地球外生命体 その名は!

紫 和泉子

その実態は…

簡易スーツを着ている間は、クマの姿(純一にのみ分かる) そのスーツを脱いでも平気に暮らせるようになってからは

ちびっ子の姿で生活

こっちが本当の姿なのだから普通に暮らせると思っていました

けれど、やはり私は皆と比べると、小さいみたいで

少しコンプレックスに感じていた

でも、朝倉さんはその姿の方でもクマの方でも私は私といってくれた

それがどれだけ私の不安を消してくれたことか

そして、これからは自分らしく生きていこうと

 

〜自分らしく生きること〜

和泉子「あい…今日も暑いですねぇ」

純一「そうだな」

和泉子「ところで私たちはなんでここにいるんでしたっけ?」

純一「おいおい、そんなことまで忘れてのかよ…」

和泉子「あい…すいません…」

純一「まぁ、いいけどな、特に何も決めずにいた結果がこれだからな」

和泉子と純一はなぜかこの暑い中公園のベンチに座ってほのぼのしていた

和泉子の誘いでどこかへ行こうという話しではあったのだが

肝心の行く場所などをまったく決めていなくて、現状にいたるわけではあった

和泉子「それじゃ…どこかいきましょうか」

純一「どこへ…」

和泉子「あい…映画とかでも見に行きます?」

純一「今、なんかいいのやってる?」

和泉子「ぁぃ…何にも調べてないです…」

純一「…」

そのまま、しばらく沈黙が続いた

 

重苦しい雰囲気が流れる中

二人は空を見上げていた

その沈黙を破ったのは純一だった

 

純一「なぁ、和泉子」

和泉子「あい?なんでしょう?」

純一「ふと、思ったんだけど、なんか無理してないか?」

和泉子「あやや、そんなことないですよ」

純一「そうか?、俺にはさ、無理して俺に合わせようとしてるように見えるんだが」

和泉子「あや…そんなことないんですが…」

純一「いや、気にしないでくれ、俺の気のせいかもしれんし」

和泉子「あい…」

 

和泉子は空を見ながら、考えていた

私ってそんなに無理してるように見えるのかな…と

純一「でも…さ…」

和泉子「あい…?」

純一「俺が思うにはさ、人の為もいいけど、やっぱさ、自分らしさがないとさ」

 

純一はどことなく照れながら語った

 

純一「楽しいこともさ、つまんなくなるだろ?」

純一「なんか、他人行儀で、社会でいう社交辞令だっけ?…そんな感じでさ」

和泉子「あい…そうですね…」

純一「だからさ、自分の行きたいとこ、自分のしたいことを言えばいいんじゃないかな」

 

和泉子は自分自身では遠慮などはしていないつもりだったが

どこかしらで、遠慮をしていたのだと、純一の言葉ではっきりした気がした

 

和泉子「あい、そうですね、それじゃ、鮭おにぎりが食べたいです」

純一「おいおい、確かに自分らしさは出てるが、何もせずに鮭おにぎりか…まぁ、いいけどさ」

和泉子「それじゃ、はい、半分こ」

純一「かったる…」

それから二人は楽しく会話を楽しみ、行きたいとこへ行き

二人の楽しい時間を過ごし

自分らしく生きることとは人生そのものを楽しむことだと

和泉子はそう悟ったのであった

和泉子「あやや、もう食べ終わったのですか、まだ鮭おにぎり食べますか?」

 

〜FIN〜

 

あとがき

短い内容ですが

今回はいろいろあったので

勘弁してください

初音島の音色様 1周年おめでとうございます〜