現在メインの楽器です。1956年製の”EK Blessing Standard”(たぶん学生モデル)です。ラージボア(0.468)ですがベルが先細りで非常に抵抗感があります。
「XENO」に比べて楽器としての質はかなり落ちますが50年以上前の楽器とは思えず新品みたいです。
 ビストンはステンレスで機密性はスカスカです。たぶんもともとそんなものだったような感じです。倍音も少ないし中高音域も出しにくく決して楽ではないし、学生モデルにありがちな反応の悪さが最も不満なところです。・・・・・ですが妙に気に入っています。このあたりは理屈ではないですね。長所をあげれば、作りがシンプルで非常に無駄がなく、ピストンのストロークも短くてヴァルブもコンパクトです。ベルもきれいでミュートを使った形跡がありません。ヴァルブガイドがプラスティックだったので真鍮製に変えました。ベルは2枚取りです。バランスは前に重心があるので少し持ち疲れします。

現在使っているマウスピースは"Schilke 24"(左トランペット・右コルネット)でカップにえぐり(リム下からショルダーまで)を入れて市販のものよりカップ内のスペースがかなりあります。見てのとおりボールカップになっています。コルネットの方は僕の楽器に合わないので少しカットしてあります。


コルネットは”Connstellation”(1966年製)です。0.485ボアです。とても吹きやすいですが構造上ピストンがやや重く感じられます。スーパーボアですが全くきつくはありません。反応もとても良いです。






現在お休み中の1993年購入の初期の”Xeno”で最初からノーラッカーです。リードパイプは抵抗の大きいバックの「NO.25」を使用。ピストン軸を真鍮製、第一抜き差し管ホックを「Oリング」、ウォーター・キーは「AMADO」にそれぞれ取り替えてあります。現行のものよりやや軽いかもしれません。
 持った感じのバランスが非常に自然で、無駄がなく、つくりも非常に丁寧です。ピストンの音切れの良さや中高音域の倍音の豊かさは流石です。
 かなり金属疲労感があり、ヴァルブもそろそろ危ないので現在はあまり出番はないです。しかし音色は持っている楽器の中では最も気に入っています。