太古へのいざない V

久尻大坪地区史跡保存会通信

土岐市泉町久尻大坪

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私たちの周辺にあるもの ・ ・ ・ ・ ・ ・ 乙塚古墳  段尻巻古墳  隠居山遺跡群( 隠居東窯  隠居裏窯 隠居山横穴古墳   隠居表一号窯・二号窯  隠居須恵器窯 )   パレオパラドキシア・タバタイ( デスモスチルス類 ) 愛宕山古墳   ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

1700万年前に生息していたパレオパラドキシアの化石、
安土・桃山時代から江戸前期の、志野や織部などを生産した窯跡が点在する地区。
皆さんには是非、歴史を感じながら散策(里山歩き)してほしい場所です。


ブログ「久尻大坪史跡保存会(別館)」は、こちらです。



年々わずかではあるけど増加する見学者
地元の小学生に当保存会の会員が説明している光景(乙塚古墳広場にて)



《 見てほしいものがゴロゴロ 》 …太古へのいざない…

< 乙塚古墳 >
大化の改新(DC645年)前後陶邑窯TK(高蔵)209〜217型併用期頃に築造された方墳で 奥壁は高さ270cm(9尺)の一枚岩である。玄室左側壁は切石を高さを揃え三段に積み上げている。
右側壁は高さや大きさの違う石を三段に積み上げ左壁に対応している。
両側壁は持ち送り(アーチ状)になっている。 玄門の立柱石は奥壁同様一枚岩です。 その上に巨石のマグサ石(梁)を置いた両袖式の古墳である。
左(←)の写真はその内部です。

< 段尻巻古墳 >
陶邑窯TK(高蔵)209様式(AD.600〜630年)
乙塚古墳と石室の築造方法はほとんど同じであるが、
立柱石は左右とも二石を積み上げ、
その上に巨大なマグサ石を置いた両袖式の円墳であり、 乙塚同様石材は近在の花崗岩を用いている。
技術的には乙塚より多少劣り、規模はおよそ半分である。 両古墳とも終末期古墳に位置づけられている。

< パレオパラドキシア・タバダイ >
隠居山の地層は、新第三紀中新世瑞浪層群に属し、貝、魚、動物などの 化石を多量に包含している。
昭和25年には世界的にも珍しい約1700万年前の哺乳動物 パレオパラドキシア・タバタイ(デスモスチルス類)の完全骨格が発見された。 (東京上野博物館収蔵)
そのレプリカは、土岐市文化会館ロビーに展示してあります。

< 隠居山遺跡 >
中央道をはさんだ北側には7世紀の須恵器窯跡があり、
周囲には16世紀(安土・桃山時代)後期から17世紀 中期(江戸初期)の大窯や登窯跡が点在している。 隠居山の南面には古墳時代後期群集墳である横穴墳が6基あり、
南に開口している。
なお、前記のパレオパラドキシアも、この隠居山で発見されました。


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