
| 今回の私のテーマは「ストイック」 つまりは禁欲的、克己的であること、自分に克つ(かつ)こと、意志の力で自分の衝動や欲望、感情などを抑えること。あ、協調性が無いというのは、周りとの関係を自ら絶つという意味でストイックなのかも(≧◇≦)ノ ともかくストイックというからには動力の付いた乗り物で行くわけにはいきません。当然ながら自転車です( ̄^ ̄) |
![]() 大山鏡ヶ成(標高920m)にて |
| や、これまで夏のオーヤマ(大山)へは4年連続で参加してきましたが、結果的に毎回違う乗り物で行きました。05年の鏡ヶ成ジンギスカンには黒影号で、06年のカサラファームにはあずき号で、07年は石橋クンで、そして昨年はマジンガーで。となると今年はもう自転車しかないというわけです。 |
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炎天下の登坂 |
| 地形図は必携(; ̄ー ̄A さて、ルートの選択ですが、手元にあるのはツーリングマップル中国・四国からコピーした米子+新庄のページ。や、今回あらためて思い知ったのですが、オートバイやクルマを対象にしたロードマップって、高低差に関する情報が非常に少ないんですよね(^^; 「矢倉峠」という表示はあっても、その峠の標高は書かれてません。地図全体の等高線もほんの申しわけ程度。まぁエンジンを積んだ乗り物には、勾配に関する情報なんてほとんど不要ですから仕方ないのですが。てことでサイクリストはやっぱり国土地理院の5万分の1地形図を必携ってのが今回の反省点です。 キツイの?キツクないの? 手持ちの情報に限界があれば、あとは地元の人に尋ねるしかありません。で、ラーメン屋のおばちゃんに 「矢倉峠から日野へ抜ける県道って、坂キツイですかね?」 と極めて曖昧な質問をしてみる。するとおばちゃんは 「そんなにキツクないわよ。山道でクネってるけど」 という返事。どういうのがキツクて、どういうのがキツクないのか、共有の定義がないままのやりとりですから、おばちゃんがサイクリストでもない限り、有効な情報が得られる訳がない。や、それは分かっていたんですけどね(^^; 結局は直感で決定(^^; 二つのルートをちょっと地図で見てみましょう。溝口から清水屋さんまで、川沿いの国道(緑の線)を行くか、山の中の県道(赤の線)を行くか、この時はつまるところ直感で選ぶしかなかったのです(; ̄ー ̄A 。 ![]() 結局は赤い線のルートを選びました。「ときわすれ」の世界へは、矢倉峠から久住の集落へと抜ける「異次元へのトンネル」を通ってたどり着きたいという思いもあったので。 そして食事を終え、ボトルに水をいただいて溝口を出発したのが16時30分。さてさてその決断の結果はというと… ここで、後日に地形図等をチェックして得た情報を元に、この2つのルートを客観的に比較した表を作ってみました。出発地・溝口の標高は69m、目的地・清水屋さんの標高は430mです。で表左のAルートですが、その標高差361mを38.2kmの距離で緩やかに登って行きますね。たいてい川沿いの道はこんな感じです。
で、私が選んだのは右側のBコースなんですが、標高430mの清水屋さんへ行くのに途中の久住トンネルで、一旦630mまで登ってまんがな〜 (≧◇≦)ノ しかも走る距離はAコースの半分ほどですから、その勾配の大きさは推して知るべし(^^; そもそも標高630mというと、さっき挫折してきた みるくの里とほぼ同じですがな。 ラーメン屋のおばちゃん、どこが「キツクない」ねんなぁぁぁ!(T◇T) ヘロヘロの末に や、正直云いまして、大山まきばへの登りで体力は尽きておりました。平地ならそれなりのスピードで走れますが、上りになると一気にペースダウン(^◇^;) それを何度も休憩しながらなんとか矢倉峠までたどり着きましたよ。(;´_`;) でもここまで来れば、あとは知った道。峠の交差点を右折して、ちょっと登れば異次元世界へと通じるトンネルが見えて来るはず。 矢倉峠の交差点 「←久住・菅沢方面」の方へ曲がります ![]() ボトルの水も残り少なくなりましたが、トンネルまでは温存することにし、「あと少しだ」と最後の力を振り絞ります。ここでようやく写真なども撮ってみたり。 ところが、いくらカーブを曲がっても、トンネルの入口が見えてきません。 (;´_`;) おかしいなぁ。石橋クンで来たときは、峠の交差点からすぐだったように感じたんだけど… 下の方に、さっき通ってきた道が見えます これも帰ってからチェックしたのですが、矢倉峠から久住トンネル入口までは2.0km、でも標高差は154mありましたよ(; ̄ー ̄A や、例え原付でもオートバイってほんと簡単に坂を上がってしまうんですねぇ。勾配が記憶に残らないくらいに。 トンネルだぁ〜(T◇T) で、ようやくトンネルの入口にたどり着きました。「千と千尋の神隠し」のテーマが流れてきます(^-^;) 時刻はすでに18時半。でもこの異次元へのトンネルを抜ければ、ときわすれの世界。あとは清水屋さんまで下るだけです。ふぅ。 で、照明ひとつ無いトンネルの中へ。ひゃっほ〜(≧◇≦)ノと喜び一杯で。 ♪呼んでいる〜 胸のどこか奥で〜 ![]() トンネルを出るとそこは、夕陽に輝いていました。 自転車に乗ったまま最後の水を飲み干し、ぐいぐいペダルを踏んで坂を駆け下りれば、そこは懐かしい顔が待つ(や、別に待ってないか)、ときわすれ清水屋さんです。 |
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| もはや我が家(* ̄m ̄) 清水屋さんでは懐かしい顔や、ついこの前お会いした顔が温かく迎えてくださいました。一部の人はナマ温かい減らず口で迎えてくださいました(キミだよキミ!) 今回で三度目ですからまるで我が家です。てか私の知るのはこの我が家ヴァージョンの清水屋さんのみ。普段のストイックなまでに蕎麦を追求した本来の清水屋さんの様子はまったく知らないという(; ̄― ̄A でも、これでいいのだ!(赤塚不二夫先生のご冥福を祈って) シャワーを浴びさせていただいて、ほどなく夕食。単純な人間ばかりなのか、いつものワンパターンのネタでも大いに盛り上がり(≧◇≦)ノ や、ほんと古典落語と同じで、すでに何度も聞いて話の大筋やオチは知ってるんだけど、でもまた聞くと大笑いしちゃうという(^-^) 今回の主な話題は「ハンドルネームと本名のギャップ」について(またかよ)。カラダが疲れ切っている割にココロは異常にハイな状態の私は、箸が転んでも可笑しい年頃になっちゃいました(^○^) え、写真? 楽しむのに忙しくて、んなもん撮ってられまっかいな(≧◇≦)ノ ぜんざい大盛りね(^¬^) 食後は今年も私だけ特別に、白玉ぜんざいの大盛りをいただきましたよ。三人前はあると思われ(^-^) や、アズキの茹で具合といい、甘さといい、塩加減といい、絶賛の逸品です。ほんとうは少しだけいただいて「あぁ、もっと食べたい♪」とストイックに我慢するのが作法というものなんでしょうけど、そうはイカの成り金!(≧◇≦)ノ 大満足でした。 さんざん騒いで一息ついて、それでもまだ22時。宴のあとは片付けられ、茶の間になってた居間は、こんどは寝間に変わる。や、ニッポンの文化って素敵ですなぁ(“▽”*) 「あっぱれ」扇子やら「不良中年」扇子やら、おやぢの間ではヘンな扇子が流行っているらしい(^◇^;) ときわすれ名物『まこさんの寝袋』は今回も健在(^-^) 大きな方形で掛け布団と敷き布団に分離でき、寝る分にはほんと便利で快適な寝袋なのですが、唯一の欠点が携帯性の悪さ。普通のオートバイにはまず積めないほど大きいのです。 例年この寝袋を積んでクルマで参加されるみきさんがDNSとなり、この名物寝袋の登場が危ぶまれたのですが、そこは心得たまこさん、keiさんのハイエースに積んできてもらったという…(; ̄― ̄A や、いざとなれば寝袋だけ事前に清水屋さんへ宅配便で送ることも覚悟していたというから、まこさんアッパレ!(≧◇≦)ノ そして今宵は新月、真っ暗な中を道に寝ころんでの天体観測会。や、天空に広がる銀河のきらめきとは裏腹に、背中に感じるアスファルトのナマ温かさが何とも気持ち悪かったです。やがて消灯。いつも旅先では寝付きの悪い私ですが、さすがに今夜はバタンキューでした。 |
| アサーッ! (谷岡ヤスジ先生のご冥福を…て99年に亡くなられてるんですね) 目が覚める。まだ6時半だというのに、あちこちのシュラフは抜け殻… みんな老人力が強くなったねぇ(* ̄m ̄) では私も庭へ出てみましょう。 さわやかな清水屋さんの朝 みんな縁側が好きだねぇ(^o^) 駐車場で出番を待つ愛車たち 朝露に濡れて ♪ひっとりっのおぢちゃま クモの巣にぃ〜 このクモの巣を見たタヌピチさん 「これは、いいクモの巣ですねぇ」と。 アンタはクモの巣の評論家かぁ〜(≧◇≦)ノ 格闘ちう?!(^◇^;) 見よ、寝袋を畳む まこさんの真剣な姿を。 足で押さえつけて、ビニールひもでギウゥゥっと縛ってます シュラフの収納というよりもはや荷造りです、はい(; ̄ー ̄A 遠路のおぢちゃまは、ここで先に出発! お気をつけて〜♪ そのあと側溝に脱輪したクルマをのりさんがレスキューするのを皆で見物に行ったり(を?)、朝ご飯を食べたり、スイカを食べたり、うだうだしたり。 で集合写真タイムです。いやぁ、お別れの時が近づいて来ましたなぁ。 |

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