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四大鎮守府のひとつである佐世保。
非常に重要な軍港である佐世保港を守るべく建設された佐世保要塞。
その佐世保要塞に含まれるいくつかの砲台、堡塁の中で是非とも見ておきたかった丸出山堡塁へ行ってみました。
事前の調べで、ある程度の場所の確認は出来ましたが、そこへ至るまでの道がどういう道なのか、
状況がよくわからないままに現地に近づいていきました。
細い山道をぐんぐんと上っていきます。
予想はしていましたが、対向車が来ればすれ違うことが不可能のような細く不安な道が続きます。
そしてたどり着いた一件の民家。
この民家の奥へ行ったところに目的の丸出山堡塁があり、堡塁が今も程度よく保存されているのは、
この民家の方が手入れされているからなんだそうです。
一応は個人宅の敷地内ということになるので、一言声をかけていこうと伺いましたが留守のようでした。
ちょっとしたスペースに車を置かせてもらい、ここからは徒歩で堡塁を目指します。
畑の脇を抜けていくと、どこかで見たような軍道の面影を感じます。
そして、
到着です。
先刻まで小雨がパラついていたので、遺構が程好く濡れてウットリ (´Д`*)
掩蔽としてはスタンダードな形なので珍しくはありません。
石組みと煉瓦、そしてコンクリート。
丸出山堡塁へ来た目的はこの掩蔽の上に存在しています。
では早速昇ってみましょう。
雨で滑る階段を昇っていきます。
そして眼前に現れる・・・
感動的な鉄製の装甲掩蓋。
これが見たかった・・・。
ず~っと見たくて見たくてしょうがなかったこの掩蓋。
これを見るために岐阜から高速をぶっ飛ばして長崎まで来た、と言っていいくらいです。ほんと。
嘘みたいでしょ。こんなものが残ってるなんて。
自分が知る限り、このような装甲掩蓋が現存しているのは、この佐世保要塞の丸出山堡塁と、同じく佐世保要塞の牽牛崎堡塁砲台、そして由良要塞の友ヶ島第一砲台の三ヶ所だけです。
まさに日本三大装甲掩蓋といえるでしょう。
雨のおかげでしっとりと濡れた鋼鉄の肌が実に艶めかしいです。
憧れの物件なので、クドイかもしれませんがたくさん写真を掲載します。
なんか、アダムスキー型ですね。
この無骨なリベット。たまりませんなぁ。しかし。
いくら保存具合が上々といえど、さすがにある程度の腐食はあります。
丸出山堡塁の竣工が明治34年(1901)ですので、100年以上も経過すれば致し方ないことです。
分厚い扉は開け放たれています。
では中に入ってみます。
観測用スリットからは九十九島の風景。
この掩蓋のすぐ横には指揮所らしき遺構もありました。
円形に仕切られた煉瓦造りの遺構です。
観測所の階段脇に必ずあるこの小さなスペース。
何を入れておくためのものなんでしょ。
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