
4.スカートの中の快感

その1
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喜久夫は早朝デートを楽しみにしていた。 桜さんや百合ちゃんにちやほやされるのが楽しい。喜久夫は、女装の楽しさを身をもって感じるとともに、自信のようなものまで持ち始めた。 2人がこんなに褒めるのだから、きっと女性らしいんだろうと思う。こんな短い髪に毛でも、きっと女の子に見えるんだろう。ごつごつした脚も、色っぽいんだろう。 喜久夫は、桜さんと百合ちゃんの前で精一杯女になりきった。楽しかった。 そして、6月も終わろうとする頃から、その楽しみがさらに大きく飛躍した。 それは、3人のデートの後、百合ちゃんが喜久夫を自分の家に呼んでくれるようになったことだ。 それは、桜さんも認めていることで、いや、桜さんが積極的に進めていることなのだ。その分、3人のデートは早めに切り上げることになる。 桜さんが帰った後、喜久夫の車に百合ちゃんを乗せ、百合ちゃんの自宅に行く。 百合ちゃんの自宅はマンションだ。豪華なマンションだった。そこに独りで住んでいる。確か大学生の筈なのに、この豪華さはなんだ。 最初の頃は、喜久夫は男の格好で百合ちゃんの部屋に入っていたが、百合ちゃんがその必要は無いというので、女装のまま行くことが多くなった。 この部屋で、百合ちゃんと2人きり。喜久夫は胸弾ませた。何かが起こる。起こってほしい。百合ちゃんのマンションに行ったときの素直な気持ちだ。 それが現実に起こった。喜久夫は夢ではないかと疑った。しかしそれは、紛れもなく現実だった。 最初に百合ちゃんのマンションに行ったときは、キスをされた。恥ずかしそうなしぐさから、女装の喜久夫の口を求めてきたのだ。 百合ちゃんは女の子そのものだ。喜久夫は女装はしているが、やはり男だ。だから、男と女のキスのようになった。 喜久夫は百合ちゃんからのキスでスカートの中の男の物を硬直させてしまった。体が密着しているから、この変化は百合ちゃんにも分かるはずだ。まずいと思った。腰を引こうとした。が、百合ちゃんの手が喜久夫の腰を離さなかった。 体の小さな百合ちゃんが、スカートを穿いた喜久夫を支配した格好だ。立場が入れ替わった感じだ。 スカートを穿いている喜久夫は、こうしてリードされることに胸がときめいた。強く腰に絡まった百合ちゃんの手に身を任せようという気になってしまった。 熱い。股間が破裂しそうなほど充血している。もう少しで果てそうだ。 最初の日はそれで終わった。 「ごめんね、こんなことして」 部屋を出ようとする喜久夫に百合ちゃんは恥ずかしそうに言った。 「ううん」 喜久夫はうわずった声で返した。 こんな事なら、悪いも何もない。もっとして貰いたい。そんな意思がその声に含まれていた。 |
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次の日の日曜日も3人のデートは早めに終わり、喜久夫は百合ちゃんのマンションに行った。 その日も、百合ちゃんにすべてリードされた。 部屋に入るなり、キスから脚への愛撫、首から耳たぶまでなめ回された。それだけで喜久夫は果てる寸前になっていた。もう少し、と思うと今度は座らされた。その横に百合ちゃんも座り、今度は足先からの愛撫だ。 喜久夫の脚は閉じられない。閉じたくとも脚に力が入らない。快感の感覚が脚の力を抜いてしまったのだ。それに、このスカートが百合ちゃんの手を受け入れようとしている。 喜久夫は腰を前に出し、さらなる愛撫を待った。手は股間に近づいた。 「ああっ」 手が股間に触れられる前に声が出てしまった。期待しすぎたのだ。 喜久夫は恥ずかしかった。人の手によってこんな気持ちにさせられ、それを知られてしまった自分が情けなかった。 「いいのよ、もっと声を出しても」 喜久夫の気持ちはすべて知っているという言いかただ。 実際、喜久夫はもう果てる寸前だ。早く触ってほしい。こんなに大きくなって、待っているのに。 喜久夫はいつの間にか待っている自分に気が付いた。自分1人なら、自分の手で一気に果てさせられるのに、今は百合ちゃんの手を待っている。不思議だった。これが自分なのか。 「あっ...ああーっ」 喜久夫はさらなる声をあげていた。百合ちゃんの言葉通り、少し大きめの声で、期待する声と快感をむさぼる声を同時に上げた。 百合ちゃんの手は股間にあった。パンティーに包まれ、腹部に上向きに伸びきっている喜久夫の男の物にはふれていない。そこが男は一番感じるのに。 喜久夫は早く触ってほしいという期待を込めて声を出したのだ。 喜久夫が一番感じると思っていたところを触っていないのに、感じる。今まで感じたことのない、快感だ。その喜びを込めて声を出したのだ。 それにしても、この快感は何だ。百合ちゃんの手が股間を行ききするたびに声が出そうになった。アヌスにこんな快感があることを初めて知った。そこばかりではない。股間全体が性感帯だと気が付いた。 「すごいよ」 百合ちゃんが驚いた。百合ちゃんの想像以上に喜久夫が反応したからだ。驚いたような顔から、満足げな顔に変わった。そんな百合ちゃんの表情を見て、喜久夫は体だけではなく、精神的にも快感を感じた。 触られてもいないのに、喜久夫の男が果てそうだ。パンティーに押さえつけられ、ぴったりとしたスカートに刺激を受けている。そんなことだけで果てようとしている。 「いっ...」 もう限界だった。声が出た。喜久夫の意思ではなく、体が要求した声だった。それを喜久夫は途中で止めた。意思が押さえたのだ。 「ここが感じるの」 百合ちゃんは、アヌスに指を入れようとする。男の物には触ろうとしない。一本の指が、喜久夫を支配する。指の動きで喜久夫の腰が動く。 |
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その時、百合ちゃんの携帯電話が鳴った。 百合ちゃんはすぐに喜久夫から離れ、電話に出た。取り残された喜久夫は、だらしなく脚を広げ、触られるのを待っている。下腹部には破裂寸前の喜久夫の男そのものが、まくれあがったスカートの下に潜んでいる。 まくれあがったスカートからは、パンティーが顔をのぞかせている。そこに果てる寸前の喜久夫の男が押し込められている。苦しいとばかりに涙を流しているのか、パンティーが濡れている。 百合ちゃんの電話が終わった。また喜久夫の横に座ったが、今度は喜久夫にふれてこなかった。 「菊さん、ごめん」 百合ちゃんにお客さんが来るそうなのだ。それを聞いて喜久夫はあわてた。すぐに脚を閉じ、スカートの裾を下にさげた。 「今すぐじゃないの。大丈夫よ」 百合ちゃんは言葉ではそういうが、早く出て行った方がいいと態度が示している。 喜久夫は急いで帰る支度をした。スカートの中の男の物は小さくなっているが、充血したけだるさがまだ残っている。淫靡なけだるさが下腹部にある。今なら見られてもいい。見て貰いたい気分だ。だから、女装のまま車に乗った。 さすがに自分の部屋に入るときには男物を着たが、部屋に入るなり男物をすぐに脱ぎすぎた。それに合わすかのように、スカートの中の物が硬直した。 すぐにパンティーを脱いだ。解放された喜びか、喜久夫の男の物は勢いよくそそり立った。 そのつもりだった。そそり立つつもりだった。 だが、スカートが邪魔をした。ぴったりとしているスカートが喜久夫の男を押さえつけた。そそり立つ男の物を押さえつけている。 スカートに押さえつけられた硬直した男の物は、それでも懸命にスカートを押し上げた。歩くと、スカートにふれる刺激がもろに男に伝わる。強い、というより今まで感じたことのない快感だ。 「ああー」 ついさっきまで受けていた百合ちゃんからの刺激を思い出しながら声を上げてみた。そしてスカートの上からふくらんでいる部分を刺激した。この手は百合ちゃんか。 喜久夫の男に痙攣が走りそうだ。急いでスカートをまくり上げた。そこには、てかてかに張り出した喜久夫の男その物があった。握りしめた。そして手を動かすとともに果てていた。大量の液がフローリングに降り注いだ。 痙攣が終わるまでは動けなかったが、その後すぐに動き出した。スカートを脱ぎ、フローリングを綺麗に拭いた。後は下着を脱ぎ男に戻った。 しかし、しばらくすると手がスカートに伸びた。スカートが呼んでいるのだ。喜久夫にはそう聞こえるのだ。 先ほど、果てる寸前にスカートをまくり上げたのは、これもスカートがそうさせたように思えてならない。喜久夫はそう思う。汚されたくない。汚れると、穿いてもらえなくなる。そんな打算が働いている。 |
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