Michael G. DeGroote School of Business MBA Programについて
(Official web site:Michael G. DeGroote School of Business)

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MBA Programの特徴

McMaster UniversityのFaculty of Businessは1991年の校舎新設の際に多額の寄付をしてくれた、Michael G. DeGroote氏の名前を冠して、Michael G. DeGroote School of Businessという名前をもっています。アメリカのBusiness Schoolではよくあることで、真似したのだと思います。残念ながらこの名前が外部に浸透しているようには思えません。長ったらしくてちょっと不便なこともあるでしょうか。MacのMBAは日本では全く知名度が無いと思います。私もカナダに来て1年以上経ってから知りました。自分が知りうる限り、私がこのMBA Program始まって以来、3人目の日本人のようで、過去10年にはいないようです。このページが少しでも日本での知名度向上に貢献できればと思っています。MacのMBAのclass規模はカナダではやや大きめといえる、2000年入学が190人(内訳Co-op:82, Full-time:55, Part-time:51)です。

Michael G. DeGroote School of Business
Michael G. DeGroote School of Business

MacのMBAの代表的な売りは3つあります。第一に、Co-op MBAです。Co-opというのは、生活協同組合とは何ら関係が無く、在学中に企業で勤務することが組み込まれたprogramということを意味します。勤務中はそちらに集中し、授業は取りませんので、part-time MBAとは違います。インターンシップを思い浮かべていただければよいかと思います。こちらでは在学中の勤務について、co-opとinternshipという2種類の言葉が使われています。カナダ人の友人に聞いてみたところ、co-opはprogram中に複数回の勤務機会があるのに対して、internshipは一回限りという説明をしてくれました。どうやらこれで正しいようです。co-opの機会を提供しているMBA programはカナダではMacの他に2つあり、Macはその中で最も以前からこの形式のMBA programを提供しています。大学によって勤務する期間が違っており、MacのCo-op MBAでは3回に分けて計約1年分の勤務期間が設定されています。1 termは4ヶ月弱の期間で、MacのCo-op MBA programは4回のStudy termの間に3回のwork termを挟むという構成になっており、修了まで都合28ヶ月を要し、program期間中の休暇は長くて1ヶ月です。とはいえ、work term中はstudy term中に較べれば、自分の好きに出来る時間がぐっと増えて一息付けます。自分の場合は朝が早くなったせいで、睡眠時間はwork termのほうが短かくなってしまっていましたが、生活に余裕はありました。

Co-op MBAの出願条件では、他のMBAでは求められるのが普通の勤務経験が求められていません。従って、学部を出てすぐという若い学生がCo-op MBAには少なからずいます。北米一般に言えることのようですが、仕事を得るために最も必要とされるのが「経験」です。この経験獲得をMBA取得と一緒に出来るのがCo-op MBA programの魅力です。これはcareer changeを考えている人にも訴求力がありMacのCo-op MBAの人気に繋がっています。また、クラスで学んだことをco-opの現場で適用し、そのフィードバックをクラスに持って帰りクラスより充実したものにする、というのがCo-op MBAの目指す姿のようです。教授も授業の中で、経験したてのホットな勤務先の事例を聞いてきますので、上手く機能しているようです。co-opでの勤務中はまともな給料も出て、学生はだいたいC$3,000〜4,000/monthの範囲の給料を貰っており、C$6,000/month以上を貰うケースもまれにあるようです。カナダの物価水準を考えると決して少ない額ではありませんので、私はこれで一息ついています。

Co-op期間は企業・学生が、お互いを観察する期間になっており、通常、両者は卒業後を睨んでいます。企業側は学生を将来の社員候補として見ており、co-op期間を試用期間と捉えているようです。学生にとっても、興味をもった会社の社風が自分に合うかどうかを実地に調査できる貴重な機会です。確かに、4ヶ月弱の期間はすぐに終わりますが、これが3度得られるのは魅力です。そして、結果的にCo-opで働いた会社に卒業後就職するケースも少なくないようです。

今のところ、留学生にはCo-op MBAの門戸は公式には開かれていませんが、開く方向で準備が進められています。その暁には、日本からでも勤務経験無しで出願が可能になります。ただ、実際問題としては、Co-opの仕事探しは同級生との競争なので、英語が達者でない外国人が勤務経験なしでは、弱点を補いにくいのでので、審査時に不利であることは否めません。従って、日本で勤務経験を持っていて、海外でMBAと勤務経験の両方を得たいと考えている方の方が適していると思います。

Business Career Servicesの責任者(Director)と話をしたところ、書類面で基準を十分クリアしている海外からの志願者が、自費で面接にHamiltonにまで来ることが出来るならば、Co-op MBAへの入学審査を国内からの志願者と同様に実施することは十分可能なので、Co-op MBAに直接入りたい海外からの志願者は直接その旨を伝えて欲しいとのことでした。ただし、わざわざ来たからといっても特別扱いは出来ないこと、並びに他の志願者と条件を変えるわけには行かないので、Co-op MBAの面接審査は一度だけしか与えられない、即ち、このときCo-op MBAへの入学許可は出なくともFull-time MBAへの入学許可は普通出るのだが、この場合、Full-time MBAに入った留学生にMBA Program開始後に与えられるCo-op MBAに移るための面接の機会は与えられなくなることを納得しておいて貰う必要がある、とのことでした。

カナダへの移民法が改訂され、独立移民に関して、永住権が与えられる基準点が70点から75点に引き上げられると共に、点数の計算方法が変更になりました。「移民申請について」に書いたように、MacのCo-op MBAを修了すれば、この点数が上がりますので、カナダへの永住権がかなり得られやすくなります。カナダに住んで働いてみたいと考えている人に魅力的な機会となっていると思います。

Co-op MBA programについて、もう少し詳しく知りたい場合は、
Co-op MBAについての詳細
をお読みください。

第二の売りは専攻として用意されている、e-commerce streamです。このstreamではmanagerialな面のみならず、technicalな面も掘り下げて勉強することが特徴となっています。そのため、computer業界での実務経験やcomputer science, electrical engineeringなどのbackgroundを出願に際して求めています。他のstreamの殆どは2年目の科目選択で決まるのですが、このstreamは1年目のObject-Oriented Programmingのコースが必修となっている都合上、出願の際に特にこのstreamにapplyしなければなりません。学部はこのstreamのために新たに教授も雇い、自らのcompetitive edgeとすべく力を入れています。

e-commerce streamでは1年目と2年目の間の夏にinternshipで会社等に勤務することがmandatoryになっています。これは、留学生もworking visaが取れることを意味しますので、海外での勤務経験を得たいと考えている方はこのstreamにapplyすることに意味はあります。残念ながら、dot com crashでe-commerceを取り巻く環境は厳しくなっており、summer internshipの受入先探しに苦労している同級生もいました。ただ、プログラミングの実務経験がある学生は、早々とofferを貰ってたそうでしたので、ここでも実務経験が物をいうようです。2001年の夏は、e-commerceにとって厳しい年となったようで、e-commerceとの関連のない仕事をsummer internshipとした学生もいました。今は、e-commerce streamに逆風が吹いていることは確かなようです。

第三の売りはTrading Floorです。この設備は以前はEducational Trading Centreと呼ばれていましたが、Hamilton在住の実業家、Allen H. Gould氏からC$500,000の寄付を受けたことに伴って、2001年の10月にAllen H. Gould Trading Floorと名前が変わりました。ここにはReuter3000を始めとするDealer向けのソフトを装備した21台のPCと、2台のBloombergの端末が設置されています。これらはパラボラアンテナを介して通信衛星に回線が繋がっており、世界中の証券取引所の動きにほぼリアルタイムで接することが出来ます。勿論過去のデータも見られますし、分析ツールも多数装備しています。授業の一環で仮想的に投資してその成果を競う合うということも行われてます。ここの設備は契約上、実際の投資に使うことは禁じられているそうなので、ここのPCはInternetへの接続は敢えて行われていません。1年目の財務会計のgroup workでTrading Floorを利用するなど、早い段階からシステムに慣れる機会が与えられ、Trading Floorは平日は遅くまで開いており、土日も利用できます。FinanceはMacのMBAで最も人気のあるstreamで、こういった設備がそれを下支えしています。自分自身のCo-op workでも、finance関連の仕事ではBloombergの端末を使う機会は多く、こういったものに慣れておくことは有意義だと思います。

Allen H. Gould Trading Floor
Allen H. Gould Trading Floor

データ(2002年9月入学者用Brochureより)

Average GMAT score:630
Average Grade:B+
Class Size:82 Co-op
55 Full-time
51 Part-time
Distribution of
Undergraduate Degrees:
Science
Social Science
Engineering
Business
Others
34%
17%
15%
14%
21%
Percentage of Females:40%

学生の学部時代の専攻はScienceが多くなっています。中でもBiologyとChemistryが多いように感じました。どうして、多いのかと聞いてみたところ、BiologyやChemistryを専攻してB.Sc.を取っただけでは、いい仕事が見つけにくいんだ、とこぼしていました。まぁそういう風に考える人たちが特にMBAに来ているわけで、ChemistryやBiologyを専攻した学生がみんな不満を持っているわけではないのでしょうが、少し考えさせられました。

入学審査について

入学者のGMATのAverageは630ですが、出願には600は欲しいとAdmission Officeは非公式に言っています。また、GMATのsection別に足切りラインを明示しており、Verbal,Quantitative共にscoreで28となっています。GMATのVerbal sectionの足切りラインがTOEFLの代わりになるとの考えから、留学生に対してすらTOEFLのスコアは求められていません。やや、GMAT偏重の傾向があるようで、学内で議論になっているという話を聞いたことがあります。Essayについては標準的な内容の設問が1つですので、負担は軽く、他のMBAに出したものに少し手を加えただけで済みました。大学の成績も重視され、特に最近2年間の成績に重きを置くことになっています。

勤務経験は、Co-op MBAでは求められませんが、Full-time MBAですと1年以上が求められています。これは他のMBA programに較べて短くなっていますが、学部長は勤務経験に対する要求は今後長くするつもりだと言っていました。現状で、Full-time MBAの学生の勤務経験は平均で3年ぐらいありますので、実質的な影響は少ないと思います。特に好まれる勤務経験の種類については聞いたことがありません。北米で要求される履歴書(resume)は日本のものと随分違っていますので、書くのは骨が折れるとは思いますが、しっかりしたものを用意することは重要です。また、他のMBAと同様推薦状は2通、要求されますが、これで差が付いたという話は聞いたことがありません。たぶん、推薦状に関しては他のMBAでも同じでしょう。

出願に関する詳しいことは、公式ページの記述( MacのMBA programへの出願手順)を見ていただくのがもっとも手っ取り早いでしょう。ただ、essay questionは、Why do you wish to come to McMaster to obtain an M.B.A. degree? です。私はon-lineでの出願(Embarkを通じての出願)を薦めます。

学費について

MBAの学費の値上げがカナダで流行っており、Macもそれに乗っています。日本の大学と違い、値上げは在学中の学生にも影響を与えます。2002年に入学する留学生に対するMacのMBA programの学費は2年間でC$42,000(約330万円)となっています。カナダ人並びに永住権保持者のC$19,000(Full-time), C$24,000(Co-op)と較べるとかなり高いものの、USのMBAに較べれば安くなっていますので、私費でMBA取得を目指されている方には依然魅力的な額だと思います(以前はもっと安かったので、個人的には割高に感じてしまいます。永住権を取ってから入学するのが理想的です)。いずれはC$23,000/yearになるようで、IveyやRotamに並ぶ勢いです。ただ、これら2校はカナダ人並びに永住権保持者にも同額もしくはほぼ同程度の学費を課しています。厳しい話ではありますが、これによってMacのMBA Programの品質が上がることを期待しています。 学費の詳細については学校が用意している資料をご覧ください。

Programの全体的傾向について

MBAといえばcase methodというイメージがありますが、MacのMBAではあまり力点が置かれているようには見受けられません。case methodに関しては近くにIvey(University of Western OntarioのBusiness School)という極端に走りつつ、カナダで最も高い評価を得ているBusiness Schoolがありますので、真似してもしゃぁないということもあるのでしょうか。FinanceやAccountingなどTechnicalな内容を扱う場合、かりかり問題を解いて技術を身につけた方が手っ取り早く基礎が身に付きますの、Iveyの様に100%case methodである必要はないと思いますが、概念を扱う科目でのcaseの使用技術を上げて欲しいものだと思いました。1st Quarterのコースでは、MarketingとOrganizational Behaviourでケースを使いましたが、ディスカッションもあまり活発と言えず、きっちり読んでそれなりに準備もしたのに空振りしたなぁと思うことがありました。participation pointがなければ、それも無理なかるべしですが。1年目のCoreでframeworkを身につけてから、2年目にcaseに力点を移すということになるのでしょうか。2年次にCases in Managerial Financeというコースがあり、一本のケースに3時間のクラスをまるまる使うなど結構ヘビーです。プレゼンをするグループはかなりの時間を準備に費やして、同じケースにpaperを書いているグループが中心になって浴びせてくる質問に備えなければなりません。

成績はA+からC-、そしてFまで10段階あり、GP(Grade Point)はA+が9で、ひとつランクが落ちると1point下がって、C-で1になります。1年目終了時点でGPA(Grade Point Average)で5、即ちB平均を切ってしまうと進級できないとされています。1年上で落ちた人はいないと聞いてます。どうやら、B-以下の評価を得ることは、かなり悪い成績と言うことを意味するようです。英語が1st languageでないものにとっては、Quantitative要素の強い、StatisticsやAccountingでAを稼いで、Qualitative要素の強いOrganizational Behaviour等に備えるというのが基本でしょう。GPAで7以上、即ちA-以上をマークするとDean's honour listに名前が載ってscholarshipが手に入りresumeを飾ることが出来ます。このlistは1年ごとに作られます。銀行は学生の成績を採用時に考慮する傾向があり、金融方面に進もうとする学生にとって、成績はより一層の関心事となります。

グループワークもMBAには欠かすことの出来ない要素です。2nd term以降は、ほぼすべてのコースでグループワークが課されました。グループで行う仕事はpaperの作成が主で、presentationを伴うこともあります。課題について、大枠をみんなで話し合って、後は個人の担当部分を進めていくというスタイルで仕事を進めることがほとんどでした。集まってあーだこーだ言いながら、paperを書き進めるというスタイルを取るグループもあるようですが、私には馴染めません。全体的にいって、グループワークの占めるウェイトは高いと思います。グループは学生が好きな者同士(同じinstructorが担当している限り、セクションを跨いでのグループ構成が認められる)が人数制限(2or3若しくは5or6が通常)の中で組んでいます。誰と組むかが重要な要素ですが、留学生や永住権を取って日の浅い学生(中国系が目立つ)がカナダ人の輪にとけ込むのは簡単ではなく、特定のethnicityでグループが構成されることが少なからず見受けられます。これもまたカナダ社会の一面をよく物語っていると言えるでしょう。グループワークではなかなか自分の思うように事は運ばないので、苦労させられますがそれも貴重な経験です。

ランキング上の位置について

カナダ国内のMBAランキング上の位置

MBA志願者が最も気にするのが、MBA programのランキングではなかろうかと思います。残念ながら、BusinessWeek誌のランキングには顔すら出していません。この雑誌はアメリカ中心で情報を集めていますので、仕方ない面はあります。Canadian Businessという雑誌がカナダ国内のMBA programのみを対象にランクを掲載しています。肝心の卒業後の給与ランキングでは22校中10位と決して高くありません。2001年のランキングからはRotmanとIveyが抜けていますので、実質的には12位です。昨年が20校中16位だったことを考えれば、よくなっていると言えますが、あまり偉そうなことは言えません。これにはCo-op MBAに学部を卒業したばかりの学生が多いことが影響しています。如何せん、若く経験も豊富とは言い難い学生がいきなりC$100,000/yearといった高い給与を取るのは難しいようです。MacのCo-op MBAは、この層を中心に狙っていることもあり、卒業後の平均給与ランキングでは他のMBAに較べて見劣りしてしまうのは避けられないようです。その分、入学前と卒業後の給与の上昇率は高くなっており、これがMacのMBAのセールスポイントになっています。

総合ランクでは2000年の12位から、2001年に7位に上がりました。しかし、これを額面通り取るべきではありません。まず前述のように、RotmanとIveyがランクから抜けているので、実質は9位です。それでも3つ順位が上がっています。これは、Canadian Businessが総合ランクの計算に際して、10%の重み(前年は25%)を与えるROI(Return:卒業後の給与、Investment:学費+在学中のopportunity cost)の計算式が変更され、これがMacのMBAに有利な方向に働いたためです。2000年までは、MBA program在学中のopportunity costを全てのprogramに対して一律に適用していましたが、2001年から、入学者の入学前平均給与を基に、在学中のopportunity costを計算するようになりました。このため、Macのように学生の入学前平均給与の低いMBA programのROIが上昇しました。特にMacのMBAのROIの位置は、前年の16位から1位へと上昇しています。
(Web site: Top of the class, Canadian Business)

2002年版のランキングでは有力校がこぞってCanadian Businessに協力しないと言いだし、今までとはがらっと変わった方法で調査され、会社の重役並びに人事担当者へのアンケートの集計結果に基づいて、カナダ全体のランキングと地域ごとランキング公開されていました。McMasterはカナダ全体ではランク外(ランクは6位まで)で、オンタリオ州で5位にどうにか顔を出しました。オンタリオには有力校が多く、McMasterより上の4校はすべてカナダ全体のランキングにランクインしています。

個人的なカナダのMBAランキングtop10は以下のようになります。幾分ひいき目のような気もしますが、Macの位置はだいたいこんなもんではなかろうかと思っています。上位3校、中位3校、下位4校のグループ間に明瞭な差があるような気がしています。

  1. Richard Ivey School of Business, University of Western Ontario
  2. Queen's School of Business, Queen's University
  3. Joseph L. Rotman School of Management, University of Toronto
  4. Schulich School of Business, York University
  5. UBC Commerce, University of British Columbia
  6. Faculty of Management, McGill University
  7. Michael G. DeGroote School of Business, McMaster University
  8. Haskayne School of Business, University of Calgary
  9. School of Business, University of Alberta
  10. Faculty of Business Administration, Simon Fraser University

国際的なMBAランキング上の位置

国際的なMBAランキングに関しては、Financial Timesのランキングが参考になると思います。2001年版ランキングに80位で初登場して、翌年88位となりました。残念ながら、2003年版では100位以下の圏外に落ちてしまいました。高くランクされたprogramには質の高い学生が集まり、さらにその評判を上げるのに寄与するということになりますので、学部長もランキングを上げるべく努力すると言っていました。来年は是非復活して欲しいものです。Accountingの教授が、我々の評価は君たちMBAの学生が社会に出てからの評価で決まる、だから教室で妥協はしないと宣言していました。こういう熱血系の教授がもっと増えれば、MacのMBAも雰囲気が変わるのだろうと思います。この教授がMBA programのAcademic Directorに就任しましたし、カリキュラム刷新も行われましたし、Dr. Nick BontisというKnowledge Managementで名を馳せている新進気鋭の教授が来るなどしています。この先生の授業はKnowledge Managementは非常にentertainingな授業でした。また、学外からの資金も集まってきているようですので、これからMacのMBAのランクが上がっていくことを期待しています。
(web site:The business school rankings, FT MBA2002, Financial Times)

コース(科目)について

MacのMBAでは一年次にQuarter制を取っていることが特徴だったのですが、2002年から一般的なterm制に変更されました。core course(必修科目)の数が12となり、以前よりcore重視となったと言えるでしょう。その一方、wrokshop並びにmath competency examが廃止されました。1年時にとるのはすべてcore courseで、2年次の前期後期に1courseずつcore courseが開講されます。これに伴い、stream(専攻)を宣言するために必要なcourse数が、以前は通常7つだったのが5つに減らされました。

MacのMBAは以下のような構成になっています。
Term 1 (Year 1)
Term 2 (Year 1)
Term 3 (Year 2)
Term 4 (Year 2)
  • Financial Accounting
  • Organizational Behaviour
  • Economics
  • Information Systems Management
  • Applied Business Statistics
  • Managerial Accounting
  • Financial Management
  • Human Resources
  • Marketing
  • Operations Management
  • e-Business Technology I
    (eBusiness stream在籍者のみ、
    Human Resourcesに換えて)
  • Business, Government and the Global Environment
  • Plus 4 additional year 2 courses
  • Advanced Strategic Management
  • Plus 4 additional year 2 courses
  • Stream(専攻)について

    Streamは2年目にとるコースで決まり、以下に示すものが用意されています。

    General MBAでは7つの分野に分けられたcourse群から5つの分野にわたって取るようにと指定されており、かなり自由にcourseを選べます。これ以外のstreamでは指定されるcourse群の中から5つ履修する必要があります。また、(*)の付いたstreamに入るには出願時に希望しておく必要がありますが、入ってから出ることは可能でした。

    ほかのMBA Programであまり見かけない専攻として、MINT(Management of Innovation and New Technology)とHSM(Health Services Management)が挙げられます。MINTの指定するcouse群は下記のようになっています。

    最初はMINTを自分のstreamにしたいと考えていたのですが、結局Financeを選ぶことにしました。MINTはminorで済まします。

    HSMでは以下のコースがstreamの指定科目になっています。

    HSMは普通Co-op MBA、若しくはPart-timeでしかとれないので、残念ながら現状では留学生がこれを選ぶことはほぼ不可能になっています。Co-opの求人が病院からも来ますので、実際に病院経営に接することが出来るようになっています。

    Streamが指定していないcourseはelective扱いとなります。この選択によってはMinorを宣言することができます。Minorの宣言には、分野毎に挙げられた10程度のcourseのうちからelectiveとして3つを履修することが求められます。Minorには次のものが用意されています。

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