はじめに


ごあいさつ

当サイト「History of Modern Japan」へようこそ。
本欄へ目を通す前に、この「はじめに」でこのサイトのめざすものや、閲覧に当たってのちょっとした注意を読んでいただきたいと思います。

そういったことどもを知っていただくことで、このサイトにある物事の背景が理解されやすいかと思います。
よろしく、目を通していただくことをお願いします。

目次

T:当サイト「History of Modern Japan」のめざすもの
U:当サイトを閲覧していただくに当たって
V:編集方針・引用について


T:「History of Modern Japan」のめざしていきたいもの

 当サイトは、近代日本史を知りたい、調べたい、という方々にとっての、ちょっとした情報集積所(ここでは「データベース」という言葉で表現していますが)をめざしてつくられている完全非営利のサイトです。

 以前から、私は一人の近代史に興味を持つものとして、近代史系のサイトを探していました。
 ところが、戦国時代や幕末維新時代を扱うサイトに比べて、日本近代史を全体的に扱ってくれるサイトというのは、存外少ないことに気づきました。
 もしあっても、それは主に軍事史、特に太平洋戦争(大東亜戦争)と軍人たちを中心としたものが多く、偏りを感じており、また、自分の興味からはやや遠い印象を受けていました。
 もちろん、戦争も歴史の重要な一齣ですが、戦争はあくまでも政治、あるいは外交の一部分に過ぎないと考えており、私は戦争よりもその前の段階である、政治の状況に関しよく知りたかったのです。そういうサイトはきわめてまれか、ほとんどないような現状でしたので、自分で作成をはじめまた次第です

 なお、当サイトにおける「近代」の定義に関し、あらかじめ申し上げると、原則として
明治維新以降を指すものといたします。学説のなかには、「江戸時代の盛期(化政期)にすでに近代の萌芽が見える」 というものもあるようですが、それはひとまず措くことにして、このサイトでは近代とは「明治維新以降」のことだと考えていただきたいと思います。

U:当サイトを閲覧していただくに当たって

 当サイトを閲覧していただくに当たって。
 とはいえ、気構え心構えをして読んでいただきたいわけではありません。
 しかし昨今、「自由主義史観」日本国憲法の改憲・論憲とともに歴史の見直しというのが進んでいて、非常にかまびすしいので、ちょっと一言させていただきます。

 当然ですが、歴史に善悪はありません。
 司馬遼太郎が言っているように、
国家像や人間像を悪玉か善玉かという、その両極端でしかとらえられないというのは、いまの歴史科学のぬきさしならない不自由さであると思いますし、
「(歴史科学以外の)ほかの科学に、悪玉か善玉かというような分け方はない。たとえば水素は悪玉で酸素は善玉であるというようなことはないであろう

                                            (「坂の上の雲」文庫版二巻「日清戦争」より抜粋)

 という言葉に、私は諸手を挙げて賛成します。
(ただし、「司馬史観」に全面的に与するものではありません)

 要するに、イデオロギーというのは思いこみであろうと思います。これを持つことによって、どうも意識してなくても物事に対して変な要素が混じるように思います。これは一般論ですが、それに関しては歴史にとっても同じだと考えます。
 だから、私はたとえば、「日帝(「日本帝国主義」なるもののこと)は」とか書いてある資料はできれば敬遠したいと思いますし、同じ理由で「南京大虐殺はなかった」とも思わないのです。
 このサイトは、可能な限りイデオロギーとそれに付随するものを振り切ろうとしているのが、この文章の中でおわかりいただけると嬉しいです。
 私は、いろんなイデオロギーを取り除いて、自分の中にある良心にのみしたがって、このサイトを作っていこうと思っています。こういう言い回しに照れを感じますが、要はそういうことです。

V:編集方針・引用について等

(1)編集方針
 中国史に興味をお持ちの方なら、「編年体」「紀伝体」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
 「編年体」とは、起こった事項を年代順に編集していく記述方法で、「春秋左氏伝」などがこの方法によって編まれています(物事を順序良く把握するためには効率のよい編纂方法であるといえます)。
 一方、「紀伝体」とは、皇帝列伝たる「本紀」と個々の人物についての評伝である「列伝」、また制度・地理などを記した「志」から成るもので、「本紀」、「列伝」の間に重複が見られますが、個人の情報や時代の情報がまとまって記載される点においては理解しやすいといわれています。司馬遷の編んだ「史記」を含むの乾隆帝のさだめた二十四正史がこの方法で編まれています。
 本サイトは、この考え方に沿えば、「紀伝体」で編纂されております。「歴代内閣におけるデータベース」が本紀、「人物に関するデータベース」が列伝、それ以外の部分が「志」であるとご理解ください。

(2)引用に関して

 引用には、できる限り出典を明記しました。また、引用もあれば孫引きもありますので、それについても明記するように努力しました。同時に、引用部分は枠で囲うようにしました。
 また、旧仮名・旧漢字・(外交文書などの使われる)かたかな表記に関しては現代仮名遣い・常用漢字・ひらがな表記にできるかぎり改めておりますが、送り仮名のみは原文そのままとしてあります。また、サイト立ち上げ当時から一貫してこの方針を墨守しているわけではありませんから、ところどころこの引用方針に反するところもあると思いますが、逐次あらためますのでご了承ください。

 人物名に関しては、そのページにおいての初出に関してはゴシック+青で表記するようにしました。
 名前と官職が同時に現れる部分に関しては、官職だけ黒ゴシックです。
 例としては、こんな感じです。
   (Ex):伊藤博文枢密院議長
 また、文中で他に参照部分があるものについては、できるかぎりサイト内リンクを張るようにしてあります。意味が分らないときなど、その都度リンク先を辿ってみてください。

(3)リンクに関して
 このHPにリンクを希望される方は、特に管理人への連絡はしなくて結構です。

(4)お問い合わせについて
 お問い合わせに関しては、管理人にじかにメールを送っていただいて結構です。
 人物や歴史上の事件に関するお問い合わせも受け付けておりますが、管理人にもいろいろと事情がありますので、すぐに返事を差し上げることができなかったり、またはどうしてもお返事しかねる場合がありますが、あしからずご了承ください。
(2011.3追記。ここ数年、ずいぶん放置してしまいました。この間に連絡をいただいたみなさまにはお詫びします。申し訳ありませんでした)

(5)著作権などに関して
 このHP「History of Modern Japan」の文章ファイル、画像ファイルなどに関する著作権は、一部を除きすべて管理人が保持しております。著作権は一切放棄されておりませんから、文章・画像を複写もしくは改変して公開・配布すること一切を禁じます。このサイトをコピーしてレポートとして提出するのも論外です。自分で本を読みましょう。そして調べましょう。
 もし転載希望の方などいらっしゃいましたら、考慮の上返答させていただきますので、事前に連絡をいただくようにお願いいたします。

 また、このHP内の情報に関しては、最大限正確を期すように努力しておりますが、結果として間違っている場合があり得ます。そのときは発見してくださった方がご教示くださるようお願いいたします。

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