廃墟

詳細報告版は執筆予定 謎の大東京シリーズ
【単独潜入】大都市に存在した旧軍謎の直線トンネル

以前から気になっていたとある公園の地下のトンネル跡へ訪れた。
噂によると、

旧軍の新型ライフル弾道試験場。

射撃場への入口。

某ライフル協会が過去に使用していた。

等、直線トンネルを生かした旧軍時代では秘匿性の高い物だったらしい。
しかし弾道検査の為だけに作られたトンネルなのか?
それとも元々隧道として機能していた物なのか?
この点が不明であった。

しかし更に調べると、明治期に作られたこと。そして元々はこの公園にある丘を貫く
隧道であったことがわかった。しかし現在の状態から見るとわざわざこの規模の小さい丘を
越えるためだけにこの隧道を作ったのか?
現在は公園である場所は大きな規模の丘であったのか?

更に隧道坑口以外にもシェルター式の謎の入口もある。

有力な情報も見受けられた。
ある氏が執筆している著書に「後楽園方面に繋がる隧道があった」
そしてその隧道を通り移動したことがある人の話。

別の話では1950年頃から1999年まではライフル射撃場として使われていた。
トンネル全長は280m 1970年頃は坑口から50m付近で土手が築かれてその場所に的が
設置されていた。その先は壁により塞がれていたらしい。

1950年以前には軍用ライフル試験が行われており
当初は初の国産軍用ライフル、明治13年に完成した「十三年式村田銃」の増産体制に入り
その試射の為に建設されたともある。

試射の為に作られたのか?隧道として作られたのか?謎が多いが
試射の為に作られたならば最終的には行き止りであろう。隧道目的ならばこの先抜ける場所が
あるのではないか?

早速現地に行ってみた。

まず目に付いたのは、このシェルター形の入口である。
公園の真正面に位置する為に誰もが通りがかりに
見ることが出来るが、余程のマニアではない限り
この場所を気にして通る者などいないと思われる。
目に入ってもなんとも思わず通り過ぎるだろう(笑)

斜めになった入口に二面の扉が付いており、
その脇には煙突らしきもの。換気孔ではなかろうか?

地図

 

周りを調べると。。。

「そりゃ簡単にはいかないわな。。。」
この手の物なら「穴菌開でなんとかムニャムニャ・・・」
(穴菌開=特殊な開錠術、当然破壊せずその周りに傷ひとつ無く開けるピック術)
二面あるので隣も見ておこう。


!!!

こ、これは!

 

南京錠がかかっているがそれを固定している台座の
ネジが外れている。。。先駆者がいたのだ!
「開けたのならば元の状態に戻しておいてほしい」と
思いつつも先駆者に感謝したい。
しかし先駆者はかなり以前に来ていたことだろう。
ネジ山が錆びているのは当然だが錆の付着具合からすると
かなり昔に外されたものだろう。

 

隧道坑口を探してみよう。

 

すぐに坑口は発見された。レンガ造りだ。

しかし塞がれている。。。さてどうするものか?

周りを調べてみよう。

地図

 

坑口の上には弾痕が見られる。
これが試射の際に付いた物か?
敵機の攻撃時に付いた物と思われたが
大口径機銃弾の弾痕ではなかった。
ライフル弾程度の小口径弾痕である。

 

坑口付近を調べていた所
坑口面には白いペイントで塗られている。
内部もそのまま塗られているのだろうか?

 

そして坑内に潜入することに成功した。
この坑口を塞ぐ板、すこし頭を捻ると分ると思う。ちょっとしたギミックになっており
裏では鍵の字状に窪みがあるのだろう。点検用にこの様な形状になっていると思われた。
鍵があると壊してしまう輩がいるので、心理的な面を狙って、鍵その物を排し完全に塞がれてる
ことをアピールすることにより戦意を喪失させるのが目的かもしれない(笑)

 

その前にあのシェルタータイプの内部を見ておこう。

先駆者に感謝しつつ中を覗き込んだ。。。

どこまで続く坑道なのか?

こ、これは!

 

 

 

 

ハシゴがあり降りることが出来る。

そこには。。。

 

う、、、つまんねぇ。。。

先駆者の落胆した顔が思い浮かぶ。
「うん、分るよ先駆者よ。。。」
「貴殿が苦労した後、
ヒュ〜ゥゥ〜
風が吹く音を聞いたのを。。。」

この中はただのポンプ室であった。
しかし過去にはどうだったかは分らない。
再利用の可能性も捨てきれない。

それでは坑道へ

内部は白いペイントで塗られており、一見レンガ造りには
見えない状態だった。

あたり一面にはナメクジが這っている。。。


壁面のナメクジ達。。。ゲジでなくて良かった。。。

 

奥に進んでみよう。

 

天井には換気孔があったのだろう。
塞がれているが7m上の丘がある公園に出るだろう。

上にある丘の公園(上層)には過去高射砲陣地があったという。

 

トンネルの白い壁面はやがて消え、レンガ色を見せる。
土手と閉塞部の様な場所に行きついた。
これはネット情報にあった

「50m付近で土手が築かれ的があった。」
「そしてその先は閉塞されている」

との情報と一致した。

ここに的があったと言う事は、

ここには弾丸が突き刺さっているだろうと探してみた。

すると壁面一面に。。。

鉛がへばり付いている。。。

しかし何かおかしい。。。

弾芯である鉛を包んでいる
ジャケットが存在しない。

通常の弾丸にはピストルであろうが
ライフルであろうが、銅製の
ジャケットで覆われている。
火縄銃等を省くが。

通常ジャケットに覆われていない場合
発射時の圧力に重いが柔らかい鉛は負け
銃身内で変形してしまいまともに撃てるどころか
詰まることも考えられる。
次弾発射時には圧力の逃場が無くなり薬室亀裂や
銃身破損等が起こる。

この弾は火薬使用をする弾丸ではない。。。

壁面から引っぺがした弾丸である。

一切のジャケット破片さえ見受けられない。
(手のひら部分はボカシを加えています。見難い事をご了承ください。)

この種の弾丸はこれと思われる。
昔懐かしいつづみ弾を思わせる形の弾頭。
これはエアライフル(狩猟用や競技用)の
弾頭である。エアライフルの弾丸も
数種類の形状がある。
エアライフルは玩具のエアガンと違い、
圧縮空気や高圧ガスを使用し射出する
約20J(ジュール)の初活力を持つ。
当然所持に免許が必要になり殺傷力もある。

参考に、通常玩具のエアガンやガスガンは
1J(ジュール)位であり、火薬を用いる銃で
一番小口径の22口径で70J(ジュール)である。

 

壁面の白いペイントは無くなりレンガ色になったと思われたが
実は弾着時に土砂を巻き上げ壁面に付着していただけで
あった。白いペイントは残ったままである。

 

塞がれた場所は幸いにも崩れていた。
塞ぐ為に使われたものはコンクリートではなく
軽石凝灰岩である石材によって作られていた。
軽く加工しやすい石材、大谷石である。

 

裏手である。この辺りから白いペイントは消え
レンガの色が見えてくる。

 

閉塞されていた場所から10mの距離に渡り、幅2m、
深さ40cmの窪みがある。何の為か分らない。

車両が入り下回りの点検整備の為に
掘られた物なのか?

 

またも換気孔がある。

 

その後50mくらい歩いたか?すると

崩落している?様な場所に遭遇した。

 

この先行ける事が分った。
しかしこの有様・・・。
換気孔より入り込んできたこの土砂。
汚い例えであるが排泄している
イメージだった。

 

更に奥へ続くトンネル。
現在200mはきたであろうか?

先ほど手前では地下鉄の最終電車が通り過ぎる音が響いた。
近づいてくる音に少々ビビりました(笑)

 

換気孔があるが先ほどよりも
距離がある。著者側は下っているわけでないので
丘である地表部分が高くなっているのだろう。
この上はとある大学の下に位置すると思われる。

 

地面には電灯機器と電球が落ちている。
新しいのでこれは近代になにか工事を行ったのだろう。

しかし明治期に作られた隧道とは思えない程綺麗な状態を保っている。
崩落やレンガ1つ崩れた場所がない。

250m付近、このあたりは壁面に照明器具が付いている。

 

そして閉塞部が現れた。

 

閉塞部はコンクリートを用いられており。
過去には小さな出入り口でもあったのだろうか?
ブロック塀でふさがれている場所がある。
ブロック塀に手を掛けて引張ってもビクともしない。
このさきはどこに出るのだろうか?

予想ではこの上にある大学が出来る前の
中大運動場と言われる場所、その脇にある坂道の
道路に出るのではないか?
ほぼ完全な直線なので地図上で見ると
そこの出るはずなのだ。
 

 

坑口を塞ぐ前には木材の板で塞いでいたと思われる。
コンクリートの手前には木材の板が2cmの間を開け
張られている。
 

 

隧道入口より黄色線方向にトンネルが伸びている。

某公園→慰霊館→某大学の下を通過している。
坑口は大学の下に埋没しているのだろうか?
それとも左上の道路の側道にあったのだろうか?
(この道路は右手より左手へ上り坂になっている)

右下の赤い線の道と
左上の黄色い線の道を結ぶ短縮路と思ったが、
そうではなさそうだ。駅への近道には使えるが。

 

閉塞部を見た後に大学周辺を歩いてみたがコンクリートで塞がれた坑口の発見には至らなかった。

大学内部の地下に存在するか?それとも道路に埋まってしまっているか?どちらかであると思われる。

慰霊館がある場所の一番右下部分にも換気孔が存在したが、この換気孔はこのトンネルとは
接続されていない。更なる地下遺構が存在するのかもしれない。

未公開写真を交え詳細版を作成しようと思っている。各資料を集め
なるべく正確な情報を伝えたいと思う。

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