廃墟

【合同イベント】調査日2007/05/20
滝の流れる鉱山跡

滝があることで観光場所としても知られる場所。
林道を抜け奥にある鉱山に訪れた。そんなに大きくは無いがバッテリーロコも存在している。
このロコ、何処かのHPでは過去に電源ランプが点灯したとのこと。情報によると平成より数年間採掘が行われていたとある。
このほかにも坑道は数箇所あるとも言われる。我々が見てきた坑道は計2箇所、崩落した坑道と現存する坑道のみである。
この日は日曜日、時間の都合上、私にとって数時間の合同オフとなった。


細い国道より入り、更に細い道へと変化する。
悪路も激しさを増し、已む無く車を展開場所へ放置し徒歩で行くことになった。

しばらく歩くこと数十分。開けた場所に出た。
そこには草に侵食され、朽ち果てていくであろうブルドーザーや
木箱に納められた試掘のボーリングサンプルが置いてあった。


更に進むと小屋があり、その間からは見えたものは・・・


バッテリーロコがあった。ここは格納庫であったのだろうか?

他のHPで確認したが、以前は電源が入ったとの情報であった。
休山であろうが、採掘を行わなくなってから日が浅いという。
この鉱山、平成7年位までは稼働していたとのこと。

バッテリーロコの更に奥には、このような部屋が残る。
「鉱石のサンプルか?」
となるとこの部屋は
検査や分析などが行われたのではないか?


撮影時の1コマ:「お気遣いなくゆっくりどうぞ」
「そういえば、今日はユニフォームが違うね隊長」

奥へ進む際、左側の丘に見えた軌道跡。
その先は・・・崩落していた。
トロッコは二度と通行することは無いであろう。

更に川沿いの道を進んでいくと・・・

「???」

これは陥没なのか?


川の流れにより下が削られた結果であろうか?
水量は多くは無いが、降雨の際はそれなり増水するのであろう。

更に歩くとこのような小屋があった。その脇には軌道跡が残る。


休憩室兼ロコの充電室であったのか?当時使われていたであろう「やかん」やその他工具類に充電器。座敷のある休憩場所があった。

軌道を挟み反対側には、資材置き場と思われる小屋がある。

トロッコが一台置いてあった。
不思議な形状のトロッコだ。さすがに動かなかった。

奥に見えるのは先ほどの「休憩室兼充電室」である。


軌道の進行方向は???さてどうなっているのか・・・。

このように川を渡るために橋になっている。
当時は木材で橋脚が組まれていたと言うが何度か
流されたという。その為に現在は建設工事用の足場パイプ
を組み合わせ簡易的にも、橋としての機能が残る。

そして見えてきたものは、
今回のメインイベントである坑道調査である。
しっかりと枠組みされた支保工が作られている。
坑口からは、僅かながら流水が見られ、その結果入口付近は
ぬかるんでいる。

では装備品を点検し

入坑開始!!

坑内はこのように軌道がそのままになっている。
休鉱になっているのであろうか?
所々支保工が見られ送風用か?
それとも導水管か?左隅に敷設されている。

主坑道を直線に左右に枝分かれした坑道が見受けられた。
一本一本確認したがおよそ20m程で行き止りになっている。

右の写真の様にキラキラと所々に金鉱石が見られる!

いや、嘘である(笑)全て水滴である。

これだけ見て取れるほどに残る金があれば
立入禁止か現在も採鉱中であろう。


左右の採掘坑道はこのように実に細く屈んで行かなければ
ならない場所もあった。ここは10メートル先で行き止りである。

ちょっと振り返ってみよう。
まだ入坑からほんの20m位であろう。


軌道面は乾いた様に見られるが、実は泥濘、枕木と枕木の間は
水が溜まっていたりして歩きにくい。かと言って枕木の上は非常に
滑りやすく逆に危険である。

所々、完全に組んである支保工が見られる。
地盤が緩い場所なのであろう。
天井より大量に水が流れている。

支保工の隙間は崩れかけた岩盤を懸命に支えている。
出水も多く緩い箇所であろう。

そしてこの先現れたのが

この様な広い空間である。軌道は二手に分かれ
更に主坑道を進むもの、そしてもう片方は岩盤で行き止り。
更に掘るつもりであったのか?それとも行き交うトロッコの待機
地点であったのか?情報が少なく分からなかった。

待機地点であればこの先は掘る予定では
無かったのであろうか?
主坑道は更に奥へ続く。。。

主坑道の左右は何箇所も分かれている。
 

何箇所採掘坑道に分かれただろうか?
数が多く覚えきれていない。。。


採掘坑道はほぼ20mくらいでこの様に行き止りになる。

そして400m位奥であろうか?

行き止りになった。この場所より更に奥へ掘る予定であったのか?
発破孔なのか?それとも試掘ボーリングなのか?数箇所穴が開いていた。
撮影:Nakano氏

行き止りになったことでこの調査はここで終了。

写真に撮り忘れてしまったが、主坑道の周り、左から上そして右へと180度お扇状に採掘した場所があった。

恐らく大鉱脈にぶつかったのであろう。


この後、皆はそれぞれの予定があり帰路に向かったが。
私は単身この地方に残ることになった。

そう、何か遺構がないか調べたかったのである。

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