池子 石丁場 石切場 鷹取山

【単独潜入】 巨石彫刻群 石丁場跡

過去に石丁場として石材を切り出していた場所。
ここで取れた石材で塀などを作っていた。この近辺で多くの塀材として使われていたが、
地震により倒壊した際、死者が多数出た事により、安全な塀材で無いと判断され
徐々に廃れていった。
切り出した跡地は絶壁になった事により、クライミングでも有名な練習場所でもある。
但し、この場所でクライミングを行なう際は事前に許可を申請する事が必要であり、
ハーケンやアンカー類等打込み物は凝灰岩の脆さから抜けが多く事故が多発した為
使用は出来ない。トップにロープを掛けてビレイをとった上で行う事ができる。

木々が多い茂り、昼間でも鬱蒼としている
登山道。この場所も石を切り出していた
痕跡が残る。

左側の壁面と地面は既にコケに
覆われているが、その断面は自然では
考えられない程の平面状にカットされている。
中央は川の様になっているが、
殆ど水が流れていない。

この微妙な日照と湿度、湧水のおかげで、
すべてが緑に包まれる幻想的な
景観を作り上げていた。
 

 

登山道を登りきると、神社の様な構造物が
現れた。

実のところ、この辺りは比較的簡単に
行くことができる散策道でもあり、
数人のハイカーと出会っていた。

 

更に山を登る場所に神社はあった。
この苔生した景色は湿度が高く
日照りも強すぎない、日本ならではの
景観ではないだろうか?

 

神社を越え、更に上に登る。
大きな岩、数十トンはあると思われる巨石がある。
しかし中央より左側で巨大な斧で叩き割った
様になっている。この間を抜け登山道は続いている。

 

これより先は足元も悪くなり、
歩くには少々注意が必要と思われる。

が、実際は多くのハイカーが訪れる場所でもある。

この場所を走る速度で進んでいくのも
足腰の鍛錬に良いかもしれない。
運動神経に自信があればw

この周辺の大学生位の歳の青年だろうか?
やはりここを走って進んでいく光景を目にしていた。
運動部員だろうが、ちょうど良い鍛錬スポット
なのだろう。

 

この場所は安全面の為か、
過去に事故でもあったのか?
鎖が手摺として敷設してある。

 

そして見えてきたのがこの絶壁。
高さは12m位か?

所々に小さな穴が多数開いているが、
これは過去にクライミングの際に
掘られたものか?ハーケンを打ち込んだ
跡と思われる。

 

先に進むと明らかに石を切り出していた
場所へたどり着く。

しかし、何か宗教的な香りがする。。。

絵馬やら、お釈迦様の絵が飾られている。
何かの信仰場所か、パワースポットにでも
しようと思ったのか?

実際のところ、この場所でそのような
宗教的な信仰の歴史も無く、
修験場所でもない。

 

この石丁場跡には、閉山後に
彫刻家が刻んだものらしい。

しかし、申し訳ない言い方であるが、
あまり上手いとはいえない。
何か、マンガチックとも言えるし
デフォルメ感が漂いすぎる。

 

中には、これは素晴らしいかもと
思える彫刻もあった。

だが、やはり何か感じるものが薄い。。。

 

こちらには寝釈迦が描かれている。
彩り豊かに表現されている。

 

不動明王も発見することができた。

 

どのような人物が、どんな目的で
この場所へ訪れ作ったのだろうか?

 

この場所には、祭壇の様なものが
用意されていたが、
今では管理されていないのだろう。

神仏の絵を刻みつけた場所なのに
埃や砂がかぶり放題で
こ申し訳ない気分になった。

 

この仏様は大きさもあり、表情豊かだ。
しかし、このような場所にも
ハーケンの跡があることが、
非常に残念である。

国宝や歴史的な物でないにせよ、
こういう場所へ穴を開けたり
登ったりすることが、良いことか、
悪いことか、分かりそうなものなのだが。

事故が起きるのも、当然の気がしてくる。

実際のところ、この場所へ来るにはアクセスが楽である。この山頂には、休憩する場所や
自動販売機まで設置されトイレやゴミ捨て場も完備されている。

著者の工程はあえて楽ではない場所を、「何か発見できる物がないか?」と
探検気分で進んできた場所です。
正しいルートは路面も整備され、車でさえ入ることができる広い道も作られている場所なのです(笑)

 

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