spacesisが歩く世界遺産地区
   
Casa da Musica(音楽堂)
Cidade do Porto

「Casa da Musica」は地図赤い○で囲まれているところです。


           

2009.10.

             Casa da Musica             

 所在地:Avenida da Boavista

 ガイドツアー時間(ポルトガル語/英語)
 月曜〜金曜  11:00 15:30 
 土曜、日曜   10:30 15:00 16:00
 入場料:一般 3ユーロ 学生/団体 2ユーロ       
 所要時間:約1時間

ポルトのビジネス街ボアヴィスタ・ロータリーの一角にある、巨大な岩の塊のような建物が
カーザ・ダ・ムーズィカこと音楽堂だ。             

2001年にヨーロッパ文化都市に指定されたポルトが、その事業計画の一環として
市が手がけたのが、このカーザ・ダ・ムーズィカの建築である。   

1999年にコンペにより、オランダの世界的な建築家、レム・コールハース(Rem Koolhaas)
の建築事務所が担当することになり、完成が待たれたが2001年には間に合わず、
出来上がったのは文化都市の役目も終わった4年も後の2005年4月。                           

完成が遅れたのには、3300万ユーロの予算だったのが、4倍の1億1000万ユーロにも上り、
物議をかもし出した理由がある。             

完成したカーザ・ダ・ムーズィカはコンサートホールとしては見るものの意表をつくような斬新さ
で、「過去100年で建てられたコンサートホールの中で最も重要なひとつに数えられる」と、
ニューヨークタイムズ紙上で建築評論家のNicolai Ouroussoffは書いており、世界中の
アーティストを刺激した。

毎週土曜日の職場に向かう時はいつもわたしはここを車を走らせたのだが、その度に完成は
まだかまだかと、横目で眺めながら通ったものである。     
なぜならば、ポルトのもうひとつの音楽ホールは「Coliseu=コリゼウ」では、大掛かりな
オペラやミュージカル、シンフォニーを演奏するには小さいのである。
カーザ・ダ・ムーズィカができることで、ポルトでもやっと国際的なコンサートが聴けるかと
大いに期待したものだ。                      

が、できあがって知ったのは、この音楽堂は1000人ちょっとの主要なコンサートホール二つと
その他、ワークショップやアクティヴィティに使用する小スペースからなり、コンサートホール
そのものは3000人が収容できるコリゼウ劇場よりも小さいということだった。          

夫とともに出かけたことがあるのだが、カーザ・ダ・ムーズィカのコンサートホールでは、
ディナーショーも催される。 

    
                        Casa da Musica

   
 宇宙船の乗り口を思わせるようなカーザ・ダ・ムーズィカ入り口。   内部ホール。ここまでは誰でも無料で入れる。

     
            空間構成が興味深い。ホール内を階段の上から撮影してみた。 

     
  左と右の写真はミニコンサートやアクティヴィティ用のアズレージュの間。
  真ん中の写真は主要ホールのひとつで、アズレージュの間から防音ガラスカーテン越しに、覗くことができる。
  

        
      カマロッティ(=特等席)。イスに腰掛け垂れ下がった小さなスピーカーからはカーザ内の様々な
      音が聴かれる。 右も使用できるスペース。

                   

                                                 
                カーザ・ダ・ムーズィカのガムラン楽器                
          
     これ、鍋釜の類ではありません(笑)
                                                  
    バリの民族音楽合奏に使われる打楽器でガムラン、もしくはガメラン楽器と 
    呼ばれるものです。
      
               ガメラン楽器は全てが打楽器。

        
             見るほどに美しい伝統楽器です。
                                               
     
                                               
          ↓上の楽器の一部を拡大してみました。
      
   ガイドさんによると、ここに載せてある写真の全てがガムラン
   楽器の一式になるのだそうです。                           
                                                   
        
  こんな美しいインドネシアの楽器に出会おうとは思いもしませんでした。        
  しかも、外観も内部の設備も超近代的なカーザ・ダ・ムーズィカで。

                     
   ガメラン楽器が設置されているスペースはこんな風になっている。       
   天窓は時に、ここから大きな楽器を運び入れたりするのだそうだ。         
                                                   
   思うに、春秋の満月の夜など、この天窓から月光が煌々と差し      
   込む中、ガメラン楽器演奏など聴いたら、とても幻想的なコンサ    
   ートになるのではないかと思うのだが、いかがか?

  

 

 
    
   
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