ルネッサンスフェア 2006




今年もまた、この季節がやってきた。昔にタイムスリップするこのお祭り、ルネッサンスフェア


春の3ヶ月間、週末だけに行われるこのイベントに参加するようになって早4年。ここにはもう、10回以上は足を運んでいる。
しかし今年は最後の年になるかもしれない。


来年はアラスカに住むのだ。
アラスカでこのイベントが行われているのかどうか、定かではない。
という事は、特に今年は張り切っていかなければいけないという事だ。
私達は、今年のオープニングの日に行く事を計画した。





当日。
子供達には、昨年のハロウィンの時に作った衣装を着せた。


ナイトとウォーリアーズ。

戦う気まんまん。
去年のハロウィンのテーマは、この日のために決めたのだ。一度作って二つのイベントに着回し出来る、一石二鳥作戦。


2人ともこの衣装が大変気に入ったらしく、鏡の前に立ち何度もポーズをつける。そしてやはり、すぐに戦いごっこが始まるのだった。



私は、3年前に購入した青いドレスを身に付け、昨年会場で買ってもらった、キラキラと光る紫色のペンダントと、頭には花の冠までも付けている。
もうこの格好も慣れたモノ。恥ずかしさなんて微塵もない。それよりも子供達に、
「ママ可愛いー。プリンセスみたい。」
と言われ、かなりのご満悦。

リーガンの衣装は会場でレンタルする事にして、車を出発させた。




会場に着くと、そこはレトロな人々で埋め尽くされていた。

お姫様も王様も、天使も悪魔も売春婦も乞食も、ここには何でもいる。
不思議な人達が、普通に横を通っていく。


ここは、『グリム童話』の世界か?
自分の目を疑ってしまう光景である。




   なんだか不思議な雰囲気                        この2人は毎年恒例。
   

 ← 不思議な組み合わせの3人。     



毎年お馴染みの王様とお后様。→            








ホンモノの悪?アジアの人なの?

←チョイ悪おやじ?





アジア版ルネッサンス→













色んな職業の人達が。気になるおじさん。

  ←職業も人それぞれ。
 
    


こんなおじさん、大阪にもいるよ。→










私と子供達は、リーガンがレンタル屋さんで衣装を探している間、店の前でその不思議な世界を見詰めていたのだった。

不思議な世界に来てしまった。   



とその時、今まで黙って見ていたムサシがわぁーっと叫び、アラシが、
「LOOK!!!!!!」
と指さした。


その視線の方向を見てみると・・・











・・・・・・!

な、なんだあの物体は!!







怖いって。
泥人間??






高さ3mもある不思議なその生き物は、周りを気にする事もなく、体を揺らしてのっしのっしと歩いていった。







なんでもありか、ここは?






驚きの人物、連発出現。そんな場所だ、ここは。
なぜにアイルランド?

そのうち、衣装に着替えたリーガンが登場。
リーガンは、アイルランドの人になっていた。

ペアだと分かるようにと、お店の人が私の肩にも緑のチェック柄布を巻き付けてくれる。



すっかりルネッサンスの人になった家族は、でっかいゾウ〜。会場の中を歩き出したのだった。




この会場は、かなり広い。一つの村サイズだ。


そこにはベーカリーがあり、村のかじ屋があり、占い師や髪結いの人や、面白いお店や人物勢揃いだ。



まずはアラシの希望により、象に乗る親子。
この象、去年ムサシと乗ってみたが、かなりの高さがあり迫力満点。アラシも大喜びの様子だった。




かわいいお兄さん。そしてまた、てくてくと歩いていく家族。
手作りのアクセサリーのお店を見て回っていたら、上から声がした。


見上げると、サンドイッチを持ったお兄さん。
「ここはいい眺めだよ。」
なんて言っている。

何だかほのぼの。いい感じだ。



歩き回ってちょっと疲れた家族は、広場みたいな所に座り、ジュースを飲んでいた。
すると、何か後ろに人の気配がした。
振り向いてみると、そこにいたのは妖精だった。



妖精!!

妖精は何も言わず、踊るように飛んできて、いたずらな表情を浮かべている。



ホンモノの妖精だ!

間違いない。妖精にしか見えない。


妖精は、ちょっとビビって固まっているアラシの元にちかづいてきた。
そして目をくりっとさせ、アラシの前にガラスの玉を置いたのだった。


アラシが恐る恐る、そのグリーンに光る玉を拾うと、にっこりと微笑んで、また踊りながらどこかに飛んで行ってしまった。




なんて


いったい子供の目には、ここはどうゆう風に映るのだろうか。





宝物を手にした子供達と共に、また歩き出した家族。すると今度は、花を持ったおねえさんがちかづいてきた。

お花はいらんかえ?
「ちょいとあんた、彼女の胸元には花がないじゃないの。」
お姉さんは、お花を売っているらしい。リーガンに話しかけている。


「彼女にバラをプレゼントしたら、きっと彼女はチューリップ(キス)をくれるわよ。」
ウィンクするおねえさん。

リーガンは籠の中から、ピンクのバラを選んでくれた。



しかしそのお花、茎が長すぎておねえさんのように胸の間にさそうにもうまくいかない。


「茎が長すぎるよね。」
「どこかにハサミがないかな?」

そんな事を言っていたら、絶妙のタイミングで現れるナイフの男。
「私が切って差し上げましょう。」
すっと男が現れた。

ナイフを手にした男は、さっと茎を切り、私の手を取ってキスをすると、またさっと何処かに行ってしまった。





なんなんだ、このタイミングの良さは?

花売りのおねえさんとナイフの男はセットか?





セットで動いているのか??






その後も会場内をくまなく回り、家族は今年もルネッサンスを充分楽しんだのだった。
最後にツワモノと写真を撮る2人。かなり怖かったらしい。


              この人もガラスの玉をくれた。       優しい強者

 
来年も、また何処かでルネッサンスフェアに参加したいなぁ。