8月8日

最後の2週間半はあっと言う間に過ぎた。
ラスト2公演の準備を始めたから、
ボクは再び「薔薇の精」のリハーサルを始めることにしたんだ。
それ用にニューヨークから持ってきてたイスが倉庫から無くなったって
スタッフが教えてくれたんだけど、
日本で物が無くなったなんて初めてなんじゃないかな?。
それにあれって大きいイスなのに無くなるなんて驚きだよ。

沢山のファンの人たちが作品についてや、
いつまたそれをやるかって事を訊いてくるんだけど、
現時点ではどの作品になるかは確かじゃないんだよね。

横浜でのショウの時に、劇場の通りの向かい側家具屋があって、
そこで正にこの期間用に別のイスを見つけたから、
大阪で「薔薇の精」を追加できたんだ。
大阪l公演は良かったし、テツシがこの地域の出身ってこともあって、
とても素晴らしくよくやってくれた。
彼は今年、素晴らしいパフォーマーとして本当に開花したよ。

ボクたちは、1日だけ鳥取へ移動し、また大阪に戻ってオフが1日あった。
多くのダンサーが行ってお茶をしたりランチをとったりした素敵なカフェがあったんだ。
ボクは窓からそれを見れたんだけど、ダンサーたちを監視するのに良い方法だったね。

次にボクたちは神戸牛で有名な神戸へ移動したんだけど、
そこはまたとても文化的でもあり、そこの素敵な劇場で公演した。

今季最後の「ドラキュラ」だったし、反応も日本の其々の地域によって違ったものがあった。
北ではすごい反応があったけれど、
南の方は作品の話にもうちょっと係わってるように思われた。
結局、オリジナル作品については、それが成功しボクはかなり嬉しかったよ。
観客にとっても、ボクにとっても両方興味のある経験だったね。
来季のスペシャルとしてビデオ収録の可能性があればと願っているし、
頻度の高い作品としてもっと慎重に仕上がるかどうかも気をつけたいと願ってるんだ。

大阪から今季最後の「ワルプルギスの夜」をやる浜松へ移動した。
信念に反して、ボクはどの都市でどの作品をやるかは予定してないんだよね。
ボクは作品とプログラムを作り上げるだけで、
何をやるかの選択は他の人に任せているから。

今季「ワルプルギスの夜」がものすごく沢山やったという事に驚いたよ。
新作のより多くの公演は、バレエのコメディ的側面の発展に良きチャンスをもたらすから、
ボクは勿論嬉しいんだけどね。

東京でのラスト2日間はもう、すっちゃかめっちゃかだったんだ。
「エキジビジョン」と「閉会式」の企画はパズルのようだった。

2回のショウにものすごいバラエティさを出す方法をあみ出すのは本当に大変だったんだ。
それに、思い出になるようなすごい公演をという願い出ショウをビデオ収録してたしね。

その2公演はとても楽しかったし、新作を全部やることができたし、
「スパルタクス」みたいに今季見られなかった作品もいくつかやる事が出来た。

レイも戻って来たから、「ジルコニア」も出来たし、
「蜃気楼」「魅惑のバナナダンス」も出来た。
最終日のショウの朝、
ボクやグランディーバではどうすることもできないとても不思議な事が
ホテルで起こったんだけど、
でも警察の調査のためにボクは6時に起こされて、
そのことで最終日はボクはちょっと動揺しちゃった。
でも、予期せぬ出来事を予測するってことを学んだよ。

最終的には、2004年日本ツアー(ディバリンピック)はすごく楽しかった。
ボクたちは新しい友達も出来たし沢山の人を笑わせたし、何よりそれが1番さ。



彼らが去ってから、早くも2ヶ月が経ってしまい、
懐かしい思いに浸っている今この頃ですが、
今月末頃には、また来季の先行予約が始まってしまうんですよね。
時の経つのは本当に速い!
彼等も其々に日々の生活に戻りつつ、来季への準備をしていることでしょう。

(Jainnie K)


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