< 破壊的カルト宗教についての考察 >







<1.あなたは「破壊的カルト宗教」を知っていますか? >


「破壊的カルト宗教」とは、「オウム真理教」に代表される、人々に害を与える宗教団体のことをいう。
もちろん宗教全てが悪いわけではないだろう。 それを見分けるには、「破壊的カルト宗教」について学ばなければならない。

「破壊的カルト宗教」は、「マインドコントロール」というものを使う。
しかしそれは、高度に理論化されたテクニックであり、素人の手におえる物ではないといえる。
また、よくある質問の1つに、「どのような人がかかりやすいのですか?」というものがあるが、専門家の間では、「タイミングの問題だ」といわれる。


インターネット上には、いくつか「チェック・目録」があり、それらでチェックを行うと良い。
「マインドコントロール」自体は特定の宗教等とは独立した、普遍的な技術である。
「怪しげな宗教なんか関係無い」と思っていても、自分が属する社会集団、例えば 「国家」がその技法を悪用しようとしたら、
そこから逃れるのはかなり難しい。 その例は「歴史」の中に見ることができる。



<2.「カルトとテロ」 >


「破壊的カルト」というのは、オウム真理教のように外の社会に対してテロ行為を働くといったことだけではなく、
実は「メンバーをカルトの組織に縛り付ける」といったところに現れる。
「思親会」や「モルモン教会」は、「私たちは、薬物使用や テロなどしませんから、カルトではありません」などと釈明しているが、
簡単に入れる一方で、辞めようとすると「地獄に落ちる」などと脅すわけで、やはり「破壊的カルト」である。
組織の「破壊性」が、「外側に向くか、内側に向くか の違い」である。



<3.「破壊的カルト宗教」のメンバーは、「悪人」ですか? >


「破壊的カルト宗教」がまず第一に求めるのは被害者の「心」である。心を捕らえられれば『全てが奪える』からだ。
心を捕らえるにはどうするか?  それには「幸せになれる」、「世界平和」、「世の為人の為、先祖を救う」とか言う。
よって、「破壊的カルト宗教」は、「善意のカタマリ」のように見える。 そのようなシステムなので、当然 『善人』 が集まる。

彼らのほとんど全員が、ある時点では自分自身被害者だった。 彼らは、自分のしていることが本当にあなたのためになるのだと信じている。
・・だが彼らの欲しいのは、あなたの金よりも価値あるものだ。  彼らは、あなたの『心』が欲しいのである。
もちろん彼らは、結局はあなたのお金も取る。
「あんなに親切な人たちなんだから・・・」 などと思ってはいけません。それはカルトの手口・「常套手段」なのです。



<4.「メンバーは純心」 >


・・・事情を聞くと彼らが驚くほど純粋で善良な人たちだということがわかってきた。
「先祖が霊界で苦しんでいる」と言われ、「先祖を救うには○○○の道しかない」と言われ入信した信者たちは、
「先祖の霊を慰める心や家族を思う心」が自然にわき出てくる「純粋な心」を持っていた。
そんな彼らが○○○に入って「大悪人」のようなことを平気で行うようになる。
平気で嘘をつき、平気で恋人を捨て、 平気で家族友人からなけなしの財産を奪う。
ところが「大悪人」であるはずの彼らは『お金を払わせることがその人の幸せにつながる』と思い込まされており、
決して利己的な理由で「霊感商法」をしているのではない。

つまりカルト宗教問題は簡単に正対悪の図式で割りきれない。 信者たちもマインドコントロールの「被害者」なのだ。
今日も、カルトメンバーたちは、『利他の心』で カルト教団に貢献し続けるのである。



<5.「カルト宗教」は、「カルト宗教」にはとても見えない >


ある「統一協会」の脱会者は、入門コースとして教会のビデオセンターに連れていかれたとき、
誘った信者がいつも入り口のところで自分のことを待っていてくれたのにとても感激して、
『とても世間で言われているようなカルトというイメージではなかった』といっている。

「破壊的カルト宗教」は、「あたたかい家族的な雰囲気」に包まれ、「居心地がよい」のが普通である。



<6.「すばらしくないカルト宗教」は存在しない >


「すばらしい理想、すばらしい道徳、すばらしい献身」を表向きに、「人」と、「金」を集める。
自己を省みれる/罪に気付ける/利他心が芽生える/世界を救える/病気が治る/因縁が切れる  etc・・・
またその「すばらしい理想、すばらしい道徳、すばらしい献身」が、まだ十分でないと言い、
信者を叱り、さとし、 それによりコントロールする (一石二鳥) 。
その場合、その理屈が、「より正しく、より感動的」だと、 より効果がある。
「すばらしい理想、すばらしい道徳、すばらしい献身」の無い破壊的カルト宗教は存在しない。それらは破壊的カルト宗教にとって「必須項目」である。
つまり、破壊的カルト宗教の主張は、その大半が、正しい。
また、「すばらしい論理、人のために」を盾に、「言い成りにされる」ような精進では、本当の精進はできず、
その代わり、自分がされたように、下のものを同じ論理で「支配」するようになってしまう。
信者たちは、「支配欲」を満たそうと『吊るし揚げ』を煩雑に行い、自分の精進が進んだ、その人の為に言っているのだ!と「独善的な勘違い」をする。

教義が「とてもすばらしい」時は、お気を付けください!  「ごリッパ教義に納得」してしまうと、取り込まれます。



<7.「神秘体験」 >


また、あなたは宗教に入っていなくても、「不思議な体験」をしたことはないだろうか?
「神秘現象」も、実際存在する。 だがしかし、それは実は「ありふれたこと」である。
マインド・コントロール(思考の操作、誘導)されていると、なんでも教義に「こじつけ」てしまう。

そして奇跡も起こるし「悪因縁」も切れる。 「オウム真理教」や、「法の華三法行」でも「奇跡的な治癒」が正式報告されている。
「マインドコントロール自体が、心理療法として効果がある」ことは、科学的に証明されている。



<8.「嘘」 >


「ものみの塔」(エホバの証人)は、1879年にアメリカのペンシルバニア州で創立されて以来、
何度も世の終わりを予言しなおしては、信者の数を増やしてきた団体である。
1914年にも、1918年にも、1925年にも、1941年にも、1975年にも、「ハルマゲドン(最終戦争)」が到来すると明言している。笑
現在、「輸血禁止」だが、過去においてはそうではなく、 逆に、現在は許されている「臓器移植」はダメだったのである!?



<9.「自動集金システム」 >


集金システムは、巧みな理由で成り立つ。 政界を侵蝕する「創価学会」の場合、お金持ちの信者は、「財務」と呼ばれる献金をするが、
お金がない信者は、「労働力、票、新たなカモ」など を提供する こととなる。 「票は金なり!」である。

破壊的カルトの主な活動は以下の3点に絞られる。  A:集金 B:新たなメンバーの勧誘 C:グループの維持
「実践倫理宏正会」では  A:お祝い金 B:倍加 C:無償の働き と呼ばれる。
マインドコントロールが進むと、 言われなくとも自動的に貢ぐようになる。



<10.「出口なし!」 >


しかし、「すばらしい理想」だけでは信者を「多いに利用」することはできない。
「そうしなければ何が起きるか!」という情報をインプットしなければならない (出口をふさぐ) 。

「真光」の場合、組織を離れたり、反対者の意見を聞いたり信じたりすると、「火の洗礼(2000年までに到来するハルマゲドン)」で生き残れない、
「ミソギ」(病気などの災難により、浄められること)などにより、罰が与えられる。
信者は、「ミソギ」に感謝で応えなければならない・・。 良い事が起きれば神様のおかげ (死ぬまでお返し)、悪いことが起きれば反省、感謝。
「創価学会」、「幸福の科学」の場合、教祖や団体の悪口をいうと、 「地獄に落ちる」「罰が下る」という。笑
(皮肉なことに両団体は互いに批判しあっている)

「カルト」だと分かったら、速やかに離脱する準備をして下さい。
「神罰が下るぞ」「悪因縁が吹き出すぞ」などと さんざん脅されたりするかも知れませんが(笑)、構うことはありません。
そんなのは、「全部カルトの世迷言・妄想の類」に過ぎないのですから・・・。



<11.「救出」 >


年に数回許される帰省の際、家族に「保護」され、半年ほど前に脱会した女性(33)。 彼女も初めは「しまった」と思ったという。
家に帰るとカルトのメンバーがしつこいため、マインドコントロールを解く作業は、実家から離れたアパートなどで行われるのが普通だ。
家族が付き添いで同居。 短くて半年、一年以上掛かるケースもある。
このため、仕事を持つ家族にとっては「仕事か家族か」という厳しい二者択一を迫られることになる。

この女性の父親は「仕事を辞める覚悟をした」と決断した。 「生半可な気持ち」ではマインドコントロールは解けない。



<12.「何が破壊されるのか?」 >


「破壊的カルト」は、「テロをする」とは限らない。 ではなぜ「破壊的」なのか ・・・。

カルトに入ると、
『だれにも強制されないのに多額の寄付をして、いつのまにか個人的な生活そのものを奪われ、
それだけでなく、知らない間に人格までもが作り替えられてしまう!』
のである。

「騙されていた」とわかると、元信者は深刻な「精神的ダメージ」をこうむり、
それが完全に回復するまでには、 「その団体に所属していた時間と同じ位かかる」といわれている。
奪われたものについて考えれば考えるほど、 元信者は深い悲しみに沈むことになる。
元信者:「今まで、真理であり正しいと信じていたものが、実はその正反対だったなんて!」

また「破壊的カルト宗教」には阿片の要素があり、
やめると心に空白ができたり、またそこでの論理が染みつき、「禁断症状」、「フラッシュ・バック」、「心身症」、などの後遺症が深刻なため、
辞めるより、続けることのほうが『楽』である。

破壊的カルトが破壊するのは、 『その人の人生そのもの』なのだ。



<13.「破壊的カルト宗教が恐れるもの」 >


その組織の過去のスキャンダルは、「組織に都合の良い解釈を加えられてから」信者に伝えられる。
組織の論理には、それなりの整合性があるので、その解析には数年〜の努力を要する。
近年、インターネットの普及により、「破壊的カルト宗教」についての「動かしがたい事実」が公表されてきており、その対応策として、
(理由をつけて) 破壊的カルトが情報を遮断しようとしている (希心会、ワールドメイト、佼成会 など) 。
「破壊的カルト宗教がもっとも恐れるもの」は、 それ自身の「隠された歴史」そしてその「手口の解析」なのである。



しかし、そのような対応策を講じることは資本主義の一般社会ではまさに「常識」であり、
破壊的カルト宗教も、神仏を利用した、すぐれた「営利システム」であるかぎり、そのような 汚れた手段を採ることは、「もっとも」であると言えるだろう。

現在、主に 「真如苑」などの悪質宗教カルトの特異性が強調されているが、
「マインドコントロール」の技術そのものは、政治、経済、健康などのカルト集団でも利用が可能であることも付け加えたい。

カルトはあなたの、すぐ隣りに居ます。 くれぐれもご注意を!!





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刈人宗教解析倶楽部