Stress Management Power Group(SMaPG)「こころの薬箱」
うつ状態に悩む方のご家族の皆様へ

対応の仕方

疲労のせいでこころと体の一部が活動停止しているのだとイメージしてください。「怠け病」や「気持ちの持ちよう」ではないので、ご本人を責めないで下さい。また、励ましの言葉や外に連れ出すことに対しても、患者さんは期待にこたえようと気をつかい、焦り、体力を消耗します。とにかくゆっくり休ませて下さい。旅行に連れ出したり、酒を飲みに誘ったりする人もいますが、今の時期にはお勧めできません。
 心が風邪をひいたと考えてください。充分な休養が一番の治療です。風邪をひいた人は無理をしないで寝ているのが一番です。それが本人の自己治癒力をひきだすのです。うつ状態も同じです。

今後のこと

命に別状はありませんし、後遺症もありません。しかし、がんばる癖がある場合には再発しやすいようです。これからは「がんばり過ぎではありませんか?」と声をかけてあげてはどうでしょうか。

職場や学校

三ヶ月から六ヶ月ですっかり元にもどります。必要に応じて診断書を提出して休職や休学もできます。しかしときに患者さんは退職、退学、離婚、財産処分などを急ぐことがあります。大きな決断をしようとしていたら、「まず元気になって、それからよく相談しても遅くない」と説得しましょう。
 事情を知らない人が、上のような決断について文面通りに受け取ってしまうことがあるかも知れませんので、ご家族の方が配慮してあげてください。

家族相談

 ご本人が何かの事情で相談に来院できない場合には、家族相談の形でご家族の方がいらして下さることも多くあります。間接的ですが、アドバイスできます。ご家族がよく理解して適切な態度で接することは大変重要です。お気軽においでください。保健所、精神保険センター、市役所の無料相談窓口、(あなたが女性なら)女性センター、こころの電話などで最初の相談をしてみるのもよい方法です。
←戻る