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中南米の音楽
歌・踊り・祝宴を生きる人々



石橋純(編)
東京堂出版
2010/03/30
1800円+税

 

音にあふれる【祝祭の大陸】を読む

サンバ、タンゴ、「コンドルは飛んでいく」、「コーヒールンバ」だけじゃない。陽気なダンス音楽の歌詞に
鋭い批評がこめられる。生活の喜びと悲しみをリズムとともに表現し、音楽を通じて社会変革を夢見る。
多民族・複数文化が共存・共鳴しあう音楽大陸=中南米。その歴史をひもとき、現場の鼓動を伝える。
達人9名による鮮烈な案内書。

中南米の人々が音楽を「生きる」姿を、
現地における調査・研究・演奏・制作に精通した専門家が、
幅広く、奥深く紹介


生きのいい、堅実な、最新中南米音楽案内
 
(三井 徹[金沢大学名誉教授、日本ポピュラー音楽学会初代会長])


60年代から中南米を歌い歩いてきた私には、
             背筋がゾクゾクする記述が随所にあった

 
これまで出版された類書は、現地を体験した者の目からすると、かならずどこかしらに、曖昧な記述、ごまかして書いているところがあった。この本には全ページにわたってそういう部分がひとつしてなかった。これまでに出た最良の中南米音楽ガイドブックだ。    (YOSHIRO広石[歌手])


これはLATIN愛に満ち満ちた本であると同時に、そこに絶妙にクロスオーバーするR&B、HIPHOP、REGGAE、そしてすべての音楽への愛とrespectがビリビリ感じられる素晴らしい本です。
(横山剣[クレイジーケンバンド])


中南米の音楽に関心を持つ人びとにとって、
                         けっして見過すことのできない1冊。
音楽のみを趣味的に、浮草のようにとらえるのではなく、音楽をそれが根ざす人間社会と不可分に結びついた、人びとの生活から生まれた生きた花々と見る態度が すべての章に行きわたっている。  (濱田滋郎[スペイン・中南米音楽評論家])


中南米音楽の新しい地平が見えてくる好著
音それぞれの立場でラ米音楽と関わりの深い著者たちが執筆しているのだが、それぞれの国や地域の音楽の特徴や本質だけでなく、比較的新しい音楽事情にまで記述が及んでいる。それゆえにラ米諸国の音楽の新しい地平が見えてくるのがいい。
                        
(竹村淳[音楽ジャーナリスト])


目次
第一章●概説・中南米の音楽:その歴史と特徴 [石橋純]
第二章●サルサと北米ラティーノの音楽 [岡本郁生]
第三章●米墨、ボーダーランドで鳴り響く音楽 [宮田信]
第四章●キューバの音楽をめぐる継続性と断絶性 [倉田量介]
第五章●タブ:南国ジャマイカ発の人工的音響 [鈴木慎一郎]
第六章●ベネズエラ:更新され続ける伝統 [石橋純]
第七章●ペルー大衆音楽の発展略史 [水口良樹]
第八章●ボリビア音楽:その歴史と地域性 [木下尊惇]
第九章●ムジカ・セルタネージャ:ブラジルの田舎(風)音楽 [細川周平]
第十章●鉛色時代の音楽:独裁政権下のアルゼンチン・ロック [比嘉マルセーロ]

☆中南米理解講座の思い出☆個人的オススメポイント☆関連イベント☆執筆者紹介☆紹介ページ☆ 

次回関連イベント:6月27日(日) は無事終了いたしました。現在次回イベントを企画中です。
twitter : @litinmusicbook にて情報発信中

 

☆中南米理解講座の思い出☆
この『中南米の音楽』は、2006年の5月から7月、そして2007年の1月から3月にかけて行われた国際交流基金 中南米理解講座の二回の連続講座の、特に第二回に力点を於いて編集された本だ。
この石橋純さん企画による二期に渡る計20回の中南米音楽に関する連続講座は、中南米各地の音楽に関して非常に学ぶところの多い講座であっただけでなく、会の終了後に毎回催された「熱いおやぢの会」と自称する飲み会に於いても学ぶところの多い講座だった(そして普段あまり飲まない私は毎週繰り広げられるこのめくるめく宴でだいぶお酒に慣れたってなこともあったりした)。
全講座聴講している講師と発表の講師を中心に、受講生の中でも数人を交えての終電間際まで続く濃密で突発的な音楽話から得たものは非常に大きい。この講座を通してさまざまな人と出会い、それがさらに僕自身にさらなる知見を与えてくれた。本当に感謝してもしたりない、そんな講座であった。

 

☆『中南米の音楽』の個人的なオススメ・ポイント☆
この『中南米の音楽』は、より広いテーマをそれぞれの執筆者が社会などと結びつけながら深く掘り下げて描き出そうとしているのが特徴。執筆者それぞれの個性、アプローチの仕方などは読んでいても楽しいし、アクセスしやすい情報が並んでいるのもありがたい。これまで発表されていた内容であっても、新しく大幅な改訂がみられて、満足度が高いものとなっている。
個人的に、私自身の弱い北米やチカーノ・カリブ地域を中心とする重層的な音楽状況に関する記述や、ペルー音楽にも取り込まれ興味がありつつあまり情報のなかったセルタネージャ音楽の情報などは非常に勉強になった。そして何よりもアルゼンチンの軍政下を若者として青春時代を送った比嘉マルセーロさんの、時代を生きた者としての生の声は、僕の心を激しく揺さぶった。チャーリー・ガルシア、レオン・ヒエコといった大スターが、単なるスターではなく、何と戦い、何を表現してきたのか。そして若者たちはそこに何を見出したのか。この一章を読むためだけにでもこの本は買う価値があると個人的には思った。ぜひ一読願いたい。

 

☆関連イベント☆

TOWER BOOKS マンスリー Words Worth 終了しました!!満員御礼
本を読むだけでは飽きたらない!文学、アート、映画、音楽、ストリートカルチャー他タワーレコードならではの分野のスペシャリストをお招きする定 例イベント!!
教養は大人の嗜み、生の言葉の価値を一緒に感じてみませんか?

第10回
『中南米の音楽:歌・踊り・祝宴を生きる人々』石橋純:編(東京堂出版)発売記念
『中南米の音楽』を語る

■出演■
 石橋純(東京大学教学部教員)ベネズエラ音楽
 岡本郁生(音楽評論家・プロデューサー)サルサなど北米ラテン
 宮田信(MUSIC CAMP, Inc主宰)チカーノ音楽
 倉田量介(東京大学他非常勤講師)キューバ音楽
 水口良樹(ペルー音楽研究)ペルー音楽
日時: 4月23日(金) 19:00〜
場所: タワーレコード渋谷店7階 TOWER BOOKS
 当日の様子(Ustream) ちょうど宮田さんがしゃべっているところです。
 

 

「LATIN FEVER 2010〜FIEBRE LATINA 2010」
終了しました!!


東京堂出版より好評発売中の『中南米の音楽:歌・踊り・祝宴を生きる人々』の特番が、FMラジオで放送されます。
放送日時:5月22日(土)24:00〜25:00
J-Wave 81.3 FM
ナヴィゲーター:南 美布 (みなみみぶ)
ゲスト:石 橋 純(『中南米の音楽』編者。ベネズエラ音楽)
岡本郁生(北米ラティーノ音楽)、宮田信(チカーノ音楽)、倉田量介(キューバ音楽)、水口良樹(ペルー音楽)
各人が2曲づつとっておきの音源をトークとともにプレイバック。中南米音楽の広さと深さ、そして同時代の息吹を伝えます。 →J-WAVE SPECIALブログ

 

公開シンポジウム『中南米の音楽』終了しました!!満員御礼

音楽の現場に精通した研究者・プロデューサー・音楽家が一同に会し、ラテンアメリカ〜カリブの文化と社会をさまざまな角度から語ります。音源・映像プレイバック、トークとディスカッションはもちろん、ゲストを交えたデスカルガ(演奏交流)もあります。
歌いながら、踊りながら、「もうひとつの生きかた」を創造する、中南米流文化の饗宴にようこそ!
■出演■
 石橋純(東京大学教学部教員)ベネズエラ音楽
 岡本郁生(音楽評論家・プロデューサー)サルサなど北米ラテン音楽
 宮田信(MUSIC CAMP, Inc主宰)チカーノ音楽
 倉田量介(東京大学他非常勤講師)キューバ音楽
 水口良樹(ペルー音楽研究)ペルー音楽
 木下尊惇(ボリビア音楽演奏家)ボリビア音楽
 阿部岳
◆ゲスト◆
 モリス・レイナ(ギター・クアトロ、歌)
 アンサンブル・セレステ(ベネズエラ音楽)
 ペーニャ・ハラナ(ペルー音楽)
 シレナ/佐々木直美 (ペルー:ハサミ踊り)
日時:6月27日(日)13:00-17:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
★予定プログラム★
-オープニング・トーク&司会 石橋純
-第一部:カリブ〜北米ラティーノ・チカーノ音楽を語る
  岡本郁生「サルサと北米ラティーノ音楽」
  宮田信「米墨ボーダーランドで鳴り響くチカーノ音楽」
  倉田量介「キューバの音楽をめぐる連続性と断絶性」
-第二部:南米音楽を語る
  石橋純:「ベネズエラ音楽:更新され続ける伝統」
  水口良樹「バルス/ワイノ/フェステホ:時代を映すペルー民衆音楽」
  木下尊惇「ボリビア:生きた民の音楽・生きるための音楽」
-第三部:ライブコンサート

USTREAMにて当日生中継しました。ログが残っておりますので興味のある方はぜひ御覧ください。

☆執筆者紹介☆熱いおやぢたち

[石橋純]いしばし・じゅん
東京大学教養学部教員。1985年東京外国語大学スペイン語学科卒業。
家電メーカー駐在員として1996年までのべ8年間ベネズエラ居住。
現地で祭りと宴の現場に「100万回」立会う。
2000年東京大学大学院博士課程終了。
主著;『熱帯の祭りと宴』(柘植書房新社・2002年)、『太鼓歌に耳をかせ』(松籟社・2006年)
最近はクアトロの演奏活動も始める。

[岡本郁生]おかもと・いくお
1958年生まれ。高校生だった70年代半ば、サルサに衝撃を受けラテン生活に突入。
大学在学中はモダン・ジャズ研究会でベースを担当。
現在トロピカル音楽からポップ、ジャズ、ヒップホップまで、ラテン文化が関わる事柄全般をカバー。
さまざまな音楽番組を手がける他、CD解説、雑誌の連載、イベント主催など幅広く活動中。
ラテン音楽愛好集団「マンボラマTokyo」幹事長をつとめる。
共著;『米国ラテン音楽ディスクガイド50's-80's〜LATIN DANCE MANIA』(リットーミュージック・2008年)ほか。

[宮田信]みやた・しん
MUSIC CAMP, Inc.代表。
10代でローライダーが登場する映画を観てチカーノ・カルチャーに遭遇。大学でスペイン語を専攻。
84年に初めてイーストLAを体験。
85年に渡米し、イーストLAでホームステイしながら地元カレッジでチカーノ・スタディーズを学ぶ。
89年から音楽業界で働きながら、クルマや音楽の雑誌にチカーノ関連の記事を多数執筆。
現地への渡航は数知れず。
99年よりレーベルを設立し、チカーノを中心とした世界中のハイブリッドな音楽作品のリリースや招聘を行っている。

[倉田量介]くらた・りょうすけ
東京大学・放送大学ほか非常勤講師。
大学在学中の1989年よりキューバ訪問。雑誌記事の執筆などを経た後、東京外国語大学・東京工業大学の大学院で文化人類学・ポピュラー音楽研究を専攻。
現在、カリブ海地域に加え、日本の民俗芸能や大衆演劇にも目を向け、比較文化論的な方向を模索中。
主要論文;「順応か競争か:キューバの演奏家をめぐる創造的環境の重層性」(『文化人類学研究』・2004年)、「キューバの音楽にみられる『若者』の変遷:ヌエバ・トローバからレゲトンへ」(『イベロアメリカ研究』・2008年)など

[鈴木慎一郎]すずき・しんいちろう
関西学院大学社会学部教員。
中学生の時にFM放送や音楽雑誌を通じてレゲエに「ハマる」。
90年代初め、文化人類学を専攻する大学院生だった頃にジャマイカで約3年間過ごし、現地にある西インド諸島大学の授業に出たり、大学の外でフィールドワークを行ったりした。以来、離散黒人の文化政治についての研究を続ける。
単書;『レゲエ・トレイン』(青土社・2000年)
共著;『世界中のアフリカへ行こう』(岩波書店・2009年)など

[水口良樹]みずぐち・よしき
1976年大阪生まれ。2003年京都文教大学大学院文化人類学科(修士)修了。
1998年以降毎年ペルーを訪れながら、ペルーを中心とするラテンアメリカでローカルに消費されてきた大衆音楽の発展を研究。
大学院修士時代は特にペルーのアンデス地域のワイノ音楽を中心に調査。
2003年に拠点を関東に移した後、ペルーの海岸地方の音楽や他国の音楽との関係も徐々に調査を初めている。
連載;「音楽三昧♪ペルーな日々」(RECOM機関誌『そんりさ』)など
日本でも数少ないペルー海岸地方のクリオーヨ音楽バンド「ペーニャ・ハラナ」主催。

[木下尊惇]きのした・たかあつ
フォルクローレ音楽家。
高校卒業後チャランゴ奏者エルネスト・カブールの招きでボリビアに渡る。
カブールのトリオのギタリストを経て、86年よりフォルクローレ・コンフント「ルス・デル・アンデ」のリーダー。
カブールと共に、ボリビア各地の祭りを調査、採集。SP盤ボリビア音楽の収集にも力を入れる。
91年より日本在住。フォルクローレの視点から、音楽本来の意義を考え、全国各地で演奏および教授活動を行っている。

[細川周平]ほそかわ・しゅうへい
国際日本文化研究センター教授。
1990年、東京芸術大学にて複製音響論で博士号取得。
1991年より日系ブラジル文化史を調査。
主要著書;『サンバの国に演歌は流れる』(中公新書・1995年)、『シネマ屋、ブラジルを行く』(新潮選書・1999年)、『遠きにありてつくるもの』(みすず書房・2008年)
現在近代日本の音楽史を執筆中。
中南米ポピュラー音楽関係では、カエターノ・ヴェローゾ、トロピカリア、日本のサルサ受容、日本のタンゴ史、日本のルンバ史などについての文章がある。

[比嘉マルセーロ]Marcelo G. Higa
1962年ブエノスアイレス生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部教員。
中高生として独裁政権下のアルゼンチンでロックを経験した後、1984年、日本に留学し、文化人類学の研究を志す。
専門はアルゼンチンにおける日本人移民。
論文;「アルゼンチンの日本人民の子孫:遍歴の中のアイデンティティ志向の可能性」(山本岩夫他編『南北アメリカの日系文化』2007年)、「対蹠地を行き交う人々」(『アジア遊学』76号・2005年)など

 

☆『中南米の音楽』紹介ページ☆
東京堂出版
       :出版元のホームページにて
『中南米の音楽』
       :本書『中南米の音楽』関連情報集積サイト。
Viento desde Borinquen
       : 熱いおやぢ仲間のプエルトリコに詳しいmofongoさんのブログ
クレイジーケンバンドラジオショウHONMOKU RED HOT STREET
       :2章を執筆した岡本さんのブログ。
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       :3章を執筆した宮田さんのブログ。
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       :二田綾子さんブログ
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       :土方美雄さんのブログ
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