ある大都市地下にある地下輸送路跡

詳細は私にも分かりません。。。ある古くからある建物の地下に眠る旧軍時代の地下輸送線
【この坑道跡は非常に危険です、内部に酸素はほんのわずかです】
その結果事故が無いように詳細は教えられません。
短期決戦覚悟の為30分以上は潜れませんご容赦ください。



ある建物の軒下にこのようなはしごがある穴がある。
私は最初井戸ではないかと思った。。。
横穴坑道は完全に閉鎖されたという・・・。
この先どのくらいの広さか分からないが
「無風・・・か」おそらく酸素は非常に薄いのでは?と思われる。


「う・・・せ、狭いぞ・・・」降り立った地下は非常に低い
レンガや石が転がる崩落なのか?入洞1分「戻りたい。。。」
神田下水道のような跡ではないのか?
この先2.5mほど這って行き斜め上に向かう
湿気がひどく鉄分の為錆が激しい。


この先3m進んだとたん
イヤホンより警報!!テストで聞いたが
実戦では鳴ったことの無い
酸素指示警報機が鳴り出した!!
まずいぞ酸素濃度が急に15%を切った!ほんの今まで問題なく空気はあり、
少ないながら60%あったのだ

「げ・限界地点か?それとも機器故障か?」
とても酸素マスクは外せない
故障検査の為外して少し吸込みたい気分もあるが有毒ガスであれば危険だ」

「ボンベ内の容量は?まだ十分ある。藤本行くか?それとも・・・おりるか?」
独り言をブツクサ言っていた・・・
「もう少しだけ行ってみよう」だが無理は危険。。。ボンベ以外の荷物は置き
奥に進んでいた

 



奥に見える左側の隙間より侵入してきた。
坑道ゆがんでないか?下に落ちているのは
錆び付いた金属製の棒、しかし何に使っていたのかは伺えない
「電線?」今まで電球の類は無かったが切れた
配線があった。この後帰りの酸素も考えなくてはいけない
 


角を曲がり5メートルこのような場所にたどり着く
右の坑道は瓦礫で埋れている。その中には鉄管や
木で作られた四角い管が埋まっていた。
右の坑道は完全に埋没?、崩れるのが怖く登って
確かめてはいない。酸素は後15分あるかないか?


しかしこんなところを小走りで・・・できるだけ先に行きたかったのだ。。。

そして

なんと。。。

閉塞

しかし

見てほしい、列車?土台の跡である?軽便線やトロッコに詳しくないが
列車らしき人工物が置いてあった!!
これがその列車だ!!

水没が激しくこの先行きたいが血の様な水に足を踏み入れるのがつらい
しかも酸素も心配になってきた。もう限界だこれ以上調査が困難になってきた。


ダッシュに近い速度で出口を目指していた、

「ちっ。ちょ、調子に乗り過ぎた、酸素は残り5分くらいか?」
まだ懲りもせず帰り道の写真を撮っていた。しかしもう少し撮って帰りたかった。

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 ある大都市地下にある地下輸送路跡 その後の姿。。。

その後この軽便線はどうなったか?
建物の立替があると聞き現場に向かった!!

それは無残にも壊され何十年ぶりに
地上の光を浴びた姿であった。

(現場の方忙しいところ無理を言ってしまい大変申し訳ございませんでした。)

レールも土台もすべて撤去されておりました。


ビルの立替があるとのことで現場に向かった。。。
役所に報告や調査等でだいぶ野晒しにされていたようだ。
もしかすると「ズダダダッ」と駆け抜けた坑道はこの辺りか?
「ああ・・・こんな空洞良く駆け抜けたなぁ、ゲリラのトンネル移動の様に見えただろうな。」


   
たしかこの奥に土台があったんだけどな・・・
役所が持っていってしまったようだ。。。
 別なところにも通気孔があったとは。。。  あの歪んだ通気坑道辺りか。。。光を
 浴びるのが良かったのか?悪かったのか?


二手に別れた辺りであろう。

この場所はもう建築が始まり、コンクレット?やらを充填後、埋め戻されたようだ。

今まで半世紀以上耐え抜いた、戦争遺跡がまた1つ完全に幕を下ろした。
都心の場合、このように見付かってしまえばすぐに消されてしまう遺構。。。
地方の様に何かに転用する等の考えは皆無に等しい。
今の平和な世の中、このような遺構が無くなってしまっても
悲惨な戦争の出来事は忘れないでほしい。

 

建築業の皆様へ:この度はお忙しいところ、撮影に協力頂きありがとうございました。
初めのチェックと同様に重機や場所等は特定できる画像はないかと思われます。
不都合ありましたらお手数おかけ致しますが御連絡頂ければと思います。

藤本 拝            

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