王田珈琲専門



→町屋を改築?


 →ぶれててすみません。


店名にあえて「専門」を名乗る理由がある珈琲店である。


王田さんはCafeビジネスに身を置きながら、「独学」で焙煎・抽出・提供の技術をマスターし、独自の経営哲学をお持ちである。


最近のブログはお店の経営上の連絡に徹しています(つまり、定休日は○日と○日・・・・ってな具合)

カウンター中心の店舗のため許可を得てマスターの抽出の様子を撮影。


 →やはり「ネルドリップ」です。


豆は深煎りで、ネルドリップによる一杯抽出。


 →ネル布の品質も吟味。


思わず「KAFE工船と似てますね。」と言ってしまった。


私だけでなく、もう既に何回もそう言われているようで、マスターは軽く受け流して、

「ん〜〜〜、そう言われること多いんやけど、うちはあちらはんとはやっぱり違うねんなあ〜〜。」


 カウンター中心の店内は、こんな感じ。


 →トイレへのアプローチもすてきです。


お話を伺っていて、いくつか気づいたことがあります。


1.珈琲店も師弟関係のつながりのある、どこそこで修業をしたという人のつながりによって、技術は伝承される(場合が多い)

2.そこにメスを入れた『コーヒーに憑かれた男』に登場する人々には「志」がある。

3.その意味からすると、吉祥寺・もかの標さんが亡くなられたのは、惜しいことだ(まだ30代前半だと思われる王田さんは、既に標さんのもかが豆売り主体になってからお店に行ったそうで、かつてもかが喫茶もしていて、標さん直々に抽出した珈琲を私が飲んだことがあると話すと、ちょっと羨ましそうでした。えっへん〜〜〜今考えると、あれって貴重な体験だったのですね)。

4.会話の中で、日本全国の「志」あるお店がばんばん出てきた(詳細は、ひ・み・つ)


そんな中、王田さん曰く

「ここは教えたくないんやけど、私は『東の大坊、西のばん』と思うてるところがあるんです。」


私「えっ!(知らない)、どこですか、『ばん』って!(コーフン)

王田「ここはね、メディアで取り上げられてないんです。たぶん、掲載されることを拒否しているやないかと思うんですよ。」

続けて「大阪じゃ、○岡さんや○福さんより上だと思います。」

私「実は初めて聞く名前なんですが、どんな字を書くんですか?」

王田「ひらがなで『ばん』珈琲店です。場所も梅田や難波じゃなくて、森ノ宮にあるんです。」

私「えっ、森ノ宮?」

王田「JR環状線の森ノ宮駅から3分くらいかな。地下鉄の駅もありますよ。ここは深煎りの神髄を見せてくれると言っていいと思います。コーヒーの使用量と抽出量によるメニュー設定があって、それは大坊さんもやってはるでしょ。」

私「はい、知ってます。」

王田「スタンスが似ているというか、『頂』を目指して別々に登頂していたら、峰の近くで登山道が一緒になったっていうかんじやろかなぁ?」

私「行ってみることにします。」



王田「そうそう、大事なところ忘れてたわぁ。八尾のミュンヒ、知ってはります?」

私「はい、田中さんのところですよね。メニューブックもらってきました。」

王田「(ごそごそと)これですね。」

私「そうそう、それ! くれるんですよね、ミュンヒのマスターは!」

王田「この前伺ったんやけど、だいぶお歳を召されてきていて、(あなたも)行けるんだったら、早いうちに行っといた方がええんとちゃうかなぁ。この前は『カブで東京まで行ってきよったでぇ。』とか仰ってたけど、心配なんや。」

私「今回は無理だけど、行ってきますね。」

王田「行く前に電話しといた方がええな。」

私「(笑)、そうしないと、スパルタン勧められちゃうんですよね。」


 →この密封は何とかなりませんか?


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基礎データ

店名:王田珈琲専門店

場所:京都市中京区御幸町夷川上ル松本町575-2

電話:075−212−1377

営業時間:11:00-23:00(L.O)

定休日:不定休

公式ブログ:http://coffee-senmon.jugem.jp/


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おまけ。

二条寺町の八百卯。梶井基次郎の『「檸檬』に出てきた八百屋として有名だったのだけれど、閉店してました!!!!!