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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、人工衛星と打ち上げロケットの資料公開

Space News of Japan編集部 2009年4月1日


今月4日以降に人工衛星の打ち上げを計画している朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が、打ち上げロケットUnha-2(銀河2)と人工衛星KOCOTEC-1の資料を始めて公開した。
それによるとUnha-2ロケット硝酸とUDMHを使用する3段式で、旧ソ連のR-27 Zub SLBMを独自に改良したもの。いわゆる「ムスダン」ミサイルといわれていたものの改良型のようだ。今回の打ち上げではKOCOTEC-1を3基搭載し、一気に軌道に投入する。
地球低軌道に1700kgの打ち上げ能力を持つこのUnha-2だが、資料によるとUnha launch service:ULA社を介して人工衛星打ち上げビジネスに参入するとされており、日本のHAXAやアメリカ高度防衛研究所(DARPA)やアメリカミサイル防衛局、タイの衛星を打ち上げる予定。

これについてアメリカミサイル防衛局は「うっかりUnited launch Alliance : ULAと勘違いして契約してしまった。費用が異様に安いのでおかしいとは思っていた。」と話す一方で、「重量あたりの打ち上げ能力はあのFalcon-1のさらに半額という安さで、北朝鮮が核を放棄するなどして関係が改善すれば本格的に利用することも考えられる。」と話している。

詳細は下のリンクから


Paektusan Launch Vehicle User's Guide (PDF)

図:Unha-2ロケット (c) KCST


図:北朝鮮 東海衛星発射センターの衛星写真。確かに同型のロケットが写っている。