☆横須賀線の電光掲示板変化
超マニアックなページです。ここ最近変化の激しい?横須賀線各駅の電光掲示板の変化について追ってみました。

2008.07.22 トップに戻る
★東京〜大船間ATOS化以前(2000年以前)
設置されていたのは東京、新橋、品川、横浜、戸塚、大船、鎌倉、逗子、横須賀、久里浜といった主要駅だけで、各駅とも角ばった筐体(きょうたい)の初期のLEDが使用されていました。
品川のホームと鎌倉は、気づいた頃にはすでにATOS標準タイプの筐体なのでどうだかわかりません。
東京駅地下ホームの電光掲示板(ATOS化後の表示です)

新橋駅改札口の電光掲示板(ATOS化後の表示です)

品川駅乗り換え通路の電光掲示板(ATOS化後の表示です)

鎌倉駅改札口の電光掲示板(3段タイプ、現行に近い表示です)

逗子駅ホームの電光掲示板

横須賀駅ホームの電光掲示板


★東京〜大船間ATOS化前夜(2000年夏頃)
2000年に入り、東京〜大船間ATOS化に伴い東京〜大船間のその他の各駅に新たに電光掲示板が設置されるようになりました。但し、ATOS化まではそのほとんどが準備中でした。
東戸塚駅に設置され準備中の電光掲示板

戸塚駅ではコンコースに設置されていた従来の電光掲示板が交換され、ATOSタイプの特製電光掲示板が設置されました。従来からの、3段×2列で上から東海道、スカ線、各種案内用を1段ずつ×上り下り各1列で使っていたものをほとんどそのまま引き継いだようなレイアウトです。(ただし各種案内用は1つに集約)
それをATOS化前から先行的に使用開始しました。
戸塚駅に設置された新しい電光掲示板


★東京〜大船間ATOS化(2000年9月以降)
2000年9月にATOSが導入、少しずつ使用開始されていきました。戸塚以外にも一部の駅ではATOS標準タイプの筐体のものに交換されました。
東戸塚駅で使用開始された電光掲示板

横浜駅ではホームのが新型に交換されました

大船駅では1箇所につき大型1つから中型?2つに交換

そして驚いたことに、東戸塚駅のコンコースには中古品が取り付けられました。大船駅ホームに設置されていたのを転用したものと思われます。現在でこそ中古品の転用は当たり前になりつつありますが、この頃は考えもしませんでした。もしかしたら東戸塚が転用の最初かもしれません。
東戸塚駅コンコースの電光掲示板


★湘南新宿ライン運行開始(2001年12月)
横須賀線の運転系統に大きな変化が出ます。それが2001年12月の湘南新宿ライン運行開始です。従来東京千葉方面しか直通先がなかった横須賀線ですが、このときから宇都宮線との直通を開始。同時に新宿以遠から東海道線に直通する列車が西大井〜戸塚間横須賀線の線路を使用することにもなりました。
それに先立ち、筐体上部の方面表示や、「新宿経由」表示のためのLED表示レイアウトが変更されました。
まず方面表示の張り替えから(西大井駅)

そして表示レイアウトを変更(東戸塚駅)

下り線は変化無しです(新川崎駅)


★そして現在
その後は、湘南新宿ラインの増発(2002年12月)などを行い、それをアピールするかのごとく横浜、戸塚、大船駅には湘南新宿ライン専用のLEDを設置しました。横浜駅ではみなとみらい線開業に伴う地下通路の開設で、コンコースのLEDを新しいものに一新。特に中央改札口は新宿ぐらいでしか採用のなかったフルカラーLEDに交換されました。
横浜駅中央北改札に設置された湘南新宿ライン専用LED

のちに横浜駅中央南と中央北のLEDはフルカラー化

新宿は2004年10月改正を前に大型フルカラーLEDを導入

2002年12月改正を控えた渋谷駅の電光掲示板

ATOS導入時に上下とも1段LEDを設置した西大井〜東戸塚の小駅4駅では、上り線の多系統化に伴いホームLEDを2段式に交換(西大井は下りも交換)しました。その一方で、ATOSが導入されていない大船〜久里浜間の電光掲示板未設置駅にもLEDが設置されるようになり、従来から設置されている駅でも古いLEDを交換するようになりました。なお、このときは新品と思われるもののほか、他駅で使用していた発生品と思われるものも多数採用されました。
また、2005年7月の山手貨物線ATOS導入に先立ち、2004年10月改正を前に同区間内の各駅では最新版のATOS型放送に切り替わり、LED表示もATOSの標準的なものに切り替わりました。
2004年10月改正前から新宿駅は表示が変化(画像は改正当日)

西大井駅では上下とも大型2段に交換(改札口にも増設)

新川崎、保土ヶ谷、東戸塚駅では上り線用を2段化

逗子駅では西口にもLEDを設置、ホームのは交換

北鎌倉、東逗子、田浦駅は改札口に設置

衣笠駅は改札口のほかホームにも設置

横須賀、久里浜駅ではLEDを交換


★非ATOS区間のまとめと将来…
駅 名 改札口 下りホーム 上りホーム
北鎌倉 下り1段(筐体高さは2段分)、上り2段 ※臨時口は無し 設置なし 設置なし
鎌 倉 東口=上下別に3段 西口=上下別に3段 両面2段×2箇所 両面2段×2箇所
逗 子 東口=上下別に両面2段 西口=上下別に1段 両面2段×1箇所 各番線両面2段×2箇所
東逗子 下り両面1段、上り2段 設置なし 設置なし
田 浦 下り1段、上り2段 設置なし 設置なし
横須賀 両面2段旧型を上り下りで1段ずつ使用 両面2段旧型を上り下りで1段ずつ使用
衣 笠 下り1段、上り2段旧型 両面1段×2箇所 両面2段旧型×2箇所
久里浜 両面2段旧型 1、2番線共用で両面2段旧型
旧型はひと昔前の角ばったタイプ、それ以外はATOSの標準的なタイプで、いずれも16ドットです
両面とあるもの以外は片面だけLED表示をします
※2006年頃のデータをもとに表にまとめたので、現状と相違している可能性があります。


現在、横須賀線の運行管理は、東京〜大船については東京総合指令室が、大船〜久里浜については逗子CTCセンターが担当しており、東京総合指令室ではATOSで運行管理を行っています。
CTCが整備されていたためATOS導入対象外となっていた大船〜久里浜についても、2009年度のATOS導入が計画されています。