カテゴリ:石帳場 防空壕 地下 坑道

【穴菌隊:週末探険隊合同企画】  石丁場を利用した 旧海軍地下工廠

この地方周辺沿岸地域や沿岸に程近い山には軍の基地跡が多いと聞く。
特に沿岸と言うこともあり、海軍工廠が多く、潜水艇、音響ソナー、魚雷等に重点を置いていたようだ。

この地方に、数多く残る昔の石丁場を利用し、頑固な工廠を築いていた。
内部は多くの木箱があり、中にはおが屑が詰まっている。これは完成した部品か砲弾を寝かせて
置くものではないのか?軍の基地跡にしては手付かずが多い?どんな所なのか?
今回の地方では右に出るものいないと言われる「穴菌隊」に案内をお願い頂いた。

この場所、上部にて建物建築があり、上階層は土砂により閉塞されたと見られる。
今では施錠された場所なのだが、ぺヤング焼きそばの蓋や空き缶が転がり、
以前からその存在は明らかになっていたと思われる。
しかし学術的な調査が入ったのはつい最近ではないか?との事だ。

訳あって、入坑場所の撮影は許可されておらず
坑内からの撮影となる。

大きな空間内には支柱の為に一枚岩を残している。
内部の湿度は大きく、時おり風を感じる地帯が
あった。

 

木材で作られた何かがあった場所だ。
しかし、その湿度と年数から何があったかは
分らない程に荒れていた。

 

先に進むと一本の坑道が奥へ続いている。
写真に写る右下側には水道管があり、昔は
蛇口が付いていたと思われる。
この水道管の年数は戦後の物だろう。
この坑道が石丁場の跡を軍が工場化、そして
その後にも何かに利用されたと思える。

 

坑道は崩落していた。しかし金属鉱山でもないのに
天井からは緑青が。。。染み出す量からすると
通常自然レベルではおかしい。
この上部にて、銅を含む金属が存在するしか考え難い。
真鍮で作られた砲弾の薬莢が多量にあるのか?
通信用か?何かの伝導体として銅製品があるのか?

上に上がらなければ分らない。。。風が吹いてくるので、
上部にもどこからか行けるのであろう。

 

木材が散乱している。良く見ると箱があったと思われる。
そして内部にはおが屑が詰められていたのだろう。

しかし、箱の中におが屑。。。
入れ物としての箱、緩衝材としてのおが屑と
連想してしまう。となると、ここは軍の工場跡、
砲弾か?それとも部品か?何かを入れて
保管したのだろうか?それとも廃坑で良くある
キノコ作りのものなのか?

 


ここにも箱が。。。これが昔のままの位置なら砲弾や部品等は
入れないだろう。不安定な場所すぎて危険が付きまとう。
通路上にあるとするとやはりキノコ?

通路にある黄色のビニールテープはこの坑道の
測量や学術調査の時の物と思われる。

 

通路を抜けた先、またもや広い場所へ出たが
またしても大量の箱とおが屑の山が見られる。

坑道はまだ奥行きがある。

 

なんだこれは?焼肉・・・焚き火の跡か?
火を焚いたのは確かであるが、その燃え残った木を
時計の文字盤の様にわざと並べた様な状態がわかる。。。

 

更に奥へ進んでみる。壁面には「外気」の文字が。。。

外気?外からの空気が流れてくる場所を記載した
だけなのだろうか?

 

下り坂になっており、またもや右手には箱が。。。
不要になった石材の欠片等を敷き詰め
徐々に下への下り坂を作ったようだ。

 

まるで墓場の様である。。。

古墳等の遺跡内の墓にいるようだ。。。

 

まもなく上の階層へ行く一部階段がある場所へ来た。
一度下りまた上りなので、事実上は同階層である。

階段は一部崩壊しているのでよじ登らなければ
ならなかった。

 

登りきった足元には薬品のビン?が。。。
何に使うものだろうか?

 

更にすぐ隣には。。。大量のポリ容器が。
何か表示が見える!「イペリット」や
「黄−1号」と書いてない事を祈りつつ。。。

 

「ホッ。。。」

マッシュルームですね、しかも画像入り・・・。
やはりキノコの栽培に使われていたのか?
しかしこの容器に生やすのは分った。ではあの箱は?
この容器類を立てるための箱だったのか?

 

この辺りには、練炭やガスボンベが落ちている。この辺りは
炊事場でもあったのだろうか?

しかし昔の人はある意味キモが座っている。
こんな狭い空間で特に酸素を消費し
一酸化炭素を出す火器類を使うとは。。。
余程空気の流れが良かったのだろうか?

 

先に進むとまたも箱が。。。
変な配置の仕方ではあるが。。。

 

二手に分かれる坑道
しかしすぐに合流する(笑)

 

まだまだ奥に続いている。

先ほどから天井に残る削り跡には目を奪われる。
装飾として彫られたのか?と言う具合に
規則正しい波模様を見せるからだ。

 

江戸城地下の様な雰囲気の場所だ。。。
石垣が非常に綺麗に積まれている

 

?土砂が山の様に積まれている。。。

こういう雰囲気がある為に
墓と勘違いしてしまう。

 

溶けたかと思うような壁面
この先は行き止りである。

左手には積み方が違うが壁の様に積まれている。

 

石棺でも埋まってるのでは?
壁面や綺麗に整えられているこの部屋には
数枚の石の板が。。。

何度も言うが墓と言われれば「うん」と
頷けてしまう。これは加工機械の
土台として使われる物。

 


細い坑道を抜ける。右壁面は綺麗に
石材が組まれている。

左下の写真は壁面を重視し撮影したもの。
大小の石を隙間なく詰める加工が見られる。
永年残すために作られる物でも
ないのに、何故これだけ綺麗に作ったのか?
崩落防止の為だけなら、もっと適当でも良いのに。。。と思えてしまう。

 

またしても整えられた部屋にある石棺ではなく、
土台。ここにも二台の機器が置いてあったのだろう。

 

そしてまたもやこの盛り土。
どうしてこのようにしたのか?

 

おや、前方には「穴菌隊」の隊長

通常皆はバラバラで行動する。

写真撮影では集団で行動すると撮影者の邪魔に
なってしまうからである。
各員も一人のほうが落着いて好きなだけ
気に入った場所の撮影や調査が出来るからでもある。

 

 

コウモリが勢い良く飛んでいた。
綺麗な長方形の坑道である。

 

こちらには「週末探険隊」の百〇氏とすれ違い。
「この先今まで見なかったものがありますよ」
と言い闇へと消えていった。

 

電灯が垂れ下がっている。今までこの様な電灯は
なかった。それとも外されてしまっていたのか?

 

二段ベットの様に組まれた箱

 

!!!

こ、これは。ミゼットか?

 

損傷が著しい。。。しかしどのようにして入ってきたのか?

入坑場所からはとても無理な狭さである。

そういえば何箇所か斜坑を埋めた跡が見られたので
そこから乗り入れられたのであろう。

 

なんとも痛々しい姿である。ライトは外れ垂れ下がり
ゾンビの様でもある。
湿度が高い場所では腐食が著しい。

 

そろそろ集合時間に近い、ほぼ全部回ってきたので
写真の撮り忘れはないと思う。

では撮影しながら集合地点に戻ろう。

 


地割れの部屋があった。過去に水が溜まっていて
ぬかるんでいたのだろう。いつしか地下水の
出水がなくなり乾燥してひび割れたのか。

溝の深さを意外に深く、凡そ30cm位である。

 

祭壇の様にくり貫かれた場所。
両端は石材を積み上げた壁面であるが。
中心に位置するこの場所はこの形状。
何か神憑りな匂いを感じる。

 

何か水の音がする。寄り道してみよう。

 

意図的に水を溜めるために作られたような場所だ。
水場であったのか?少し濁っている。。。

 

そしてまもなくして集合場所に辿り着いた。
この石丁場は役目を終えた後、旧軍の工廠となり、
その後はマッシュルームの栽培に使われていたのだろう。
あのミゼットも運搬用に使われていたと思われる。
このフロアの上にも工廠があったと思われるが
さらに上部に存在する場所で造成が行われた際に
埋められてしまったと思われる。
その際に地下水の水脈も変り、乾いた場所と
出水場所の差が大きく、地形変化も見られる場所であった。

またも貴重な場所へ案内頂いた穴菌隊ありがとうございました。
また次回よろしくお願いいたします。

 

元々夜遅くにならないと入れない場所であった為に
探索終了は深夜であった。穴菌隊と別れた後、
週末探険隊と供に疲れた体を休める為に
素泊まりできる場所にて反省会や写真閲覧会を行い
夜は過ぎていった。

 

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