シズピカネット視覚障害偉人館

政治関係者の部屋

カッシウス
Longinus Cassius 1世紀頃 帝政ローマ
政治家。ローマ市参議官。卓越した法律知識を持ち、皇帝クロウディアスのもとでシリア総督を務めるが、後年に失明。また、暴君ネロの時代にはサルジニア島へ追放されたが、ネロの死後は再びローマへ呼び戻された。


人康親王
⇒さねやす しんのう 820〜862(他説830〜872) 日本
仁明天皇の第四皇子。若くして失明。日本初の組織的な視覚障害福祉事業をおこなう。後世には、視覚障害者の自治組織「当道座」の祖神として祭られた。


ローデンバッハ
Alexander Rodenbach 1786〜1869 ベルギー
政治家。ベルギー独立運動で活躍。11歳で失明。1830年のベルギー独立時に、彼は有力新聞ル・カトリーク・デ・ペイバの主筆として独立運動を推進して政治的頭角を現し、翌年ヨーロッパで唯一の盲目の代議士となる。そして、産業の振興、チフスと飢餓で苦しむ国民の救済事業、盲聾学校の設立などの業績を残した。


ヘンリー・フォーセット
Henry Fawcett 1833〜1884 イギリス
逓信大臣。世界で最初に郵便小包制度と郵便貯金制度を制度化。21歳で事故により失明。しかし、彼はその後も勉学を続け、ケンブリッジ大学の国民経済学の教授、そして国会議員、46歳でグラッドストン内閣の逓信大臣となり、優れた改革をおこなった。また、障害者の共生・共存や、女性の地位向上運動にも尽力した。


高木正年
たかぎ まさとし 1856〜1934 日本
日本初の盲目の代議士。1回の衆議院総選挙で民政党から立候補して当選し、衆議院議員となる。しかし、42歳で失明。一度は政界引退も考えるが、再度立候補して見事当選し、35年もの期間を代議士として活躍した。


森恒太郎
⇒もり つねたろう 1864〜1934 日本
盲目の村長。郷里を日本一の模範村とした。郷里で政治活動を始め、県会議員にもなるが、眼底出血により両目失明。政界の引退を考えたが、村人の懇願により郷里の余戸(ヨウゴ)村の村長に就任。そして、彼は村の発展のために数々の改革をおこない、また村のきまりである村是を定め、自治共同の村づくりを実行。これらは、当時としては大変先進的なもので、全国の模範として高く評価された。

タハ・フサイン
Taha Husein 20世紀 エジプト
文部大臣。アレクサンドリア大学学長。アラブの文化的指導者。貧しい家庭に生まれ、幼少期に失明。しかし、勉学に励み海外にも留学。文部大臣就任後は、国内の教育機関、特に基礎教育の整備に力を注ぎ、盲学校の創設など、障害児教育にも尽力した




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