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対戦の心得(中級編)

テトリスに慣れてきた中級者や、レーティング6000台を目指す人向けの内容です


用語説明等
穴の隣の列は低めに
凹型に積む
紫の置き場所に注意
潜り込ませのパターン
穴の位置を維持して積む
3列積みのパターン
4列積みのパターン
穴の上に積まない
アイテム中級編



用語説明等

TSとはT-spinの略です。
TSSはT-spin Singleの略です。

→A→ のような記号は、左の図の位置で一番下まで落とし、Aボタンを押せば右の図のようになるということです。



穴の隣の列は低めに

特にかなり高いところまで積み上がってるときには重要です。

きれいに積んであるものの、棒がなかなか来ないために穴に棒以外のテトリミノを入れて1〜3ライン消しをすることを「削り」と言いますが、穴の隣の列を低めにしておくとその削りがやりやすくなります。

削りができる例

      


1番目と2番目は要するに、穴の1つ左の列が低ければ緑や橙で、1つ右の列が低ければ赤や青で削ることができるということです。

3番目は1つ左が低いときに紫(青でも同様)が来た場合の例です。
図の向きで落とすと9列揃った積みが2ライン増え、その後すぐに棒が来る場合には非常に有効です。
最初は緑と同様の感覚で逆向きに落としたくなるかもしれませんが、それでは穴をふさいでしまいます。
しかし、紫1個ではなく、紫が2個または紫と青が来た場合は、4番目の図のように対処すれば穴はすぐに復活します。
(初級編の端から2列目に穴がある場合の対処の応用)

穴の2つ隣の列まで同じ高さの場合は5番目の図のように消す手もあります。


削りができない例



このように穴の両脇が高いときは棒以外を穴に突っ込むのは無理です。
さっさと周りを積み上げてしまいましょう。
キノコを使われたときに棒を穴に落とし損ねる恐れもあるので、いつまでもこのような状態でいるのは危険です。



凹型に積む

いきなり今までの話と少し矛盾しますが、まずは次の2つの図を比べてみてください。
どちらがこの先積みやすそうに見えますか?

  



どちらも一応どのテトリミノが来ても置ける形ではありますが、右の方は中央付近がもう少し積み上がると左右が分断され、待ちが少なくなりそうです。
1〜2列目や8〜9列目が孤立していき、2列積みを強いられることになるでしょう。

それに対して左の方は、一段の段差に引っ掛けるようにして緑や赤を寝かせて置くことができるので、素早くきれいに積むことができます。
さらにその後も孤立部分ができることはなく、1〜2列目に置くか1〜3列目にまたがって置くかというような選択の余地を残せます。

  


実はどちらの積み方をするにしても、端の方に置くテトリミノの種類はかなり限られてますが、そのように待ちが少ない部分を先に積んでしまうことで後が楽になるのでしょう。


凹型の地形を維持するには端に橙、青、紫などを置くのが有効です。

使用例

    
                 ↓
    


ここが穴の隣を低くするという話との矛盾点ですが、1列目の方はともかく9列目の方は下手に高くすると、積みやすくはなるけど削りができなくなるという欠点があります。
状況を見て高くするべきか低くするべきか判断してください。



紫の置き場所に注意

深く考えずに積んでいると、たまにこのように凹凸だらけになって、黄が来たときに困ることがあると思います。



端的に言うと、このようになる原因と解決法は共に紫です。

窪みに紫でふたをすれば少なくとも3列分の平地ができることがわかると思いますし、
実は立てて使っても置いた2列の凹凸の位置が入れ替わるので有効です。
下の図では高さが2列目>3列目となっていたのが2列目<3列目となり、
1〜2列目と3〜4列目の高さが等しくなりやすくなっています。

凹凸解消時の紫の置き方はNEXTを見ながら決めてください。

  


しばらく紫が来なくても、NEXTの内容次第では諦めて穴を作ってしまわなくても、TSを使って凌げることがあります。

→A→


これも無理だと思ったら潔く諦めて、なるべく空けてしまう穴が少なく済むような置き方を考えましょう。


原因の方は自分の積み方を見直す意味でも、自分で実際に実験してみて実感してもらいたいと思います。
あまり実際にやってしまいそうな例ではなさそうですが、悪形ができるまでの一例を示してみました。(2順目の途中まで、1順目の棒はホールド)


(※左の図の時点ではまだ全く問題のない形です)

感覚的な話になりますが、紫はデコボコ度の変化に密接に関わっていると思われます。
比較的平らな場所に置けばその周辺の凹凸が激しくなり、凹凸の激しい場所に置けばその周辺が平らになってきます。
よって、2つの紫を離れた場所に置くと地形が全体的に悪くなり、近くに置けば多少悪くなってもすぐに元に戻るということになります。

きれいに積めてると思うときと、すぐに悪形になってしまうときの紫の位置を、一度は確認してみると良いでしょう。

地形が悪くならないように、また悪くなってもすぐに解決できるように、棒をホールドしていないときはなるべく紫をホールドするようにできるといいかもしれません。

意識したいホールドの優先順位
 棒>紫≧橙、青>黄、緑、赤



潜り込ませのパターン

TSが出てきたついでに潜り込ませのパターンを紹介しておきます。
知っておけば置き場所に困ったときの選択肢が増えることでしょう。

→左→

→A→

→A→

※茶色の位置が埋まっていないと(壁でも可)失敗します。

紫をこのように回転させて潜り込ませることで1ライン消しをするとTSSになります。



穴の位置を維持して積む

相手から送られてくるブロックの穴の位置は頻繁に変わりますが、それでもフレンド対戦のハンデ5でもない限りは、穴の位置は変わらない確率が一番高いです。
よって直前にせり上がってきたブロックの穴の位置を維持して積めば、さらに攻撃を受けても運が良ければ掘り作業をしなくて済むことになります。

9列積みはそろそろ安定してきてるかと思いますが、実戦では穴の位置によって臨機応変に8列と1列、7列と2列、6列と3列、5列と4列に分けて積む必要が出てきます。

こういうときに積みにくいのはだいたい狭い方です。


1列積みは棒でしかできないので最も困難です。
むやみに1列の方に棒を立てると、消すための棒が不足するので注意が必要です。
積極的に削りを利用して棒不足にだけはならないようにしましょう。

2列積みは初級編で解説したように、同色のテトリミノを重ねたり、場合によっては紫や棒によって待ちを上手く変えながら積めば、特に苦労することはないかと思います。

3列や4列の場合は以下で紹介するようにいくつかパターンがあるので、それを覚えてしまうと良いでしょう。
そのパターンに使うテトリミノが来たらそちらに使い、それ以外は広い方に適当に積めばいいという訳です。



3列積みのパターン

      


      


      


覚えておきたいのはこれらの上2段(8種類)です。
3番目と4番目、5番目と6番目、7番目と8番目はそれぞれ上下をひっくり返しただけなので、事実上は5種類ですが。
これらのように積めば3×4の塊ができ、4ラインずつ消すことが基本であることも考えると、これは非常に都合がいいと言えます。

覚えるコツも少し。(というより丸覚えより感覚で覚えた方が良い)
・橙や青(L字)2つの間に黄、緑、赤(ホールド優先順位の低いもの)を挟む
・紫は2つで1組
・挟むものがないときは橙や青も2つで1組

9番目はおまけ程度で。

10番目と11番目は上のコツを無視してしまった例です。
紫が2つ来なかったときはやむを得ず緑や赤を置くこともあるかと思いますが、その場合は棒も必要になってきます。
それで問題を先延ばしにすることはできますが、結局もう1つ紫を使うまでは平らには戻りません。
11番目の右側のように橙の次に青を使ってしまうと、中央に高いでっぱりができて一気に待ちが少なくなります。
これだけは絶対にやってしまわないように注意したいところです。

12番目はあえて無理に3列積みをせず、削りができるようにした例です。
攻撃力は落ちますが、場合によってはこれでもいいでしょう。
一応後から3列目に棒を立てたり、「穴の隣の列は低めに」の項目の3番目の図のようにして2ライン増やすことも可能です。



4列積みのパターン

      


    


      


  


基本的なのは11種類です。
その内初めの6種類は先程の3列積みを横にしただけです。
ここまではコツも3列と同じですし、むしろ4列の方が多少ツモ順が悪くてもちゃんと置ける可能性が高くて事故も少ないです。

8番目から11番目は地形が平らでないときの積み方です。
同じ色のテトリミノが連続で来る必要があるので1種類だけでは長続きしませんが、8番目から10番目の3種類は併用することが可能です。
場合によっては置き場所に困った大量の同色テトリミノを処分できたりもするので、意外と使うことがあったりします。

元々の地形が10番目までの図と違っても、いくつか積んでいけば必ず平ら、1列が高い、2列が高い、1列が低いのいずれかの状態になります。
11番目と12番目の図でその例をいくつか示しています。

最初は覚えるのが早いと思いますが、慣れてきたら適当に積んでみて、後でよく見たらどれかのパターンと一致してたというようになるのが理想だと思います。
そして色々パターンを示しはしましたが、これだけに囚われず、他の項目の内容なども思い出して有効に利用してください。



穴の上に積まない

ここで再び掘りについて解説します。
初級編では知らないと致命的なことだけ触れましたが、ここではもう少し素早く掘ることに主眼を置きます。

まず次の図で、この先のツモが青、紫、緑、黄、赤、・・・と続いたときどうしますか?









とりあえずこう置きたくなるかもしれませんが、これは不正解です。

正解は、まずこの青は邪魔なので適当な場所に追いやります。



以下次のように進んでいきます。

    


これがどういう思考に基づいているかを解説していきます。
最初に戻って、この図ではまず7列目に何らかのブロックを置かなければなりませんが、消した後のことを考えると極力同時に6列目には積まない方がいいことがわかるかと思います。



この図では1ライン消した後に6列目の穴に見事にふたをしてしまっています。



要するに最初に7列目の穴を埋めるのに使えるのは、赤、紫、橙、棒ということです。
(黄は元々無理、青は直後に棒と青か紫が来るなら可、緑は最悪)
それらが来るまではどこか他のところに追いやっておくしかありません。

以下6列目の穴を埋められるのは緑、青、紫、棒となり、
3列目の穴を埋められるのは緑、赤、青、紫、棒となります。
(1〜2列目に黄を置いた後は赤、紫、棒に減ります。)
いざとなれば選択肢はこれだけありますが、消した後の地形を考えるともちろんあまり使いたくないものもあります。
どのテトリミノで埋めるのかを考えながら、他の場所の積みも疎かにならないように気をつけたいところです。


掘りを素早く行うには穴の上(この例での3列目や6列目)に積まないことが重要であることがわかってきたかと思います。
それでどれくらい下の方の穴まで考慮できればいいのかという問題がありますが、基本的に2つ下(この例での3列目)くらいまで見ていれば十分です。

かなり下まで見ているつもりでも、このようになってしまっては失敗です。



順番が間違っています。
後の2列目にできる穴を見越してこのようにしたつもりでも、まず7列目の穴を出すために2列目を埋めなくてはいけません。
一番低くするべき列、その次に低くした方がいい列、その次に低く・・・・(略)がどうなっているのかを間違えないように気をつけましょう。


2006 10/7追記

後から見たらより良い掘り方があることに気付いてしまいました。
6000台でここまでできる必要はありませんが、気になる方はこちら



アイテム中級編

・主な使い時
赤コウラ・・・穴の位置がずれたら、画面2/3くらい積み上がってしまったら
スター・・・軽く地形を整えてとりあえず、高く積み上げた後連続テトリスに
バナナ、サンダー・・・相手が高く積み上げているとき
テレサ、キノコ・・・即使用


・使われたときの対処
キノコ・・・変な場所を高くしないように注意しながら積む
テレサ・・・ホールドをNEXTの代わりにする手も(無理にホールドの棒を使う必要はなし)
バナナ・・・気を取り直す
スター・・・可能な限り送られてくるブロックを相殺する
      相手が窒息寸前でない限り無理な攻撃を仕掛けない
サンダー・・・NEXTを見てずっと先まで置けそうでない限りはとにかく時間稼ぎ
       やむを得ず置く場合はまずとにかく穴をふさがないように
       それも厳しければできる穴がなるべく少なくなるように
       ホールドを使えば向きが変わる場合もあるので注意


使い時もまたとりあえず挙げてはみましたが、やはり無理に意識するあまり積みが疎かになっては意味がありません。
よほど相手の画面を見る余裕があるのでなければ、赤コウラとスター以外は即使用でいいでしょう。
即使用といっても積みながらXボタンを押すとミスる可能性もあるので、ラインを消すと同時にアイテムを使用する手もあります。
赤コウラとスターは自分の画面に影響が出るので、使い方には多少注意が必要です。


赤コウラを使用することによって、4ライン消しが2ライン消しになったりしないように気をつけましょう。これは最悪です。

→X→ →上→

ただし、上を押すのが十分早ければ、ちゃんと4ライン消した上で2ライン削ってくれます。
(上の例では上とXを押した後はフィールドにブロックが1つもなくなる)

赤コウラの使い時がなければ、このようにほとんど消し切ったときに、ついでに捨ててしまおうとすることもあるでしょう。
しかし、時には置きミスのカバーに使えることもあります。

      

このように置きミスをしたときは、とりあえず無視して普通に消していれば、自然と消去したいラインが下の方に追いやられるので、そこで赤コウラを使いましょう。



スター使用時は、とりあえず低い列から落として消していけばいいかとか、単純に端から順に積んでいけばいいかとか思うかもしれませんが、落とす順番は実は結構重要です。



このような地形のときは別に何も考えなくてもいいです。
4列目だけ残して全速力で端から順に積んでいけば問題ありません。


問題はスターを使って掘るときです。
例えば次の図のような地形のときにスターを使ったとして、1〜3列目などが低いので埋めたくなると思いますが、落とす順番はどうしますか?
(棒は全て縦にして落とすことにする)






レートが低い人のプレイを見ていると、平気で1、2、3、8列目の順に落としてたりしますが、これは最悪の順番です。

正解は8、3、2、1列目の順です。
(正確には1列目が最後なら他の3列の順番はどうでもいい)

1、2、3、8列目と落としていくと1ライン消しを4回することになりますが、2、3、8列目を埋めてから1列目に落とすと4ライン消しができます。
4ライン消しではもちろん4ラインのブロックを送ることができますが、1ライン消しで送れるブロックは0です。さらに、4回も消すとかなりの時間ロスにもなります。


スター時の積み順問題をもう1つ。
次の図のような場合はどうでしょうか?






3〜7列目と10列目を埋めてから1列目に落としてテトリスを狙いますか?


それは不正解です。

事情が違う場合もたまにはあるかもしれませんが、基本的には掘りが優先です。
10列目は埋めてはいけません。
10列目に置けないとなれば、2ライン消しが限界です。
2ライン消しをするために7列目、1列目の順で落とし、その後高さ4に達しない列を埋めて、10列目に落としてテトリスを狙います。
(このとき2ライン消しに必要ない3〜6列目には落とさない方が良い場合が多い)


スター中は可能な限り高速で操作したいところですが、全速力で操作しつつも、落としてはいけない列(次の穴がある列)、落とさない方がいい列(次の次以降の穴に関わる場合がある)、消すために最後に落とす列(一番低い列)を見誤らないように気をつけましょう。




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