★ホームページへ
    ノーベル賞に匹敵する甲田療法   少食の基礎理論
★「少食で健康」を、自分の身をもって実証する甲田先生

甲田療法とは


★現代の仙人を生んだ甲田先生

 昔、仙人は深山幽谷に住み、霞みを食べるといわれていた。
 「現代の仙人」は都会に住んでいる。

 その食べるものは、霞みではなくて、野菜ジュースである。
 ご飯、肉、卵、魚などは一切食べない。
 一日の食事は一日1食、5種類の野菜ジュース一杯である。

   このような「現代の仙人」を生み出したのは、甲田光雄医博(78歳)である。
 甲田先生は、関西は八尾市で甲田医院を開業されておられる。
 甲田先生は食医である。
 食医とは、食物で病を防ぎ、病を治す医師のことである。

 現代では、医師といえば、薬医がほとんどなので、食医はまれな存在である。
 明治時代、石塚左玄(明治陸軍の薬剤監・食養の元祖)という有名な食医がいた。

 さて、甲田先生は、難病直しの名医ともいわれている。
 現代医学でお手上げの難病・奇病を、食物(玄米と野菜)と西式健康法でもって
 快癒させてきた。
 「現代の仙人」たちは、甲田先生のかつての患者である。

 「現代の仙人」は、その病が癒えて退院してからも、
 入院中の治療食を自宅で続けた。
 入院中の治療食というのは、
 生玄米、生野菜、豆腐、ゴマペーストといったものである。
 家庭でも、このような食事を続けているうちに、玄米、豆腐を外して、
 野菜ジュース(青汁)だけでも、大丈夫ということがわかった。
 こうした経緯で、「現代の仙人」が誕生したのである。

 「現代の仙人」は、破天荒な存在である。
 現代医学と現代栄養学の常識を覆してしまったのだから、
 これは、日本が世界に誇るに足る偉業といわなければなるまい。

★現代医学・栄養学では説明がつかない

 先に挙げた「現代の仙人」について、
 学者の談話が週刊誌「アエラ」(1996年3月4日号)に出ている。

 「150キロカロリーで生きている、という結論では荒唐無稽になってしまうが、
 そういう人々のエネルギー源が、食事以外にもある可能性は否定できない」
  (岡山県立大学栄養学科長、三輪谷俊夫教授)。

 「事実だと信じられても、なぜ存在できるかは、現代医学が到達している
 水準の知識では説明できない」 (浜松医大竹内宏一教授)。

 この生菜食について、武庫川女子大学教授の清水毅氏(保健体育学)の
 報告がある。
 同氏の奥さんが生菜食を実行した。
 「生菜食だからこそ、長時間実行しても栄養不足に陥らず、良く働けるのです。
 そこに、生菜食の持つ未解決の秘密が隠されているのでしょう」。
 同氏によると、一日の総カロリー、蛋白質、脂肪なども正確に測定したという。
 奥さんの一日の摂取カロリーは平均800キロカロリーであった。
 肝臓機能にも異常が認められなかった。

★甲田療法の生菜食メニュー 

 「甲田療法」の標準的なメニューを挙げておく。

 先の野菜ジュースだけの「仙人食」よりも緩やかである。
 食塩以外は、すべて有機栽培の米と野菜。朝食はなし。
 昼食は、次の生野菜(5種類以上・計250g)で、しかも葉を泥状にして、
 そのまま食べる。
 ホウレンソウ、ヒロシマナ、キャベツ、ニンジン葉、レタスにレモン半個を加える。
 根は、次のものをおろし器で細かくおろして食べる(計250g)。
 ダイコン100g、ニンジン120g、ヤマイモ30g。
 そして、生玄米70g(粉末)/豆腐半丁/食塩5g。
 夕食は昼食と全く同じ。

 このメニューは、先の「仙人食」よりもカロリーは多いが、
 それでも一日の総摂取カロリーは850キロカロリーにすぎない。
 現代医学と栄養学では、基礎代謝量(安静状態での体のエネルギー消費量)
 だけでも、成人の場合、一日およそ1200キロカロリーが必要とされている。

 蛋白質の摂取量にいたっては、現代栄養学からみると常識外れの
 1日25〜27グラム程度である。
 このような生菜食でもって、膠原病をはじめ、慢性腎炎、糖尿病、
 慢性肝炎などが好転する。

 動物性蛋白質・動物性脂肪ぬきの食事でも、栄養不足にならない。
 また、玄米も煮ないで、生のまま粉末にして食するのも、ユニークである。
 加熱で生じるアルファ型デンプンよりも、生のベータ型デンプンに、
 いっそう治療効果があると、甲田先生はいう。
 これも、現代栄養学の常識を打ち破るものである。

★少食は慈悲である

 甲田先生の食物療法の基本は体質改善にある。

 古諺にも「少食に病なし」という。

 食の本質とは、
 仏教の教えである慈悲の実践にあると、甲田先生は喝破される。
 「食する」とは、他の動物と植物の生命を奪う行為に他ならない。
 だから、人間の「食」の犠牲になる動植物の生命をできるだけ奪わないこと、
 すなわち、少なく食べること(少食)こそ、仏教の教えにかなうものであると。

 この教えに反するとき、すなわち、過食(大方は過食である)をすれば、
 病に襲われるし、また、病からの回復もはかばかしくない。
 「悔い改め」つまり「食い改め」なくては、病を予防できないし、
 疾病も根治しない。

 少食が慈悲とは、卓見である。

 甲田療法では病者の自覚の大切さが強調される。
 少食でもって、自らの病を自ら治そうという意識が大切となる。
 ここが、病者の自覚には重きが置かれず、もっぱら薬、医師の技術、
 医療機器などに頼る現代医学とは根本的に異なる。
 少食そのものが治療法なのである。

★生菜食は省エネルギー

  いってみれば、甲田先生の治療法では、少食という最小のエネルギー
 摂取量でもって、健康という最大のエネルギーを発揮できる。

 これは、疾病の治療法を越えて日常生活のあり方にもなりうるものである。
 医師要らずで健康で働けるほど幸福なことはないではないか。
 また、健康で働けるということは、医療費がいらないことになる。
 貧者は病気と無縁になり、健康とスタミナを得る。
 富者が金にあかせて食事に贅を尽くすとき、病気という生物界の掟が
 待ち受けている。

 特に、生野菜療法は燃料不要(環境保全)で、かつ動物性食が皆無で
 あるから、これは省エネルギー食事といってよい。

 食糧自給率が激減している日本では、甲田先生の少食には大きな意味がある。
 輸入食糧が途絶しても、国民が飢餓に陥らずに生存できることを教えてくれる。

 「甲田療法」(仏教−医学)を生み出した日本は、
 21世紀人類に最大の貢献をすることになるだろう。

                                   (札幌タイムスより)

      ★ページのトップへ

    「少食で健康」を、自分の身でもって実証する甲田先生

 今回、ゲストにお招きしたのは、日本綜合医学会会長で、医学博士でもあられる
甲田光雄先生です。
 半世紀も前から、西式健康法、断食療法、生菜食療法など、自然医学の研究に
取り組みはじめ、後にユニークな健康指導医として開業し、現代医学では難治とされる
様々な疾患に挑戦を続け、多くの治験例を挙げています。
 「あなたの少食が世界を救う」(1999年、春秋社)、「断食療法の科学」(1973年、
春秋社)など、数々の著書も手掛けています。
 自らも丼一杯の生野菜と生玄米を一日一食で過ごされ健康を実践されている、
甲田先生の食に対する生き方と思想には、思わず共感、感嘆を覚えるお話が
あふれていました。

21世紀は、少食を避けて通れない
岩崎 政治の世界では構造改革が流行語になっていますが、
  私達の身体も、構造改革、体質改善の必要がありますね。
甲田 ええ、世の中を変えるのは食の改革からです。
  食の改革をやらずして、どうして世の中変えられますか。
岩崎 食は、心と身体の基ですからね。
甲田 愛と慈悲の食生活を実践しないで、どうして民族が栄えるのか。
  食糧問題も環境問題も、少食を避けて通れません。
  再来年、国連で少食の話をしてくれと言われました。
  どうしてですか、と尋ねると、少食を避けて人類は21世紀を通れないと…。
岩崎 先生は自ら実践されてきていますから。
  もともと人類は、飢餓との戦いではなかったでしょうか。
  今みたいに飽食の時代になると、成人病や精神の退廃の問題が出てきて、
  弱肉強食のような殺伐とした世界になって、そこから愛と慈悲なんか
  雲散霧消しますものね。
甲田 人間も文化もある程度豊かになると、それ以上は、だめです。
  もう日本は、自浄作用のレベルを超えていますから。
  おっしゃるように、食事改革から、この国の出直しを図っていかなくちゃならない
  ですね。だから綜合医学会で旗を振れと言ってるんですよ。
岩崎 それは意義のあることだし、先生も使命感を持ってやっておられるということ
  なんでしょうね。
甲田 しかし、少食は風当たりが強いですな。
  少食の時代では、困る方が多いんでしょうね。
岩崎 先生が玄米自然食の少食療法を取り入れられて、何年になりますか?
甲田 もう30年になります。
岩崎 先生ご自身も幼少の頃は、身体がお弱かったんですか。
甲田 もう医者に見放されていました。
  そして西式健康法に出会って、このように健康になったんです。
  その西式健康法の根底に少食があるんです。
岩崎 玄米酵素を開発創始した岡田悦次先生も、西式健康法からなんですよ。
  やはり身体の弱い方で、玄米食を始めたのですが、胃も歯も悪くてなかなか
  できなくて、そうこうするうちに一番いいのは麹で発酵させることだということで、
  そんな時に私と出会いがありまして…。
甲田 そうだったんですか。西式健康法とそんな深いご縁があったとは、
  今日初めて知りました。
岩崎 私も虚弱だった身体に一条の光を見い出したのが、玄米自然食でした。
  ですから、先生とも共通点がありまして、玄米食の効用を食事の指導とともに、
  世の中に広め健康に尽くすことは、経済も社会貢献も一緒にできるじゃないかと
  会社を興したのが昭和46年です。今年ちょうど30年を迎えました。

  甲田先生(写真)       甲田 私は断食療法を始めて51年になりました。
   『断食療法50年を顧みて』という本も執筆中ですので、
   できましたら、ぜひご覧ください。
岩崎 それは貴重な本ですね。私がこの仕事を始めた頃、
  森永ヒ素ミルクの患者さんが先生の断食療法を試みて、
  非常に排泄が活発になったという記事を拝見したのを覚えて
  います。
甲田 あれは大きなニュースになりましたね。

  大阪大学の丸山教授と一緒にやらせていただいたんですが、                  丸山先生は家に何十遍も来てですね、断食の患者さんを
               見ながら、「甲田君、あれはこうだ、これはこうだ」
               とやられていましたね。

少食でアトピーを治す−腸を整え、健康を保つ
岩崎 治療に少食療法、断食療法を取り入れて開業されたのは、
  何年頃だったんですか。
甲田 昭和38年ですから、かれこれ40年近くなります。
岩崎 現在、世の中で潮流になっているものは、先生がもう半世紀前に
  始められていたということですね。
  大阪大学の先生方も見学にいらしているとお聞きしましたが。
甲田 アトピーの治療法ですね。
  果たしてどこまで治っているのか調べてみたら、ものすごい効果があるのが
  分かりました。その時、親しい友達が「甲田君、これほんまに自信あるのか。
  なかったら早めに断っておかんと恥かくぞ」と忠告してくれて、
  大丈夫、まかしとけ、って答えたんですけどね(笑)。
  だからアトピーは甲田療法で治る、ということが阪大で実証されたんですね。
  岸本学長も来られて「なるほど、治る」と。
岩崎 それはすごい功績ですね。
  食べ物を通して腸の改善は、土台というか、基礎ですか。
甲田 そうですね、今の現代医学にはそれがないんです。
  大きな盲点ですよね。ハイ・ゲンキがもっと表に出ていって、
  やっぱり腸を整理したら、こんなに病気が治ったということを広めてほしいですね。
  ノーベル賞の生理学の受賞者で、ビタミンは単独じゃだめだ、
  タンパク質と結びつくとか、そうじゃないと働かないんだ、
  と唱えている方がいるんです。
  ビタミンの製薬会社が震え上がったといいます。
岩崎 ははあ。
甲田 だから自然の姿で取り入れるのが一番なんです。
  それがいわゆるハイ・ゲンキでしょう。                       岩崎社長 
(写真)岩崎 そうです。ビタミンやミネラルもチームワークで働いて、
  力を発揮するんですね。
  やっぱり西洋は純粋に取り出したものをひとつだけ発見して、
  それがあたかも全てのように研究されてきましたよね。
甲田 西洋の科学思想ですね。
  それはもう、行き詰まってきています。
  これからは東洋思想です。
岩崎 木を見て森を見ずという言葉もありますが、
  西洋は部分が全体を作る思想ですが、東洋の場合は部分は全体の一部に
  過ぎないという、逆の見方をしますからね。
甲田 西洋から東洋への転換をしなければ。
岩崎 飽食、美食から、少食、健康へと転換が必要ですね。

一日一食の生野菜と生玄米が涙が出る程うまい
岩崎 京都大学の元総長、平澤興先生は、人間の食べる分量は
  生まれた時に決まっている、とおっしゃってますね。
甲田 ええ、そうですね。
岩崎 少食でじっくり長生きするか、毎日飽食で早く死ぬかと(笑)。
甲田
 あの方は医学者であり、思想家でしたね。
  私の患者さんには、たった青汁1杯で7年間、元気に過ごされている方も
  いらっしゃいます。
岩崎 はい、マスコミでも紹介されましたね。覚えています。
甲田 でも、マスコミで、いくら取り上げられても、学会は信用しないんです(笑)。
岩崎 今の栄養学理論からいったら、ありえないことですものね。
  先生は、今、一日一食ですか?
甲田 ええ、夜の八時に1食だけです。
  今は700キロカロリーくらいですが、あと200キロカロリーくらい少なくして
  10年間続け、論文を書きたいと思っています。
岩崎 それはカルチャーショックでしょうね。
  先生は77歳ですが、髪の毛も白髪一本ないくらいで。
甲田 ないですね。丼一杯の生野菜に、ダイコンとニンジンを擦りおろして、
  それから生の玄米。それだけで、健康そのものです。
岩崎 生ですと酵素が死なないですものね。
  生命食ですね。
甲田 朝は四時に起きますが、食べるのは夜の8時です。
岩崎 おいしくお食べになれますか。
甲田 毎日毎日、涙が出るくらいおいしいです。
岩崎 一般の人が聞くと、そんなものを食べてまずくてお気の毒と思うような
  食事ですが(笑)。
甲田 本人にとっては、こんなおいしいもの、ないんですよ(笑)。
  酵素そのものですから。ハイ・ゲンキを食べているのと一緒ですよ。
  それで腸の中で発酵させて、悪いものを全部出しているんです。
岩崎 頭脳も冴えるだけじゃなく、人間が本来持っているDNAの活性化にもなり
  ますでしょうし、いろんな病気というものがそれによって雲散霧消するでしょうね。

少食療法の効果を我が身で実証する
甲田 ガンの患者さんを今、120人も看ています。
  だから私も実証したいんですよ。
  世界の学者に「人間はそんなに少ない食で生きていけるんだ。
  しかも健やかに生きていけるんだ」ということを伝えたい。
岩崎 それは大いに意義があることですね。
甲田 その時は、他の物を食べていないことを証明するために、
  檻に入りますよ(笑)。綜合医学会の会長もしばらく辞めさせてもらいます。
  88歳の米寿を迎える時に、仙人食で衰えているか否か、ご期待ください。
岩崎 それは先生お一人だけでなく、先生の所で治療を受けていらっしゃる
  他の患者さんも一緒に…。
甲田 それは、できればいいんですが、倫理委員会でひっかかるんです。
  患者さんに、そんなことをさせていいのかと。
  だから私が先ず実証しなければならないんです。
岩崎 それはセンセーショナルなことですね。
  やはり、ただ少食であればいいのではなく、質を選ばなければいけませんから。
甲田 人間の遺伝子は、生の物を消化吸収するように出来ているんです。
  私はこれをやるために生まれてきたと思っています。
岩崎 坂本竜馬は「人間は事を成すために生まれてきた」ということを言っていま
  したが、まさしく甲田先生の生き方、お考えそのものですね。
  私どもも精一杯応援させていただきますので、ぜひ頑張ってください。
   
                               (株)玄米酵素ホームページより

    ★ページのトップへ