

| 2005年 3月よりのリハーサル期間 New 42nd Street Studioでの今年のリハーサルはすごくスムーズにいった。 「ハッピー・バースデイ・バリエーション」からリハーサル期間は始まった。 このバレエははボクたちがこの作品を取り上げ、上演し、 しかもコメディ−作品にしたいというのを、 ジェラルド・アルピノが気前よく了承してくれたもので、 その原作にユーモアをできるだけ重ねてやってみたいと、 ボクがずっと思っている作品なんだ。 ボクたちにとってもすごい作品だ。 キャメロン・バスデンがやってきて、先ず、原作を設定してくれて、 それからボクにそれを変更するのを了承してくれた。 ボクはゆっくりとそれを展開させていくんだけど、 でも、ボクたちの他のバレエとはすごく違うスタイルのものになると思うし、 観客もボクと同じように喜んで受け入れてくれるといいんだけどな。 沢山のダンサーが他のカンパニーへの客演があり、 このリハーサル期間には多くのダンサーの出入りがあった。 ピーター・アナストスはボクとオズワルドと一緒に、 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの物から再現して、 アナストスが作り上げた「フッテージ」のデュエットの作業に取り掛かった。 これはトゥシューズでのフル・バレエなんだけど、 今季、沢山のリバイバル物があり、 この作品を全部やるにはちょっとトゥーマッチかなと思ったんだ。 ボクはまた、アシュトンの作品「モノトーン」に基づく新しい物を、 アレンに作ってくれるようにピーターに頼んだ。 彼が作ったのは「スティグマ・ボレアリス」という、 宇宙人トリオのものなんだよ。 衣装と照明が視覚的にとっても面白くて、 ボクたちが演る他の作品とは異なるものなんだ。 ピーターとボクはまた、「白鳥の湖」に新たな息吹を与えようと合作することにした。 ボクたちは、何をするかとか、新たなジョークをどうやって、 どこにはめ込むかを何時間も議論したんだ。 「バヤデール」、「セレナディアーナ」、「スクエア・ダンス」の再演や、 今季「セミ・プレシャス・ストーン」のフィナーレ部分の追加に関しても、 挑戦の年となる見込みがあるよ。 シンフォニー・スペース側は、 今年の彼等ののシーズンの一部をやるという事を去年ボクと契約して、 ボクたちは1週間やる事を合意した。 これはとてもワクワクしたし、又、リハーサル期間が1週間短くなる為に、 多くの作業が見込まれた。 ダンス・カンパニーの主な役割は未だに踊るとこだから、 ボクたちもこの機会を見逃すわけにはいかなかった。 さらに、マーティン・ヴァン・ハメルが ボクにカーツバンでの公演の事で連絡してきたんだけど、 それはNY州北部に設置された小さなコミュニティーでの ダンスの製作及び公演の素敵な概念なんだよ。 ABTやNYCBからの沢山の素晴らしいスターたちの演技が予定されていて、 こっちもまたパスすべきじゃないって思った。 それは素敵な晩で、ボクたちもその一部になれた事はとても名誉あるものだった。 公演はボクたちがNYでのショウを始める前の土曜だったから、 そこへ割り込ませるのはちょっとてんやわんやだったけど、 でも、やれた事は嬉しかった。 この期間に、ジョエルが「スクエア・ダンス」のリハーサル中にアクシデント有りで、 足を骨折しちゃたんだ。 シンフォニー・スペースでの公演開始のほんの2,3日前だったんで、 最後の2,3日はキャストの変更をしなくちゃならなかった。 ジョエルは「ハッピー・バースデイ・バリエーション」の最初で踊らなくちゃならないから、 がっかりしてる事はボクはわかっている。 幸運にも、ボクたちは殆どのバレエをダブルキャストで何時間もやったから、 カークにやる準備はできていたし、実際にすごく上手くやってくれた。 また、とても素敵なオープニング・ナイト・パーティーを開く事を決めて、 それは劇場で開かれたんだ。 場所が狭かったから、パーティーの人数も75名と限られてはいたけれど、 でも、リラックスムードで観客に会えるというのは素晴らしかったね。 この後で、スタジオに戻り最終週を、 もっと早くに言うのを忘れてたんだけど、 「スペシャル」プログラムでやる「眠りの森のパーティー」 (オーロラ姫の結婚場面の追加)と、 「スティグマ・ボレアリス」の両方の仕上げのリハーサルを続行した。 実際、「眠りの森」用の衣装を全部集めるのは大変だった。 初期にボクはこの違うバージョンを作ったから、 全衣装を新たに作る必要があったんだ。 ホセは見事な仕事をしてくれたよ。 何もかもが不思議にも同時にやってきて、 そしてまた4ヶ月間のアジアツアー(日本、韓国、中国の)に出る時がきた。 衣装の通関でトラブったのは今年が初めてだよ。 空港には大量のスーツケースを別の階へ上げたり下ろしたりする設備がなくて、 係員がまさにボクにそうする様に要求したんだ。 それに、マーロンの渡航書類が間に合わなくて、 彼は別の便へ予定変更を余儀なくされたし、 アレクシスが寝坊して、空港での余裕がたったの30分しかなかったんだ。 そんな最後のドラマにも係わらず、東京へのフライトは実のところスムーズだったし、 その後1日のうちに、マーロンの書類が承認されてたという事を聞いたので、 ボクはショウの変更をしなくても良くなった。 プレビューまであとほんの2,3日だ。 ボクたちの問題のほとんども後ろに遠ざかったようだ。 早くも既に一月が経ってしまいました。 プレビューの時に来日していなかったジョエルも幸いに合流できたし、 一安心と思ったら、次から次へと色々な事が起きてしまい、 心配の種は尽きませんが、皆で頑張ってほしいです。 私たちも「Happy Parade」楽しみましょう! (Jainnie K) |