取る音がバイク駐車場横から聞こえる。湧き水が出てるんだろう。
「さてと。どこ通って帰るか。」
外灯が少なくて暗いとこがいいな。何故なら、ルミノックス時計の文字盤発光を鑑賞することが出来るから。

静かだ・・・・・・・・・。さあ、自宅に向けて出発しよう。